・・・・ちゃん・・・・嬢ちゃん・・・・  
レイミは頬をつんつん、とつつかれる感触で、眼を覚ました。  
ミュリアがしゃがみながら、自分を見下ろしているのが視界に入る。  
「・・・ん・・、あれ、ミュリアさん?」  
「お嬢ちゃん、こんなとこで寝てたら、風邪ひいちゃうわよ?」  
こんなとこ?レイミは思考をめぐらせる・・・!!  
すぐにシマダとの事を思い出し、さらに自分の今の格好がとんでもないことになっていることに気づく。  
 
「ひゃっ・・・あわわわ・・・・あの、これはその・・・あの」  
身体を起し、床に両膝をつく姿勢になりうろたえるレイミ。  
ひぃ!?・・・お尻にすごい異物感を感じて、手をお尻にもっていくと何か物体が深々と自身のアナルに  
挿入されていることに気づく。あのときのバイブレーターだ・・・。  
とんでもない所を見られてしまった。レイミはひどく狼狽し、弁解する言葉を発することすらできずにいた。  
そんなレイミの様子を察したのかミュリアは言った。  
 
「あら、そんなに動揺しなくてもいいのよ。オナニーしてたんでしょ?それに分かるわー  
人に見られるかもっていう場所でする背徳感が堪らなくいいんでしょ?」  
(違います!私はそんな変態じゃありませんから!)  
だが、話を合わせるより他はない、他にうまく説明できる状況じゃないのだ。  
「あはは・・・そうなんですよ、私露出プレイ大好きなんです」  
などと言ってしまうのだった。  
「それにしても、お嬢ちゃんもやるわね、お尻でそんな大きなものでオナニーなんてね  
もっと清純な子なのかと思ってたけど、意外だったわ(笑)」  
 
「あはは・・・私お尻が大好きなんですよね・・ははは・・・」  
(うう・・・バッカスさんの時といい、またこの展開なの・・・なんだか私の  
みんなからのイメージが変な方向にいっちゃってるよ・・・)  
「ほら、もうすぐみんな降りてきちゃうわよ、早く部屋にもどったほうがいいわよ」  
「あ、はい!・・・あ、あの・・ミュリアさん・・」  
「分ってるわ、この事は誰にも言わないわ、特に坊やには絶対言わないから安心しなさい(笑)」  
からかい半分に笑いながら言うミュリアに、言い返す気力もなく、ICルームを後にする。  
 
部屋の前を通り過ぎ、そのままシャワールームへと入る。  
レイミは気になることがあった。そう、自身の秘部から太ももに伝う白い液体についてだ。  
恐る恐る、両手で秘部を開いてみる。ゴポ・・・白く泡立つ液体が膣内から溢れ、床に垂れ落ちる。  
その液体を指ですくい、匂いを嗅いでみる・・・地球で初めて嗅いだ匂いと同じだ・・・。  
(そんな・・・うそでしょ・・・どうして・・)  
レイミは強いショックを受け軽くめまいを覚える。だがある考えにたどり着いた。  
(そうだ、あのシマダのことだもの、ICでやばいネバネバに改良を加えて、それらしいのを作って  
私の愕然とする顔を見て、楽しむつもりだったんだわ・・・そうに決まってる)  
レイミはそう自分に言い聞かせ、気を楽にさせるのだった。  
 
部屋にもどると、レイミはベッドに横になる。そしてシマダとの情事を思い出してしまうのだった。  
レイミは、シマダに抱かれてしまったことよりも、後半、快楽を感じて声をあげて乱れてしまった  
自分に自己嫌悪していた。・・・そしてレイミは気づいてしまった。  
ムーアの適応能力が快楽を我慢しようとする意識を削り取り、素直に気持ちよくなりなさいと言うがごとく  
快楽に適応し助長するということに・・・。  
・・・またこの能力のせいで・・・もう嫌だよ・・・。  
 
レイミは、布団を頭から被り、泣いた。シマダに抱かれてしまったこと。自分の能力のこと。  
さらに、地球のことまでも思い出し、涙を流し、声を押し殺しながらひたすらに泣くのだった。  
そして布団が涙でべとべとに濡れた頃、レイミは眠りについた。  
その寝顔は、さっきまでとはうってかわって、笑みを浮かべていた。エッジとの楽しい  
思い出でも夢に見ているのだろうか・・・。  
だが現実はまだまだレイミを過酷な状況へといざなうことは確実であった・・・。  
   ・  
   ・  
   ・  
惑星エイオス基地へのワープアウトまで、あと1日。シマダとの情事から数日が過ぎていた。  
その日の深夜、レイミはICルームへと足を運んでいた。  
そう、またシマダに呼び出されたのだ。暗い気持ちでICルームの扉を開き起動させる。  
「やぁ、レイミ君、前回はすごかったな!ワシも愕いたよ!キミがあんなに淫乱に乱れるとは  
思ってなかったのでね」  
「・・・っく。あの、それよりも副長官、あの白い液体・・・はICで作った悪戯ですよね?」  
ずっと気になっていたことを恐る恐る聞く。  
 
