キスをし、膨らみきってない胸を露出させ愛撫する。  
 充分に硬くなった乳首を舌先と唇で確認する。  
 両手は乳房を支えるように優しく添えている。  
 単調になってしまわないように愛撫に変化や抑揚をつけて丹念に刺激する。  
 その度に漏れる切なげな吐息。紅潮していく頬。首にしがみついてくる細い腕。  
 唇を離すと乳首は唾液でぬめぬめ光っている。  
 上半身への愛撫は充分だ。  
 と、なればもちろん次は下の愛撫へと流れ込むのが当然。  
 そっと右手を下げて丈の短いスカートの中へと侵入する。  
 下着の上から秘部のある辺りを覆うように手を密着させる。  
 それだけでビクッと反応する身体。  
 手のひらから伝わる確かな暖かさ───いや、むしろ熱い。手のひらが溶けそうにな  
るほどに熱い。  
そっと動かすとそれだけで熱さが増していくのが、まさに手に取るように分かる。  
 ふと手の動きを止める。  
 それなのに続く往復運動。  
 手のひらに伝わる激しい動きをする柔らかい感触。  
 こすりつけるように腰を器用にくねらせて激しく押し付けてくる。  
 もう、いいだろう。  
 次は直に口で刺激してやる。  
 すでに濡れそぼっているであろう秘部を愛液だか唾液だか分からなくなるほどぐちゃ  
ぐちゃにしてやる。  
 そしてスカートを手にかけ、その動きを止めた。  
 スカートを脱がそうかと思ったがスカートは着けたまま方が興奮するな、という考え  
に至る。  
 もっともスカートの丈が短いため腰の方に少しずらすだけで目的は達成できた。ずら  
したスカートの下からは下着がその姿を現した。  
 そこでフェイトは溜め息をついた。  
 
「……おい、ソフィア。ずいぶんかわいいパンツだな」  
「やっぱり?そうでしょ、気に入ってくれた?」  
「違う違う。何だよ、この猫がプリントされまくってるパンツは。こんなんじゃ子供す  
ぎて萎えちゃうじゃないか。こんなもんパンツじゃないよ、ぱんちゅだぱんちゅ」  
「ぷー。だって子供だもーん」  
「いや、確かに今は子供の身体(推定8才)してるけど、お前、中身は17才のままじゃ  
ないか」  
「私のこと『名探偵』って呼んで♪」  
「……ヤダ。っていうかお前推理モノ苦手だろ?それにそんなネタ持ってくるな」  
「もう、ノリが悪いなぁ」とソフィアは頬を膨らませる。  
 
ソフィアは数ヶ月前のある日、身体だけが子供になってしまうという珍現象に見舞われ  
た。ソフィアの豊満な胸が縮んでしまったのはフェイトにとっては相当ショックだった。 
それでも人は環境に適応する能力を持っているのである。  
 
「じゃあ、もうやめる?続きしなくていいの?」  
「いや、それは困る」  
「でしょ♪」  
 そう言うとソフィアは素早くぱんちゅを脱ぎフェイトの上に跨る。  
 毛の生えていない恥丘と割れ目が外気に晒される。  
「もう準備OKなんだから」  
 ソフィアはフェイトの硬くなった陰茎を濡れた自身の秘部に押し当てると、そのまま  
腰を下ろして陰茎をいやらしく飲み込む。  
「ひゃあ……ああっん!!やっぱり……フェイトの大きいよ……。見て?私のここすご  
い広がっちゃてるもん……」  
 そう言いながらソフィアは結合部をフェイトに見せる。  
「まぁ僕のが大きいっていうかお前のが小さいだけなんだけどな。ほら、まだ半分しか  
入っていないぞ」  
「も……もう無理だよ、これ以上は入らないよ……」  
「それなら僕は動かない。自分で動くんだ」  
「……フェイトの意地悪……」  
 
