地球でレイミが陵辱されてから数週間がすぎていた
現在カルナスは惑星エイオス基地の異変を調査するためワープ航行中だ
レイミは元気をすっかり取り戻していた。もちろん地球での悲惨な出来事を忘れたわけではない。
今でもときどきあの時のことが夢にでてうなされる日もある。
だが、ロークでエッジにフォーチュンベイビーの秘密を打ち明け、お互いの心を通じあわす
ことができたのがレイミの心の傷を大きく癒してくれた。
そしてなにより妊娠することもなかったのだ。そう、あれだけ体内射精されながらレイミは妊娠しなかった。
いや、しなかったというより、もともと妊娠の可能性はなかったのだ。過去地球は別次元の地球であり、
そこの住人も別な人類、つまり運がいいことに交配不可能な異種間性交だったのだ。
もちろんレイミはそんな事は思いもよらないし、妊娠検査キットの結果を見るときは怖くて怖くてたまらなかったのだが。
その日シャワールームから部屋に戻ったレイミは、自分の端末に1通のメールが入っていることに気づいた。
だれだろう。差出人・・・シマダ。なんとシマダ副指令からのメールであった。
副指令が私にメールを?レイミは訝しげな表情をしながらメールを開いた。
「添付ファイルのことについて話があります。本日深夜2時に1人でICルームまでくるように」と書いてあった。
添付ファイル?良く見るとこのメールには動画ファイルが添付されていたのだ。一体なんだろう・・・動画を再生してみた。
(え?・・・なに・・これ・・・)
レイミの顔からみるみる血の気が引いていく。なんとレイミがバッカスにアナルのビンを抜いてもらい
その後、自慰行為で絶頂に達してしまうまでが記録されていたのだ。
(そん・・・な、この部屋、盗撮されてるの?)
きょろきょろと天井や周りを見るレイミ。だがそれらしきものは全く見当たらない。
内容が内容だけに、誰にも相談することはできない。
とにかく書いてある通りICルームへ行くしかない。
レイミは不安で心が押しつぶされそうになりながら、そう決意するのだった。
深夜1時55分レイミは部屋をでてICルームへと向かった。
システムを起動する。いつも元気よくウェルチが現れるその場所にはシマダ副指令が立っていた。
「・・・レイミ・サイオンジです」
レイミは不安な表情で、敬礼しながらそう言った。
「ウオッホン。レイミ君、そう硬くなるなリラックスしたまえ。早速だがキミは
かわいい顔して、随分とアブノーマルな自慰行為をするのだな、私も少々愕いたよ」
シマダは口元をニヤつかせ下卑た表情でそう言った。
「そんなことより!あれは盗撮ですよね!私の部屋に隠しカメラを仕掛けたんですよね!
ファイルを全て消去して下さい!でないと本部に、報告させてもらいますよ!」
レイミはこのまま交渉の主導権を握られてはだめだと、強気にそういうのだった。
「口を慎みたまえ!レイミ君!キミは自分の置かれている立場が分っているのかね?
そんな報告、副指令の私の権限で握りつぶすことなど容易なのだよ?
