次の女達の獲物、それはネルと同じくクリムゾンブレイドの双剣と言われる、
シーハーツ軍の総司令、クレアであった。
クレアもミラージュ同様、ソフィアに連れて来られた。
クレアの格好はいつもと同じ制服姿だったが、腰当てやマフラーなど、
これから行われる行為に"邪魔なもの"は全て取り去られていた。
「ここは・・・きゃっ!!」
クレアが顔を赤くする。連れて来られた部屋の片方の壁には、
裸のフェイトが縛り付けられ、彼の少し前の地面には彼が射精した跡があり、
もう片方では、金髪の女性が、男性の生殖器に模したものが、
彼女の口、アソコ、アナルに刺さっており、不気味に動いていたからである。
「ネ、ネル!これはどういうつもり!?なぜ、あなたを含め、みんな裸なの?
そしてフェイトさんがどうして縛られ___」
「それはこういうことさ」
クレアが言い終わる前に、女3人が彼女に群がり、彼女に襲い掛かる。
「フェイトは見ちゃだめよ」
ソフィアが舌をぺろっと出すと、白いカーテンを引いた。
カーテンの向こうでは、黒いシルエットがひとつのシルエットに手を伸ばしている。
「ちょ・・・!!あ!やめて!!!!」
クレアの悲鳴が聞こえる。
フェイトは、クレアのシルエットに女達のものが重なって、
どういうことされているのか見えなかったが、ビリビリっと布が破れる音と、
カーテンから黒い布きれが投げ捨てられていることから、それがわかった。
服を破り去ったのだろうか、ネルを残し、マリアとソフィアがカーテンから出てきて、
ソフィアはそのままカーテン横で待機し、マリアはフェイトの横で待機していた。
「な、なにが始まるんだよ・・・」
フェイトの疑問にマリアはにやっと笑った。
「見ていればわかるわ」
マリアがソフィアに手を振る、ソフィアはそれを見ると、カーテンの後ろのネルに、
親指を立てる。ネルと思われるシルエットが動き出した。
「クレア・・・あんたの胸・・・あたしより大きいんじゃないのかい?」
「ちょっ!!・・・ああ!!やめてぇぇ!!」
ネルのシルエットが地面に寝かされている、おそらくクレアだと思われるシルエットに
上からかぶさり、クレアの声に聞こえる悲鳴があがる。
シルエットだけでは具体的にどういうことをされているのかわからず、
フェイトは考えたくないのだが、年頃の男の性であらぬ妄想をし、
ペニスを大きくさせる。
「あらら?フェイト・・・なにを考えているのかな?」
マリアがそれに気づき、先端の割れ目を指でゆっくりと撫でる。
フェイトの身体に電気が走った。
「言ってごらんなさいよ・・・今、クレアがネルになにされているか、を」
「そ、そんなのいえないよ!」
フェイトは顔を真っ赤にする。言えない。自分があんな妄想をしているだなんて・・・
「ああ!!ネル、お願い!!それ以上されると・・・はぁぁぁん!!」
クレアの喘ぎ声がまた響き渡る。
上のシルエットの身体が前後に動き、下のシルエットの身体が反り返る。
ごくり・・・
フェイトの喉がなる。
フェイトの妄想では、このような展開が繰り広げられていた。
裸にされたクレアが、同じく裸のネルにのしかかれ、自由を奪われる。
そして、胸の大きさに嫉妬を抱いたネルが、クレアの胸を揉み・・・いや、
身体を前後に動かしているのだから、今は素股を擦り合わせているのだろう。
それを考えてもおかしくないくらい、二人は妙に親しかったし・・・。
女同士の交じり合いの様子が頭に浮かび、フェイトのペニスがますます元気になった。
「フェイト、あまりエッチなのはいけないと思うわよ?
私たち以外の女でまた勃起するなんて・・・」
マリアがフェイトのペニスにゆっくりと刺激を与え始める。
「うぁ・・あああ・・・・」
「ふふ、イキたい?今度はクレアさんに見せてあげるの?
