今日もエリザの施術は絶好調だった。  
普通、施術が苦手な生徒は、自分の使える術を  
改良、もしくはアレンジして発表するのが普通だ。  
そのほうが新しく施術を取得するよりも簡単だからである。  
昨日、エリザのファイアーボルトを見たクラスメイトは、  
あれだけ強力なファイアーボルトを出したのだから、  
今日は進歩していないだろうと思っていた。  
しかし、エリザは、自身もほとんど練習していない、アイスニードルの  
詠唱に成功してしまった。  
人間とは、現金なもので、今まで散々エリザを見下していた連中も、  
彼女へ賞賛を送り、自分に施術を教えてくれとまで言うようになった。  
エリザは、クラスメイトに囲まれる中、演習室の隅の方にいた、  
愛しのおねえさまの姿を見つけ、彼女に笑顔とVサインを出した。  
 
しかし、そのおねえさま、クレアの表情は複雑であった。  
断片的ではあるが、記憶の中で、男性のモノを生やす術が載っていた本  
を読んでいたのを覚えていた。そして、その本が、潜在能力を引き出す術を  
載せていた本で、あまりにも内容がアレなので、ということで、この学園に  
封印されたものであったことを知っていた。  
 
(なぜ、あの本があの子の元に・・・)  
エリザが持ち出したのか?しかし、封印された書物が格納されている部屋は、  
賊よけの罠や、守護精によって守られており、よほどの実力者か、  
入出許可を持つ、学園内でも相当の権力者でないと入れないところであった。  
前者の可能性は極めて低い。なぜなら、ここ、シランドの中でも、  
トップクラスの実力者である、クレア自身さえも、無事に帰られるか不安なのだ。  
となると、残りは考えたくはないが、後者の可能性が極めて高い。  
(すると一体だれが・・・)  
クレアは下を向いて、あごに手をのせて考えていたが、  
「せ〜んせい、授業は終わりですよ?どうしたんですか?」  
考え事をしているクレアの顔を下から覗き込むようにエリザが顔を見せた。  
「あ・・・ごめんなさい。考え事をしていたものだから・・・」  
クレアが慌てて、顔を起こす。  
すべての実演が終わり、生徒達は終了の合図をきちんと列を作って待っていた。  
コホンと咳払いをすると、  
「それでは、今日はここまで。明日も演習はあるから、各自練習を怠らないように」  
りりしい声で、生徒たちに話した。  
生徒達も、はーい、と元気よく答えると、帰りの支度を始めるため、  
教室に戻った。ただ、一人エリザは、演習室に残り、皆がいなくなると、  
クレアのそばに歩み寄り、  
「せ〜んせい、こんばんも、お願いしますね・・・」  
と甘い声で耳元に囁いた。  
クレアは顔を真っ赤にしたが、彼女に逆らえば、すべてが終わってしまうので、  
だまって頷いた。  
 
そんなクレアであったが、夜になり、エリザの家に行き、  
食べる前からわかりきっている媚薬入りの食事を食べて、  
それを引き出す香を嗅ぐと、ノリノリで、エリザを犯していた。  
「あ〜せんせ・・・い・・・いいよ〜・・・」  
クレアが擬似で生やした巨根をアソコに激しく挿入され、  
エリザが喘ぐ。  
「ふふふ・・・昼間はせんせい、恥ずかしかったんだから、エリザにた〜っぷり  
 お仕置きしてあげるわね・・・」  
クレアは、エリザをバックの体勢にすると、腰を前後させながら、  
あそことは別の、小さな穴に指をつっこんだ。  
「ひやぁぁぁぁぁ・・・」  
気持ち悪いような、逆に気持ちいいような、変な刺激を受けて、  
エリザから情けない声が漏れる。  
「あらら・・・エリザはこっちの穴は初めてなのね・・・」  
クレアがクスッと笑う。  
「これはいじめがいがあるわ・・・」  
と惚けた顔でつぶやくと、2本目の指を入れた。  
エリザの体が、ピンと張った。  
「ど〜お、おしりのあなに入れられて、きもちいい?」  
クレアがエリザの耳元で囁く。  
「あぁ・・せんせぇい・・・変なきぶ・・・んだよぉ・・・」  
それを聞くとクレアは、エリザの秘所から、己を抜いた。  
すでに、擬似の己は、エリザの愛液で濡れ、月明かりを受け、  
きらきらしていた。  
 
