さて、ここで少し考えてみよう。  
 
人類が新天地を求めての宇宙開拓隊、彼らの先には非常に危険な旅路が待っているのは間違いない。  
死が常に付きまとう日々の中に身を置けば、人の心はいとも容易く壊れてしまう。  
一人の狂気がメンバー全員を危機に陥れることも当然ある、そして、そんな当たり前の事はUSTAも承知の上であった。  
 
−ストレスが避けられないならば、そのぶつけ先を与えておけばよい−  
 
スケープゴート・・・・・・一人の生贄を用意し、その人物にぶつけさせれば良い。  
そして第一次開拓隊の一隻に一人ずつ生贄の少女を用意する事に決定した。  
少年達の性衝動を受け止める器を、少女達の優越感を刺激する人形を、より美しくより聡明な少女を選出していった。  
 
レイミ・サイオンジはそんな生贄に選ばれた少女が一人。  
 
名家の生まれで美しく、そして成績も良い彼女は生贄としてまさに適任であった。  
彼女は第一次開拓隊に選ばれたその日の内にシマダ副指令率いる特別隊に引き連れられ、船長に選ばれた5名に見守られながら処女を散らされた。  
レイミを含む泣き叫ぶ5名を抱く男達。  
その中にはクロウを含めた船長達も並び、彼らはレイミ達に謝罪の言葉を並べながらその膣内に濃い精液を吐き出していった。  
 
そこから出発までの数週間はレイミ達にとって悪夢の時間だった。  
犯されながら自分の立場を説明され、入隊時に書いた誓約書と録画された映像に逃げ場が無いことを思い知らされた。  
服を身に着けることも許されず、入浴は愚か排泄までもカメラの前で行うことを強要された。  
一日の半分はあらゆる性技を座学と実技で身につけさせられ、もう半分はUSTAのクルー達の肉奴隷として覚えたばかりの性技を披露させられた。  
与えられた寝室には鍵が無く、誰もが頻繁に部屋を出入りし彼女らの身体を使っていった。  
 
反抗的な態度を見せた少女はトイレの一角に繋がれ、次の日に股間からトイレ用ブラシをぶら下げながら帰ってきた。  
隙を見て逃げ出そうとした少女は、レイミ達の前で犬と交尾させられながら謝罪の言葉を吐き続けていた。  
そんな悪夢のような日々の中、第一次開拓隊に選ばれた少年少女を除く全員が、レイミ達の身体を使っていった。  
 
そして出航式当日、第一次開拓隊の少年少女達に、レイミ達はお披露目された。  
シマダ副指令レイミ達5人は壇上に並び、紹介された。  
彼女らの役割を、そして、今日までどんな「訓練」を行ってきたのかを。  
そして大勢の視線と多くのカメラに晒されながら、レイミ達は一人一人自己紹介を強要された。  
アタッチメント一つで股間を曝け出せるようになったズボンの機能を説明し、自らの股間をカメラに近づけてスクリーン一杯に写りこむ自らの性器を  
バックに自らの名前と肉奴隷の誓いを宣言した。  
そうして最後に彼女らの訓練映像がスペースシップに記録されていることを説明すると、ざわめきの中出航式は終了した。  
 
人類にとっての希望と  
レイミ達にとっての絶望の旅が  
この日、始まったのである。  
 
 
さて、絶望的な状況に堕ちたレイミにも一縷の希望はあった。  
一つは彼女の所属するスペースシップの船長が紳士であったこと。  
そして、何よりも重要であったのが彼女の幼馴染であるエッジが出航式をサボって居たことだった。  
 
レイミはエッジと常に共にあることを選択した。  
船長やエッジと離れ一人となれば全てを知るクルー達が彼女に何を要求するかは分かっている、そして彼女はそれを拒絶できない。  
だからこそ惑星エイオスでの事件の後、危険と知りつつもレイミはエッジと一緒にあることを選択した。  
そして、それは間違いではなかったのである。  
 
しかし、そんな彼女も過去の地球でまた陵辱の憂き目にあうのだが、それはまた別の話である。  
 
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さて、首尾良く自由の身となり惑星エイオスを飛び出したレイミですが、まだ問題は残っています。  
そう、スペースシップに記録されている映像があるのです。  
それをエッジやフェイズに見つかるのだけは何としても避けなければなりません。  
 
そこで、彼女は映像を削除しようと、ワープ航行中、夜な夜な自室の端末に向かっていたのです。  
しかしそうそう上手くいくはずがありません。  
そうして苦心惨憺する彼女の元に、思いも寄らぬ場所から救いの手が伸ばされました。  
事の元凶であるシマダ副指令、その人からです。  
 
シマダ副指令はレイミが操作する端末に映像を繋ぎ、こう言ったのです。  
「消すのは許可できんが、閲覧をロックするパスワードなら教えても良いぞ」と。  
それが悪意ある取引なのは言うまでもありません、ありませんが、レイミはそうと分かっていてもそれに縋るし  
か無かったのです。  
「何をすればよろしいのでしょうか?」  
「サイオンジ君のマ○コの具合はもう飽きておるからな、別の方法で楽しませてもらおう。  
とりあえずもう一度奴隷の誓いでも立てて貰おうか、もちろん全裸で」  
 
奴隷の誓い・・・・・・それは何度も何度も宣言させられた辛い記憶です。  
初めてレイミを使いに来た将校全員にやらされた宣言。  
全裸で大きく股を開き、笑顔を乗せてと教育された記憶はレイミにとって、とても辛いものでした。  
しかし、レイミに選択権はありません。  
レイミがゆっくりと首の後ろ、そして左右の腰の三箇所へと手を伸ばすと、身に着けていたスーツがあっさりと  
バラバラになります。  
そんなギミックに顔を曇らせながら腰を落としたレイミにシマダ副指令は口を挟みます。  
「あぁ、ちょっと待ちたまえ。  
こんな場所で誓いを立てても面白くないではないか、ブリッジまで移動したまえ」  
「・・・・・・はい」  
 シマダ副指令の提案に、レイミは従うしかありませんでした。  
 