「ああ、アレかね。アレに関してはワシも後悔しておるのだよ。つい興奮にながされて説明する  
前にイッてしまったからな。では、また少し自慢話を聞かせてやろう。今、我がUSTAでは転送技術を  
開発しておってな、試作でようやくタバコの箱くらいの体積なら転送できるようになったのだよ。  
そしてそれを各機に実装したのだ、さすがにこれにはワシの私財を投入せざるをえなかったがな。  
つまり、ワシのイチモツから放たれる精子がレイミ君の膣内へと転送されたわけだ。  
すごいだろう!プククククク」  
技術的にはすごいのだろう、だがその利用方法はまさに、ろくでもないの極地であった。  
 
「え?・・・うそ・・でしょ?いやだよ・・そんなのいやだよ・・・ひどい・・・いやぁぁ!」  
そのあんまりな事実に泣き崩れるレイミ。  
「・・・いやだよ・・・いやだよ・・・」  
ガクリと両手と膝を床につき、涙をぽろぽろと流しながら力のない声でつぶやき続けるレイミに、  
シマダは満面の笑みを浮かべ言う。  
「それだよ!その絶望に満ちた表情!!それが見たくてワシは私財の50%を投入してまでこの極秘技術を  
実装したのだよ!!!」  
 
たいした男である、シマダ。己の欲望のためならば私財すら平気でなげうつ。ムーンベースの仕官が定食のAランチか  
Bランチか迷っている横で、高級料亭から出前を頼むほどの男は一味違うのだ。  
「あー、ところでレイミ君、今日キミを呼びつけたのはだね、たった今ワシを支援して下さる政治家の先生方との会談が  
終了したところなのだがね、先生方にぜひキミの素晴らしい身体を味わってもらい、ご足労頂いた労をねぎらおうと  
おもった訳なのだよ。・・・・・おーい、レイミ君聞いているのかね?」  
「・・・・はい・・・聞いてます」  
「ふむ、12人と多少多いが、キミなら大丈夫だろう。ワシに恥をかかさぬ様、サービスしてくれたまえよ」  
 
レイミはもう完全に諦めていた。嫌だといったところで、シマダがどういう手段にでるかは明白だ。  
エッジに知られるくらいなら親父共の肉棒を咥え込むほうが、レイミにとってはまだマシなのだ。  
だが、ひとつだけ、どうしても許してもらいたい事柄があった。これだけは死んでも避けたい事柄だ。  
「あの・・・副長官、ひとつだけお願いがあります。私・・・その今日から危険日なんです。ですから・・・その・・・」  
そう、レイミは今日から排卵日、いわゆる危険日なのだ。もちろん先のシマダの体内射精も排卵日から一週間以内と、  
精子が生き続ける日数的には、妊娠の可能性が無いとはいえない。だが排卵日ともなると妊娠の危険度は段違いなのである。  
悲壮な表情で、これだけは、許して下さいと必死に懇願するレイミにシマダは言った。  
 
「ふむ・・・そうだな、危険日に中だしさせるのはさすがに、鬼畜すぎるか。よかろう、先生方には  
体外で出すようにいってやろうじゃないか。その代わり、しっかり奉仕してくれたまえ、いいな。  
あと、コレを耳の中に入れたまえ、ワシの声だけが聞こえる小型無線機だ。先生方への返答に失礼があってはいかんからな。  
ワシがこれでキミに指示を出すというわけだ。」  
レイミはシマダがあっさりと訴えを承諾したことに、不安を抱かなかった訳ではないが、今はこのシマダの言葉を  
信用するしかないのである。  
「では、服をぬぎ裸になってその中央付近に立ちたまえ、SHIMADAシステムオン!」  
ブゥ・・・ン。ICルームはムーンベースの接客室へと姿を変える。  
 
やや薄暗いその部屋には、レイミを中央として丸く囲むように皮製のゆったりとした椅子が12個並べられていた。  
円卓の卓がない状態だ。そしてその椅子には40〜60代くらいまでの閣僚達がどしりと全裸で座っていた。  
シマダから無線を通して指示が入る。  
「レイミ・サイオンジです。本日はご足労頂き有難うございました。まだあまり経験のない未熟者ですが、一生懸命  
ご奉仕致しますので、心ゆくまで私の身体を存分にお使い、お楽しみ下さい」  
レイミは手を頭の後ろで組み、周りに身体を見せ付けるようにゆっくりと360度回転する。  
平静を装ってはいるが、恥ずかしさの余り声は微かに震え、足もカクカクと震え気を抜くと倒れこんでしまいそうだった。  
 
『ほぅ・・・これはこれは、中々の上玉ですな』  
『うむ、素晴らしい体つきだ。特に尻が素晴らしい』  
『羞恥に耐えるその表情も、初々しくて実にいいですなぁ、ククク』  
『穴のほうのしまりも、これは期待できそうだ』  
様々な言葉がレイミに浴びせかけられる。  
(ううう・・・何で私がこんな目に・・・こんな大勢のオジサン達にされちゃうなんて嫌だよ・・・)  
「お喜び頂きこのシマダ、光栄至極であります。ですがひとつだけ先生方にお願いがあります。この娘、今日は危ない日  
でありまして、射精の折には体外にてお願いしたい次第であります。」  
 