あなたの白いエキスを・・・」
マリアがそのまま指で擦っていくと、フェイトの呼吸が荒くなった。
そこで、ぴたっと指の動きを止めるマリア。
「うぅ・・・どうして・・・?」
「ふふ、イキたそうな顔ね。ようやく素直になってきたわね・・・。
でも、まだまだ。あなたが完全に私たちの自由にならないと許してあげない。
・・・さあ、クレアさんが何をされていると思って、オチ○チ○大きくさせたの?」
中途半端な刺激を受けて、性欲が抑えられないフェイトが口を開く。
「ネルさんが・・・クレアさんに・・・アソコを・・・擦り合わせて・・・」
「アソコってどこかしら?」
「う・・・お・・おま○こ・・・」
フェイトは、あまり口にしたことのない女性の性器の卑猥な言い方を口にし、
顔が赤くなる。
「そう・・・ソフィア、どうなってる?」
「惜しい!オマ○コではなくて、乳首を擦り合わせているよ」
ソフィアがカーテン裏で行われている行為を報告する。
女同士の乳首の擦りあい・・・。それでも十分いやらしいものであった。
「残念ね、フェイト。これじゃイカせてあげられないわ」
マリアが意地悪そうにフェイトに囁き、うなじにふーっと息を吹きかける。
「うぅ・・・お願いだよ・・・このままじゃ、身体がおかしくなっちゃうよ・・・」
「だーめ。・・・ネル、次の段階に移ったらどう?」
「そうだね。・・・クレア、フェイトのオナニーのおかずになったという罪、
ここで償ってもらうよ」
「い、いやよ・・・お願い・・・もう、これ以上は・・・」
クレアは、自分は何もしていないのに、
こうされることに理不尽さを感じていたものの、
親友だった女が、嬉しそうに自分を陵辱している姿を見て、恐怖が勝ってしまった。
フェイトは、クレアを始めてみたとき、ミラージュとは違った美しさと、
シーハーツの制服の都合上?スリットから見えた白い太ももに夢中になった。
そして、その丁寧な物腰と口調から、この女性を襲ってみたいという衝動にかられ、
それを我慢するために、彼女を犯しているつもりでオナニーしていた。
今まさに、クレアから出される声は、妄想で自分に許しを請う時の声と同じで、
フェイトは、そんなクレアの声にも、反応してしまう。
「クレアさんがいじめられている声にも反応するなんて・・・。
ははーん、さてはクレアさんを自分の手で犯してやりたいと考えていたわね」
マリアがそんな彼の心のうちに秘めていた欲望を、声に反応したことで見抜く。
「クレア、聞いただろ?
フェイトもあんたがめちゃくちゃにされるのを見たいんだとさ」
「そ、そんな・・・嘘ですよね?フェイトさん・・・」
あの優しいフェイトが、
実はひそかに思っていたフェイトがそんなことを考えるがない。
クレアはネルの言葉を信じたくなかった。
「・・・」
しかし、フェイトは歯を食いしばって、うつむいている。
本当なら、ここで彼女を開放してやりたい。でも、今は・・・。
フェイトの心の中は、正義よりも性欲が上まっていた。
「クレアさん、残念だけど・・・フェイトはあなたが陵辱されるのに賛成みたいよ?」
彼を観察しているマリアが不気味なほど優しく言う。
「そ、そんな・・・フェイトさん・・・」
「というわけだ、クレア。
じゃあ、あんたにも、あそこで縛られている女と同じものをプレゼントするよ」
ネルのシルエットが何かを取り出す。
そのシルエットが小刻みに震えている。
「い、いや・・・そんなの・・・入れないで・・・」
そして、クレアの拒絶の声が聞こえる。
しかし、その小刻みに震えるものが、クレアの影に重なった。
「あ、あああああああああ!!!!」
クレアのシルエットが仰け反り、甘い悲鳴が響き渡る。
話の流れから察するに、ネルがミラージュさんのときと同じバイブを、
クレアの膣内に入れたのだろう。
フェイトの頭の中で妄想が開始される。
太くなった自分のペニスがクレアの膣内に入り、腰を動かす自分・・・。
それに喘いでいるクレア。
「ああ・・・やめて・・・あああ・・」
ネルのシルエットが、クレアのそれからバイブを引き抜いた。
「ふふふ、フェイトの前で恥ずかしい姿を見せたくないんだろ?