全裸で廊下を徘徊する。  
そんな行為に慣れてしまっている自分をレイミは嫌悪します。  
いえ、全裸は愚か排泄まで観察され記録されていた彼女達は、それを受け入れなければ心が壊れていたのでしょう。  
「そうだ、ちょっと武器庫に寄って行きたまえ」  
途中、シマダ副指令の言葉に従い、レイミは武器庫へ移動します。  
ひんやりと冷える武器庫の中、今となっては無駄になってしまった弾薬の山が並びます。  
「レールガン用の弾薬でも、とは思うたが面白いものがあるな。  
サイオンジ君、そこのミニ・ニューク・・・・・・そうだ、未開惑星での井戸掘り用に用意したそれを持って行きたまえ」  
小型とはいえ男性の拳を一回り大きくしたサイズのある爆弾。  
それを何に使わせようとしているのか、レイミにはすぐに理解できました。  
理解できましたが、それが「使える」かは別の問題です。  
 
ミニ・ニュークを抱きかかえた彼女はついにブリッジに到着してしまいました。  
「お待ちかねだよ、サイオンジ君」  
巨大なモニタにシマダ副指令の醜悪な笑顔が映っています。  
殺したいほどに憎いのに従わなければならない相手、それを前に笑顔を作るのがこれほど難しいとはレイミ自身  
思っていませんでした。  
「ここで宣言すればよろしいでしょうか?」  
「あぁ、船長用のスペースのそここそが相応しい。  
そのミニ・ニュークをしっかりと咥え込んだ姿で楽しませてくれるかな」  
言われるがままに弾頭を天に向けておき、その上にまたがります。  
しかし、見れば見るほど巨大なその姿に、レイミは腰を落とすことが出来ません。  
「いくらなんでもそもまま腰を落とすのはやめたまえ。  
君達用に用意した機材がその机の隠しポケットに収納されておる、そうその筋弛緩剤とローションを使いたまえ」  
言われるがままに手に取ったのは注射器とローションの瓶。  
レイミはまずローションをたっぷりとミニ・ニュークにたらし、そして注射器を構えごくりと唾を飲み込んだ。  
 
『ほら、これをクリに注射すればな・・・・・・ほらこの通り』  
『すっげぇ、腕が入っちまうのかよ』  
『時間さえあれば注射無しで出来るように鍛えるんだがなあ』  
『おいおい、バットも入っちまうぜ、これ』  
 
過去にあった辛い記憶がレイミの脳裏にフィードバックします。  
確かにこれを使えばミニ・ニュークとて飲み込めるでしょう。  
ですが、それを自分で自分の一番敏感な場所へ注射するなど、レイミにはとても出来そうにありません。  
「出来ぬのなら、今からエッジ君とやらの部屋で上映会でも行おうかのう。  
おおっと今にも手が滑ってボタンを押してしまいそうだ、危ない危ない」  
「・・・・・・」  
しかし、すぐさまシマダ副指令が声をかけてきます。  
逃げ場の無いレイミは唇を強く噛み、意を決して注射器を股間に持っていきます。  
ぷるぷると震える注射器が少しずつピンク色の陰核へと近づいていき・・・・・・そして突き立った。  
「んぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」  
あまりの激痛にうめき声を上げるレイミ。  
緩んだ尿道が中身を盛大にぶちまける中、レイミは何とか薬液を全部注入する。  
 
そして数分。  
ようやく起き上がれるようになったレイミに、シマダ副指令の容赦の無い命令が飛ぶ。  
「休憩はそこまでだ。  
さぁ、早くそれを咥え込んで奴隷の誓いを立ててもらおうか。  
それで今日の所は終わりにしておいてあげよう」  
「わ、分かりました」  
レイミは膝を大きく左右に広げたまま、ミニ・ニュークと性器が接触するまで腰を落とします。  
そして膣口に指を差し込み大きく左右に広げると、ガポリと口を開いた性器の様に表情を曇らせます。  
 
−もう、元に戻らないのではないか?−  
 
ヒトの男性器ならば三本は余裕で飲み込めそうな程に広がったそこは、まさに洞穴でした。  
昔見たときは針の穴のようだったそこ・・・・・・それが薬のせいとはいえこんな姿になってしまった事に、そして  
それをエッジが知ってしまった時の事を考え、レイミの思考はどんどんと暗く落ち込んでいきます。  
「さぁ、急ぎたまえ」  
しかし、シマダ副指令は待ってはくれません。  
レイミは暗い思考を追い出すかのように首を振り、腰を落としていきます。  
 
ミチ、ミチ、ミチ  
 
肉が軋む音が響きます。  
薬で広がったそこをもってしてもまだ大きいサイズのモノ。  
限界ギリギリの境界でもって侵入する異物を受け入れながら、レイミの身体は愛液を分泌し始めていました。  
それはきっと身体の防衛本能からなのでしょうが、レイミは垂れ堕ちるその液体に涙を浮かべながら、必死に  
笑顔を作りながら、シマダ副指令の顔が映るモニタに視線を向けて宣言しました。  
 
「私、レイミ・サイオンジはUSTAの肉奴隷です。  
USTAの未来のため、存分に私のオマ○コをご利用くださいますよう、よろしくお願いします」  
 
女として決して口にしたくはないであろう、その宣言を・・・・・・  
 
 
 
 
次回「百合の花咲く幼女の丘に」  
 
おたのしみに!!(注:次回の予定はありません)  
 

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