「あ・・・」  
お預けをくらったようで、エリザが名残惜しそうに、肉棒のほうを見つめる。  
クレアはそのエリザの表情を見ると、うしろのあなから指を抜き、  
そこへ、己をあてがった。  
「こっちも気持ちよくしてあげる・・・」  
いい終わらないうちに、クレアは挿入した。  
アソコよりも広がりにくく、エリザは激しい痛みに覆われた。  
「あぅ!!!せんせい!痛いよぉ〜」  
エリザの目から涙がこぼれたが、  
「だ〜め。今日は、たっぷりいじめてあげるといったでしょ?」  
豹変した、大人の女性はクレアのアナルを激しく突いた。  
始めは、クレアの責めに、シーツをつかんで耐えていたエリザも、  
徐々に痛みが和らぎ、アソコに入れられるのとは、また別の快感に酔いはじめ、  
自ら腰を前後させた。  
ずぽ・・・ずぽ・・・ずぽ・・・  
「はぁぁぁぁぁ」  
エリザの体が大きくのけぞり、あそこから愛液が溢れる。  
「くっ!!」  
と同時に、クレアの己からも、白い白濁液が出された。 
 
また朝が来て、薬の反作用のためか、クレアは起きると、また頭痛に悩まされた。  
「はぁ・・・またやっちゃった・・・」  
あれだけ、嫌がりながらも、始まると、とたんにその行為に溺れる自分に  
自己嫌悪した。  
(このままだと、本当にそっちの世界に入ってしまう・・・)  
横目で、まだ眠っている少女を見て、  
(うん。彼女の人生もあるし、解決策はないのかしら?)  
クレアは頷くと、あたりを見回した。  
すると手元に、エリザを狂わした元凶、またクレアがエリザを犯すために、  
男性の性器を生やす術を見るためのものがあった。  
クレアは、その本の折り目のあるところを、なんとなく読んでみた。  
その1は自慰行為、その2は今の自分とエリザがやっていることが書かれていた。  
(1は、私だって、たまに、だけどやるからいいけど、2はやはりいけないよね)  
改めて、自分の神の背いた行為にため息が出てしまう。  
(こんなんじゃあ、その3は・・・)  
とやや不安げにページを捲ると、  
『その3、処女と非処女との違い  
  実験体乙は、自慰行為もほどほどの処女であり、術の力は低いほうであった。  
  そこで、研究員Hが彼女と無理やりではあるが、関係をもったところ、  
  彼女の潜在能力がはるかに増した。さらに上昇傾向を見せていたが、  
  実験体乙の自殺により、研究は挫折。しかし、純潔を失うことにより、  
  能力が開放されることは間違いないだろうと予測される』  
(なんてひどいことを・・・実験体になった子が死んだのも、  
 きっと、いきなり辱めを受けたからに違いないわ・・・)  
クレアはそれを読みながら、苦悶の表情を浮かべ、口元を押さえた。  
(でも、これが本当なら・・・彼女に彼氏ができれば、この関係は終わるかも  
 しれない・・・)  
自分がエリザの虜になる前に、解決をしなくてはならないと感じたクレアは、  
服を着ると、エリザにしっかり布団を被せ、エリザの家を出た。  
 
その日の放課後、  
「せ〜んせい?今日はどこ行ってたんですか?  
 私、寂しかったんですよ?」  
エリザがクレアの腕に抱きついて、甘えるように言った。  
クレアは苦笑して、  
「あはは・・・その・・・今日の授業のことで、やっておきたいことが  
 あったの・・・」  
と答えると、エリザはやや不信感を抱きながらも、納得することにした。  
「それじゃあ・・・またあとでね・・・」  
そうクレアの耳元で囁くと、とっとこ走り去っていった。  
その後ろ姿を見て、クレアは和んだが、このあと始める淫らな夜を考えると、  
気分が落ち込んだ。  
 
数日後、  
「ピピピ・・・」  
機械音が部屋に響き、エリザははだかのままベッドから飛び起きた。  
機械音は、ギルドからもらった、テレグラフのコール音だった。  
ギルドからもらって、まだ1回もなったことがない、それが突然鳴り、  
エリザは慌ててそれを開いた。  
テレグラフの画面からは、たしかウェルチという、ギルドの受付の女性が写った。  
「おはようございます!・・・」  
ウェルチは、挨拶をしたが、エリザの姿を見ると、ニヤニヤ笑って、  
「あらら〜お邪魔だったかしら〜?」  
このっこのっ、とひじでつっつくポーズをした。  
 