・・・ひそかに思っていた相手だものな?」
「!!」
クレアの息を呑む音が聞こえた。
フェイトは自分にそう言われ、目を丸くさせた彼女の姿を思い浮かべる。
「知っているんだよ。
あんたの引き出しの中にフェイトの思いを綴った日記があるのをね」
ソフィアが一旦外に出て行き、一冊の本を抱えてもどってくる。
「そ、それは____!!!」
「そう、あんたの日記さ。シランドにあるあんたの部屋にあったのをくすねてきたのさ」
「どうして・・・どうしてこんなことするの・・・」
「もう、わかっているんだろ?あたしたちもフェイトを愛しているのさ。
あたしらで独占したいと思っているくらい・・・。
それなのに、フェイトときたら、いつも守ってあげている身近な女より、
あんたみたいなただのお知り合いで抜いていたんだ。それが許せないのさ」
そして、勢いよく、またバイブを挿入するのがシルエットからでもわかった。
「あああああ!!」
「ああ・・・すごい・・・バイブ入れられて、クレアさん気持ちよさそう・・」
ソフィアが目を潤ませて、カーテンの裏側を見ている。
そして、自分も欲情したのか、太ももから愛液が流れているのが見える。
「あ・・・ネル・・はぅ・・もう・・やめて・・・身体が・・ああああ!!」
クレアの喘ぎ声が一段と強まる。
フェイトの妄想の中も、それを受けてどんどん行為が進み、
フェイトの息が荒くなる。
「イキそうだね・・・。それじゃあ」
ネルのシルエットが立ち上がる。バイブも抜いたようで、彼女の影に重なって、
小刻みに震えるものが映る。
「ああ・・・ネル・・・」
「イキ損ねて、変な気分だろう?」
「お願い・・そんないじわるしないで・・・」
クレアの言葉に耳を貸さず、ネルがカーテンから現れる。
親友を犯すことで、彼女も欲情したのか、ソフィアと同様、愛液が太ももを流れている。
「あんまり見るなよ。恥ずかしい・・・後であんたにたっぷり鎮めてもらうさ」
フェイトの視線を感じ取ったネルが珍しく恥ずかしそうに言うと、
フェイトの顔の前に、クレアを犯していたものを出す。
バイブはクレアの愛液によって、光に反射するくらい濡れていた。
「ほら・・・フェイト。犯したいクレアのいやらしい汁だよ」
フェイトは、『クレアの愛液』に反応し、自ら口をつける。
甘い。昨日散々飲まされた3人の愛液よりも甘い。
「・・・おいしそうに飲むじゃないか。なんかムカつくね」
ネルは、フェイトがうまそうに愛液を飲む姿を見て、苛立ちを隠せなかった。
「クレアも、あたしたちの僕になるのなら、親友だし、同じフェイトを愛する人間、
フェイトのチ○チ○をあげようかと思ったけど・・・やめた。ソフィア」
ソフィアがまた外に出て行き、なにかのビンを持ってくる。
「これの出番ですよね?」
「そうだ・・・。たっぷりと付けてあげておくれよ」
ソフィアがカーテンの向こうに回り、ビンに指を突っ込み、
彼女の股間に塗っているのがわかる。
「あ・・・あああああ!!いやだ・・・身体があつぅぅぅぃ!!」
クレアのシルエットが突然悶える。
「ソフィア、たっぷりとつけたみたいだね」
「うん。ふふふ、クレアさんったら、よだれまで垂らして喜んでますよ」
二人が嬉しそうに笑いあう。
「マリア・・・ソフィアが持っているビンはいったい・・・」
「媚薬よ。クレアさんはあなたが好きという感情持っているし、
私たちよりおいしいオマ○コの汁を出すから、
ちょっとおしおきを与えてあげているのよ」
マリアの顔は、いい気味ね、といわんばかりの表情をしていた。
「ああ・・お願い!!もう・・・イカせてぇぇぇ!!」
クレアが大きな声で、終焉を求める。
「安心しなよ、クレア。あんたを鎮めてくれる相手を用意してあるからさ」
ネルがソフィアに目配りをする。ネルの意図を汲み取り、手をぽんと叩くソフィア。
「あ、はいはい。あの人ですね。・・・ふふふ、どうやっていじめてあげようかな♪」
ソフィアが鼻歌まじりに外へ出て行った。
「フェイトもイキたいだろう?・・・安心しな。ミラージュ、クレア、
そして次のヤツがあたしたちの僕になったら・・・ふふふ」
ネルはフェイトのペニスを見ながら、彼女達が僕になったことを思い浮かべたのか、
薄笑いをした。
「いやぁ・・僕なんて・・・ネルぅ・・・あぁ・・・でも・・・あああああ!!」
押し寄せる疼きに、クレアの何かが切れた。
「ああ!!イキたい!!あああ!!オマ○コにフェイトさんの・・・入れたいよ!!」
清楚なイメージからは思いもつかないくらい、淫語を口にしながら、
声のボリュームを抑えることもなく、喘ぎ声をあげるクレア。
もう戻れない・・・クレアの理性が、自分の運命を悟り、最後に一筋の涙を流させると、
消えていった。