それにキミがそういう態度にでるのなら・・・クックク、この動画、まずはエッジ君に
見てもらってもいいのだよ?彼、キミの幼馴染で、キミは随分と彼のことを好いている
ようじゃないか、そしてまだ恋人関係にはなっていない。彼がこのキミの淫乱で変態な
行為を見たら、どう思うだろうねぇ?ブヒヒヒヒヒ」
シマダはレイミの経歴、交友関係、全てをすでに調査済なのだ。
・・・・・・っく。レイミは返す言葉が見つからず、唇を噛みながらうつむくのだった。
両手はシマダへの怒りでぶるぶると震えていた。
「で、だ。ベタなこといわしてもらうと、この動画をばら撒かれたくなければ、この私の
命令にはなんでも従うように。とまぁこういうことだよ、レ・イ・ミ君」
・・・・・・レイミは、うつむいて押し黙ったままである。
「返事をしたまえ!レイミ君!従うのならば、分りましたシマダ様と言え!従えないのなら
さっさと部屋にもどるがいい!」
エッジにはあんな動画絶対見られるわけにいかない!あんなの見られたら、もう、私はエッジと一緒に
はいられないよ・・・従うしか・・・ないよね・・・レイミは観念して力なく言うのだった。
「・・・・・わか・・りました。シマダ・・・さま」、と。
「それで副指令、その・・・一体私をどうしようというのですか?」
恐る恐るそう尋ねた。
レイミも子供ではない。大体何をさせられるかは予想がついた。恐らく、ストリップ的な
ことをさせられ、自慰行為でも見せろとでもいうつもりなのだろう・・・。
それでも、この、顔を見るだけでも鳥肌が立つほど気持ち悪く、毛嫌いしているシマダに
直接体を触れられたりすることはない。そのことがレイミにはまだ救いであった。
だがシマダはレイミのそんな考えを見透かしたかのように、ニヤリと笑い、言うのだった。
「ふむ、ひとつ自慢話をしよう。あるベンチャー企業がホログラムを利用した
遠隔性交システム、つまり遠距離恋愛や遠距離での夫婦の営みを助けるシステムを開発していたのだよ。
まだまだ稚拙なものだったがね。そして私がそれを買い取り、USTAとエルダーの科学力を結集させホログラムに
物体の、匂い、質感、感覚、つまり存在そのものをリアルに再現できるヴァーチャルシステムを作り出すことに成功したのだよ。
で、各スペースシップにはそれをこっそり実装してあるのだ。もっとも、このことは私とごく一部の人間しかしらないのだがね。
つまりだ、私がキミに求めるのはこのシステムを利用した、限りなくリアルに近いキミとの性行為ということだ。
この副指令の私に抱かれるのだ、キミも嬉しいだろう?クックック、フゥハハハハァ」
・・・・・うそ・・でしょ?そんなこと可能なの?でも・・・この目の前の不快な生物の自慢たっぷりな言い方・・・
とてもウソをいってるようにはみえない・・・。
「どうやら信じられないといった顔だな?いいだろう、見せてやろう、SHIMADAシステム作動!」
・・・嫌なシステム名ね・・レイミがそう思った瞬間、目の前にいるシマダの存在感がさっきまでとは
段違いに濃厚になったのだ。ハゲた頭から香る油の臭い、体全体から漂う加齢臭、そして口臭・・・・・
どれもがシマダが実際にそこにいるかのようなリアリティであった。
シマダは驚愕しているレイミの手をとり、手の甲を自分の頬にすりすりとこすりつけて言った。
「どうだね!この存在感、質感、すばらしいだろう!」
レイミは自分の手の甲に感じるぬめっとした不愉快な感触を感じながら、呆然とする。
(本当・・・なんだ。つまり、私はこの・・・大嫌いなシマダに・・・加齢臭のする中年に・・・され・・ちゃうんだ・・・)
レイミは地獄へと繋がる入り口の縁に、辛うじてしがみついて耐えていたのを、一気に蹴落とされた気分であった。
「さて、レイミ君との初めてのセックスなのだ。もっとムードのある部屋にしようじゃないか」
シマダはそういうと、端末をいじりだした。ICルームに備え付けられていた、机や椅子が地面に一斉に収納される。
ブゥ・・・ン。空間が歪んで塗り替えられていく。ICルームだったその部屋は、高級ホテルの一室の風景となっていた。
「さあ、服を脱いでそのベッドに横になりたまえ、このワシがキミの体に快楽というものを刻み込んでやる」
