それは、ルシファーとの戦いも終り、世界が平和になったある日のこと。  
「ねぇクレア。知ってるかい?」  
「え?」  
シランド城の執務室でイスに座りながら書類整理をしていたクレアに、整理の手伝いとして  
フェイト達との作戦会議の合間を縫って来ていたネルが唐突に話しかけてきた。  
「シランド郊外の町にさ、遊郭街ができたんだよ。」  
ネルが書類の束をトントンと整理しながら言った。  
「え・・・遊郭・・?」  
クレアにとってこの話は以外そのもの。宗教色において厳格なシーハーツ国内にそんな裏町が  
出来るなんて予想もしなかった。  
「遊郭って・・・そんな所、陛下が設置をお認めになったの?」  
「ああ。」  
クレアにとってまともや衝撃的な返答である。  
「ここのところ、国外からいろんな商人が来るからね。シーハーツにとって利益ともなる彼等が  
 出来るだけ長くいれるように新しく作られたのさ。」  
「そ、そうなの・・・。」  
おおまかな理由を聞いてなんとなく納得した。だが、クレア自身にとって遊郭などという場所は縁の無い場所だ。  
いつもの性行為は大体自室かネルの私室で行うし、仮に行こうと思っても、国の英雄たるクリムゾンブレイドが  
そんな所に行ったら、それこそクリムゾンブレイドの威信は地に落ちる。  
だが、ネルの口から更に衝撃的な言葉が出てきた。  
「今度の休日さ、そこに行ってみないかい?」  
 
「はぁ!?」  
ネルのあまりの発言に、クレアは思わず大声をあげる。  
「ネ、ネル、あなた立場っていうものを・・・!!」  
「分かってるさ。私たちが行ったら威信がどうのこうのってやつだろ?そのことなら大丈夫だよ。」  
「え?」  
「なにしろ陛下も不満解消に行ったらしいからね。」  
クレアは思わず絶句した。  
「だからさ、私たちも行かないかい?きっといい思いできるよ。」  
そう言ってネルはクレアに近づき、笑顔で頬にキスを送った。  
「ね?」  
クレアは顔を少し赤くしながらため息をつく。  
「・・・・・分かったわ。」  
 
夕日が地平線に沈む時間に、クレアはネルに連れられて噂の遊郭街にやってきた。  
通りのあちことでは、〜フォルポッキリとかという看板が非常に目立ち、呼び込み嬢が  
通りすがりの客を手当たりしだい呼び込んでいる光景が見られ、予想以上に騒々しかったのだ。  
「・・・結構賑わっているのね・・・・。」  
「そりゃそうさ。なにしろ、色々と宗教戒律に縛られているシーハーツ人が欲を思い切り晴らせる  
 唯一の場所でもあるからね。」  
言われてみれば確かにそうだ。  
「クレア、こっちだよ。」  
そう言ってネルはクレアの手を掴んで通りから外れた裏路地に入っていく。  
 
「ネル、そんなに引っ張らないでよ・・・。」  
クレアはネルの腕を引っ張る力の強さに小声で抗議したが、そんなことはネルにとってはどうでもいいものだ。  
そのままネルはクレアを引っ張っていき、とある看板が立てかけられている建物の前で止まった。  
クレアは看板を見て思わず絶句する。その看板には、「レズホテル 愛の巣」とピンクの文字で書かれていなのだ。  
「よく見つけたわね、こんな所・・・・。」  
「ああ、新しくこの街が設置された時の視察巡回の時に見つけたんだよ。なかなか良さそうだからマークしておいたのさ。」  
そう言ってネルはドアノブに手をかけ、木製の扉を開いた。中に入ると、ロビーの小さなカウンターの前に一人の男が  
立っており、ネルとクレアの姿を確認すると軽くお辞儀した。  
「これはこれは、あの高名なネル様とクレア様にお越しいただけるとは・・・大変光栄です。」  
男は怪しい愛想笑いを浮かべながら手をスリスリと擦らせた。  
「余計なお世辞はいいよ。それより空いてる部屋は今あるかい?」  
「ええ、ございますよ。あと一部屋、空いております。」  
「じゃあそこを頼むよ」  
「かしこまりやした。」  
ネルはそういって部屋のカギを受け取り、部屋貸し出し表と、なにかの貸し出し表にサインし、受付の男から  
なにやら白い紙袋を受け取る。  
クレアがその紙袋の中身がなにかを確かめる前に、ネルはクレアの腕を再び掴んだ。  
「さ、クレア、行くよw」  
そういって再びクレアをネルは嬉しそうにロビーの先の廊下の奥に引っ張っていく。  
「だから引っ張らなくても自分で歩くってば〜〜!!」  
 
ネルとクレアは受け取ったカギの部屋に着き、室内に入った。  
広い室内にあったのはシーツがピンク色のダブルベッドが並列に二つ並んでおり、ベッド脇には怪しい色の光を部屋中に  
放つランプが据え付けられ、どこからともなく催淫的な音楽も聞こえてくる。  
「なんだかいつもともかなり違うし、創造ともかなり違う・・・・・。」  
クレアは部屋を見回してみてそう呟いた。  
「ふふ、たまには場所を変えるのもいいもんさ。」  
そういうとネルは脱衣を始める。  
「ほら、早くクレアも脱ぎなよ。」  
「ええ・・。」  
クレアも服に手をかけ、服を脱ぎ始める。クレアが完全に脱衣を終える頃には、ネルはすでに全裸になって片方のダブルベッドに  
身を投げてクレアを誘っていた。  
「来なよ、クレア・・・。」  
「今行くわ。」  
クレアは脱衣を終えるとベッドの方に歩み寄り、そこに寝転がる。それを確認するとネルはクレアの上に覆いかぶさった。  
「可愛いよ、クレア・・・・。」  
ネルはクレアの唇に己のソレを重ねる。  
「んん・・・ふ・・・・・・・・・。」  
最初の数十秒間はただ唇を軽く重ねるだけのキスだったが、そのうちネルがクレアの唇を割って舌を滑り込ませてきた。  
それにクレアは少しビクついてしますが、すぐに状況を把握し、自らも自分の口内の侵入者と自分の舌を絡ませる。  
「あ・・・・・は・・・ん・・ふぁ・・ぁあ・・・・・」  
「ん・・ん・・・はぁ・・・・あっ・・・・」  
しばらくしてどちらともなく話した互いの唇は、銀色に光る糸で結ばれていた。  
 