『ふむ、ワシは別にこの娘がどうなろうと知ったことではないが・・・シマダ君の顔も立てねばなるまいな』  
『左様ですな、これほどの上玉を味わえるのだ、それくらいは目をつぶりましょうか』  
『ワシは、後ろ専門だからな、問題ない』  
この言葉を聞き、ホッと胸を撫で下ろすレイミであった。最悪の状況だが、少しだけ救われた気分になる。  
『では、私からやらせて貰おう、娘、四つん這いになりなさい』  
一人の男が椅子から立ち上がり中央のレイミの所へ移動する。  
中央での行為を周りが見て、楽しむ、これはそういう趣向でもあるのだ。  
「どう・・ぞ、膣でも・・・お尻でも、お好きなほうをご・・・ご堪能ください。」  
 
レイミはシマダからの指示通り、四つん這いの体勢で、自らのアソコを後ろ手に開いて見せた。  
男は何も言わず、レイミの尻をガシっと両手で掴むと無造作にペニスを膣内へと挿入した。  
痛っ・・・まだ全く濡れていなかった膣内にいきなり挿入され痛みに顔を歪ませる。  
だが、すぐにレイミの身体は順応し、蜜液を分泌し痛みから快楽へと変化させる。  
男は欲望の赴くままに激しく腰をレイミの臀部に打ち付ける。  
 
レイミはこのような異常な状況ですら、早くも湧き上がってくる快楽の衝動に嫌悪し、必死に声を押し殺す。  
『っく、すごい締め付けだ・・・もう出そうだ、娘!顔をこっちに向け口をあけなさい!』  
男は、ペニスを素早く膣内から抜くとレイミの口内へと熱い欲望を放った。  
うぇっ・・・・レイミは濃い精子のむせ返るような臭いと、ねばねばの感触に気持ち悪くなり、手に出そうとするが・・・  
『出すな!いいと言うまで口に溜めておきたまえ!』  
男はそう言い放ち、自分の椅子へと戻っていく。  
 
次の男、その次の男も同様にレイミの膣内を堪能し、口に射精した。勿論まだ精子を飲み込むことは許されない。  
5人目の男の精子を口に受けた辺りで、レイミの口内は男達の精液で一杯になり閉じた口の端からタラリとよだれのように  
白い液体が垂れ落ちる。  
(くさい・・・くさいよ・・・気持ち悪い!口から出したい!もう嫌ぁ・・・)  
6人目の男がレイミに近づき言った。  
「娘、顔をこちらに向け、口を大きく開けて見せてみなさい。」  
レイミは言われるままに男のほうを見上げ、口を開いてみせる。  
 
「んん?娘、君はひょっとして西園寺家の?昨年、君のお父上が開かれたパーティーに招かれてね。  
あの時の君はまさに名家、西園寺のご令嬢といった感じで清楚で素晴らしく美しい娘だと思ったものだが・・・  
とんだ淫乱娘だったというわけだ、お父上が、ザーメンを口に溜めてバカみたいに口を開けて見せている  
今の君の姿を見たらさぞ驚くだろうなぁ。今度招待されたら、今の君の写真でも見せてやろうか(笑)」  
「!?ん、んーーーーんん!!!」  
 
首を左右に振り必死にいやいやをするレイミを楽しそうに見つめ、四つん這いの体勢に戻るように命令する。  
「さぁ!お父上ご自慢の娘の膣内の具合はどうかな!」  
「おぅ!これはすごい!6人目だというのにこの締め付け、わしのペニスを離すまいと肉ひだが絡み付いてきよるわ!  
まったく、まだ19歳だというのにたいした娘だな君は!」  
「むぅ!もう我慢できん、ほら、口を開けろ!」  
すでに口内一杯に精液が溜まっていたレイミにさらに男は射精する。収まりきらずにだらだらと口からこぼれ、床に白に  
白い水溜りをつくっていく。  
 
「うむ、もういいぞ、全部飲み込みたまえ、ゆっくりとだ、高級ワインを味わうがごとく、ゆっくりと舌で転がすように、だ」  
レイミは言われるままに、男達の精液をゆっくりと飲み込んでいく、コクコク・・・レイミの喉が鳴り、口内の泡だった白濁液が  
喉の奥へと消えていく。  
「味は、どうだったかね?感想をいってみたまえ」  
けほっけほっ・・・生臭く粘つく濃い精子を飲み込み、むせ返るレイミにシマダの指示が飛ぶ。  
「はい・・・皆様の精液、とっても美味し・・・かったです。有難うございました。」  
目じりに涙を溜めながら精一杯にっこりと微笑んで見せるレイミであった。  
 