それでもソフィアは素直にゆっくりと腰を前後にグラインドさせ始める。  
 充分に濡れた愛液は粘着性が高く動かす度に、くちゅくちゅと卑猥な音をその場に充  
満させる。  
 必死で声を押し殺している口から漏れる規則的な吐息。  
 調子が出てきてだんだんと腰の動きが速くなる。  
 全身を汗ばみさせながら涙目で視線を合わせてくるソフィアを見てフェイトは堪らな  
くなった。  
 繋がったまま後ろにソフィアを押し倒す。  
 きゃっ、というソフィアの声はすぐに喘ぎ声に変わった。  
 フェイトが今までの代償を支払うかのように激しく腰を突いているからだ。  
「あっああぁぁぁ……!!あっあっあっ……!!フ、フェイ……ト、激しすぎる……よ  
っ!!」  
「やっぱり今のソフィアは締りが良くて最高だな!おかげでロリにハマりそうだ!!」  
「あんっ……い、いいよ!!フェイトのいい!!き……気持ち……いい……ああんっ!  
!」  
フェイトはソフィアが壊れてしまうのではないかと思うほどに激しく突く。  
 
ソフィア、いつもの頼めるか?」  
「あんっ、ん……もう。仕方……ないなぁ……んんっ!」  
「ソフィア、気持ち良いよ!!」  
「うん……んっ、ソフィアも……お兄ちゃんのチンポ気持ち良いよ!!あ、あぁお兄ち  
ゃんのチンポがソフィアのあそこに入ってる!!」  
「ふふ、あそこってどこ?」  
「…………お、おまん……こ」  
「聞こえない」  
「……おまんこ」  
「聞こえない」  
「おまんこ!!ソフィアの、ソフィアのイヤらしいおまんこにお兄ちゃんのチンポがず  
っぽり入ってるの!!出たり入ったり……あんっ。気持ち良すぎて変になるよーーっっ  
!!」  
「どうして欲しいんだ?」  
「突いて!!もっと激しく子宮にあたるくらい激しく突いてぇっっ!!」  
「こうかっ!?」  
「あっ、あっ、ああぁぁんッ!!」  
「気持ち良いのか、ソフィア!?」  
「お、おまんこがチンポで気持ち良いよぉっ!!」  
 
「くっ、ソフィア、そろそろイクぞ!!」  
「お、お兄ちゃん今日は……危険日だから膣内はダメだよ……!!」  
「出すぞ!!ソフィアの膣内にお兄ちゃんのザーメンをたっぷり出してやるからな!!」  
「い、いやああぁぁっ、赤ちゃんできちゃうよぉ!!」  
「くっ、出る!!」  
「あああああぁぁぁぁ!!!!で、出てるーー!!膣内で、ソフィアの膣内でお兄ちゃ  
んの熱いザーメンがビュルビュル出てるよーーー!!」  
 フェイトの射出が終わると二人はぐったりとベッドに横たわった。  
「ふぅ、今日も良かったよソフィア」  
「……もう、いくら私が子供の身体だからって妹役なんて、フェイトの変態。すっごい  
恥かしいんだからね!!」  
「悪い悪い。最近はコレが病みつきになっちゃってさ。罪悪感と背徳感が堪らないって  
いうかさ。でもソフィアも気持ち良かったんだろ?」  
「……うん」  
 ソフィアはそっと先ほどまでフェイトと繋がっていた部分に手を触れる。  
 
───あ、  
「どうしようフェイト。今日は本当に危険日だよ!!赤ちゃんできちゃうかもしれない  
よ!!」  
「何、そうなったら僕が責任とってやるから心配するな」  
「……うん」ソフィアの顔がかぁっ、と赤くなる。でも、とフェイト。  
「お前その身体になってから生理来たことあるのか?」  
「……あ」はは、とソフィアは笑う。  
「そういえばこの身体になってから生理止まってたんだった。つい、昔のクセで危険日  
とか考えちゃった」  
「昔は気にしなきゃいけなかったもんな。でも、これから当分、ソフィアの身体が元に  
戻るまでは中出しし放題ってことだろ?」  
 フェイトがにやりと笑う。  
「……フェイト、顔エロいよ」  
「ソフィア、今日は覚悟しろ。何か今日調子良いみたいだ。まだまだできる!」  
「猫ぱんちゅのおかげかな?フェイトの変態さん♪」  
 がおーっとフェイトは再度ソフィアに飛びかかる。  
 ソフィアもきゃあきゃあ言ってるが満更でも無さそうだ。  
エロバカップル(兄妹?)二人の夜はまだ終わらない。  
 その日、ベッドの軋みが止まることは無かった。  
 
 

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