「ネル・・・。」  
「クレア・・・。」  
お互い頬を上気させてお互いを見つめあい、また再び軽くキスをする。そしてネルはキスの後、自らの舌をクレアの  
耳に持っていき、そこを愛撫しはじめた。  
「ひゃっ・・・・!!」  
クレアの体がピクンと跳ねる。ネルはクレアの耳たぶやその周りをじっくり嘗め回しながら。手をクレアの乳首に  
まわし、そこも同時に愛撫しはじめた。  
「ん・・・あ・・はぁ・・・ぁん!!」  
「ふふ、いつにもまして感度がいいじゃないか・・・・。」  
ネルはクレアの乳首を転がしたりしてクレアの反応を楽しむ。時折乳首をキュッと摘み上げると大きな甘声と共に  
ビクンと体が跳ね上がる様子がネルは好きのようであり、それを幾度もなく繰り返す。  
その結果、クレアの乳首はすっかり硬くなり、かつ誘淫的な色を帯びていた。  
「ここはもう十分だね・・・・・じゃあ今度はここを弄ってやるよ・・・・。」  
ネルは意地悪な笑顔をすると、自らの顔をクレアの下半身へともっていく。クレアの秘所の位置まで顔を下げると、  
クレアの腰を腕でガッチリと固定した後、ネルは躊躇なくそこに舌をたてた。  
「あぁん!!!」  
クレアは大きい声をあげるほど敏感に感じた。ネルは舌をクレアの秘所の中へ中へと進めていき、それに比例して舌の  
動きも激しくしていき、催淫的な音楽のメロディーの他にピチャピチャという淫らな水音も部屋に響き始めたのだ。  
「ひゃ・・や、そこ・・イイ・・・んっ、はぁ・・・あぁ・・あっ・・!!!!」  
「おいしいよ、クレアのココ・・・・・。」  
ネルは悶えよじるクレアの腰をガッチリと押さえ逃げられないようにし、更に舌を秘所深くへと入れていく。  
そのためクレアの性的快感に酔いしれる喘ぎ声は次第に大きいものとなっていった。  
 
そしてその状態を続けているうちにクレアが絶頂が近いことをネルに伝える。  
「や、ん・・ぁああ!ネ、ネル、はぁ!!・・もう、わたし・・・!!」  
「いいよ、イきな。」  
「あ、はぁん、あぁ・・・ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
押さえられた腰をブルブルと震わせて声をあげながらクレアはイッた。  
クレアにとって一回の絶頂はかなり体力をすり減らすものなのか、クレアは息を荒くしながらベッドに仰向けになって  
沈む。そんなクレアにネルはキスを送った。  
「可愛かったよ、クレア・・・・。」  
 
とその時、入り口のドアがコンコンとノックされた。ネルとクレアがドアの方に向いたと同時に、ドアの向こうから受付係の  
男の声が聞こえた。  
「あのぅ、お楽しみ中に突然申し訳ありませんが・・・・・実はお客様3名が他の部屋が満杯で入室できない状態でして・・・・・もしよろしければ  
 相部屋させていただいてもよろしいでしょうか・・・?」  
突然の相部屋要請にネルとクレアは顔を見合わせる。  
「まったく、いい所なのに・・・・・待っててもらおうか、クレア。」  
「けど・・・なんか悪そうな気が・・・・。」  
その時、無断でガチャリとドアが開けられ、とっさに二人はシーツで体を覆い隠す。  
「なんだい!勝手に入ってくるんじゃないよ!!」  
ネルは声を少々大きめに張り上げて侵入者に注意するが、その侵入者は二人が予想していなかった意外な人物であった。  
「マ・・マリア!?」  
「久しぶりね、ネル。」  
そこにいたのは、今は解散した反銀河連邦組織クォークのリーダーでもあったマリア・トレイターだった。彼女は  
戦いが終わった後はどこぞやの静かな星で暮らしていたはずなのに、どうしてここにいるのかが解せない。  
 
「どうしてここにいるんだ、って感じね。私はあなた達がそんな関係だったっていうのがもっと意外だったけど。」  
マリアはネルの意外そうな顔を見てクスクスと笑みを浮かべている。  
「ネル、あなた忘れてない?明日には皆でシランド城に集まって久しぶりに顔合わせしようってこと。だからもう前日の  
 うちからこの星に来ていたのよ。」  
「あ。」  
忘れていたらしい。  
「ネル・・・しっかりしてよ・・・・・。」  
クレアが頭を押さえながらため息をつく。ネルは自らの度忘れを隠すように顔を赤くしながら逆にマリアに問い詰め始めた。  
「て、ていうかなんでアンタがこんなトコにいるんだい!?」  
「あら、決まってるでしょう?色々と溜まったモノを発散させたいのよ、彼女を使ってね。」  
そう言ってマリアは今まで壁の影に隠れていたソフィアの腕を掴んで目の前に押し出し、そしてそれにつられてくるかのように  
ミラージュもネルが受付で貰った紙袋を持ちながら自分から部屋に入った。  
「ソフィアも性欲が溜まっているようだし、丁度いいかなと思ってね。」  
 