レイミは観念したのかのろのろと服を脱ぐと、ベッドの上にあがり寝転ぼうとする。そのときシマダが耳元でなにやら囁いた。
レイミの顔が一瞬ひきつり青ざめる。だがすぐに諦めの表情となり、そして今度は顔を真っ赤にしながらシマダの命令を実行した。
レイミはベッドの上に仰向けになると、右足を右手で左足を左手で持ち上げ股を開く、M字開脚の体勢をとり、こう言ったのだ。
「わたし、レイミ・サイオンジは、今この瞬間から、シマダ・・・様の忠実なるペットとしてどんな命令にも
従うことを、ち・・誓います。私の・・お・・お・・おま○こ・・と、お尻の穴・・と、このお口は、シマダ・・様
専用の穴です。ご自由にお使いくだ・・さい」と。
レイミはこのシマダらしい下品で陳腐な台詞を、笑顔で言えといわれたのだが、恥ずかしさ、くやしさ、情けなさが混じった、
なんとも微妙なひきつった笑顔となるのだった。だが、シマダは大満足したようだ。レイミをジロジロと見つめ言った。
「ぶぅわははははははっはっは!いい、いいぞぉ!その表情、そのカッコ、傑作だよレイミ君、キミのような清純そうな
娘が、そんな格好で、そんな台詞を言ってる場面、他のクルーや他のSRF隊員が見たらどう思うのだろうなぁ?ブヒョハハハハ」
(うう・・・ひどい・・・こんなのひどいよ・・・。いや、そんな眼で見ないで・・・。)
レイミは今にも泣き出してしまいそうだった。だが、じっと、ただじっと耐えるしかないのであった。
「ではレイミ君、ワシがいいというまでその格好を崩すんじゃないぞ」
シマダはそう言って、ベッドの上にのしりと上がり、レイミの首筋、乳房、脇腹、膣、アナルと体中を舐めまわしていった。
繰り返し、繰り返し、シマダはレイミの体を隅々まで時間をかけて舐めまわす。
なめくじが這い回っているような感触・・・よくあるこの比喩表現、レイミはその言葉を自らの身体で味わうのだった。
だが、そんなレイミの心を裏切るかのように、体は反応をしめし始める。
レイミは地球で大勢に犯され、処女を散らした。だがあの時は、ただひたすら、膣とアナルにペニスを挿入され続けただけなのだ。
このような愛撫など他人からされたことは今回が始めてのことである。年季の入ったシマダの愛撫の前に、心は嫌悪していても
体は正直に反応してしまうのだった。乳首がピンと立ち、膣からは愛液が垂れ始めた。
シマダは不意に、ツプっと左手の中指をレイミのアナルに挿入させた。
はぅっ・・・突然のアナルへの指の進入にレイミは体をビクっとさせる。
抜いたり、入れたり、中で指を曲げたり回したり、指を増やし中で押し広げたりとシマダは執拗に執拗に、アナルを愛撫していった。
「レイミ君、キミは本当にアナルが好きなのだな、見たまえ、キミの大事な部分を、
さっきまでと段違いに濡れてきているじゃないか。かわいい顔してアナルが好きとは、本当にキミは淫乱な娘だな、クックク。
だがあのような異常な大きさのビンでするより、意思をもって動くこのワシ指のほうが気持ちいいだろう?」
(ちがう・・・ちがいます・・・私はお尻の穴でなんて・・・・)
レイミはあのとき最後にアナルで感じ、激しい自慰行為で絶頂に達してしまった自分に嫌悪していた。
そしてあれ以来、今まで週二くらいの頻度でしていた下着の上から手で愛撫するソフトな自慰行為すら自制していたのだ。
だが今レイミは確実にアナルで感じていた。シマダの指が直腸を刺激する度にビクンビクンと体が反応する。
膣内からあふれでる愛液は、シーツに染みを作っていた。そう、レイミの身体は媚薬で快楽を感じ、多数のペニスを膣とアナルに
挿入され絶頂を繰り返した地球での出来事を忘れてはいないのだ。
声が出そうになるのを必死で堪えるレイミ。だが、完全に抑えることはできず、度々、甘い声を漏らしてしまうのだった。
「レイミ君、随分とつらそうな表情じゃないか、我慢せずに声をだして快楽に身をゆだねてはどうかね?」
そう言うシマダだったが、心の中は逆だった。
(ふむ、なかなか精神力の強い娘だな。おそらく快楽漬にしても精神的には抵抗をつづけ、落ちないタイプだな。
ククク、素晴らしい、いじりがいのある理想の玩具を見つけたぞ)シマダはニヤリとほくそ笑むのだった。
