だるいな。  
アザゼルは仕事を坦々とこなしていくことに退屈していた。  
保安部なんて聞こえはいいが、所詮はスフィア社の警備員。  
仕事といえば、トランスポーターから入ってくる社員やお客の持ち物チェックだ。  
しかし、ここへのアクセス権を持っている人間なんてたかが知れてるし、  
何よりこの平和なご時世に、スフィア社に危害を加えようなんて人間もいないため。  
顔見知りの社員は型どおりの検査。お客様にも失礼にならないよう、ほとんどがスルーパスだ。  
まあ、前のデータ暴走事件以外、スフィア社は至って平穏なので、  
僕は部下達が仕事をしている間は、ぐーすか机に突っ伏して寝ているのだ。  
こんなことばかりしてたら、この有能な僕の頭脳は日に日に衰えていくよ。  
社長の妹のブレアのようにコネ入社したい。  
そうすれば、給料に見合ったやりがいのある仕事もできるだろうに。  
僕は会社への不満を解消させるため、  
他の社員に見つからないように昼休みにトイレまでいった。  
そこで光で作られたキーボートを目の前にだして、  
いつものように、エターナルスフィアへのアクセスをする。  
どこからもアクセスが許可されていないエターナルスフィアだが、  
少しメインコンピュータを弄れば、軽く侵入できる。  
僕は自分のハック能力に惚れ惚れするとともに、これだけの能力があるこの私を昇進させない会社に苛立ちを深めていった。  
この前、ベリアルにやってるところを見られたが、”勤務をサボってインターネットに興じてクビになった祖父さんを思い出す”とかぬかしていた。  
全く上役はもう少し、社員の士気をあげるセリフが言えんのかね。おかげでいい思いをさせてあげたのに、全く恩を感じていない。  
僕は気を取り直して、エターナルスフィアの縮小画面を表示する。  
「さて今日は何処にしようか・・・」  
大陸マップを表示し、一つ一つ工房を見ていく、  
 
ドジでノロマのエリザ、  
いい。が凡庸すぎるな。もう少し個性が欲しいところだ。プレイする時に普通の娘っこじゃ興奮しないからな。  
自由奔放なパフィ  
うーむ。やっぱり勝ち気な娘は性に合わないな。  
美貌の熟女ミスティ・リーア、  
論外。おばさんは駄目だ。  
家庭的な純専業主婦派マユ  
これにしようか。  
その時、僕の目に渾然と光り輝く一人の逸材がシラルドの工房にいたのをみた。  
この人しかいない。  
僕の胸を貫く愛の鼓動がそれを欲していた。  
「よし、今日のプレイはアクアだ」  
僕はシラルドの工房へとトランスポートした。  
 
「ハァハァ・・・」  
男の表情は卑猥という名をさずけるだけの微笑を浮かびあがらせ、口からは腐臭漂う汚水がぽたぽたと垂れ流されていた。  
男の口から流れ出すその液体は、男のある欲望によってもたらせられているものだった。  
その男は聖なる水が流れるこの城下町の雰囲気とは、まるで正反対の邪悪な雰囲気を放っていた。  
「かわいいよ・・・アクア。新調したドレスがこれほど似合うとは思わなかった。  
ああ・・・このさっき作った癒し猫をもってくれないか。  
おおぅ・・・甘美でなんというか小さな町の天使みたいだよ。」  
天使といわれた少女は適当にその男をあしらいながら、自分たちの唯一の収入源である細工に没頭していた。  
僕の目には下劣な男のハラスメントは相当見苦しく思えた。  
本人はこれが少女への最大限の愛だと思っているようだが、  
少女にとってはちゃんと真面目に働いて、毎日の給料を納めてくれるガストのような、父親が欲しかったに違いない。  
僕はあまりに少女が不憫そうに見え、いい加減その父親の愛を諫めるため。  
自分の執筆活動を止めて、その男に忠告してやった。  
「エヴィアさん。いい加減にやめなよ。アクアちゃんの仕事の邪魔じゃないか。」  
「何ぃぃぃぃぃぃぃっぃいぃいいぃいっぃぃいっっィイイイイイイイイイィィ!!  
ミシェル!お前こそ、家族のふれあいを邪魔するな!家族のスキンシップは必要なんだよ!  
まあ、お前のような子供が、私たち家族の親密感溢れるスキンシップを理解するのは、到底無理だろうけどな。」  
「スキンシップっていうけどさ。それをしているのはエヴィアさんだけですよ。  
アクアちゃんは仕事の邪魔ぐらいにしか思ってない。アクアちゃん、ちゃんとこの脳みそヨーグルト状態の馬鹿に、嫌なら嫌とはっきりいったほうがいい。」  
「な、なんだとぉぉおおおお!お前は我々の堅い絆をなんだと思っているんだ!?アクアのことを一番よくわかっているのは私だけだ。  
お前みたいな他人に・・・」  
「何を焦っているんですか?本人から本当のことを言われ、その偽りの絆とやらが壊れるのが怖いんですか?」  
「貴様ぁああぁぁあ!」  
 