「ちょ、マリアさん!」  
ソフィアは慌てて否定するような言動を言い両手を横に振るが、完全否定までとは見受けられなかった。  
「・・・・それで、ミラージュは・・・?」  
「私は付き添いですよ。」  
相変わらずの微笑ポーカーフェイスできっぱりと答える。この時だけ、何故だかネルはこの時のミラージュの  
ポーカーフェイスが恐ろしく思えた。  
「・・・わかったよ、別にいいよ。クレアはどうだい?」  
「え?私は、別に構わないわ。見ず知らずの他人だったら少しイヤだったけど・・・。」」  
「じゃあ決まりね。」  
交渉に決着がついたと判断したマリアは受付の男をロビーに帰らせ、ドアを閉めると、それが合図かのように  
三人は服を脱ぎ始めた。 
 
「はぁ・・ん・・・ネ、ネルぅ・・・・あっ、ひゃぁ・・!!」  
「んぁ・・・はっ・・クレア、いいよ・・・・・・あっ、はぁ・・ぁん・・!!」  
 
マリア達三人の乱入より20分ぐらいが経過したころだろうか。片方のダブルベッドではネルがクレアの上になってペッティング  
(69)の体勢でお互いの顔面の目の前にある秘所を指で弄ったり舌で舐めて互いに快感を享受しており、一方  
もう片方のダブルベッドでもマリアがソフィアの上に重なり、ネル達と同様ペッティングの体勢をとって快感を貪っていた。  
 
「あ、ひゃぁ、マリ、アさん・・・んぁ・・・ふぁ・・・ぁん!!」  
「ひゃ・・・ん・・いいわよソフィア・・あっ・・・もっと・・激しく舌を使って・・はぁん・・!!」  
 
四人の喘ぎ声と共に淫らな水音がピチャピチャと部屋中に響き、それがまた部屋のどこからしか流れる誘淫的な音楽と  
妙にマッチし、四人が乱交を行っている部屋は完全に性欲の壷という雰囲気を醸し出していた。  
しかし、ミラージュだけは黒いブラジャーとTバック姿にこそなってはいるが、乱交には何故か参加せず、四人の様子を  
イスに座りながらいつものポーカーフェイスで見守っていたのだ。  
先ほどから行為を続けながら妙に思っていたマリアが遂に行為を中断し、体勢は変えず顔だけをミラージュに向ける。  
 
「ミラージュ、あなた脱いでおきながらさっきから何やってるの?どっちにも参加しないわけ?」  
 
「いえ、気が向いたら参加しますよ、フフ・・・・。」  
 
ミラージュは少しだけ微笑むと、またさっきまでのように静観を決め込んだ。  
 
「・・あのねぇ、一応ここ、時間制限あるんだから楽しめるうちに楽しんでおかな・・・・ひゃあぁ!!」  
 
喋っていたマリアが突然、甲高い喘ぎ声をあげた。その原因はもちろん、マリアの下でマリアと69をしていたソフィアである。  
彼女は意地悪そうな笑みを浮かべながら目の前にあるマリアの秘所をぐちゃぐちゃと指で激しく弄繰り回し始めていた。  
 
「マリアさん、お喋りしてる暇があったら指を動かしてくださいよ〜w」  
 
「あ!はぁ、くぅぅ!!!」  
 
溜まらずマリアは連続で喘ぎ声をあげる。  
 
「すごい・・・もうこんなにグチョグチョですよ・・・。」  
 
「ああぁ、ひゃあ!!・・・・や、やってくれるわね・・お返しよ!!!」  
 
そう言ってマリアも、眼下にあるソフィアのアソコに指を突っ込んでソフィアと同様にソコを激しくかき回した。  
 
「ひゃあああ!!すごいよ、マリアさんん!!」  
 
ソフィアは快楽にふけった顔で叫びながらも、自分も指の動きをどんどん早めていく。  
 
「あああん!!、あ、あなたこそ・・・!!!」  
 
お互いにそんなことをやっていくうちに、マリアとソフィアの体の中心部から熱がどんどんこみ上げてきたのか、二人の顔は  
かなり赤くなってゆき、両者の太ももには秘所からあふれ出た透明な液がどくどくとつたって流れだしていき、やがてピクピクと  
痙攣を始めた。  
 
「あぁぁ、はぁ、も、もうダメェ!!」  
 
「いやああ!ひゃ、マリアさん、一緒にぃぃ!!」  
 
二人は指でグチュグチュと激しくかき回している互いの秘所に舌を這わせると、また一段と喘ぎ声が大きくなり、  
やがて二人は絶頂に上ろうとしていた。  
 
「ああああぁぁん!!イク、イクゥゥゥーーーー!!!」  
 
「あ、ああぁ!マ、マリアさん、マリアさぁぁぁぁぁぁん!!!!!」  
 
二人の体は臨界点に達し、体をブルブルと震わせるとそのままガクリと体力が全て抜け落ちたかのように体勢を崩した。  
 
その様子を行為を続けながら横目で観察していたネルとクレアは、マリアとソフィアの69行為の  
内容にほんの僅かばかりながら呆然としていた。  
相手の秘所を舐めたり手でほぐしたりするのは既に経験済みであったが、何故か二人は、  
まだ別のベッドの上でグッタリとして息を整えている女二人がやったような行為、つまり指技と舌技  
を同時に使って相手の秘所を責めるようなことはまだしていなかったのだった。  
 