シマダはレイミへの愛撫を止め、ベッドの上に正座の体勢で座るよう命令した。
ずっとM字開脚のまま、快楽にのまれまいと必死に耐えていたレイミは汗ばんだ体を起こし、正座の体勢をとった。
「今度はワシを気持ちよくしてもらおうか、いいかね、手を後ろに組んだまま舐めたまえ」
シマダはベッドの上に仁王立ちになり、自身のペニスをレイミの目の前にもっていく。
「う、臭っ!」レイミはあまりの臭さに反射的にそう言葉を発した。
「フゥヒャハハ、そうだろう!さぞ臭うことだろうな!今日この日の為に数日洗わないでおいたのだよ、
レイミ君、キミに舐めて綺麗にさせるために、だ!!そら、早くその可愛らしい舌で舐めたまえ!」
うぷ・・・レイミは吐きそうになるのを堪えながら、ペニスに顔を近づけていく。
シマダのペニスには尿や精子の残りカス、いわゆる恥垢がこびりついていた。
(うう・・・一体なんなのこの酷い臭いは・・・)
こんなものを舐めるくらいなら、便所の便器を舐めたほうが遥かにましだ・・・とさえ思えた。
だがシマダに逆らうことはできないのだ。レイミは意を決して舐めはじめるのだった。
フェラチオ・・・というよりはこれは掃除に近かった。舌をペニスにはわせ、恥垢を舐めとっていく。
勿論これはあくまでもリアルな幻影である。レイミが舐めとったものは実際にはシマダの部屋に落ちるだけだ。
だが、その存在感は、舌で舐めとり、口にいれ、飲み込むまでの舌触り、口の中に広がる臭い、そこまでを
実にリアルに再現していたのである。
レイミは激しい嘔吐に耐えながらもシマダのペニスの汚れを全て綺麗に舐めとり終えたのであった。
「ふむ、上出来だ、なかなか気持ちよかったぞ、ではそろそろ本番といくか」
そういってシマダはベッドに仰向けになりこう言った。
「いいかね、レイミ君、ワシはこのまま動かない。ワシの上にまたがってキミが自分で私のモノをアソコに導き挿入させたまえ」
シマダは無理矢理レイミを犯すのではなく、レイミ自身に挿入させることで犯された、のではなく自らの意思で性交をしたのだと
いう意味あいを持たせ、精神的に追い詰め楽しむつもりなのだ。
そしてまさにその思惑どおりであった。レイミにとって無理矢理挿入され、犯されるほうが遥かに心の負担が軽いのだ。
レイミは悲痛な思いで立ち上がり、シマダをまたぎ、両膝をついた態勢をとった。
そして突き出た太鼓腹まで大きく反り返ったペニスを自らの膣の入り口にあてがうのだった。
だが・・・そこでレイミの動きが止まった。苦悩の表情でうつむきそこから先への行動に移せないでいた。
当然である、レイミはつい最近まで、そう、地球での事があるまで性行為の経験などまったくなかったのだ。
そして地球のアレは完全にレイプだった。だが今回は自らの意思でペニスを自身の体内に迎えさせられようとしているのだ。
レイミも19歳、男性との性行為の興味は勿論ある。思いをよせている幼馴染のHといつかは自分も・・・などと思い
悶々としながらベッドの上で身体を慰めたこともある。だが、今まさに自らの意思で膣内に入れようとしている相手はあのシマダなのだ。
(うう・・・エッジ・・・私・・・わたし・・)
うつむいていたレイミの頬を涙がつたう。
「何をしている!早く挿入したまえ!もたもたしてると今この場所にクルーを招集させるぞ!」
耳障りで無慈悲なシマダの声がレイミを次の行動へと移させた。
レイミは両膝をまげ腰をゆっくりと落としていく。シマダのペニスがレイミの膣内へと姿を消していく。
そしてレイミが完全に腰を落としたとき、シマダのペニスは根元までレイミの膣内に収まるのだった。
このときのレイミの心情はいかほどのものだったろうか、とても言葉では表現できるものではないだろう。
(・・入っちゃった・・・全部入っちゃった・・わたしの中に、あのシマダのものが・・あは・・ははは・・・)
完全に挿入したのを見るとシマダは上半身を起し、正面座位の体位をとる。
そしてレイミの首筋に手をまわしグイっと顔を引き寄せ、唇を重ね、舌を口腔内に進入させた。
!?少しばかり放心状態だったレイミは、我に返りシマダから顔を離そうとした。