バンッ  
机を叩く音がした。  
「私はちょっと気晴らしに外に出るのです。ミシェルさん少し来てくれないです?ちょっと言いたいことがあるのです。  
お父さんは来ないでくださいです」  
「アクア・・・そんなぁ」  
僕は愉悦の表情をエヴィアさんに向けながら、意気揚々とアクアちゃんについて、薄暗い路地へと出て行った。  
 
僕が路地裏に出て行くとアクアちゃんは俯き加減で一考。  
その後、話し出した。  
「一応、ありがとうです。邪魔するお父さんを止めてくれて、」  
「まあ、当然のことをしたまでだよ。あんな見苦しいものは見てられないからね。」  
僕がそんなことを言っていると俯いた顔から僕を睨みつける眼が向けられた。  
「でも、勘違いしないでくださいです。私はお父さんをそんな風に思っていないのです。」  
「え・・・それはどういうこと?」  
「どうもこうも、あの親父はつまらない我欲を張り、それでいてこの賢明な女子を己のみの鑑賞人形にしようとした。  
どんな贖罪をしても足りないほどの罪をもったオーナーのような自己中な悪魔だってことだ。」  
「え?」  
突然のはやしたてるような罵詈雑言に耳を疑う。  
しかし、この声は確かによく理路整然としたものだったが、  
何か心の奥に負の感情が込められた印象を持たせる声、透き通った印象を持たせるアクアちゃんの声が喋った言葉ではなかった。  
そして、それを証明するように彼女は必死に首を横に振って、自分では無いことを強調していた。  
「こちらですよ。」  
声のする右の路地裏を見ると、黒服の若い男が僕の方にむかって銃を向けていた。  
”スナイピング”  
光の弾道が僕の胸を貫いた。  
そのまま、僕は動けなくなってしまった。  
 
「さて・・・」  
アザゼルはアクアへ、半歩ずつゆっくりと近づいていく。  
この距離でこのスピードでくれば、少女の足でもまた元の工房へと逃げ出すのは可能なことだった。  
しかし、アクアはただ震えながら地面にへなへなと座りこんでしまっていた。  
「おや・・・できている娘だと思っていたが、こういう危機的な状況ではそこいらの幼女と変わらないな。  
やはり愛想や理性が他人より少々優れているからといって、他の部分まで大人のように成長はしていないか。」  
アクアは呂律が回らない声で言った。  
「い、いきなり、う、うったりして、な、なんなんです」  
「いや、私はあなたの父さんの借金取りなんだよ。その新調の服いくらしたと思う?それに前からの借金もあってね。  
いい加減返してくれないから。お父さんをマグロ漁船に乗ってくれと頼んだんだが、拒否されてしまったんだ。  
娘と離ればなれは嫌だとかなんだとか。それなら仕方ない。アクアちゃんに手伝ってもらう、もう一つの借金返済方法を相談するためにきたんだよ」  
当然この話は作り話。  
普通の精神状態であれば、すぐに嘘とばれるだろう。  
普通の精神状態であれば。  
「そ、その方法って、」  
僕は目で彼女の姿を嘗め回す。  
少し埃を被っているが、若々しさの象徴であろう流れるような金髪の髪。  
触れればとろけてしまいそうなプリンのような肌。  
瀟洒とはいえないものの、子供向けの服装としては十分にお金のかけられたドレス。  
そして、何よりこの怯えたウサギのように、僕を見つめる目線が僕の鼓動を高めていった。  
「お父さんには言っていない。わかるよね。いつもお父さんを影で支え続けていたアクアちゃんなら。  
欲しいんですよ。僕と大人の遊びをしてくれればいいんですよ。」  
「お、大人の遊びですか?」  
「そう・・そうだな少し中を見せてくれないか?そのドレスの中を。そこの子供のようにはなりたくないだろ。」  
アクアは震えた手ですっと自分の着ていたドレスをまくり上げて、アザゼルに自分の素肌の腿や足と白いパンツを見せた。  
「完璧だ。」  
アザゼルは笑った。  
 