エリザは自分のすがたを見て、慌ててそばに脱ぎ捨ててあったふくで体を覆うと、  
「そ、そんなことより、今日は一体?」  
と顔を赤くさせて尋ねた。  
「あ、そうそう。そうでした。実は、あなたの契約したマスターから、  
 今日、シランドに行くから、それまで仕事を頼みたいと、言われたのですが」  
エリザのマスターとは、言うまでも無く、自分に資金援助をしたフェイトである。  
「あ、本当ですか?フェイトさんが、今日来るんですね?  
 わかりました。できるだけやってみます」  
最近の施術の好調さもあって、エリザは得意げにウェルチに返事をした。  
「は〜い。元気があってよろしいですね。フェイトさんには、  
 すごくいいものを作ってお待ちしてます、と伝えておきますね!」  
と言うなり、朝からハイテンションのその女性は回線を切った。  
「エリザちゃん・・・どうしたの?」  
後ろを振り返ると、クレアが頭を押さえて、体を起こしていた。  
(薬の副作用か)  
エリザはクレアの状態を見抜くと、服を着ながら、  
「今日、フェイトさんがこちらに来るそうで、仕事頼まれたんで、  
 工房にいってきます。学校のほうはお休みしますのでよろしく・・・って、  
 今日は日曜日だった」  
テヘっと照れ笑いし、そう説明すると、  
「そうそう、休みとはいえ、せんせいと私のえっちは、毎日なんだから、  
 今日はこの部屋から出ないでね」  
と言うと、クレアの着ていた服を自分のかばんに入れると、部屋から出て行った。  
クレアはそのあと、彼女が寝ている家のドアが開き、閉じたことを確認すると、  
「やっときたのね・・・」  
と意味深な言葉をつぶやいた。  
 
フェイトたちがシランドに到着したのは、すでに日が傾いてからであった。  
「ようやく着いたね」  
フェイトが背負っていた荷物を降ろす。  
「ふぅ・・・ったく、アーリグリフにいたのに、いきなりここまで行こう、  
 なんて言ったのどこのどいつだよ・・・」  
クリフが自慢の右手をグルグルまわし、かったるそうにぼやいた。  
「・・・悪かったね。わがままを言って」  
その言葉を聞いて、ネルが申し訳なさそうに言った。  
「クリフ!・・・ネル、ごめんなさいね。」  
マリアはネルのその様子を見ると、クリフの足をふんずけて詫びた。  
「・・・いや、いいんだ、マリア。今回は、あたしの私的な理由だしさ」  
ネルは右手を振って、マリアの言葉を否定した。  
「そうだ。フェイト、早速で悪いんだが、工房に行ってくれないか?」  
「え?」  
突然、ネルに言われて、フェイトは驚いた。  
「前回、ここでクリエーションしてたとき、、アイテムを工房に忘れたんだ。  
 私は陛下に報告があるから、代わりに行ってきてほしんだ。」  
女王との面会は、ネルぐらいの人物なら、いつでも可能なのだが、  
日が暮れてから面会するのは、失礼にあたるのだろう、  
と考えたフェイトは、そのおつかいを引き受けた。  
「おし!俺もコイツに付き合うぜ!」  
クリフは手をパシンとならし、フェイトと行こうとしたが、  
ネルがそれを静止した。  
 
「待ちな!そんな重い荷物じゃないし、あんたがいくと逆にややこしくなりそうだ。  
 あんたとマリアはあたしとともに、陛下のところへ行くよ。」  
「おいおい、おれはお邪魔だと言いたいのか?  
 コイツよりも力はあるし、荷物持ちなら俺のほうが・・・」  
「そうね。たしかにクリフだと、割れ物なんか運ぶとき、  
 平気で途中で割りそうね」  
文句を言うクリフに、マリアが割り込んだ。  
「おい、マリアそれはないんじゃ・・・いちち!!」  
まだ文句をいうクリフに対し、マリアが彼の背中をつねった。  
「いいから、行くわよ。これには事情があるみたいよ?」  
マリアがほかの二人に聞こえないように、クリフに話した。  
クリフは、ネルの顔を見た。マリアの指摘のとおり、今日のネルの顔は、  
いつもの冷静さの中に不安げな表情がうかがえる。  
「・・・しゃーねーな。わかったよ」  
クリフはやれやれと言いたげなポーズをとりながら言った。  
何もしらないフェイトは  
「じゃあ、僕は工房に行くから」  
と言うと、ネルが彼にひとつに袋を投げ渡した。  
「これは?」  
「ああ、おつかいの報酬さ。工房についたら開けてくれ」  
フェイトは別にいいよ、と言ったが、どうしても受け取って欲しいと言われ、  
受け取ることにした。  
そして、ネルはマリアとクリフに、行くよ、というジェスチャをし、  
歩き出した。  
「んじゃ、また後でな」  
「あまり寄り道はしないでね」  
クリフとマリアもネルの後ろを追った。  
 
フェイトは街の西にある、工房の前に来た。  
ドアを軽くノックし、それを開ける。  
とたんに視界が真っ暗になる。  
「うわぁ!」  
フェイトが思わず悲鳴をあげると、  
「はわわ・・・すみません」  
奥からかわいらしい声が聞こえた。  
だんだん視界を覆っていた暗闇が薄れ、徐々に明るくなってきた。  
フェイトは、周囲を見回すと、自分が前に立っている建物から、  
大量の黒い煙が出ていたことを知った。  
(そういえば、中の人は大丈夫なのかな?)  
フェイトは、不安に駆られて、中に入った。  
工房の奥の、大きなかまどのそばに少女が座り込んでいた。  
フェイトはその少女に駆け寄り、肩をつかみ、  
「キミ、大丈夫?」  
を声を掛けると、少女が2,3度咳をすると、  
「だ、大丈夫です・・・」  
と言うと、顔を上げた。  
「あ、フェイトさん!!」  
顔をあげた少女は、自分が施術学校の資金提供をした少女エリザだった。  
 
