今は誰も近寄らない溶岩洞。  
ここに、一人の黒いマントを羽織った青年とそれに寄り添うように立つ一人の少女が居た。  
青年の手には宝珠がある。血のように真紅(あか)い宝珠が……。  
 
「約束したからな、1年前。ちょうど出発して1年経ったあの日に…。」  
「はい……」  
 
「必ず生きて帰る!……もう後には引けない…。行くぞ、準備は良いか。」  
 
「いつでも大丈夫です。」  
 
宝珠を足下に置く青年。  
……と、宝珠にすぐ変化が起きた。翠色の皇衣を身につけた少女が現れたのである。  
あどけないと形容しても良いその顔に似合わない残忍な笑みを浮かべ、自分を呼び出した二人を見つめる。  
反対に、青年の顔は険しい。2年前の屈辱を思い出していたのだ…。  
しばし沈黙が流れる。  
 
その沈黙を破ったのは青年だった。  
「………久しぶりだな………フレイ!!!」  
「ふふふ…そうね、フェイト…だったかしら?それに、もう一人は…あら、あなたなの?レナス」  
青年…フェイトの言葉にそう答え、残忍な、酷薄な笑みをさらに深め、フレイは二人に言う。  
「誰かと思ったら、2年ぶりにあったのがあなたとはねぇ、人間。」  
「ごたくはどうだっていいんだ。やる気なのか…。」  
「ええ、そうよ。この世界を破壊し、私のための新世界ヴァルハラを築き上げる。」  
それを聞いて、フェイトは剣を、そしてフェイズガンを構える。  
後ろで寄り添っていた少女…レナスも臨戦態勢に入る。  
「させない。俺は自分の世界を守る。」  
「ふうん…。あなたに出来るの?2年前、他でもないこの私に瀕死の重傷を負わされたあなたが?」  
「………皆の敵…。」  
それには答えず、呟くフェイト。  
「あんな奴ら。仲間など欲しいならいくらでも作ってあげるわ。」  
その言葉がフェイトの逆鱗に触れた。  
「ふざけるな!貴様ごときがその器か!!!」  
「そう、ならばあくまでも立ち向かうというのね、その身で!!」  
それが、引き金となった。  
 
構えたまま猛然と走るフェイトへ向かって、波動を放つフレイ。  
「愚かな……!」  
その口が、皮肉そうにゆがめられる。  
「愚かな愚かな愚かな!!何と愚かなこと!!!」  
波動を前転で回避、剣を振り上げる。その後ろからレナスが槍を掲げ、フェイトに守護の魔力を送る。  
しかし、その剣撃はフレイには届かなかった。攻撃に対しててのひらから魔法陣を発生させ、衝撃を止めたのだ。  
だがそれでもさすがに防ぎきれなかったか、その手のひらは縦に浅く裂けている。  
「最も信頼できる仲間をバックアップにまわす…か。なるほど、  
以前よりは楽しめそうね。全力を出せそうで心が躍る…。」  
そういうとフレイは事も無げに後ろへ飛翔し、さがる。  
フェイトは剣を掲げ、白い力場で包んだ。ディヴァイン・ウエポンである。  
「そのとおりだ」  
答えた上で、フェイトは告げる。  
 
 「さあ………  
           本気で殺し合おうじゃないか……」  
 
その言葉にフレイも力を解放する。  
レナスは後ろに寄り添うようにしたまま離れない。  
 
再び間合いを詰めるフェイト、応戦するフレイ。  
二人の剣撃と力が真っ向からぶつかり合いはじき飛ばされる。  
大きく吹っ飛び仰向きに倒れるフェイトとフレイ。  
しかし、  
「ハ、ハハハハ、ハハハハハハハハハ!!!」  
「フ、フフ、フフフフフフフフフ!!」  
そのままで嗤い、瞬時に起きあがり。  
フェイトはフェイズガンを、フレイはエリアルバーストを。  
双方へ向けて撃ち込む。…回避。  
「フレイ!!!!!」  
フェイトが切り込めばフレイはサンダーソードで、迎撃し、  
「フェイト!!!!!」  
フレイが回し蹴りを仕掛けるとフェイトは剣を盾にして回避。  
そのまま受け流して剣を突き出す。フレイに弾かれる。  
フレイがエリアルバーストを乱射。フェイトは堪える…かと思いきや素早くステップで射程外へ離脱。  
 