「なるほど・・・ああいう技もありなんだねぇ・・・・。」  
 
ネルが眼下にあるクレアの秘所をグリュグリュと指で軽くかき回しながらボソリと漏らす。  
その呟きをネルの下で聞いたクレアは、この後ネルがどういう行動に出るかが瞬時に予想できた。  
恐らくネルは二人のマネをして似たような行為を自分に対してしようというものであろうが、最近は  
ずっとネルにいいように責められて主導権を握られっぱなしだったクレアの頭には、たまには自分が  
主導権を握ってもバチはないだろうという考えが浮かんでいた。  
 
「ネル、お先に。」  
 
「え?なにが・・ひゃああぁぁ!!」  
 
ネルが問い詰める前に、クレアは乱暴にネルの秘所の聖地に指を躊躇いなく数本ほど突っ込んでグチュグチュと  
かき回し始め、同時にその部分に顔を近づけ舌でも激しく舐め始めた。  
 
「あっ!ひぅ・・ひゃあ!ク、クレア・・・・あぁ!!」  
 
ネルは、自分がクレアに先手を打たれたと理解するのにさほどの時間は必要なかったが、仕返しに自分もクレアの秘所に  
同じことをしようとしても、押し寄せる快楽の波に飲まれた体はなかなか言うことを聞かず、なかなか実行に移れない。  
一方のクレアは久々にネルに対し優越感を抱いたためか、意地悪そうな笑みを浮かべながら更に行為を激しくしていった。  
このままネルを一方的にイカせて、イッた後もネルが気絶するまで責め続け反撃のスキを与えなければこの後の行為の  
主導権は自分のモノになる。  
そう思っていた時、クレアの指や舌がすごい勢いでネルの秘所から離れた。いや、正確にいえばネルの秘所が離れていった  
のである。  
 
「!!?」  
 
突然のことにクレアは一瞬固まってしまうが、すぐに状況を把握し、自らもベッドに両腕をつきながら上体を起こすと、  
その視線の先には体を起こして顔を紅潮させ、息を荒くしながらこっちを少し睨み気味の目で見ているネルの姿だった。  
 
「ハァ・・ハァ・・・・クレアに主導権は握らせないよ・・・・!」  
 
そう言ってネルはチェックインの時、受付役の男から受け取った紙袋を手にとって、中から男性器を模った乳白色の特殊柔質プラが  
生えた黒いバンドを取り出した。  
 
「ちょ、なにそれ!!?」  
 
「決まってるだろ?ペニスバンドさ。」  
 
ネルは着々とペニスバンドの装着を進めていき、取り出してから30秒もたたないうちに、ネルの股間には乳白色の偽男性器が  
君臨した。  
 
「さぁ、覚悟しなクレア・・・!」  
 
そう言ってネルはクレアを再びベッドに押し倒し、両手でクレアの両足を広げた。  
 
「ネ、ネル!ちょっと待っ・・・・!」  
 
「行くよ・・!」  
 
ネルはクレアの言葉を無視して、その先端をクレアの花弁にこすり付けて慣らした後、ズブズブと挿入を開始した  
 
「ああぁ・・あ、くうぅ・・・ひゃぁぁあ!!」  
 
クレアはたまらず喘ぎ声をあげた。その声はペニスバンドのペニスが進入してゆくに比例してどんどん大きくなってゆき、  
いつの間にかクレアは無意識のうちに両手でシーツを力強く握り締めていた。やがて、ペニスの部分が全てクレアの中に  
治まる。  
 
「動くよ、クレア・・・・。」  
 
ネルはそう呟くと、腰を前後にゆっくりと動かし始めた。  
 
「ひぅ・・・ひゃ・・!!」  
 
擬似ペニスがクレアの膣内の中で擦れるとクレアの体はその度に体をビクンと軽く痙攣させ、甘い甘い喘ぎ声を  
あげた。  
 
「どうだいクレア、気持ちいいかい・・・?」  
 
快楽の真っ只中にいるクレアを突き上げながらネルが問いかけると、クレアはあ、あ、と声を上げながら首を激しく縦に振る。  
その様子を見たネルは口元を綻ばせ、クレアの耳の傍まで顔を持っていくと、  
 
「もっと気持ちよくしてやるよ・・・。」  
 
と耳元で呟き、腰の動きを更に激しくヒートアップさせていった。  
 
「あぁ!!ひゃ、っふぅ・・・はぁん!!いゃ、イ、イイよぉ!!」  
 
「マリアさん、隣すごいですよ・・・・。」  
 
「確かに・・・凄いわね。」  
 
クレアがペニスバンドでネルに突かれている姿を隣のベッドから見ていたソフィアとマリアは、その動作の激しさに思わず  
口から呟きを漏らす。  
クレアが普段の清楚さからはとても想像できない様な喘ぎ声を声量を抑えずに思い切りあげ、ネルはネルでクレアの秘所を  
突くことに没頭して周りの音や物事は耳や目に入らないといったような様子だった。  
 
「・・・・マリアさん。」  
 
「なに?」  
 
ソフィアはもじもじしながらマリアに言う。  
 
「あの・・その・・・あの二人を見てたら、また股間が濡れてきちゃったんです・・・。」  
 
マリアがソフィアの股間に目を移してみると、ソフィアのソコは先ほどフィニッシュを迎えたとは思えないほど愛液が再び  
あふれ出し始めており、それは太ももを伝ってシーツにおり、そこに中ぐらいのシミを作ったいた。  
 