しかし、その顔は煙のせいか、真っ黒であった。  
「ぷ、あははは・・・」  
フェイトが思わず噴出すと、  
「あ、ひどーい!女性の顔を見て笑うのは失礼ですよ?」  
エリザが、「ぷんぷーん」という効果音が出そうな膨れっ面で文句を言った。  
「いや、ごめんごめん・・・ところで、どうしてキミが?  
 学校卒業するまでは、仕事の指示は出さないでおこうと思ったのに・・・」  
「あれ?私はフェイトさんが今日こっちに来るから、それまで仕事を  
 仕上げるように、って聞いたんですけど・・・」  
二人の間に沈黙が流れる。  
「えええ!そんな馬鹿な!・・・まさかウェルチさんが?」  
フェイトはテレグラフを立ち上げると、元気に応対する少女を浮かべた。  
一見、そんなミスはしなそうな彼女だが、時たま見せる態度を見ると、  
そう考えられなくもない。 
 
「とにかく、僕は仕事を依頼した覚えはないんだ・・・」  
「じゃあ、どうしてフェイトさんがここへ?」  
「ネルさんの忘れ物を取りにきたんだけど・・・」  
フェイトが自分の用事を思い出し、立ち上がってあたりを見回す。  
すると、テーブルの上にこびんがあり、ネルの筆跡を思われる字で、  
『危険!強力なので注意!』  
と書かれていた。  
「あった!これだ!」  
フェイトはその小瓶をとると、かばんにしまった。  
そして、後ろで立っている少女のほうを向き、  
「それじゃ、僕はこれで。エリザも勉強のほう、がんばれよ」  
と言って、立ち去ろうとしたとき、エリザに腕をつかまれた。  
「えー。せっかくひさしぶりにあったんだし、少しお話しようよ」  
まあ、晩御飯までならいいかな?とフェイトは思い、  
彼女の話に付き合った。  
 
一方、ネル達は、エレナ女王に報告を済ませると、  
もうひとつ、用件があるということで、街中を歩いていた。  
「・・・そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」  
途中、マリアが口を開いた。  
クリフも思い出したかのように、  
「そうだな。何か事情があって、アイツと別行動をとったんだろ?」  
と、ネルに尋ねた。  
「・・・理由はここさ。」  
ネルは、窓に紫色の紐が下がっている家の前に来ると、歩みを止めた。  
マリアとクリフも足を止め、その家を眺めた。  
「なんだぁ?ここは?」  
「特に異常はなさそうね」  
マリアとクリフが続けて言うと、ネルは左手を腰につけ、  
「問題なのは、家じゃなくて、住人と、原因になったあるものさ」  
そう説明すると、ノックもせずにその家に入った。  
「おい!無断進入はやばいんじゃ・・・」  
「大丈夫。ここにいる一人は友人の家、もうひとりは、工房にいる」  
ネルがそういうと、クリフとマリアはネルの目的を勘違いしたのか、  
「なるほど。スパイか何かを捕まえるため、フェイトと対象をあわせ、  
 会話している間に証拠を押さえる作戦ね。  
 仲間をおとりに使うとは・・・ずいぶん汚い手ね・・・」  
「まったくだ・・・お前がそういうやつとは思わなかったぜ」  
口々に文句を言ったが、ネルはいつもの表情で、  
「来ればわかる」  
とだけ言うと、家の中に姿を消した。  
マリアとクリフもその後を追った。  
 
「この部屋だね」  
ネルがその家の一室の前に立った。  
そして、ドアを開けた。  
後から来たマリアとクリフは、部屋に入り驚いた。  
その部屋は、たくさんのぬいぐるみで埋まった部屋だったのだが、  
その部屋のベッドに恥ずかしそうにもぐっていた人物が、自分達も良く知る  
人物だったからだ。  
「クレア遅くなったね。」  
ネルが親友に話しかける。  
「ネル、やっときてくれたのね・・・」  
クレアが安心した表情をした。  
「おととい、あんたの部下から手紙を受け取った。  
 大変だったみたいだね。」  
「ええ、さすがにどうなるかとおもったわ・・・こんなこと、あなたにしか  
 相談できないし・・・」  
「大丈夫だよ。いまのところ、私しか知らないし、あそこの二人も信用できる」  
ネルはクリフとマリアのほうに顔を向けた。  
「おい!これはいったいどういうことなんだ?  
 どうしてクレアさんがここに?」  
クリフが話についてこられないため、イライラしている。  
「まあ、順に追って話す。その前にクレアに服を着せないと・・・」  
クリフはネルにそう言われると、クレアのほうに視線をやった。  
布団の中に隠れていたが、たしかに服をまとっていないようで、  
妙に彼女の体が布団密着していた。  
 