アクアの白い肌に自分の手をつける。  
ドレスの下から上へと服の中をごそごそとかいくぐりながら、目標の一番柔らかい所へと到達させる。  
そのほとんど膨らみがあるのかないのかわからない、柔らかい部分をぎゅっと握る。  
「ひゃうっ!」  
いつも思うのだが、この時の恐怖を感じながら頬を赤くする表情がたまらない。  
先の尖っている部分を手のひらの上で転がし、触れ合う摩擦の感触を味合う。  
女の子の体がだんだん汗ばんで、僕の腕に汗が吸い付いていく。  
女の子のスミレの匂いがこの時に、だんだんと水臭くなっていくのだ。  
僕はその匂いを感じるため弾力のある体に顔を入れてみた。  
生暖かい感じをもっと感じるためにそのふくらみを舐める。  
胸は僕の舌を受け取るとその部分だけ潰れて、もちのような感覚を舌へと送り返した。  
乳首の周りを円周上に舌を回していき、その円の半径を縮めていって、  
最後に尖っている乳首を舌でつぶしてみた。  
「うぅ・・」  
僕はここをいじるのも飽きたので服から顔をだし、軽くアクアに接吻をしてみた。  
アクアは僕の顔が近づくとぎゅっと必死で目をつぶっていた。  
そして、僕は閉じられた唇に舌をむりやり挿入し、アクアの舌と絡み合わせた。  
途中でなんだかよくわからないが、滴り落ちる塩水が口の中に入ってきたような気がした。  
まあ、それはいいが、そろそろ僕の下の方も火照ってきた。  
軽くだしてみるか。  
僕はアクアのねっとりした咥内の舌を取り出す。  
アクアはけほっと咳き込んでいた。  
脱ぎにくい服から僕の一物を取り出していく。  
アクアはその滑稽な様子をぽけっと、地面に手をつけながら見続けていた。  
僕が大きな一物をだして、口に近づけると、  
嫌、と顔を後ろに仰け反って避けていた。  
「わからないかな?」  
 
僕が睨みつけると、アクアはすぐに言い返した。  
「あれ・・ですか?」  
「君の想像通りにしてくれ。」  
目をどよんとぼやけた目線にアクアは逆戻りして、僕の一物を手で触りだした。  
ぎこちなく手で触り続ける。  
「熱いです。」  
それだけ言うと、アクアは先端から奥へと指先を滑らせていた。  
「わかっていない。」  
アクアがびくっと驚きと恐怖の表情を僕の顔に向けた瞬間。  
僕の一物をアクアの口にねじ込んだ。  
アクアはびっくりして歯を立てる。  
痛みの程はほとんど無かったが、今後こんなことをしないように、無表情でアクアをまた睨みつける。  
リズムのおかしい呼吸で口に吹きかけられる息に満足を覚えながら、アクアの頭を掴んで一気に口の奥の咽頭に先端を当てる。  
僕の温かいものがアクアの乾いた口にあたって、擦れていく。  
だんだんと少ない唾液が回りを覆っていく。  
十分動ける程の量が口の中に溜まっていくのがわかると、彼女の頭を何度も僕の方へ引き込んだ。  
「ひゃ、ひゃ、ああひゃひゃ・・ひゃ」  
奥の方にため込んでいる液がだんだんあがってくる。  
アクアが上目遣いで僕の目を見ると、上がっていく加速度はさらに早くなった。  
「もう少しだ。頑張れよ。」  
僕を見つめる彼女の無垢な目は、なんのことだかわからないと言いたげな目をしていた気がした。  
「飲み込め。」  
僕がそういったのに、彼女は口の中で溢れ出る液体を口から吹き出した。  
僕は彼女から一物を抜き出すと顔にこすりつけるように動かす。  
そうして、彼女の顔に僕の液体がこびり付いていた。  
 