7人目の男が立ち上がろうとしたとき、シマダが声を発した。  
「皆様、たったいまスペシャルゲストが到着致しました。ご紹介しましょう、光速のスティーブこと、スティーブ・D・ケニーです」  
ざわざわ・・・・・ざわざわ・・・・  
『ほぉ、彼があの・・・』  
『わしも実物を見るのは初めてだ』  
さすが英雄とまで言われる男だ、姿を現しただけで場の空気をかえてしまう。  
「さぁ、スティーブ君!君もこのレイミ君の身体を存分に楽しみたまえ、ワシからの日ごろの感謝の気持ちだよ、わははは!」  
「・・・副長官、私はそのような年端もいかぬ娘となど、ご用件がこれなのでしたら、退席させて頂く。」  
 
「まちたまえ!このワシに恥をかかせるきかね?」  
『そうだぞ、君、上司の労いには素直に答えたまえ』  
『スティーブ君、我々の力、甘くみてはいないかね?キミの家族全員路頭に迷うようなことがあっては困るだろう?』  
『つまらぬ意地を張らずに、早くその娘を犯してみせたまえ』  
「っく・・・」  
(ほら、レイミ君、キミも彼のことを尊敬しているのだろう?キミのほうから誘ってあげたまえ、彼の性格じゃ恐らく  
従わずに、立場を悪くしてしまうぞ)  
 
シマダの悪魔の囁きがレイミの耳に届く。確かにレイミはこの英雄を尊敬している、SRF隊員なら当然のことだ。  
まさに雲の上の存在といったところだろう。それだけに、今のこの自分の姿を見られたのは情けなくて涙がでてくる。  
それなのに、シマダは自分からこの英雄に入れてくださいと言えというのだ。  
だがもはやレイミに逆らうすべなどない。意を決したレイミはシマダの言うがままに行動に移した。  
「カルナス副官、レイミ・サイオンジ・・です。司令のことは尊敬しておりました。どうぞ、私の・・・おま・・オマ○コに  
司令の、ペニスを・・・入れて・・・ください、お願いします。気持ちよくさせて・・・ください」  
 
レイミは四つん這いの体勢でお尻をスティーブのほうへと突き上げ、すっかり蜜液で濡れ光っている自身の膣を両手で  
大きく開き、笑顔で言った。・・・笑顔ではあったが、頬には涙がつたっていた。  
「・・・すまん・・・」  
一言そういうと、スティーブはズボンをおろし、自身のペニスをレイミの膣の入り口に添えた。  
ずぶ・・ずぶ・・尊敬する英雄のペニスが自分の膣内へと入っていくのを感じ、大粒の涙があふれてくる。  
スティーブは、奥まで入ったのを確認し、腰を動かす・・・1,2,3・・・  
3回目の奥深くへの挿入の瞬間、「うっ・・・でるっ・・・」  
 
ドクっドクっ・・・レイミの膣内深くに熱い精液をぶちまけたのだ。膣内に濃い精子が注ぎ込まれていく。  
「・・・え?・・・・え?、中・・・で?うそ・・・だよね?」  
唖然とするレイミ、状況がよく理解できていないのだろう。だが、自身の下腹部に熱く注がれる感触が残酷に事実を伝える。  
「え・・・・嫌・・・うそ・・・・そん・・・な・・・嫌あぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
レイミの絶叫が部屋に響く。これほどにレイミが取り乱し、泣き叫ぶのは地球からこっち一度たりともなかった。  
それほどまでに、排卵日に膣内射精されてしまったことがショックだったのだ。  
 
一方スティーブのほうも、びっくりしていた。シマダからは避妊済みだから  
中でだせ、と先ほど挿入する前に耳打ちされていたからだ。  
だが、このレイミの反応をみるに、騙されたのだ・・・と気づくがすでにどうしようもなかった。  
呆然としながらもペニスを抜くスティーブ。ゴポ・・・ボトボト・・・かなり溜まっていたのだろうか、膣内に入りきらない  
精子がペニスを抜くと同時に、こぼれ落ちる。  
「・・・・妊娠しちゃうよぅ・・・・妊娠しちゃうよぅ・・・」  
レイミは床に横たわったまま微動だにせず、光を失った瞳に涙をため、ぼそぼそと、そうつぶやきつづけていた。  
 
「おいおいスティーブ君、ひどい男だなキミは、レイミ君は危険日なのだぞ?」  
怒りで身を震わせシマダを睨むが、言葉はでてこない。何をいっても状況は変わらないのだから・・・。  
「それにしても、キミィ、早すぎるんじゃないかね?たった3擦りで射精するなど・・・・  
今日から【光速のスティーブ】から【早漏のスティーブ】に通り名を変えたほうがいいんじゃないのかね、ブハハハハハ!!!」  
 