クレアの着替えが終わり、部屋に招待された二人は、これまでの事情を聞かされた。  
「まさか・・・な。そんな話が現実にあったなんて」  
クリフが頭を掻きながらぼやいた。  
マリアは、机にある、香の灰をつかみ、匂いをかぐと、  
「なるほど・・・生物の性的な欲求を増幅させる薬ね。  
 この時代の機材では奇跡に近いくらい難しいものなのに、  
 それを作成してしまうとはね・・・」  
と感嘆の声を漏らした。  
ネルは、ベッドの横に落ちていた本を拾い上げた。  
「これが問題の本だね」  
「ええ。学園に封印されているものよ」  
クレアがそう答えると、クリフが割り込んだ。  
「封印されたものを、だれが持ち出したんだ?」  
クレアは残念そうに下を向くと、  
「おそらくは、エリザちゃんの担任、マジョ・レ女史よ・・・」  
とさびしく答えた。  
「きっと、エリザの境遇に同情したんでしょうね。  
 それで、禁断の本を渡し、自分は身を隠した・・・」  
探偵のように、考え込むポーズをしてマリアが言った。、  
「女史の方は、ファリンとタイネーブが捜索に当たっている。  
 とりあえず、彼女の性癖を直すことが先決だ」  
ネルがそう言うと、  
「しかし、そんな簡単に治せるものなのか?」  
クリフが疑い深い表情でネルに返した。  
ネルはフッとクールに笑った。  
「そのために、フェイトを工房に行かせ、アレを持たせた」  
 
フェイト達は、たわいも無い話で盛り上がった。  
フェイトは、エリザの顔がまだ黒い事に気づき、  
「ちょっとじっとしてて・・・」  
と言うと、持っていたハンカチで、彼女の顔を拭いた。  
目の前にフェイトの顔が来て、  
エリザの鼓動が早くなった。  
(フェイトさんってかっこいいなぁ・・・)  
そんなエリザの心情の変化に気づかないフェイトは、ネルに報酬だと言われて  
持たされてものを思い出した。  
「なんです?それ?」  
かばんから出されたそれを見て、エリザが不思議そうな顔をした。  
「さあ、僕にもわからない。ここに着いたら開けろ、って言われたから」  
と言うと、その袋の封を開けた。  
あたりに花の香りが広がった。  
(はわぁ〜いいかおりね〜)  
エリザがその香りをかいでいると、自分の鼓動が早くなってきているのに、  
気づいた。  
それはフェイトも同様で、胸の動機が早くなり、胸が苦しい。  
(これは、ネルさんなにかやったな・・・)  
フェイトはこれを渡してきた人物の顔を浮かべ、後で文句を言ってやろうと  
思ったが、目前にいる少女の方を見ると、そんな考えは消えうせてしまった  
 
目の前の少女も切なそうにこちらを見ている。震えるピンクの唇が愛らしい。  
フェイトは視線を下へ移動させた。  
小ぶりながらも、その形がわかる胸・・・  
汗ばんでいる太ももを眺め、太ももの付け根の状態を  
頭の中で浮かべてしまった。  
(やばいな・・・これは、抑えられないかも・・・)  
フェイトはどんどん鼓動が早くなり、息も荒くなっていることに気づく。  
(媚薬じゃないみたいだけど、これは・・・それに近いな・・・)  
フェイトがそんなことを考えていると、  
目の前の少女が、  
「フェイトさん・・・なんか、せつないよぉ〜」  
と甘い声を出した。そして、からだをくねれせた。  
そして、体をくねらせた結果、上着がずれ、白い下着の紐が肩から現れた。  
エリザの顔も、少女とは思えない色気の漂う表情でこちらを見つめてくる。  
(もうどうにでもなれ!!)  
ついにフェイトは我慢できず、エリザに襲い掛かった。 
 
「あ・・・」  
突然フェイトに抱きつかれ、思わずエリザは声をあげた。  
「ごめん、本当はこんなことしたくないんだけど・・・」  
とフェイトはエリザに詫びると、右手で、服の上から彼女の胸を揉んだ。  
「ひゃう!!」  
クレアからなんども愛撫されているはずだが、フェイトの手は、  
クレアとはちがい、見た目からはわからないが、がっちりしていた。  
そのため、クレアから受けた刺激とはまた違った刺激を感じ、  
エリザは悲鳴をあげた。  
「あ・・・フェイトさん・・・」  
エリザが恥ずかしそうに言うと、  
「ごめんよ・・・痛くしないから」  
とフェイトが詫びたが、  
「ううん・・・すごく気持ちいいの。  
 私もフェイトさんにこうされるの、期待していたから・・・」  
エリザが返す。  
フェイトは、嬉しくなって、エリザの口に自身の舌を割り込ませた。  
「ううん・・・うむ・・・ぷは・・・」  
口が離れると、お互いの舌に、唾液の橋がかかる。  
「もう・・・フェイトさんのえっち・・・」  
エリザは指で、フェイトの頭を小突いた。  
二人は見つめあい、ふふっと笑うと、フェイトはそのままエリザの肩を  
つかみ、床に押し倒した。 
 