「あらあら、エッチな体ね・・。まぁ、私も人のこと言えたもんじゃないけど。」  
 
そう言ってマリアは自らの股間をソフィアに見せ付けるように広げると、マリアのソコも興奮したがゆえに  
再びあふれ出た愛液でグチョグチョになっており、ソフィアと同じ様相を呈していた。  
 
「うわぁ・・・私よりスゴイかも・・・。」  
 
「そう?だったら、あなたも私と同じくらいにしてあげるわ。」  
 
そう言ってマリアは紙袋の中から道具を取り出した。しかし、それはネルとクレアが使っているようなペニスバンドではなく、  
1本の棒の両端が勃起した男性器を模して作られている赤い双頭バイブだった。  
 
「これで一緒に気持ちよくなりましょ・・。」  
 
「わかりました、来てください・・。」  
 
ソフィアが両足を大きく広げて、マリアを誘う。マリアは微笑みながらソフィアのソコに双頭バイブの片方を近づけると、  
ソコを先端で擦り始める。  
 
「ふぅ・・あっ・・!!」  
 
「どう?いい?」  
 
ソフィアの体が快感のため海老みたいに跳ね上がり、秘所からの愛液がシーツのシミをどんどん大きくしてゆく。  
そしてしばらくソコを擦りまわしてもう十分だと思ったマリアは、  
 
「じゃあ入れるわよ・・・。」  
 
と言って、マリアがバイブをソフィアの秘所の中に入れようとした時だった。  
 
「マリア。」  
 
唐突に声を掛けられる。声がした方をマリアとソフィアが見てみると、そこには先ほどまで静観を決め込んでいたミラージュの姿。  
 
「なに?どうしたの?」  
 
「マリア、あなた、ソレの使用経験は?」  
 
何を言い出すかと思えば、双頭バイブ使用経験の有無についてだった。マリアはすぐさま行為を始めたいがためにぶっきらぼうに答える。  
 
「ないわよ、これが始めて。それがどうかしたの?」  
 
「でしたら、私が使い方を教えましょうか?その方がソフィアさんをもっと気持ちよくできますよ。」  
 
「使い方・・・ですって?」  
 
この提案にマリアはあまり興味を抱かなかったが、相方のソフィアがいまの言葉を聴いてなぜか結構ウキウキしてるように見えたので  
ここでむげに断ってソフィアの機嫌を損ねるよりもミラージュの「双頭バイブ講義」を受けたほうがいいとマリアは判断した。  
マリアは軽くため息をついて、  
 
「じゃあ、やってみせて。」  
 
「わかりました。」  
 
マリアは挿入しようとしていた双頭バイブから秘所を遠ざけ、そこに下着を全て取っ払ったミラージュが割り込んでくる。  
 
「いいですかマリア、こういう時にはいきなり一つになるのではなくて、相手のココをもっと十分にほぐす必要があります。  
 こういうふうに・・・。」  
 
そう言ってミラージュはソフィアのアソコに唇を持っていくと、舌をだしてバイブの片方が入ったままのソフィアのソコを舐め始めた。  
 
「ひゃう!!」  
 
ソフィアの体がビクンと大きく揺れ、ミラージュはそれに構わずピチャピチャと淫乱な音を立てて秘所を舐め回し  
時にはソコを口全体で包んで、ちゅぱっ、ちゅぱっと秘肉を少々強めに吸い上げる。  
その度にソフィアはどんどん快楽の深海へと引きずり込まれていった。  
 
「あぅ、ひゃぁ!!やぁああ、キモチいいっ・・・・!! 」  
 
ソフィアは顔を真っ赤に紅潮させ、両手はシーツを破れんばかりに強く握り締めて、声量も抑えることもなく思い切り  
喘ぎ声をあげたため、ミラージュの情欲を更に掻き立てることになった。  
 
「フフ・・・可愛いですよソフィアさん・・・・。」  
 
ミラージュはいつものポーカーフェイスで喉の奥でせせら笑うと舌の動きを更に激しくしてゆき、それに比例してソフィア  
の喘ぎ声の声の大きさも大きくなったいく。  
そしてそのあまりにも淫乱な情景を横で見ていたマリアは、興奮と性欲の上昇からさっきよりも秘所から更に愛液が溢れ出し始め  
無意識のうちに彼女は自らの秘所を手で撫で始めており、いつしかクチュクチュとごく小音ながら音を立て始めていった。  
 
「ん・・はっ・・・・ミラージュ・・・もぅ・・・」  
 
マリアが小さく喘ぎ声を出しながら、ミラージュに懇願する。マリアの様子を見て懇願の内容が言わずとして分かったミラージュは  
舌技からバイブの膣内でのかき回しへと移行しようとしていた手を止めた。  
 
「あらあらマリア、もうガマンできないんですか?」  
 
ミラージュの問いかけにマリアは恥ずかしそうに顔をうつむけながら、コクリと頷く。  
それを見たミラージュはポーカーフェイスを崩して少しだけニコリと笑い、  
 
「わかりました、もうそろそろ退きましょう。ただし・・・」  
 
「ただし?」  
 
「一回ソフィアさんとイカせていただきますね。」  
 
そう言うが否や、何か言いたそうなマリアが言うヒマもなくミラージュはソフィアのほぐれた秘所に双頭バイブを一気に挿入した。  
 
「やあぁぁ!!」  
 
ソフィアはたまらず叫ぶ。  
 
「では、私も入れますね・・・・。」  
 
そう言ってミラージュは、先ほどからのソフィアの痴態を見て興奮したがゆえに溢れ出た愛液でソフィアのソコに勝るとも劣らぬほど  
グチョグチョになった秘所に、互いの両足を交差させるように入れ替えてから、双頭バイブの空いてるもう片方の方を宛がい  
ズブズブと挿入し始める。  
 