その後、アクアは嗚咽をして、路上に胃の内容物をはきだしていた。  
僕はスカトロ趣味ではないので、アクアのはき出したものには全く興味が無かったが、  
彼女の必死な様相は見ていて楽しかった。  
「終わったか?さて、最後だ。さっき口に入れた奴をお前の足りない部分に入れてやる。」  
「た、足りない部分ですか?」  
「そう、僕の余分な部分でアクアの足りない部分を補うんだ。痛いがまあなんとかなるだろう」  
「やめてくださいです・・・」  
「ん?聞き間違いかな?やめてって聞こえたような気がしたが、これじゃあまだ借金は半分だぞ。お父さんを助けたいんじゃないのか?  
お前を見つめるだけで仕事は全然しない駄目な親父だが、唯一無二のお父さんなんだろ?」  
「・・・私はいつもお仕事の邪魔ばっかりするお父さんも、いっぱい発明しても、お金を全部私の衣装や指輪や遊び道具に使ってしまうお父さんも  
自分が餓死寸前でも私に食べ物を全部くれるお父さんも大嫌いなのです。」  
「ほう、嫌いか。うん。でもまあ、ここで僕も止めるわけにはいかないのでね」  
アクアの頭に自分の持っていた銃を当てる。  
真ん中に穴の開いた金属の冷たい感覚が額から伝わっていた。  
「MPをぎりぎりにして、逃げられないようにしてやろう。精神薄弱になってずっと病院の中になるかもしれんが、  
僕は頭のいい女性より、少し白痴が入ったくらいが好きなんでそっちのほうがいいかな。」  
「う、ご、ごめんなさいです。やるです。」  
「わかればいいんだよ。それじゃ始めようか?」  
 
「アクアぁああああああああああ」  
一閃の音波が鳴り響く。  
そこには素手で突っ込んでくるエヴィアがいた。  
「ちぃ、いいところなのだが、まあいいデータごとき、一瞬で倒せる。」  
エヴィアに銃を向けるアザゼル。  
片手で狙いを定め一気に連射をした。  
カチッカチッ  
「?」  
カチッ  
「な、なぜだ!?弾がでない!?」  
そんなことをしているうちにエヴィアは目の前まで来て、拳を振り上げてきた。  
「ちぃっ、ならば剣を・・」  
アザゼルが銃を剣にする前にエヴィアの頬に堅い拳が突きたった。  
アザゼルはそのまま地面に倒れる。  
その瞬間にマウント体勢に入ったエヴィアが永続コンボを食らわせ続けていた。  
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」  
な、なぜ銃が撃てなかったのだ。  
アザゼルは薄れゆく意識の中。  
ある声を聞いた。  
消去する。  
仕事をさぼって、ゲームで風俗まがいのことをやるダメ社員は、消去する。つーかクビだ。  
by おーなー  
 
アクアは悪い男の人を殴り続けるエヴィアを見続けていた。  
いつものエヴィアがだんだんと悪い男の人に近づいていっている気がする。  
暴走するエヴィアの拳を見続けていたエヴィアは、心の内が悲しみに満たされていくのがわかった。  
だから、地面に吸い付いて動かなかった足を必死に動かし、エヴィアが行き過ぎないよう、  
道を踏み外さないよう、エヴィアの背中へとしがみついていく。  
「それ以上やったら、死んじゃうのです・・お父さんが刑務所に入っちゃうのは嫌なのです。  
アクアはまだお父さんと離ればなれになりたくないのです。」  
「アクア・・・」  
エヴィアはアザゼルと己自身からでた血だらけの手が、アクアの洋服に付かないように、  
腕だけでアヴィアを抱きしめた。  
「お父さん。」  
耳元でささやかられる声に愛おしい感情が反応する。  
自分の下の方が固く反り上がっていくのをエヴィアは感じていた。  
不純。  
そんな言葉が脳裏に浮かぶ。  
「大好きなのです。」  
だが、目の前に現れてきたアクアの精液で汚れた素顔と、  
その唇から発せられる純朴な言葉に、己の理性というファイアウォールはどんどん突破されていく。  
めつめあう瞳。  
二人はお互いにだんだんと顔を近づいていき。  
唇で触れ合う。  
エヴィアは下へ下へと顔を移動させていき、蜜の味がする下腹部へと顔を埋める。  
「ひゃう!」  
アザゼルがした時とは違う感覚がアクアを襲う。  
アザゼルの時は体からわき出てくるものに吐きそうになったが、  
今は違う。  
 