「ちょっとごつごつしているから痛いかもしれないけど、いい?」  
「フェイトさんが相手なら、ぜんぜん構わないです・・・」  
再びフェイトとエリザはキスを交わすと、フェイトはエリザの服を、まず上から  
ゆっくり脱がした。想像通り、小さい双丘が現れた。  
「あ・・・」  
外気に晒されて感じたのか、男の人にみられて恥ずかしいのか、  
エリザは小さく声をあげた。  
「ごめんなさい・・・小さいからがっかりしたでしょう・・・?」  
エリザが申し訳なさそうに言うと、返事の変わりに  
フェイトはエリザの右の乳首を吸った。  
「っ!!」  
声なき声が出る。クレアとは違う、男の吸い付き。  
やはり、男と交わることは、女と交わることとは違った。  
わざと音を鳴らしながら、エリザの胸を吸うフェイト。  
空いている胸も、右手で揉み始めた。  
その状態が少し続き、フェイトが、エリザの突起から口を離すと  
「小さくても、立派な女の子体だよ。じゃなきゃ、僕も  
 キミをこうしたいとは思わないさ」  
とエリザの髪を優しくなでて、フェイトは言った。  
エリザはフェイトのそうした行為に猫のように感じていた。  
 
「アレってなんだ?」  
クリフがネルに尋ねる。ネルはその質問を受けると、  
顔を赤くし、コホンと咳払いをすると、  
「ときめき青春ストライク改・・・」  
と小さく言った。  
ネルの思わぬ発言に、その部屋の空気が凍りついた。  
「な、なんつぅネーミングセンスしているんだ!」  
クリフが呆れたように言う。  
「し、仕方ないだろ!これを名づけたのは、共同開発していたゴッサムなんだ。  
 文句なら彼に言ってくれ!」  
ネルがむきになって答える。  
たしかに、ゴッサムなら名づけかねない名前であった。  
「・・・まぁ、ネーミングセンスはいいとして、その薬の効果は?」  
一人冷静なマリアが、腕組をしながら尋ねた。  
「ああ、媚薬を改良したものさ」  
「媚薬?」  
「ああ。媚薬と違い、学生のような恋愛青春劇みたいな雰囲気にさせる薬だ。  
 媚薬との大きな違いは、同性愛者も、異性を求めるようになり、  
 薬が切れても、同性よりも異性を求めるようになる、というものだ」  
ネルが、なれない単語を自分の口から出し、顔を赤く染めている。  
「なるほど、それで、ゴッサムのじいさんと開発したわけだ。  
 あのじじい、まともな薬はつくれないが、そういうのは得意だもんな」  
クリフは納得して頷いた。  
「ともあれ、その薬で彼女が正常に目覚めてくれればよいのですが・・・」  
被害者である、クレアが言った。  
 
フェイトはエリザの着ているものをすべて取り払った。  
エリザは恥ずかしそうに、右手で胸を、左手で、秘所を隠した。  
フェイトはそれを見て、かわいいな、と微笑んだ  
「エリザのすべてが見たいんだ・・・」  
「・・・・・」  
フェイトにそう言われ、おそるおそる、妨害していた手をどけ、目をつむるエリザ。  
「綺麗だ・・・」  
お世辞ではなく、本心からフェイトは言った。  
たしかに、まだ少女の雰囲気はあるものの、十分に大人の体をしていた。  
エリザは、自分の体が褒められ、照れると、  
「わたしも・・・フェイトさんのをみたい・・・」  
と甘い声で要求した。  
フェイトは黙って頷き、服を脱いだ。  
「っ!!!」  
フェイトも一糸まとわぬ姿になり、あらわになったそれにエリザは驚いた。  
フェイトのものは、エリザの体を見て、すでに膨張しきっていた。  
(お、大きい・・・)  
クレアが出した、擬似とは違い、本物のペニスを見て、エリザがほうっと  
ため息をついた。  
(これが、私の中に・・・)  
そう考え、つばを飲んだ。  
「そんなに見つめないでくれよ・・・恥ずかしいなぁ」  
フェイトが頭を掻いた。  
エリザは体を起こし、這い蹲るような体勢で、フェイトの分身を見ていたが、  
やがてそれを口に咥えた。  
 
