シグラント場内にて、割り当てられた部屋で休んでいたフェイト。  
ここしばらくはバンデーン戦艦が来たり、自分が生物兵器であると言われたりと気苦労が多かった。  
 
トントン  
 
「フェイト、ちょっと良いか?」  
「いいけど、なに?」  
かちゃり、と扉が開いてクリフとマリアが入ってきた。  
「実はね、クリエイターに登録するためにペターニに行くんだけど、それにつきあってほしいの」  
「いやな、別にこの星に長居をする気はねえが、登録しとくと何かと便利だからな」  
「それはいいけどさ、なんて言って登録するの?  
 まさか”クォークのリーダーで僕らの上司です”なんて言える分けないし。  
 それに、一応僕らはグリーデンの技術者って事になってるしね」  
「それなら問題ねぇ。マリアは俺たちの忠実な従者って事にしてある。  
 ほら、なんつったっけ?昔の地球にもあったろ。  
 羊羹と便所だっけか…?」  
マリアとフェイトが一緒にため息をつく。  
「それを言うなら、弁慶と義経、だろ」  
「おお、それだそれ」  
ぽんっと手を打ってクリフがなっとくする。  
 
「分かった、行こう、マリア」  
「ええ」  
「あ、ちょっとまて」  
「?」  
部屋を出ていこうとしたところをクリフに呼び止められ立ち止まる二人。  
「もし、さっきの奴で疑われるようなことがあったら、フェイトにフェラでもしてやれ。  
 そうすりゃいっぱ…」  
 
がごっ  
 
「行きましょ、フェイト」  
「ああ、そうしよう」  
マリアのケリを鳩尾に食らって悶絶するクリフを後目に部屋を出ていく二人。  
 
「じょ…じょうだんだってのに…」  
「セクハラですよ、クリフ」  
「それにしても少しは手加減してくれ…。  
 所でミラージュ、例の件は大丈夫か?」  
クリフの口調がまじめな物になる。  
「ええ、下ごしらえは上々です。  
 後は、食材がどうなるか、です」  
「わかった。そのまま続けてくれ」  
クリフがにやりとする。  
「わかりました。  
 それにしても、相変わらず人が悪いですね、クリフ」  
「お姫様の恋路を手伝ってやるのもいいだろ?」  
城の中不適に笑う二人だった…。 
 
ペターニのギルド  
 
「……と言うわけでクリエイターとして登録したいんですけど」  
「そうですねぇ…」  
以前なら人が来ただけで飛んで喜んだウェルチの反応が悪い。  
「…何か問題でも?」  
不安になってフェイトが訪ねる。  
「いえ、フェイトさんに従者がいたっていうのがいきなりでしたから」  
従者、と言われてマリアの表情がわずかに曇る。  
「信用できない、ということですか?」  
そういわれてウェルチはふるふると首を振った。  
「とんでもないです。ただ、証拠を見せて頂けますか。  
 最近はクリエイター志望の方が増えましたから、  
 むやみに会員にするわけに行かないんです」  
「証拠、ですか?」  
「そうです。マリアさんがフェイトさんに忠誠を示していただければそれで良いんですけど…」  
おもわず顔を見合わる二人。  
「フェイト、ちょっと…」  
マリアはフェイトの手を引いて部屋の橋の方に移動する。  
 
「フェイト、どうしようかしら…」  
「僕に聞かれても困るよ。  
 マリアが出来ない事なんてさせたくないし…」  
「う〜ん…」  
しばらく考え込む二人…。  
 
「(そろそろ頃合いですかね…)マリアさん本当にフェイトさんたちの従者なんですか?  
 従者だったらご主人様に仕えてあげることくらい出来ますよね」  
部屋の隅でうんうんうなっている二人に、残酷ともいえる発言をするウェルチ。  
「それって…」  
「そうですね…ここでマリアさんがフェイトさんにフェラチオしてあげるとか、  
 SEXするとかですね」  
顔色一つ変えずに平然と言い放つウェルチ。  
「な、な、な、な」  
真っ赤になって口をぱくぱくさせるフェイト。  
俯いたままのマリア。  
 
…やがて、マリアが決心したように顔を上げた。  
「わかりました。  
 フェイトにフェラチオして見せます」  
「えぇぇぇぇ!!」  
ウェルチが一瞬、ニヤリと笑った気がした。  
「じゃあ、ちゃっちゃとやっちゃってください。  
 ちなみに、フェイトさんがイかないと無効ですのでそこの所よろしくお願いします」  
「え!?」  
今度はマリアがうろたえた。 
 
「当然です。奉仕というのはちゃんとイってこその物です。  
 中途半端は許しません」  
「(そんな…)」  
「(マリア、もしかして…舐めてみせるだけで終わらせるつもりだった?)」  
小声でフェイトが耳打ちする。  
一瞬びくりとするがすぐにフェイトを見つめ返して。  
「そうよ」  
富治書く答えた。  
こうして、ウェルチの前で、マリアのフェラチオショーが開かれることとなった。  
 