………………………………………………………………………  
 
互いの実力が拮抗し合う戦い。小競り合いの果てのない繰り返し。  
レナスがフェイトに守護の魔力を込めた時間は優に2時間を超えている。  
と、突如フレイが動きを止める。  
それと同時にフェイトも動きを止める。  
「全く、ここまで愉しいのは久しぶりだ!」  
「そうね…以前より…何倍も強くなって…いるようね。」  
互いに嗤ってはいるものの、双方共にダメージが濃く、フレイは大部息があれ、フェイトは少々動きが鈍っている。  
「……ふ…ははっ!だが、まだまだここからだ…。」  
「な!?」  
それにも構わず、むしろ完全に嘲笑がこもり始めた嗤いを浮かべるフェイトに対し、今度は  
逆にフレイの方が険しい表情を浮かべる。  
剣を目の前に掲げ…  
 
「…………解放…。」  
 
とたん、フェイトの身体に変化が起きる。  
身を覆っていた外套が光を纏う。  
「……では…。」  
それは、死刑執行人が死刑囚に対して告げるがごとく、  
「…………殺す。」  
フレイの耳に突き刺さった。  
「………くっ…」  
目の前に存在する者の力量を互いに悟ったのだろう。フェイトは悠然と歩き出し、フレイは固まったまま。  
そのまま間合いがつまり、  
フェイトは凍結した籠手で、  
僅かな時間のうちにストレートを、ハイキックを、  
ボディブローバーストタックルそしてソバットをたたき込む。  
「がはぁっ!!」  
最後のソバットで壁際にはじき飛ばされるフレイ。そこへ追撃のフェイズガンが乱射される。  
避ける暇もなく全弾が命中する。悲鳴がさらなる銃声によってかき消される。  
 
「……ソフィアと、マリアの恨みだ…」  
至近距離まで接近し、剣を下から振り上げて、上空高くへ叩き上げる。「クリフの恨み。」  
落下に合わせて突き上げ、引き抜き「ネルの恨みッ!」  
蹴り上げ、上空に戻ったところをさらに上へ飛んだフェイトの剣によって地面に叩きつけられる。「アルベルの恨み…!」  
……と、  
「………まだ………まだ、続ける気か…。」  
唐突にフェイトは呟く。  
「…………?」  
そして、フェイトは豹変し、激昂する。噛みつかんばかりの勢いでフレイの襟を掴み、眼前へ。  
「まだ、自分が身勝手な世界を創るためにこの世界を破壊する気かって言ってるんだよ!  
この世界は確かにルシファーとか言う奴が作り出した幻想でしかないかもしれないでもな!  
それでも俺達は生きているんだ生命を営んでいるんだよ!それを貴様はてめぇが自分の世界を作りたいなどという  
身勝手以外の何でもないくだらなすぎる理由で粉砕し蹂躙し破壊して崩壊させ命を踏みにじって破滅させる気か言え!  
答えろ!さあ!さあ!さあさあさあ早く答えろ!!!!!!!」  
怪訝そうな顔をしていたフレイへ怒りを露わにしたフェイトの罵声がクロセルの間に響く。  
やや、間があって  
「…ええ………そう…よ…。」答えが返る。  
 
「そうか、なら……この世界から…失せろ!!」  
 
突如、フェイトの背に白い翼が現れ、構えた両手から超波動を一直線にフレイへ放つ。  
壁際に再び叩きつけられたフレイ。その後ろの壁に巨大な魔法陣が出現する。  
それはすでに満身創痍のフレイを巻き込み、ゆがめ、飲み込んでいく…。  
どこへ続くのかも解らない一方通行の方陣に  
「……忘れるな…人間め…!」  
飲み込まれる寸前、フレイは告ぐ。  
「今回は不覚を取ったが…!私は諦めない…決して!!」  
「……じゃあな、もし…戻ってきたら…その時はまた闇へ還してやる…。」  
フェイトは聞いているのか、それとも聞いていて無視しているのか、一人呟く。  
 
それを最後に、彼女はこの世界から消えた。  
 
 
「フェイトさん!大丈夫ですか!?」  
レナスの魔法による身体能力制御の反動かとたんに崩れおちそうになるフェイトへ駆け寄るレナス。  
「……………レナス…」  
剣を杖代わりに立ち上がり、傍らによって来た少女に問いかける。  
「俺達…やった…んだよな…?」  
「…ええ…!」  
その言葉に安堵したように、あるいは純粋に生命活動を行うかのように深く息をつき。  
「…………さぁ、帰ろう…仲間がシランドで…きっと待ってる。」言う。  
「はい!」  
 
シランドでは、すでに歩けるようになるまで回復した仲間がいた。  
どうやら1年近くにわたって動けなかった理由は精神力へのダメージが強過ぎて、精神と肉体が切り離されていたかららしい。喋ることは意識が戻ったときから出来ていたが、体を動かすにはまだ辛い様だ。  
フレイを倒したことを皆に言うと、「これで安心して骨休めが出来る」とか、いろいろなことを口々にいっていた。  
 