「あっ、エリザ!これは!」  
突如走る肉棒への刺激に、フェイトは戸惑った。  
「はむ・・・ん・・・んあ・・・」  
そんなことはお構いも無く、丹念にフェイトのものを舐めあげるエリザ。  
ぴちゃぴちゃいやらしい音を立てて、エリザはフェイトを責めた。  
「はぁ・・・フェイトさんのここ、おいしい・・・あむ」  
エリザは惚けた顔で熱心にしゃぶり続けた。  
「うっ!」  
限界が近くなり、彼女の顔を離そうとしたが、逆に彼女は左手を添えると、  
それを前後に動かした。  
「うう!!出るっ!出るっ!」  
フェイトの叫び終わりとともに、先端から熱いものが出される。  
エリザはその出てくるものをすべて飲み干した。  
フェラチオはクレアともしたことはなかったのだが、彼女は初めてのそれを  
簡単にこなした。  
「はぁ・・・男性の精液っておいしいんですね・・・」  
彼女は手で口を拭くと、精神が飛んだような表情でそうつぶやいた。  
フェイトも、そんな彼女の表情を見て、再び押し倒すと、  
「今度は、口ではなく、体の中に放ってあげるね」  
と、再び大きさを取り戻したそれを握り、エリザにアピールした。  
フェイトは、挿入前の前座として、彼女のアソコに頭をつけた。  
いいかおりが漂う。  
フェイトは彼女のそこを手で広げると、舌で嘗め回す。  
「あ・・・ひゃっ!ふぇい・・・とさぁん」  
「うむ・・・エリザ・・・んぐ・・・おいしいよ・・・」  
時折、口に入ってきた愛液を飲みながら、フェイトは穴だけでなく、  
彼女の敏感な部分も攻めた。  
そして、そろそろ頃合だな、と思い、顔を離し、逆に自分をそこへあてがい。  
「きて・・・フェイトさん・・・」 
 
エリザの誘いとともに、フェイトはエリザの中を進んでいった。  
途中、ぷち!という効果音とともに、エリザから、悲鳴が出た。  
「痛い?」  
「ううん・・・おねがい・・・動いて・・・」  
エリザも初めてが痛いことは知っていたが、  
クレアと、快楽のみのSEXをしていたからか、  
クレアとの挿入では感じなかった痛みに内心、動揺を隠せなかった。  
フェイトが結合部を見ると、彼女の秘所から赤い液体が流れ、自分と、床も染めている。  
(早く終わらせるか・・・)  
フェイトは彼女の安否を気遣い、いきなり早いペースで叩き込む。  
「う・・・ひぎぃ・・・つぅ・・・」  
「はぁはぁ・・・エリザ、大丈夫、かい?」  
「わ、わたしは・・・うう・・・へいき・・痛!だから・・・」  
エリザを苦しみから解放するため、スピードを速める。  
そして、どんどん限界が近づいてきた。  
「はぁ・・・はぁ・・・そろそろイクよ・・・」  
「う・・・うん・・・中に・・・中に出して・・・」  
フェイトはエリザの腰をつかむと、体重をかけて、いっきに突いた。  
「いた・・・ああ・・あ・あ・あ・あああ」  
そのとき、今まで悲鳴しかあげていなかった、彼女の口から、  
甘い喘ぎ声が現れた。  
「よかった・・・感じる・・・ように・・くっ、なったんだね」  
フェイトが笑顔を見せると、エリザもそれに答えるように、  
ボリュームを抑えずに、快感に浸る声をあげた。  
「く!!」  
フェイトが限界を向かえ、己の先から、再び熱い白濁液を流し込む。  
「あ、あ、あああああああああ」  
エリザも絶頂に達し、赤い液体を洗い流すように、愛液が大量に  
結合部からあふれた。 
 
エリザとフェイトは工房で愛し合った後、家にもどった。  
そこに、仲間が集結していて、フェイトは驚いたが、  
ネルにあらすじを説明されると、納得した。  
エリザは、クレアにひたすら、いままでやってきたことを詫びたが、  
クレアは笑ってそれに答えた。クレアという女性のすばらしさはそういうところにある。  
エリザはクリフに、  
「おい、コイツに無理やりされていやだったか?」  
と聞かれると、フェイトに抱きつき、  
「ううん。私はフェイトさんのことが好きだから・・・」  
と笑顔で答えた。  
 