『ガハハハ、傑作だ、それはいい!』  
『光速の英雄様は、射精も早いってか』  
『プークスクス』  
『ヒーーーはははは、笑いが止まらんわ』  
「ほら、もう退席したまえ、十分楽しませてもらったよ、お疲れさん(笑)」  
下半身まるだしの状態で肩を落し、とぼとぼと退席する英雄であった。  
  ・  
  ・  
  ・  
まだ床に横たわったまま、ぶつぶつとつぶやき続けるレイミを尻目に一人の男が言った。  
『ところでシマダ君、我々が紳士にも体外で出してやってるのに、彼だけが中で出すなど不公平ではないかね』  
『まったくだ!これでは納得できんよ』  
『うむ、いいじゃないか、その娘が孕もうが我々には関係ないことだ』  
「はっ、全くおっしゃる通りでございます。ほら、レイミ君、先生方にお答えしたまえ!」  
シマダは、放心状態のレイミの身体を強引に起こし、頬をパンパンと叩いた。  
 
(ほら、しゃんとしたまえ!こうなってはもう後には引けん!一連の動画をエッジ君はおろか実家やSRF全隊員の  
端末に送られたくなければ、覚悟を決めたまえ!なーに100%妊娠するとは限らん、もし仮に孕んだとしても  
エッジ君とさっさと既成事実を作ってしまえば、出来ちゃったのぉ♪、とか言えるじゃないかね、ブゥワハハハ!)  
 
実は、最初からこういう筋書きだったのではないか、と思えるほど悲惨な展開だ。  
レイミはもう、好きにすればいい・・・動画でも写真でもばら撒けばいい・・・みんなに、陵辱され犯されてる姿を  
見られてもいい、こんな目にあうくらいならもうどうでも・・・そう自暴自棄になりかけていた。  
だが、そのとき頭の中にエッジの昔の言葉が思い出された。  
 
−−−大きくなったら、あの輝く星にレイミを連れて行ってあげるよ−−−  
 
小さいころ星空をエッジと一緒に見上げながら交わした約束の言葉だ・・・。  
レイミの瞳に光がもどる。挫けちゃダメ!エッジにだけは知られたくない!大丈夫、妊娠なんてしないよ。  
絶対・・・絶対大丈夫なんだから!自らを奮い立たせるように活をいれ、キっとシマダを睨み身体を起こす。  
そして正座の体勢で、震える声でなんとかシマダの命令通りのセリフを口にするのだった。  
 
「我がままいってすいませんでした。もう大丈夫・・です。中に・・・だ・・だして下さって構いません。  
皆様の子種を・・・たっぷりと私のココに・・・そ・・注いで・・・下さい・・・」  
『エェェクセレェェントォォ!』  
『素晴らしい!よく言った!』  
『シマダ君、君も大したものだな、よくここまで躾けたものだ』  
 
『ククク、次は私の番でしたな。そら娘、さっさと立ち上がるのだ』  
7人目のこの男、この中では一番若く体つきもいい。そして背が高くかなりの大男だった。  
地球で処女を奪われた最初の兵士のペニスも大きかったが、この男のものはそれよりもさらに大きく  
まさに、規格外の大きさだった。まさに巨根といえる大きさだ。  
 
男はレイミの臀部に手をまわし軽々と持ち上げると、直立の体勢のまま自分のペニスの上に誘導し、  
その巨大なペニスを膣内へと沈めていく。ぐぱぁ・・・男のものを必死に受け入れようとレイミの秘部が大きく広がる。  
亀頭が膣内へと消えるもカリの部分が大きすぎて、なかなかそこから入らない。  
(ひぃ・・・大きすぎる・・・ぐはぅ・・・アソコが壊れちゃうよ・・)  
 
レイミは下腹部のものすごい圧迫感に顔を歪ませる。男が駅弁の体位のまま突如円を描くように歩き始めた。  
メリメリ・・ミチィ・・男の歩調の動きに合わせてペニスが膣内へと少しづつ姿を消していく。  
規格外の巨根にもレイミの膣内は早くも順応を始め分泌液を大量に垂らし、3割くらい入った辺りからはスムーズに受け入れ始めた。  
そして男のものが8割がた膣内へと姿を消したあたりで、コツンとレイミの子宮の入口にペニスの先端が当たった。  
大きすぎて全てを収めることができなかったのだ。  
 
男はレイミの太ももに手を回しゆっくりとペニスに上下運動を加え始めた。今までの男達と違い、がむしゃらに自らの欲望の  
赴くままに突くのではなく、回転運動を加えたり上下運動に緩急をつけたりと、女に快楽を与えることを目的とした動きだった。  
レイミの表情はすでに最初の苦悶のそれではなく、込み上げる快楽に必死に耐える表情へと変化していた。  
じゅぷ、じゅぷ、じゅぼ、くちゅ、結合部分からは大量の蜜液が溢れいやらしい音を発していた。  
(うぁ・・・・気持ちいい・・・中できつく擦れるのがすごく・・いいよぅ・・・声が・・でちゃぅ・・  
くぅ・・ダメ、我慢しなくちゃ・・・感情に流されちゃだめ・・・なん・・だから)  
 