「く・・・はぁっ!!」  
 
ミラージュのポーカーフェイスが一気に崩れ、顔はみるみるうちに紅潮してゆく。やがて双頭バイブは二人とも限界の所にまで  
入り、二人は今ここに赤い双頭バイブで繋がれた。  
 
「はぁ・・・はぁ・・・ミ、ミラージュさんと・・一つになったぁ・・。」  
 
「えぇ・・それでは、動きますよ・・・・・。」  
 
ミラージュは腰を前後に動かし始め、それにつられるようにソフィアもミラージュの動きに合わせて前後に腰を揺らし始めた。  
 
「あ・・あ・・・・ひゃっ!!はぁ・・ぁん・・!!」  
 
「あぁ・・んん!!・・やぁ・・ぁっ!!」  
 
結合部からグチュグチュと卑猥な音がたち、バイブが愛液でどんどん濡れてゆく。もう秘所はかなりグチョグチョで挿入準備OK  
だというのに、お預けを食らって横で様子をみているしかないマリアにとっては少々不快な光景ではあったが、その感情は性欲の  
更なる上昇によってかき消されてしまった。  
 
「ん・・・あ・・・」  
 
マリアの体は既にすこし体や足をよじるだけで秘所が敏感に反応し、太ももをつたって大量の愛液が流れるようになっており  
彼女は行き場のない性欲の開放を紛らわすために、手で自分の乳首を転がし、もう片手で股間を擦る等の自慰を始めていた。  
 
「あ・・はぁ!・・フフ、マリア、オナニー・・ぁあっ!・・ですっか・・やぁん!!」  
 
「はぁ・・ぁ・・だって・・仕方ないじゃ・・・ひゃ!ミラージュが・・ソフィアを・・・ぁんっ・・!!」  
 
「それも・・あ・・そうですね・・・っ!じゃあ一気にイキます・・・!」  
 
そう言うとミラージュは腰の運動スピードを急激に上げた。  
 
「あああぁぁあ!すご、すごぉぉい!!」  
 
ソフィアがたまらず悲鳴に近い喘ぎ声をあげる。その声は隣のベッドで性行為に夢中になっているクレアとネルをハッと  
させるほどだった。  
 
「ああ!はぁあっ!!奥に・・はっ・・届くぅ!!くぁあぁ!!」  
 
結合部からは先ほどとは比べ物にならないほどの卑猥な音が大音量で鳴り響き、それに負けんとばかりにミラージュとソフィアの  
喘ぎ声の大合唱もまた響く。  
 
「ああぁ、はぁ・・やあん!!いい、いいよぉ!!イッちゃうよぉ!!!」  
 
「私も・・・あん!イキ・・そう・・・はぁ!!ひゃあっ!!あああぁ!!」  
 
やがて二人に絶頂の時が近づき、互いにそのことを認識すると、両者ともに腰の動きを更に早める。  
 
「やぁ、あああっ!!イクイクイクぅぅぅぅぅーーーーっ!!!!!」  
 
「ん、ああ!!ソフィアさん!・・ああああああああああぁぁぁん!!!!!」  
 
そして二人は絶頂を迎え、その場に崩れるようにベッドに沈み込む。二人とも息を荒くしながら快感の余韻に浸っているようだった。  
 
「はぁはぁ・・・すごい・・キモチよかった・・・・。」  
 
「ええ、私もですよ、ソフィアさん・・・・・。」  
 
ミラージュは体を起こしてソフィアの唇に自分のソレを重ねる。やがてちゅぱっ、ちゅぱっと舌と舌とを絡める音が聞こえてきた。  
それを聞いたマリアの中では、お預けを食らったままこのまま第二ラウンドへ突入してしまうのではないかという危機感が生まれ  
慌ててミラージュをソフィアから引き剥がす。  
 
「ミラージュ!次は私の番なんだからどいて!」  
 
そんな慌てたマリアの様子を見て、ミラージュは顔を未だに紅潮させながら微笑む。  
 
「ええ、もちろん分かっていますよ。」  
 
その言葉を確認したマリアは少しホッとした。なにしろあのまま雰囲気に流されてソフィアとの第二ラウンドが始まろうものなら  
いつ終わるかわかったものだはないからだ。  
 
「ソフィア、もう一回・・・いける?」  
 
「ええ、大丈夫ですマリアさん・・・・来て・・・。」  
 
ソフィアのその言葉に安心したマリアは、まずソフィアを四つん這いにさせ、ソフィアのアナルに双頭バイブを一気に突っ込む。  
 
「あんっ!!」  
 
ソフィアの体がビクリと跳ねる。マリアは双頭バイブをソフィアのアナルの奥にまで突っ込むと、自分もソフィアと対になるように  
四つん這いになり、自らのアナルにもう片方のバイブを宛がって挿入を始めた。  
 
「んぁ・・は・・・ああぁ!!!」  
 
マリアは僅かな痛みを感じつつもそのままアナルにバイブの挿入を進め、やがてマリアの方のバイブもすっぽりとアナルの中に  
入り、ソフィアとマリアは赤い双頭バイブによって一つになった。  
 