だが、シマダはレイミの体と頭を強く自分に押し付け、逃そうとしなかった。
シマダの舌がレイミの口腔を犯していく、舌を絡めさせられ、歯茎を舐められ、唾液を注がれる。
(私・・・シマダとキスしちゃってる・・・いや・・いやだよこんなの・・・)
ペニスを膣内一杯に挿入された体勢で、シマダの大きくでっぱり、たるんだお腹に自分の体を密着させ、ディーブなキスで
口の中で舌まで絡ませあっているのだ。レイミは、自分の今の状況を思い、ああ・・・私はシマダに完全に汚されちゃったんだ・・・
と、抵抗する気力を失っていくのを感じるのだった。
シマダはレイミから抵抗の気配がなくなっていくのを感じとるとレイミの体をしっかり押さえつけたまま、
左手で通信端末を遠隔操作し、ある部屋に呼び出しコールを出し、ICルームと通信をつなげたのだった。
「・・・・んん、レイミか?一体どうしたんだこんな時間に」
「エ、エッジ!?」
レイミは驚いて、うわずった声で答えるのだった。
「どうしたレイミ?眠れないのか?」
「え、・・うん、ちょっと怖い夢みちゃっ・・・きゃぅっ!」
シマダが正面座位の体勢で手をレイミの腰の後ろにまわし、アナルに中指と人差し指を同時に入れたのだ。
そしてそのままおかまいなしに、激しく動かし始める。
「本当にどうしたんだレイミ?何かあったのか?声が少し変だぞ?」
「ううん、なんでもない、なんでもないの。ただ本当に怖い夢だっただけなの。でも、もう大丈夫だよ、
エッジの声きいたら安心できちゃったから」
「そうか、よかった。なんなら昔みたいに、寝付くまで手を握っててやってもいいんだぞ」
「もう!いつの話してるのよ!でも、ありがとう。おやすみエッジ。また明日ね」
「ああ、わかった、おやすみ、レイミ」
通信が切れると、シマダは言った。
「クハハ、いや〜、キミ達は本当に仲がいいんだな、聞いててむずがゆくなってきたわ。
ククク、すまないねぇレイミ君、あのやさしそうな彼よりも先に、キミの身体、すみからすみまで使わせてもらって。
それと、ワシのペニスを下の穴に、指を後ろの穴に入れられながら、彼と話をするのはどうだったかね?
淫乱なキミのことだ、スリリングで結構感じてしまったんじゃないのかね?ゲヒョハハハハハハハハ!」
レイミはあまりのくやしさにシマダを睨み、怒りで身を震わせるのだった。
(よし、成功だ。無抵抗な娘など面白くないからな。)
シマダはレイミのその様子をみてニヤリとするのだった。
シマダは、レイミを180度回転させ背面騎乗位に体勢を変えさせた。
そしてレイミの尻を両手で左右から掴み、上下に動かす。それと同時にシマダ自身も腰を上に突き上げる。
「レイミ君、この体勢だと、ワシのものがキミの膣に挿入されてる様が良く見えて絶景なのだよ。キミにも見せてやろう」
レイミの目の前の空間にスクリーンが現れた。そこにはシマダ視点からみた結合部が映し出されていた。
「どうだね!興奮するだろう!自分の穴にペニスが出し入れされている様を見るのは!」
(・・・・私のアソコ、すごいことになってる・・・)
レイミは激しく出し入れされる生々しい結合部分をみて不覚にも性的興奮をおぼえてしまうのだった。
「んん?尻の穴がさびしそうにひくついてるな、いいものをくれてやろう。ICの機能を利用して作成しておいた
バイブレーターだ。アナル用のではないので大分大きいが、キミには丁度いいだろう。そら!」
シマダはそう言うと膣用の大きめのバイブレーターをレイミのアナルの入り口にあてがい少しづつ挿入していった。
レイミの肛門が大きく広がる。そしてバイブレーターを易々と飲み込んでいくのだった。
「さすがレイミ君、このような大きな物を楽々とは恐れ入る。そら!!振動スイッチも入れてやろう!」
レイミは身体から湧き上がる性的快感に必死に耐えていた。シマダの執拗な愛撫、そして膣とアナルへの挿入、
度重なる身体への性的刺激が、レイミの適応能力に呼応し、地球で媚薬の効果を飛躍的に高めたときのように
作用し始めていたのだ。
(くぅ・・・気持ちいい・・・すごく気持ちいい・・・シマダなんかにされて嫌なのに凄くいやなはずなのに。
・・・ダメ。ダメダメ!相手はあのシマダなのよ!気持ちいいなんてあるはずない!)