男の亀頭とサオの間の大きく段差になっている部位、カリの部分が膣内にすごい刺激を与えていた。  
レイミの頬は朱に染まり熱い吐息が口から漏れる。体は火照り、全身に汗が滲んでいた。  
男はその様子を見、ニヤリと口元を緩める。そしてペニスの上下運動を速く、激しいものへと変化させていく。  
レイミの膣内を物凄い快感が襲う。  
ペニスの先端が子宮口に強く衝突するたび、体の奥から全身へと、レイミにとって未知の快楽の衝動が駆け巡る。  
不意にレイミのうなじの紋章が淡い輝きを放った。と同時に、快楽への必死の抵抗に亀裂が走り一気に崩壊する。  
 
「ひぁ、すごい・・・はひぃ・・・いい、すごく・・・気持ちいいよぉ!」  
手は男の首へとまわし両足も男の腰の後ろでぎゅっと組み、より深い挿入感を得ようと締め付ける。  
膣内全体がもっと強い摩擦を得ようと男のペニスをきゅぅっと強く圧迫する。  
『くは!すごい締め付けだ、これほど具合のいいマ○コは今までお目にかかったことがないぞ!』  
『次はワシだな、もう見てるのは我慢できん、後ろを使わせてもらう!』  
 
ガタっと椅子を揺らし立ち上がり8番目の男が駅弁の体位で激しく交わっているレイミの後ろへと回り込む。  
そしてその限界まで膨張したペニスをレイミの肛門へとあてがい一気に突き入れた。  
ずぷぷぅ!・・・すっかり異物を受け入れることを覚えたレイミの肛門は難なくペニスを受け入れ、  
こちらも、きゅぅきゅぅと男のものを締め付ける。  
 
膣内と直腸に同時にペニスを挿入され、深く突きまくられる。  
二人の男の手はすでにレイミの身体を支えてはいなかった。レイミの身体は2本のペニスによってのみ  
支えられ、空中に固定されていたのだ。2本のペニスに突き上げられ、自らの体重が重力に従ってまた深くペニスを咥え込む。  
「うあぁっ!こ、こんなのダメぇぇ!き、気持ちいいのぉ!アソコとお尻、すごいぃぃ!」  
男二人に挟まれ、前と後ろにそれぞれのペニスを挿入され、快楽の声をあげ感じまくるレイミ。  
もはや普段の貞淑そうなレイミの面影はなく、1匹の欲情に身を任せた雌がいるのみだった。  
 
後ろを犯していた男が限界に達し、直腸に熱い欲望を放った。だが、すでに次の男が待ち構えており  
すぐに肛門がペニスで塞がれる。交代した男も、そのすごい締め付けにすぐに達してしまう。・・・それが繰り返され、  
レイミの肛門に6本目のペニスが挿入されたとき・・・、前を犯していた男が動きを止め、深く挿入した状態で停止した。  
涎を垂らし、だらしなく口を開き、快楽に耽り、あとすこしで絶頂に達する所だったレイミは自ら動き刺激を得ようとするが  
男が手を腰にやりしっかりと固定していて思うような刺激が得られない。  
『ククク、娘!つらいか?もっと突いてほしいか?どうして欲しいか言ってみろ!』  
 
「ああぁぁ・・・意地悪しないで・・もっと、もっとおち○ちんで突いてほしいです・・・気持ちよくさせて下さいぃ!」  
 
『だが、ワシももう限界だ、中で出してしまうことになるが、いいのかな?』  
 
「かまいません!・・・中に、中に出して下さい!・・・だから、早く、早く動いてぇぇぇ!おかしくなりそうなのぉ!」  
 
『やれやれ、女ってのは怖いものですなぁ』  
『いやいや、こんなものですよ、快楽に耐えられるものなどいやしませんて』  
 
男達が再び、ペニスを突き上げる動作を再開すると、レイミはうっとりとした表情で再び、愉悦の声をあげはじめる。  
前を犯している男も、もう限界にきていた。ラストスパートとばかりにこれまで以上に腰を激しく動かす。  
ゴツンゴツンとペニスの先端が子宮口に打ち付けられる。排卵日で平常より緩くなっていたその入口が徐々に口を開く。  
『くは!もうだめだ!出る!』  
男は叫びと共に、思いっきりペニスを突き上げる、ぐぽんっ男のペニスの亀頭が子宮口を貫き、子宮の最奥へと侵入した。  
びゅっびゅくんっどぶっ、その瞬間、濃い精子が先端からほとばしり、レイミの子宮を満たしていく。  
 
後ろを犯している男も、同調するかのように直腸に放出する。  
・・・そしてレイミもまた、下腹部に注がれる熱い感覚を感じながら大きく声をだし絶頂を迎えるのだった。  
ずず・・ずぽっ・・・前を犯していた男がその巨根を引き抜く。ゴポ・・ドロリ・・よほど大量に射精したのだろう、  
子宮内に収まりきらなかった男の濃い精子が、ポッカリと開ききったレイミの膣内より大量に垂れ、床に落ちる。  
後ろを犯していた男も同様に、ペニスを引き抜く・・・が、こちらは6人分の精子を腸内に溜め込んだまま  
きゅっと肛門がすぐにしまる。  
 