「はぁ・・はぁ・・・・動くわよ・・・。」  
 
「は・・はい・・・。」  
 
そう言ってマリアとソフィアは互いに確認しあうと腰を前後に動かし始める。  
 
「あぁ・・・はぁん・・・っ・・・!!」  
 
「んん・・・・ひゃっ・・・・くぅ・・・・!」  
 
小さな喘ぎ声が上がり始める。そして動かすたびに結合部からズチュズチュと卑猥な音が徐々に大きくなってゆき  
尻同士がピタピタとぶつかり合う音もそれらのミスマッチして、それらが一種の性交の音楽として成り立った。  
 
「マリア・・・・できれば私にもお願いできます・・・?」  
 
横からミラージュの声が聞こえたかと思うと、マリアの眼前にミラージュのビショビショに濡れた秘所が横から  
割り込んできた。どうやら二人の様子を見てガマンできなくなったらしく、そう悟ったマリアはミラージュに  
意地悪い笑みを浮かべる。  
 
「さっき・・・あぁ・・私にお預け食らわ・・・はぁっ・・・した代償は高いわよ・・・・メチャメチャに・・・くぅ・・・  
 してあげるから覚悟しなさい・・・!」  
 
マリアはミラージュの腰を両手でガッシリと掴むと、グイっと半ば強引に引き寄せ、貪るようにミラージュの秘所に  
吸い付いた。  
 
「あぁっ!!」  
 
急な吸い付きにミラージュが思わず声をあげ、後ろ向きにベッドのシーツに倒れこむ。やがてマリアがミラージュの秘所の奥にまで  
舌を潜り込ませ激しくかき回し始め、ミラージュは更に喘ぎ声を上げることとなった。  
 
「はぁ・・ひゃっ・・・!!マ、マリア・・・ソコ、イイです・・・ああぁあっ!!!」  
 
「フフ・・・・ミラージュ、アナタも・・・すごいインランね・・・っあん!!あっあっ!!」  
 
「はっ・・マリアさぁん・・・私のこと忘れちゃ・・・ひゃん!!・・ダメですよ・・・んん!!」  
 
ミラージュはマリアに秘所を舌で激しく貪られて喘ぎ声をあげ、マリアのアナルはソフィアのアナルと赤い双頭バイブで繋がれ  
尻が動くたびにバイブがズチュ、ズチュと両者のアナルをこすり、二人はミラージュと同様喘ぎ声をあげる。  
第三者の視点で見たら、まさにこれは正真正銘の淫欲図といっても過言ではなかった。  
 
「あぁ・・・はあああ!!・・マリアっ!!私、もう・・・!!」  
 
「ん・・くぅ・・!!ふぁっ・・・!!私も・・・イクッ・・!!はぁん!!」  
 
「あぁん、はぁ、み、みんなで一緒に・・・!!あぁあ!!」  
 
全員の絶頂が近いことを悟った三人は、絶頂に向けて動きをヒートアップさせてゆく。ベッドは激しく軋み  
舌による水音やバイブがアナルをこする音が更に大きく鳴り響く。  
 
「ああ!!も、もうダメェ!!イク、イク・・・・・あああああああぁぁぁん!!」  
 
「ハァ、ハァ、私も、私もぉ!!ふぁ・・・ふぁああああああああ!!!!」  
 
「あんあんあんっ!!もうイッちゃう、イッちゃうよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」  
 
そして三人は天に向かって喘ぎ声をあげながら絶頂を向かた。  
 
一方、ネルにペニスバンドで十数分間も責められまくっているクレアの方も、だんだんと絶頂が近づいてきた。  
だがネルはわざと腰の動きを緩め、クレアに絶頂させないようにしている。ご丁寧に腰をガッチリと掴んで  
自ら腰を動けないようにして。  
 
「ネル・・あんっ!!お願・・い・・・ひゃっ!!・・もう・・もうイカせてぇ!!」  
 
クレアがペニスバンドで突かれながらネルに哀願する。ネルは意地悪そうに笑いながら  
 
「じゃあ、これからはずっと私の傍らにいて好きなだけ抱かせてくれるって誓うかい・・・?」  
 
「誓う!誓うから早くぅ!!」  
 
あっさりと認めるクレア。普段の精神状態なら即答なんてはっきり言って有り得ないのだが、絶頂間近の状態で  
何分もお預けを食らえば普通より精神は脆い。ネルはそのことを知った上でこう切り出したのだった。  
その言葉を聴いたネルはクレアの唇に軽いキスを送る。  
 
「クリムゾンブレイドに二言はないね・・・それじゃあ・・・イカせてあげるよクレア・・・・。」  
 
そう言うとネルは腰の動きを今までの2・3倍、いや、4倍と言っても過言ではないほどの腰の動きで  
クレアを責め始めたのだ。  
 
「あああああああああぁぁぁぁぁ!!!!スゴイ、スゴイィィィーーーーー!!!!!」  
 
クレアの体は海老みたいに反り返る。そしてあまりの快楽のためにマトモに腕を動かすこともままならなくなり、  
今のクレアは普段の清楚さからは程遠い、ただ単に喘ぎ声をあげる肉塊と化していた。  
 
「ああ、ああぁ!!!もうイクゥ!!!」  
 
「ああ、いいよクレア!!思いっきりイキな!!!」  
 
そしてネルがクレアの膣内の最奥に強力な最後の一突きをお見舞いした。  
 
「あっ、ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁんん!!!!!!!!!!!!!」  
 
絶頂の瞬間と共にクレアの秘所からは愛液がビュっと噴出し、汗で濡れたネルの体を更に濡らした。  
 
「ハァハァ・・・・クレア、可愛かったよ・・・・。」  
 
ネルはクレアの中にペニスバンドを挿入したままクレアの背中に手を回し、息の荒いままクレアとディープキスを交わす。  
クレアの方もネルと同様、相手の背中になんとか手を回し、キスをしながら情事の余韻に浸った。  
 