そして、その日の夜…。  
フェイトとレナスにあてがわれた寝室のベッドの上で二人は向き合っていた。  
「レナス…。」  
「何ですか?フェイトさん。」  
「………奴は…お前を知っているような口ぶりだったが…あれは一体どういう事だ…?」  
「………」沈黙するレナス。  
やがて…短く、語った。  
「…私と、あの人は…少なからず面識があるんです…かつてともに戦ったことも…」  
「……そう……か。だから後方支援にまわったのか、戦いたくなかったから…。…済まない…。」  
「いいんです…。」  
 
「レナス…抱いて、良いか?」フェイトは唐突に訊く。  
「……………」赤面し、さっきとは別な意味で沈黙する。  
やがて…僅かにうなずいた。  
フェイトはそんなレナスを優しく抱きしめる。  
 
もう一度、キスをする。  
今度は今までとは違うものだった。レナスの口内へ舌を差し入れ、レナスのそれへからみつける。  
「んん…」  
一瞬戸惑ったような様子を見せるが、すぐにレナスの方も舌を絡めてくる。  
舌という感覚器官は脳に近いためか、直接絡み合う異物にまさぐられる少々の嫌悪感。そして痺れるような、強烈な快感が同時に発生する。  
そのまましばらく舌を絡ませあった後、唇を解放した。  
「はぁ…はぁ……ふぅ…」  
半ば喘ぐ様に息をするレナスをそっ、と抱きすくめ、脚に座らせる体勢にする。  
首筋に口づけをし、耳たぶを軽く噛みながらまだ発達途上の胸を軽くもみしだく。それだけで、レナスの口から甘い吐息が漏れる。  
「ん……ぅ…」  
その反応に満足したのか、フェイトはそのままレナスを再び抱きしめる。  
「フェイト…さ…ん…。」  
とぎれとぎれに名を呼ぶレナス。  
答えるように口づけをし、もみしだく手に強弱をつけてみると  
「ん……あ……あぁっ!」  
面白いように感じてくれる。  
 
ゆっくりと、愛撫を続ける。身体に力が入らなくなり、倒れ込みそうになった身体を支え、ベッドに横たわらせ  
下着を残して衣服を脱がし、自身もまた裸になるとほっそりとした首筋を愛撫し、胸に吸い付いてみる。  
「あううぅ!!」  
すると、やはり強い反応が返ってきた。どうやら感じやすい体質らしい。  
そのまま、舐めるように乳首を舌でもてあそび、時々強く吸い付く。  
そして、なおざりにならないよう左手で右胸にも愛撫をする。  
「あぁ…フェイト……さ…はうぅ……あん…」  
聞こえない、そういうかのようにそのままフェイトは手を這わせ、  
腰へと伸ばしていくが、レナスは気づかない。  
そして、秘所に辿り着き、そっと、白く清楚な印象を与える下着の上からそっとなでる。  
「ふぁ!んぁっ!…だ…だめ…そんなところ……!」  
だが、ゆっくりと、何度もじらすようになでると、もっとしてほしい、と言うかのように喘ぐ。  
「はあっ…あ…くぅん…あっ…」  
 
下着がじわり、と濡れてきていた。そろそろか、と脱がそうとする。  
レナスは抵抗しなかった。腰を上げ、ゆっくりと下着を取り払う。  
すると、そこはすでにぐっしょりと濡れていた。  
「あぁ……み、見ないで…くだ…さい」  
恥ずかしげに言うレナスの声ももう聞こえない。露わになった一番大切なところへそっと口づけをする。  
「ひゃうぅっ!!!」  
それだけで、次々と蜜が溢れて、シーツを汚していく。それを一滴たりとも逃さないよう、強く口を付け、  
音を立ててすすり、割れ目に舌を差し入れ、かき回す。  
「だ…だめです!そんな、きた…んうっ…ないところに…あっ…口をつけ…るなんて…」  
「汚くなんかないさ。」  
即答して、また口を付け、割れ目の間へ、そして最も敏感な部分へと舌を這わす。  
「うあぁっ!!!!」  
軽くイッてしまったようだ。もう、いいだろうか。  
「レナス………良いか?」  
「……(コクリ)」  
答えがあった。ほっそりとした両足に手をかけ、ゆっくりと開く。  
そして、そこに自分自身をあてがう。  
「……………痛いけど、我慢できるか…?」  
「………はい…来てください…。」覚悟は決まったようだ。  
 
