「では、フェイトさん。まずはここの仕方です」  
ミラージュはフェイトの手を自分の胸へと運んでくる。  
「フェイトさんはきっと、ネットや映像などでしか、セックスの知識がないと  
 思うのですが、どうでしょうか?」  
ミラージュの言葉に、顔を赤くさせて、頷くフェイト。  
男ならば、そういった類のもので、性の知識を仕入れるのは当然?だが、  
異性に、しかも憧れている女性に指摘されるのはものすごく恥ずかしかった。  
(まぁ・・・かわいい…)  
少年の純粋な心を弄ぶミラージュ。  
「胸を揉む際は、メリハリが重要なのです。…それを意識してやってみてください」  
「は、はい…」  
フェイトの手が動き出す。  
最初はゆっくりと円を描くように、胸全体をほぐす様に。  
そして、徐々にその円を小さくしていき、手の力も強めていく。  
「こ、こうですか?」  
「あふぅ…上手ですよ…気持ちいい…」  
さきほどとは違い、ミラージュから甘い声が漏れた。  
フェイトは気をよくし、少し膨らんできている先端を軽く噛んだ。  
「ひゃん!!」  
ミラージュから、見た目からは考えられないような、かわいらしい悲鳴がこぼれる。  
(ふふ…さすが、フェイトさん。センスがありますね…)  
予想以上のフェイトの飲み込みのよさに、嬉しそうな表情を浮かべ、  
「あふぅ…はぁん…」  
自分の身体をくねらせ、フェイトに快感を得ている声を聞かせる。  
(あぁ…ミラージュさんの乱れる姿…最高だ…)  
フェイトはだんだん得意げになり、片方の手胸からを離し、  
ミラージュのくびれたウェストを何度も往復させた。  
「あぁ…フェイトさぁん…」  
こんなことはミラージュの台本になかったが、  
このフェイトのアドリブは至極気持ちよかった。  
 
「フェイトさん…そろそろ次に移りましょうか?」  
フェイトはミラージュの言葉を理解し、胸から顔を離し、  
視線を下半身へと向けた。  
やはり感じてくれたらしく、ミラージュの秘所からは透明な液体が、  
部屋の光に照らされて、妖しく光っていた。  
女性のココが濡れているのを見るのは初めてではないが、  
ミラージュが濡れていると思うと、フェイトは思わずつばを飲み込んでしまう。  
「そんなに見つめないでください…恥ずかしいですよ」  
ミラージュがクスッと笑い、足を軽く閉じた。  
「ア…す、すみません」  
秘所がミラージュの足で隠れることにより、フェイトが我に返る。  
(マリアで見慣れているはずなのに…やはり私に気があったのは確かな様ね)  
以前、イーグル号で自分に気があるんじゃないか、とクリフがフェイトを冷やかしたが、  
そのとき、ミラージュ本人も彼の視線から、そんな感情を感じ取っていた。  
「いいんですよ…男の子なら当然のことですし」  
(ならば…こうしたらどう反応するかしら?)  
ミラージュが足をどかし、両手で自分の秘所を押し広げ、フェイトに見せた。  
「おぉ…」  
フェイトから感嘆の息が漏れる。  
ミラージュのピンク色の膣内が丸見えで、  
しかも男を誘う様に少し内部が動いているのが分かる。  
その光景を目にし、思わず自分の片手が膨張している己にいってしまう。  
「フェイトさん…我慢できそうもないんですか?」  
「あ…いや…その…あの…」  
フェイトの視線が泳ぐ。どうやら、ミラージュの言葉は当たったようだ。  
 
(あ〜…本当にかわいいわぁ・・・私も早く食べたいんですが…)  
「ふふ、あとで思う存分しましょう。…とりあえず、先にこちらの愛撫の仕方ですね」  
「は、はい…」  
「まず、指を挿れてみてください」  
ミラージュの指示に従い、フェイトが中指をミラージュの膣内に挿れる。  
「あん…」  
ミラージュから甘い声が漏れる。  
「こ、これをどう動かすんでしょうか…」  
「まずは指の関節を動かして、私の膣内を軽くいじくってみてください」  
フェイトが言われたとおり、指の関節を動かす。  
くちゅくちゅと卑猥な水の音がし、自分の指が暖かい汁に包まれるのがわかる。  
「こ、こうでしょうか…」  
「はぁ…あぁん…そうです。中々…いいですよ…今度は私の膣内をかき混ぜるように、  
 手と関節を動かして…はぁん…ください」  
フェイトは手首と指の関節を使い、小さい円を描くように、  
ミラージュの膣内をかき回す。  
「はぁぁ…上手ですよ…あ…気持ちいい…」  
(よし!ならば追加サービスいくぞ!)  
フェイトがさらに人差し指も挿れる。  
「あぁ…!イイ…!!」  
ミラージュのあえぎ声が大きくなる。  
フェイトのアドリブはまた成功したようだ。  
さらにフェイトは薬指も挿れると、激しく前後に動かした。  
「フェイトさん…ああ!!…素晴らしいで…す!…はぁん!!」  
快感でミラージュが身体を大きくくねらせる。  
うっすらとミラージュの肌をぬらしている汗のにおいが、フェイトの鼻を刺激し、  
目の前の憧れの女性の淫らな姿を見ていることもあり、彼の呼吸が荒れはじめた。  
 