「じゃあ、はじめるわね」  
そう言ってフェイトの前に跪くマリア。  
本人は平然と言っているつもりなのだろうが声が震えている。  
そっとフェイトのズボンをおろし、下腹部を露出させる。  
「(おっきい…)」  
ウェルチがぼそりとつぶやく。  
フェイトのそれはいまだ力無く垂れ下がってはいたが、それでもかなりの大きさがあった。  
マリアはおそるおそる、と言った感じでフェイトのそれに触れた。  
「あっ」  
フェイトの物がぴくり、と反応する。  
顔を真っ赤にしながらもマリアはフェイトのそれをさする。  
マリアは、フェラチオ、と言う行為があることをしってはいたがどうすればいいのかわからずに困惑していた。  
「フェイト、どう?」  
上目づかいで訪ねてくるマリアにフェイトはどきりとする。  
それと同時にフェイトのそれが一気にそそり立つ。  
「気持ち、いいよ」  
「…続けるね」  
「ああ…」  
マリアはフェイトのそれを手で刺激を続けながらどきどきする胸を押さえつけていた。 
 
(ミラージュに聞いた話だとこれをくわえなくちゃいけないのよね…。  
 迷ってちゃだめ、しっかりしなきゃ)  
マリアは手の動きを止めると意を決してフェイトのそれを口にした。  
「んん…ん…」  
「うぁ…」  
フェイトが柔らかな口の感覚に思わず声を上げる。  
が、マリアも奇妙な味のそれをほおばったは良いがどうすればいいのか分からず、  
そのままの体勢で固まってしまう。  
 
フェイトは中途半端な刺激を受け続けてだんだんと我慢が出来なくなってきていた。  
跪いて自分のものに奉仕してくれている女性を押し倒して無理矢理犯してしまいたいと、  
そんな思いが湧いてきていた。  
(今なら…、マリアを好きにしていいよね)  
今、マリアがしていることは、ウェルチに従順な姿を見せる為の行為だが、  
裏を返せば今フェイトがする事をすべて受け入れなければいけないのだ。  
そう考えたフェイトは我慢が出来なくなってマリアを突き飛ばした。  
「きゃっ、フェイト…うむっ」  
フェイトはマリアを押し倒すとそのままその唇を塞いだ。  
さっきまで自分の物を舐めていたと言うことも気にせずに口の中をむさぼる。  
「んうっ、フェイト、こんなの、やっ」  
だんだん冷静になってきたマリアが抵抗を示す。  
「マリアは今僕の忠実な従者なんでしょ?  
 逆らったらだめだよ」  
どこか逆らうことを許さない瞳でマリアを見つめる。  
マリアがびく、と震え、抵抗が弱まる。  
フェイトはマリアの白い下着を脱がすことなく、その脇から自分の物をマリアの中に押し込んだ。  
ろくに濡れていない状態での挿入にマリアが悲鳴を上げそうになる。  
フェイトはマリアの上げる叫び声すべて塞ぐように唇を当て、マリアの躯を持ち上げた。  
 
マリア自信の体重がフェイトの物をより深く受け入れることとなった。  
結合部からは一筋のあか緯線が流れている。  
フェイトはマリアの呼吸が落ち着くのをじっと待っていた。  
マリアとしては前触れもなくフェイトに処女を奪われた事と、激痛でほとんど放心状態となっている。  
「動くよ」  
「え、ちょ、うぁっ、いたっ」  
破瓜の血が潤滑油の代わりとなって居るのかさっき無理矢理押し込んだときよりはスムーズに動く。  
が、そのたびにマリアが痛い、痛いと悲鳴を上げる。  
「我慢して、僕、もう少しでいけそうだからっ」  
「でもっ、痛いっ、やぁっ」  
痛がるマリアに遠慮してかフェイトはあまり激しく動かない。  
しばらくして、フェイトの方に限界が訪れる。  
「マリアっ、行くよっ、もう、いくっ」  
「やっ、やっ、やぁぁぁぁぁ」  
絶叫とともに、マリアの体内に思いっきり欲望の丈を放出したフェイトは、  
小さくなったそれをマリアの体内から引き抜いた。  
「ぁ……」  
マリアは呆然としてぐったりとしている。  
「これで、いいですよね」  
「あ、はい、もちろんです。  
 いいもの、いえ、見事な忠誠を見せていただきました。  
 マリアさんはクリエイターとして登録しておきますね」  
一部始終を見ていたウェルチは何処かまたをもじもじとさせて答えた。  
「じゃあ、これで(こんばんは、ペターニに泊まろう。  
 マリアがこの状態じゃシランドまできついだろうし。それと、もう一戦できるかな)」  
「はーい、また遊びに来てくださいね」  
そう言ってウェルチはフェイトを送り出す。  
その後、謎のステッキを使って自分を慰めるウェルチの姿があった説かなかったとか…。 
 
「……おいおい、フェイトの奴やっちまったぞ」  
「あなたが仕掛けたんでしょうが。でも、これから大丈夫でしょうか?」  
ウェルチに今回のことを頼んだ張本人たちはテレグラフで一部始終をしっかりと見ていた。  
「しかし…フェイトの奴ももうちょっとうまくやらないと、な。  
 まあきっかけは出来たわけだからこれからに期待、だな」  
「そうですか?私はむしろこれからの方が大変だと思いますけど。  
 所でクリフ、久しぶりに……お願いします」  
「ああ、いいぜ」  
もう一組のカップルは今までにないほど盛り上がったとか。 

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