「あら、そっちも終わったみたいね・・・・。」  
 
丁度その時、別のベッドで行為を終えたマリアが声をかけてくる。ネルは返答するためにクレアから名残惜しそうに唇を離し、  
マリアに口を開いた。  
 
「そっちもかい?随分と長くなりそうだったのに、意外と短かったね。」  
 
「フフ、そう?だったら・・・・他になんかする?」  
 
マリアは笑みを浮かべながら他のメンバーの顔を見渡すように見やる。  
 
「マリア、まだ色々とやる事は残っているとは思いますが?」  
 
少し紅潮したポーカーフェイスで答えるミラージュ。  
 
「そうですよ!!数珠繋ぎとかネコタチとか!!いっぱいあるじゃないですか!」  
 
早く次の行為に移りたいがゆえに焦ったように喋るソフィア。  
 
「・・・・・皆で仲良くハダカで一つのベッドで寝るとか「「却下」」・・・・・すいません。」  
 
ごく平凡なことを恥ずかしそうに小声で言って全員から即却下を食らったクレア。  
意見は多様だったが、少なくとも止めるという方向性はないらしい。  
 
「決まりだね。」  
 
「そうね、もっと何かして楽しみましょ。」  
 
「フフ・・・面白そうですね。」  
 
「次は私がペニスバンド使いたいな〜・・。」  
 
「・・・・寝たかった・・・・。」  
 
こうして、女たちの宴の第二劇が始まろうとしていた・・・・・・。  
 
 
 
次の日、シランド城の一室に、久しぶりに昔のパーティメンバーが一人残らず集まった。  
例外としてクレアも好意的かつ積極的に協力してくれた人として招待され盛大にパーティーが開かれ、  
全員がわきあいあいと楽しんだ。  
 
「ようフェイト!元気そうだな!」  
 
「おまえも相変わらず筋肉モリモリじゃないか。」  
 
「悪かったな。こりゃ自前で変えようがねぇんだよ。」  
 
料理が沢山乗った皿にがっつきながらフェイトと楽しそうに話すクリフ。  
 
「お姉様!!愛しのロジャーめが久しぶりにお姉様の御身のお世話をげふっ!!!!」  
 
相変わらずネル一筋で軽くネルにあしらわれているロジャー。  
 
「あ〜、アルベルちゃん相変わらず変わってないんだ〜w」  
 
「・・・・・・殺すぞチビガキ。」  
 
物騒なことを言いながら睨み付けるアルベルになんら怯まずアルベルをちゃかすスフレ。  
アドレーに至っては何故か口にガムテープを貼られ両手両足を縛られて檻の中に入れられてもがいていた。  
犯人はいわずと知れた彼の娘。なにか余計なことを言わないように縛られているのだろうか、それとも本当に  
ウザがられているのだろうか・・・・。  
 
「さて、今日は大宴会だぁぁー!!!」  
 
酒瓶の酒を一気飲みした後、プハーっとオヤジみたいな息遣いをとったクリフが、とあることに気づいた。  
 
「あれ?あいつらドコ行ったんだ・・・?」  
 
気づいてみれば主要な女性陣が部屋から消えている。さっきまで普通に話していたのに。  
 
「トイレか・・・?」  
 
どことなく心配になったクリフはフェイトに様子を見てくると言って部屋を出る。そして丁度廊下を曲がろうとした時、  
女性陣の話し声が聞こえてきた。  
 
「しかし昨日は凄かったねぇ・・・。数珠繋ぎのあとはクレアを責めまくったネコタチ、そして最後は全員オナニー大会か・・・・。」  
 
「ネル、もう一つ忘れてるわよ。ペニスバンド姿のソフィアと私にあなたとミラージュが騎乗乗りで同時に喘ぎまくってたじゃない。  
 あんあんあんっ!!って。」  
 
「ほんと、アレはすごかったですよね〜。さらにミラージュさんなんか、すっかり体力使い果たした私達に比べてまだ精力が  
 みなぎってて、あの後タコ部屋の方に行ってそこでヤりまくってた100人ぐらいの女の人みんなペニスバンドや双頭バイブで  
 ダウンさせちゃいましたもんね〜。後で見に行ってすごい光景でしたよ、あれは。」  
 
「そうですか?私としてはごく普通に感じられたんですが。」  
 
「すごい・・・私も皆さんとの次の機会での行為に備えてそれぐらい精力つけておかないとね・・・・。」  
 
なにやらインランな会話が聞こえる。本能的に聞いてはいけない話を聞いてしまった、すぐに立ち去れという警報が脳の中ででた  
クリフはその場を後にしようとしたが、マヌケにもそこでコケてしまう。  
ドデーン!!とデカイ音がした。  
 
「や、やべ!気づかれちまう!早く逃げないと・・・・・。」  
 
だが時既に遅し。気配に気づいたクリフが恐る恐る後ろを振り向いてみると、自分を上から見下ろしている女性陣がいた。  
 
「あんた・・・今の話聴いてたのかい・・・・。」  
 
「クリフの分際で生意気ね・・・・。」  
 
「これはお仕置きが必要ですよね〜。」  
 
「クリフ・・・覚悟してください。」  
 
「申し訳ありませんが・・・・見逃すわけにもいかないんです。」  
 
それぞれのセリフのおかげで一気に顔が青ざめるクリフ。  
そしてその日、シランド全体にまで聞こえる悲鳴があがったのはいうまでもない・・・・・・・・・。  
 
 
END 

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