(うぅ…は、早くミラージュさんの膣内に挿れたいよ…)  
だが、表面上とはいえ、今日はミラージュにセックスの仕方を習っているのであって、  
彼女のOKサインなしでは、さすがに挿入は出来なかった。  
「はぁ〜…フェイトさん…そろそろしたいですか…?」  
おそらく、自分の気持ちが表情で出ていたのだろう。  
ミラージュがフェイトに尋ねてきた。  
「あぅ…ミ、ミラージュさん…」  
恥ずかしくて、どうしても『やりたい』という意思表示ができないフェイト。  
(あぁ〜!!もういいわ…フェイトさんとしたい…)  
「フェイトさん…私もイキそうなので…お願いします」  
フェイトの手の動きがぴたっととまる。  
「え?いいんですか?」  
「いいもなにも、『最初から最後まで』教えないと、今日こうしている意味がないでしょう?」  
フェイトがつばを飲む。  
ついにこのときが来たのだ。憧れの女性と一つになれるときが。  
マリアは愛しているけど、ミラージュを抱きたいという気持ちはいまだになくならない。  
そして、今目の前のその憧れの女性は、自分の刺激を受けて、  
切なそうな表情で自分を求めている…。  
「じゃ、じゃあ…いきますよ…」  
フェイトが右手で自分のモノを固定し、ミラージュの濡れている秘所に押し進めていった。  
「う…」  
フェイトが思わず声を漏らす。  
ミラージュの膣内は暖かく、自分を待っていましたとばかりに締め付けてきたのだ。  
 
(うわぁ…暖かい…このままじゃすぐにでちゃいそうだよ…)  
「フェイトさん…どうですか…私のアソコは…?」  
「気持ちいいです…意識していないと、すぐにイキそう…」  
(甘いですよ…これでもまだ序の口なのですから…)  
ミラージュの目がきらりと妖しく光る。  
「フェイトさん、動いてください」  
「は、はい…!!」  
フェイトが正常位のまま、腰を前後に動かす。  
「あぁ…フェイトさん…もっとメリハリを…」  
ミラージュの言葉を受け、  
フェイトは奥までゆっくり挿れたり、軽く先端を早く出し入れしたりしてみる。  
「ああん…!!そうです…なにごともメリハリが…大事なのですよ…」  
ミラージュはフェイトに気持ちいいことを知らせると、  
体を支えるために、自分の太ももを広げていた彼の手を豊かな胸に持ってくる。  
「こちらがお留守ですよ?」  
「す、すみません・・・」  
フェイトは謝りながらも、手を動かす。  
先ほどよりも柔らかくなっていたミラージュの胸が、彼の手により形を変える。  
(うぅ…やばすぎる…マリアではこんな光景見れないから…)  
マリアの胸も当然毎日揉んでいるが、彼女の乳の都合上、  
ここまで官能的なものは見れなかった。  
「ミラージュさんすみません…」  
ミラージュを突きながら、突然尋ねるフェイト。  
「なんでしょうか?…ああん・・・フェイトさん」  
「我慢できないんです!もうむちゃくちゃにしたくてたまらないです!!」  
 
ミラージュの返事を待たず、フェイトが腰を激しく動かしはじめた。  
「ああ…!!す、すごい…!!フェイトさんのが奥まで…あああ!!!」  
ミラージュの膣内がフェイトの強い刺激を受け、どんどん快感を覚える。  
(そうです!!そのまま犯すようにしてください…!!)  
もはやフェイトはミラージュに教えられるというよりも、  
むしろミラージュのしたいように動いている状態であった。  
「ミラージュさん…気持ちよすぎです…もう我慢できない…」  
ミラージュが彼の激しい攻撃に対し、それに応じるように彼のモノを  
きつく締め上げるように締めつけるので、フェイトに、快感のあまり絶頂が訪れてきた。  
「フェイトさん…私も…いっしょに…」  
ミラージュは、彼にあわせるため、自分のもっとも敏感な場所を手で擦り始める。  
「!!フェイトさん!!いいですよ!!」  
「は、はい!!」  
「あ、あ、あああぁぁ!!」  
ミラージュの体がぴんと張り、同時に、フェイトがミラージュの膣内に白濁液を注ぎ込んだ。  
 
「…中だししてしまった」  
もともと、ミラージュはクリフの恋人である。万が一妊娠でもさせたら…。  
フェイトの顔から血の気が失せた。  
ミラージュはそんな彼の表情を見て、クスッと笑った。  
「大丈夫です。今日は安全日ですから…」  
「あ…そうなんですか…よかった〜…」  
ミラージュの言葉に安堵の声を漏らすフェイト。  
(本当は、今日は安全でもないんですけどね。  
 でも、フェイトさんの遺伝子なら、優秀なこどもが出来そうです)  
ミラージュが彼に見えないようにして、ニヤリと不気味な笑みを浮かべる。  
「ミラージュさん、これで少しは上達しますかね?」  
フェイトの言葉を聞き、ミラージュは顔をまたフェイトの方に向ける。  
「…そうですね。かなり上達したと思いますよ」  
ミラージュの好きなように動かされてたとはいえ、  
普段クリフと激しい大人のエッチをしていたミラージュが感じたのだ。  
少なからずとも、彼のスキルは上達しているといえよう。  
「ただ、そこまでではなかったですが、やはりクリフと比べると早いですね」  
ミラージュがクスクスと笑いをこぼす。  
「あ…もうやめてくださいよ…」  
フェイトは真っ赤になったが、自分が極度の早漏でないことが分かり、  
内心ホッとしていた。  
(これで、マリアをイカせることができるぞ…!!)  
フェイトは、マリアを頭に浮かべ、彼女に向かってガッツポーズをした。 

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