「もともと、彼女に同性愛の趣味はなかったようですね。  
彼女は自分に資金援助をしてくれた足長おにいさんに憧れていましたが、  
貧乏な暮らしと、学校での生活でストレスが溜まり、  
さらにはああいう本を見てしまった結果、  
ああなってしまったんだろうと思われます。」  
事情を聞いて駆けつけたミラージュが語った。  
「  
「ほう、心の病ってやつか。で、エリザはアイツとやれたおかげで  
 元に戻れたってのか?」  
クリフが感心したようにそう尋ねると、ミラージュは頷いた。  
「ネルさんが作った薬がなくても、おそらくエリザのほうはフェイトさんを求めていたでしょう。  
しかし、薬が二人を後押ししたのは事実ですね」  
クリフは自分のパ−トナーの説明を聞くと、フェイトに  
「で、おまえ自身、あの子をどう思ってるんだ?」  
ニヤニヤしながら尋ねた。  
フェイトは困ったな、という表情を浮かべると、  
「まだ、なんともいえないな。いきなりあんなことしてしまったんだし・・・」  
と言うと、  
「確かに。しかし、事故とはいえ、彼女と抱いてしまったのですから  
 あなたの責任は大きいですよ」  
ミラージュが言った。  
「ちょっと・・・あれは事故じゃ、あれはみんなで・・・」  
「さあ・・・少なくとも俺は知らなかったモンな・・・」  
「・・・私もよ。フェイトって案外すけべね・・・」  
フェイトが否定しようとするが、仲間たちがそれを許さないように、  
皆知らぬ顔だった。  
「・・・幸せにしてあげなよ」  
この事故の画作者である、ネルもフェイトの肩を叩き、かばんから、  
頼んであったビンを勝手に取り出すと、部屋をでていった。  
「フェイトさん。今回はありがとうございます。  
 彼女を・・・幸せにしてあげてくださいね」  
最期にクレアがそういって立ち去った。  
「ちょっとみんな・・・」  
後を追おうとしらフェイトをエリザが抱きついて、行かせなかった。 
 
「フェイトさん・・・私、フェイトさんのためにがんばりますから!」  
けなげな少女にそう言われ、  
フェイトは頭を掻くと、少女にキスをした。  
(まあ、こんなかわいい彼女ができるならいいかな?)  
そう思い、エリザをベッドに連れて行った。  
 
「・・・まったく、人が出てった瞬間にコレかよ」  
2階から漏れる声を外で聴いていた、クリフが愚痴をこぼした。  
「ふふふ・・・まだわかいんですよ。  
 それに、クリフもしたいのだったら、いつでもわたしにいってくださればいいのに」  
ミラージュが優しく微笑んだ。  
「ば、馬鹿!んな、恥ずかしいことできるかよ!」  
と赤くなってクリフは大声を上げたが、  
「じゃあ、今度ふたりのときに、いいか?」  
と彼女の耳元で小声で言った。  
ミラージュはそれに黙って頷いた。 
 
「じゃあ、わたしはクレアと城にもどるから」  
「ああ、また明日な」  
シランド城に部屋を持つ二人は、城へ。クリフたちは宿へ戻った。  
 
「ネル、今回は非常に助かったわ」  
廊下で、クレアがネルに感謝した。  
「なにいってんだい。あたしたちは親友。親友のピンチは捨て置けないだろう?」  
「そうね。」  
二人は笑った。  
「クレア、あたしの部屋でいっぱい飲んでいきなよ」  
ネルは部屋の前に着くと、向かいの部屋の親友を誘った。  
「そうね。久しぶりにあなたと飲むのもいいかしら」  
クレアはネルの部屋へ入った。  
 
「相変わらず、整理されている部屋ね」  
イスに座ると、クレアは感心したように言った。  
「まあ、あたしはここに戻ることがすくないからね」  
とティーカップをクレアに渡し、反対側に座るネル。  
少しの間、二人は紅茶を飲んでいたが、  
「クレア。エリザにああいうことされて、感じた?」  
寝るが突然、クレアに尋ねた。  
クレアはあのときの様子を思い出す。たしかに、半分強制的だったけど、  
気持ちよかったのは確かだ。  
「って、ちょっとネル!」  
クレアが真っ赤になって怒ると、ネルがその口を塞いだ。  
「ネ、ネル!!」  
口が離れると、クレアはネルの目が妖しく輝いていることに気づいた。  
「ねえ、クレア・・・わたしもね、クレアからの報告受けてさ、  
 どんな感じか知りたくなったんだ・・・」  
そう言うと、ネルはクレアの胸を刺激する、  
「クレアの胸って大きいよね。ファリンと同じくらいに・・・」  
「ネル・・・」  
クレアも頬を染めた。クレアの視線の先に、紅茶を作る機材と、  
さっき、フェイトから奪ったビンがふたが開いている状態でおいてあったのが  
目に入ったが、そんなことよりも、今は目の前の親友と愛し合いたかったクレアは、  
ネルに合わせるように、胸を愛撫した。  
 
こうして、事件は一応の解決はしたが、マジョ・レ女史の姿をそれ以降見たものは無く、  
また、あの本も、いつのまにか、ネルの手元から消えるという不思議なことが起きたが、  
あの事件で生まれたカップルは、自分達の星の危機も忘れ、愛し合い続けたという。  
 
〜終わり〜  

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