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」  
床に降ろされたレイミは両膝をつき、興奮からまだ覚めやらぬまま、息を荒げ放心状態であった。  
だが、自らの膣内から次から次へと白濁液が垂れ落ち、床に白い水溜りを作っている状況と、  
下腹部に残る熱い精子の異物感とが、レイミを急速に現実へと引き戻す。  
つぅっと大粒の涙が紅潮した頬を伝う。  
 
(あはは・・・こんなに一杯・・・中に出されちゃったんだ・・・あはは・・・)  
 
諦めにもにたひきつった笑みを浮かべるレイミだった・・・っ!?突如お腹がきゅるるっと鳴り排泄感に  
お腹を押さえ、うずくまる。6人分の大量の精子が腸内を圧迫し、体外に排出されようとしているのだ。  
「あの・・・お願いします、お手洗いに行かせて欲しいのですが・・・」  
全てを理解している男達はニヤリと口元を歪める。その様子を見て、シマダは洗面器をレイミのほうへと放り投げる。  
無言のままニヤニヤとレイミを凝視する男達とシマダ。レイミは自分の成さねばならないことを悟り青くなる。  
だがすぐに、頬を赤に染め、羞恥に身体を震わせながらも洗面器の上へとまたがる体勢をとった。  
 
(うう・・・こんなのって・・・やだ・・やだよ・・・)  
ぐっと我慢を続けるも、すぐに限界がやってくる。きゅるるる・・・レイミのお腹が大きく鳴ると同時に  
肛門から精液を勢い良く噴出させる。びゅぅぅぅ、止め処なく放出される精子は白からやがて茶色交じりになる。  
え!?・・・あ!ダメ!!やだ!!!うそ!!!そんな!止まってぇぇぇ!  
突如襲う別の排泄感に心の底から恐怖し、止めようとするも、一度緩まった肛門は言うことを聞いてはくれなかった。  
ぶっぶぶぶ・・・ぶぼおぉぉっ、茶色の固形物が勢いよく洗面器へと放出されていった。  
「やだ!!見ないでぇ!見ないで下さいぃ!やだやだ、止まらないよぉぉ!」  
 
『がはははは!こいつは傑作だ、なんとこの娘、クソまでもらしおったわ!』  
『なんとまぁ・・・やれやれだ、これが名家西園寺のお嬢様とはな』  
『シマダ君、この様子、全て映像に収めておるのだろうな?』  
『こんな大勢の前で排泄する変態娘などみたことないわ、ぐははは』  
 
「・・・・ああ・・・もう嫌ぁ・・・・」  
既に事は終了したものの、羞恥心で顔を上げられず、身体を動かすことすらできずにいるレイミだった。  
・・・だが、これで終わりではなかった。男達の性欲はまだまだ、終わりではなかったのだ。  
これから数時間にわたり、延々と犯され、膣内、腸内、口内、身体のあらゆるところに射精されつづけた。  
そして、ようやく男達の欲望から解放された時には、レイミの身体は、白濁まみれになっていた。  
自慢の長い髪の毛すらも白く染まりドロドロの有様であった。  
   ・  
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もとのICルームへと姿を戻し、陵辱されつくし、体液まみれの姿で呆然と立ち尽くすレイミ。  
股間と肛門からは今も白濁液が、コポコポと垂れ、太ももを伝っていた。  
ICルームは、男達の放った体液で汚れ、部屋の空気も異臭を放っていた。  
「・・・・・掃除・・・しなくちゃ・・・・」  
ぼそっと力なくつぶやくレイミの声が、1人になった部屋に静かに響き今日の惨事に終わりを告げた。  
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   ・  
惑星エイオスに到着し、クロウと再開し、グリゴリを何とか討伐する。  
そして現在カルナスはEnIIへと向かっていた。  
この間にもレイミはシマダに幾度となく呼び出され、様々なプレイを強要され続けた。  
 
SHIMADAシステム携帯設置型を用いて、地球の地下公園での露出プレイでは路上生活者に奉仕させられ犯された。  
 
エロゲ愛好者でもあるシマダの性癖で触手をホログラム化され犯された。  
 
SRF第二期生の一部の教室で実名で紹介され壇上で大きく股を広げさせられ、自慰をさせられたのは本当につらかった。  
『やだ・・あのレイミ先輩がこんなに変態だったなんて・・・』  
『憧れてたのに・・・幻滅したよ・・・』  
『うわぁ・・・なにあれ・・・あんなに大きなのお尻に軽々入れちゃってる・・・』  
『こんな大勢の前で・・・しかもあの表情・・・本気で感じてやがるぜ・・・・』  
様々な辛辣な言葉を投げかけられる中、絶頂に達するレイミの心境はいかなものだったろうか。  
この事は、さすがにシマダにとっても外部へと漏れるのは不味かったのか、この教室の隊員には絶対に  
口外するなと厳命され、広まることはなかったのがレイミにとって救いであった。  
 