レイミはよほどシマダを毛嫌いしているのだろう。流されそうになった感情を強い精神力で立て直したのだ。
そんなレイミの心情を察するかのようにシマダはさらなる愛撫を加えはじめた。左手で陰核を右手でバイブレーターが
挿入されているアナルの入り口を巧みに刺激していくのだった。
そして・・・・・・ついにレイミは身体全体から湧き上がる快楽の波に抵抗できなくなったのだろう。
自分で腰を上下に動かし始めたのだ。その上下運動はどんどんと激しくなっていく。レイミの臀部がシマダの太ももに
打ちつけられる。膣からは、愛液が周囲に飛び散る勢いであった。
さらに、レイミは少し前かがみになり、アナルに挿入されているバイブレーターをも自らの手で動かし始めたのだ。
「・・・ああ。気持ちいい・・・アソコも・・・お尻も・・・・気持ちいいよぉ・・・」
レイミはすでに声を押し殺すことさえ忘れてしまっていた。
シマダは、このレイミの豹変ぶりに驚くものの、その快楽を楽しむ愉悦の表情と、甘い喘ぎ声、ペニスを締め付ける
レイミの膣内の気持ちよさに、興奮を覚えるのだった。
ククク、すごいなこの娘は。いいだろう、もっと快楽を味わわせてやる。シマダはそうつぶやくと、SHIMADAシステムの
端末を何やら操作する。そして、なんと右手をレイミの前に回し下腹部にズブズブと沈めていったのだ。
つまり、右手だけ部分的に、存在感をもたない元のホログラムにもどしたのである。そしてレイミの膣内まで到達すると
指の部分だけをまた、質感のある状態にしたのだ。もはやなんでもアリである、恐るべしSHIMADAシステム!
だが、これはサイエンスフィクションである。細かいことは気にしてはいけないのだ!
シマダは指だけを膣内の奥深くに実体化させると、膣内の一番奥の子宮膣部、いわゆる子宮の入口を直接指で愛撫し始めたのだ。
この大きな刺激はレイミの残っていた僅かな理性をも綺麗に吹き飛ばしてしまうのだった。
声を大にして、喘ぎ、卑猥な言葉を発して自らを興奮へと導くレイミ。
そしてそれに同調するかのようにシマダも快楽と興奮のあまり叫ぶのだった。
「さわっているぞぉぉレイミィィィ!コリコリ弾力のある子宮膣部を!心地よい感触よ!」と。
そしてシマダが射精し、膣内に精子をぶちまけると同時に、レイミも絶頂に達するのだった。
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ホテルの一室へと風景を変えていた部屋はもとのICルームへと戻っていた。
シマダは、まだ絶頂に達したまま意識を失っているレイミを尻目にICルームからその姿を消した。
後に残されたレイミは勿論裸のままであり、その格好はというと、上半身だけ床にうつ伏せ、下半身はお尻を突き出す
形で四つん這いのあられもない格好であった。さらになんとアナルにはまだバイブレーターが挿入されたままだった。
だが、ひとつ腑に落ちない不思議な光景があった。それはだらしなく開かれたレイミの両足の丁度間の床に、
ポタポタと白い液体が垂れ落ちていたのだ。そう、レイミの膣内から垂れ落ちているのだ。
なぜ?あれはあくまでも限りなくリアリティのあるホログラムのはずなのに・・・・。
御都合SHIMADAシステム・・・まだなにかろくでもない機能があるのかもしれない。
裸で放置されたレイミの運命やいかに!御都合SHIMADAシステムのさらなる機能とは!
次回「私は露出狂なんかじゃありません」
(・・・・飽きてなければ)