ゆるやかに挿入していく。が、途中で何かを突き破る。  
「あぐぅっ!!」  
「だ…大丈夫か?」  
「は、はい、でも…ちょっと…痛い…です。」  
レナスの目は涙目になっている。シーツには、さっきまで処女だったことを証明するように紅い血が付いていた。  
そのまましばらくレナスの身を案じて止まっていた。  
「フェイト……さん…。」  
「……動いても、良いか…?」  
「はい、でも………優しく…してください。」「ああ。」  
それに答え、ゆっくりと、動かし始める。  
生殖器がこすれ合う、それだけで、射精してしまいそうな凄まじい快感。しかし。  
「あっ!うぅ…い、痛い…!」  
レナスにはまだ痛みの方が勝っている。ここで、自分が果てるわけには。  
体中で射精を抑えて、再び動き始める。  
動くたびに、レナスのかみしめた口から痛みに耐えるうめき声が漏れる。彼女の中は、さっきまで処女だっただけにきつく、正直フェイト自身も痛い。だが…  
「あぁ…フェイト…さん…あ…もっ……と、強く…!」  
 
痛みは依然続いているようだが、それだけではなくなってきたようだ。  
それは、快楽を感じ始めていると言うことか。  
答え、一転して腰を激しく動かす。  
「す……ごい…こんな、はうっ……良い……なん…ひゃう」  
彼女の中も強烈な快感を与えてくる。  
…その快感に、長く耐えられるはずもなかった。もう抑えきれない欲情の塊が限界まで迫ってきている。  
それを感じ、引き抜こうとするが、  
「フェイトさ…ん…中、中…へ、あぁっ……」  
その言葉で、自分の限界と共に腰を渾身の力を込めて打ち込んだ。  
「ぐっ!」  
「ああああああああああああああああっ!!!!!!!!」  
その瞬間、フェイトはレナスの中へ熱い精液を注ぎ込んだ。  
 
 
力尽き、離れ、レナスの隣へ倒れ込む。  
互いに目は虚ろ。  
「……………」  
「…………………」  
「レナス…」  
「はい…。」  
「これからは、一緒に暮らそうな、約束だ…。」  
「…はいっ……!」  
 
そして………。  
 
「……う……ん……。」  
陽射しが目にまぶしい。朝になってしまったのか。  
あのまま眠っていたとしたら大変なことになるな。ソフィアはともかく、マリアは嫉妬深いし、ネルは……まあいいとしても、  
クリフやアルベルはそれこそ喧嘩を売ってきかねないな。そんなことをぼんやりと考えながらフェイトは眼を開け、起きあがり  
服を脱いでいた事に気づいて服を探す。  
と、そこにはすでに普段着に着替えたレナスが  
「おはようございます、フェイトさん。」  
と、満面の笑顔で言って、服を差し出してきていた。  
「ああ、おはよう。」  
少し…いや、多分に安心して、服を着てズボンを履く。  
どうやらさっきまでの心配は杞憂で済んだようだ。  
 
……と考えるのは甘過ぎた………。  
「さっきまで、大変だったんですよ。」  
「……………………………何?」  
3拍くらい硬直して答える。なにやら…恐ろしく嫌な予感がする…。  
「ちょうど20分くらい前です。私は目を覚まして、服を着ていたんです。」  
「あ………ああ…。」  
「服を着終わるほんのちょっと前に『フェイト!遅せぇぞ早く起きろ!!』とか何とか言いながらクリフさんがドアをいきなり開けて…。」  
「…………まさか!」「はい、見られちゃいました。」  
ちょっと苦笑が混じるレナス。  
「で、その場でエリアル・レイドからインフィニティ・アーツのコンボをしかねないほど激昂してましたから何とかなだめて  
起きるまで待ってくださいって言ったんです。そしたら覚悟しろって言っておけと言って食堂の方向へ行っちゃいました。」  
「……な………な…………な………!」  
開いた口がふさがらないとはこのことだ…。  
 
「………でも、クリフ一人だけならまだマシか。マリアに…  
「もうばれちゃってます。しかも、ミラージュさん含めた全員に。」  
今度こそ、論理回路が停止する。  
「…………………………………………」  
「クリフさんと一緒に皆さんが後ろにいたみたいで…その時にしっかり見られちゃいました。」  
「そ、そうか…………そう………。…で、レナス…。」  
「はい?」  
「何でそんなに嬉しそうなんだ………。」  
「だって……」  
その問いに彼女は  
ちょっと顔を赤らめ  
「これで、私達、本当に恋人同士になれたんですから、ね。」  
と、ネガティブな思考を吹き飛ばすほど最高の笑顔で言った。  
「………そうだな…ははっ。」  
 
苦笑しながらレナスと一緒に部屋を出る。  
さて、これから食堂に着く前に何とかして弁解を考えないとな…。  
きっと、今日を境にこれからもマリアやクリフにねちねちと皮肉を言われるだろうし…。  
だけど、何よりこの少女と共にいたいと自分自身が言っている。そのためなら何でも出来るような気がする。  
 
まあ、これからもこんな感じで穏やかな日常が続くのだろう…。今のところはおおむね平和だ。良いことだよな。  
 
FIN  

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