もっと欲しい。体中を舐めたり触ったりしてもらいたい。  
わき出てくるものを受け止められることができた。  
エヴィアは慎重にぺろっとアクアの秘部を舐めてみる。  
アクアの反応を確かめてみたかったからだった。  
アクアはさきほど顔を埋めたときの反応より敏感に感じていたらしい。  
びくっと少し仰け反るようにエヴィアの顔にお腹を当てていた。  
二、三回同じように舐めていく。  
「ひゃあ。」  
エヴィアは自分が犬のようだと思っていた。  
まだ誰にも触れられていないぷるんとした部分。  
エヴィアはそれを自分だけのものだと思いながら、アクアを味わっていた。  
そんな風にずっとなめていくと、ぬるっとした液と自分の唾液が混ざり合い。  
アクアの秘部はあんをかけたようにどろどろになっていた。  
そのまま続けて、アクアの秘部に舌を入れる。  
肉厚の壁を押しのけて、奥でかき回す。  
「あうぅ・・・です」  
アクアは口に指をくわえながら、何か言いたそうに口をごにょごにょさせていた。  
エヴィアは何が言いたいのか気になったが、興奮が先走り、途中でこの行為を止めることを拒んでいた。  
中をかき混ぜ、外のあんをなめまわし、時々手で弄ってみる。  
「です・・・欲しい・・のです」  
アクアは恥ずかしいために言えなかった言葉を、我慢しきれずに口から漏らしていた。  
エヴィアは顔を彼女の秘部から離すと、アクアの顔の前へ向き合った。  
「アクア知っているか?」  
「ふ、ふぇ・・何がなのです?」  
いつもの表情とは違って、真剣な面持ちで離すエヴィアにびっくりするアクア。  
「いれるとすっごく痛いんだぞ。血も出て、その後何日かは股の間に違和感が残る。  
そんで・・・」  
 
「知ってるのです。そんなこと。据え膳食わぬは男の恥なのです。早くやって欲しいのです。  
もう・・あんまり我慢できないのです。」  
顔を火照らせながら、怒り出すアクアは妙にコミカルでおかしかった。  
「そうか。それではいくぞ。」  
エヴィアは自分の服から案外大きな肉棒を取り出すと、  
それをさきほど舐めて、どろどろになっているアクアの秘部の直前まで近づけた。  
「むむむ・・・やっぱりやめとこうアクア。痛いのはやだろ?絶対後で後悔する。」  
「ごーごーなのです。」  
ここまできて踏ん切りがつかないお父さんを後押しするように、気軽な感じで励ます。  
エヴィアは先のいびつな部分をすこしづつ入れていった。  
「ん・・」  
口ではエヴィアを励ましていたアクアは、これから来るであろう自分の知らない痛みに備えて神経を集中する。  
大きな心臓の音の波に怖がりながら、自分の中を押しのけていくモノの温かさを感じる。  
何かを突破する時。  
その激痛が体を走った。  
電撃に熱線を加えたような痛み。  
想像だにしないほどの大きさに、やめてと拒否の言葉を口にしそうになる。  
しかし、不安そうな面持ちでこちらを見る真剣なエヴィアに冷や汗を流しながらも、  
「大丈夫なのです。」  
と必死で頑張るアクアがいた。  
 
痛みを表に出さないようにするアクアを見て、  
エヴィアはできるだけアクアにその痛みを忘れさせられるように、  
小さなアクアをぎゅっと抱いていった。  
顔のすぐ横で見えないアクアの素顔が苦痛でないことを祈って。  
繋がる部分の熱く絡みつく肉は自分をぎゅうぎゅうと締め付ける。  
あまりにきつい締め付けだったが、アクアとしていると考えるとなんだか気持ちよくなれた。  
水と油と血と肉が混ざり合い、繋がっている部分はぐちゃぐちゃになっている。  
その中で生暖かく少し固まりかさぶたのようになる血だけ、正でなく負の感情をださせる。  
振動の速度をどんどん早めていって時間が経つと、アクアの顔は汗だらけになっていた。  
じゅぷじゅぶじゅぷ・・・  
娘の犯すこと、処女の激烈な痛み、自分の育ててきた大切なものを壊す背徳感が逆に自分の興奮を高めていくのが悔しかった。  
「我慢してくれ、アクア・・・」  
言いたくは無かった声がこぼれでた。  
その時、予想だにしないアクアの声が聞こえてきた。  
「我慢しているのはお父さんなのです。」  
「えっ?」  
きちんと声が聞こえるよう、娘の中に出したり入れたりすることを前より遅める。  
「お父さんは私のこと考え過ぎなのです。もっと自分本位に物事を考えて欲しいのです。」  
「でも、」  
「そのほうが私が幸せになれるのです。私が一番楽しい時はお父さんが喜んでいる時なのです。」  
「アクア・・・・・・。」  
自分の体からの液体がもうすぐそこまできていた。  
アクアのなかに突き立てることを一生懸命にして、  
まわりのひだの部分や管の通っている所が擦り合い。  
その管から流れ出る白い液体がアクアのなかに流れるように、  
もっともっとでてくるようにと考えていた。 

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