そして・・・閣僚達に膣内射精されてから数週間、EnIIへと到着する少し前の日。  
妊娠検査キットに陽性反応がでてしまった。最悪の事態が現実のものとなってしまったのだ。  
レイミはこの世の終わりがきたかのような絶望感を味うも、涙は出なかった。  
ただただ呆然とし、立ち尽くすのみであった。  
 
どうしよう・・・どうしたらいいの?・・・分からない・・・分からないよ・・・  
誰にも相談など出来るわけがなかった。だが、EnIIの医療施設で中絶できるかも・・・そう思いついたレイミは  
EnIIに到着すると、ジオットとの話の後セントラルシティでこっそりと医療施設へと向かった。  
19歳にして中絶・・・医師に意味ありげな非難の表情を向けられながらも説明を受けるレイミ。  
 
だが、さすがはEnII、特殊な紋章を描いた上に立ち、作動させるだけで、体内の胎児を分解し母体への影響は  
まるでないのだという。あっさりと中絶が済み、施設からでたとき、レイミの瞳から涙がこぼれ落ちた。  
止めようとおもっても後から後から涙が溢れ出てくる。  
ほっとしたせいなのか、はたまた、望まぬ妊娠とはいえ胎児の命を奪ってしまったことへの悲しみだろうか、  
涙の意味を自分ですら理解できずに、ただひたすら声を殺して泣くレイミであった。  
 
 
 
時間は流れ、  
 
ーーーームーンベースの副長官室ーーーー  
 
ステーキを切り、口に頬張りながらシマダはある人物と通信していた。  
「ああ、例のレイミ君との全ての映像だがね、彼女にはもう飽きてしまったのでな。  
映像を売りに出してくれたまえ」  
シマダの通信先は、自らが副業で経営する大手のホログラム映像レンタル店「SHIMAYA」の代表であった。  
「いいんですか?顔だしで?問題になりませんかね?」  
「ばか者、当然ワシと関係者はモザイク処理に決まっておる!もちろんレイミ君は実名顔出しでかまわん」  
「了解しました、準備が出来次第、レンタルコーナーに並べます。コレは間違いなく、人気がでますよ」  
 
通信を切ると、シマダのオプションズの一人が口を開いた。  
「ほ、本当に大丈夫でしょうか?」  
「ああ?」  
「ケニー司令、エルダー艦隊、ほとんどを派兵し、いまやここは無人状態です」  
「ふんっ、今回の件、全艦隊を望まねば、取り返しのつかないことになる、そうワシのゴーストが囁くのだ」  
「え?何ですって???」  
「カンだよ!そんな気がすると言っただけだ!」  
 
シマダも伊達に副長官の地位まで上り詰めていない。この何かを感じ取る嗅覚、これがシマダの出世の最大の武器であった。  
その嗅覚が、すべての戦力を派兵させたのだ。だが、その後の自分の運命までは分からなかったようだ・・・  
「まぁ、くだらん戦いなど、奴らにまかせておけばよいのだ。おい!火がちゃんと通ってないぞ!」  
「○×△ウ゛ぁ□×○!!」  
その謎の言葉がシマダの最後の言葉となった。バロックダークから放たれた熱光線がムーンベースを焼いたのだ。  
 
ーーーーーー2年後、カルナスブリッジーーーー  
 
「レイミも一緒だ、ずっと・・・ずっとね」  
「言われなくても・・・絶対離れてなんてあげないんだから♪」  
地球での悲惨な出来事から、シマダに弱みを握られ様々な陵辱を受け続けてから二年。  
レイミはエッジと共に、再び艦長、副艦長としてカルナスに乗っていた。  
いろいろ辛い出来事はあったが、今となっては過去の事だ。レイミは今、幸せを感じていた。  
エッジと共にずっといられる・・・これからエッジと一緒に幸せになるんだ、そう思い確信していた。  
 
 
 
・・・・・二人がブリッジでらぶらぶ会話をしていた頃、地球のとある場所である出来事が沸き起こっていた。  
今更文明など捨てて農作業など出来るかよ、と移民せずにこっそり地球に残ったエルダー人が経営する、  
絶好調で店舗拡大中のホログラム映像レンタル店「GEOLDER」だ。  
2年前・・・シマダがレイミの映像を売りに出すよう言った後、シマダが戦死しSHIMAYAも潰れ映像が流出することはなかった。  
 
だが、その映像が最近、SHIMAYAの在庫を引き受けたレンタル店GEOLDERで発見され、日の目を見ることになったのだ。  
「現役USTA隊員、レイミ・サイオンジ主演。名家西園寺のご令嬢の秘密の情事の数々が今明かされる!」  
といった宣伝文句と共に、店のアダルトコーナーに並び、物凄い人気を集めていたのだ。  
もちろん、男優ともに全て無修正の顔出しであった。口こみ等で爆発的に広がり、暫くしてそれはUSTAの耳にも入ることになる。  
レイミは勿論のこと、男優扱いのケニー長官もこの件で地位を危ぶまれる窮地に追い込まれることになるのだが、  
・・・・これはまだ少し先の事である。  
 
 
 
                【レイミ・END】  
 
 
 
 

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