プシュー。  
扉が開き、クリフが自分の部屋に戻ってきた。  
「おかえりなさい、クリフ」  
「おかえり___って、おいおい!!なんでマリアを裸で連れて来るんだよ!!」  
フェイトは彼に担がれている素っ裸の自分の妻の姿を認識すると、  
クリフに文句をいった。  
しかし、当の本人は  
「細かいこと気にするなよ。だって、もう夜中だぜ?  
 だれも起きちゃいないだろうし、また脱がすのも面倒だろ?」  
と、ひょうひょうとしていた。  
「んなっ!そういう問題じゃないだろ!!」  
フェイトが怒りをあらわにする。  
自分の愛する人が裸のまま外に連れ出されることは、どうしても許せなかった。  
「まぁまぁ、落ち着け。お前もどうせミラージュに甘えまくったんだろ?」  
「うぐ!?」  
クリフの指摘に、フェイトが言葉を詰まらせる。  
本当にこの男は、変なところに鋭い。  
「…フェイト。本当みたいね…」  
担がれている状態なので、マリアはこちらに顔を向けることができないが、  
おそらく、その表情が恐ろしいものだと、  
フェイトは動物の生命の危機感みたいなもので悟り、冷や汗をかいた。  
「マリア、フェイトさんが怖がってますよ?  
 …それに、確かに多少甘えることはしましたけど、  
 それはまるで子供が母親にするようでしたよ?」  
ミラージュが助け舟に入ったが、  
「は…!?フェイト、お前マザコン?」  
「やだ…フェイトったら」  
ミラージュの言葉にクリフは大笑いし、マリアは…顔がやはり見えないけれど、  
かなりあきれているに違いなかった。  
 
フェイトは、ここでまた文句を言おうとしたが、またややこしくなることを避け、  
あえてこの屈辱に耐えた。  
「あ〜…まったく、これでお前の性格がまたわかったぜ」  
クリフは笑いすぎで、涙まででていた。  
「はぁ…もうどうでもいいから、早く下ろしてよ…」  
さっきから担がれっぱなしのマリアがやや恥ずかしそうに言った。  
フェイトが改めて彼女を見ると、担がれている=こちらにオシリを向けている、  
つまり、マリアのアソコとオシリの穴が丸見えの状態だったことに気づき、  
自分のモノをまた大きくさせた。  
「マリア…濡れているんだね」  
そう、マリアのアソコからは、さっきまでセックスしていたこと、  
そして、外にそのまま連れ出されるという羞恥プレイがあったことで、  
また濡れてきていたのだった。  
「ば、馬鹿!…だから早く下ろして欲しいのよ…」  
マリアの声は恥ずかしくて、いまにも泣きそうな声だった。  
「おお!わりいわりい。今下ろすぜ」  
本当に悪気を感じているのかは定かではないが、  
クリフがフェイトの横にマリアを下ろした。  
「マリア…」  
「フェイト…」  
何年も会っていなかったかのように、二人は顔を見合わせると、  
二人の世界に突入し、口付けを交わした。  
「お〜お、オアツイな」  
「うふふ、まだ若いんですよ」  
ミラージュは、これから二人がすることの邪魔にならないよう、ベッドから離れた。  
フェイトとマリアは二人の言葉など耳に入っておらず、  
フェイトはそのままマリアをベッドに倒す。  
 
「ア・・・フェイト…」  
「マリア…勉強のためとはいえ、他の女の人を抱いてごめんね」  
フェイトの口調は優しく、マリアの顔が真っ赤になる。  
「ううん…私も…クリフに抱かれちゃったわけだし…」  
「そっか…でも、勉強したんだ。今度こそ…ね」  
「ええ…一緒にイキたいわ…」  
また二人の口が重なる。  
今度は、舌を使ったキス。  
お互いの舌を味わっていることを示すように、ちゅぱちゅぱという音が部屋に響いた。  
フェイトはそのまま、マリアの胸に手を持っていき、ミラージュに習ったように、  
胸全体をマッサージするようにもみ始めた。  
「あ…」  
マリアが思わず甘い息をフェイトの口の中に吐いた。  
フェイトはそのマリアの息の暖かさに浸りながらも、  
徐々に円を小さくしていき、やや力を入れる。  
「あぁ…フェイト…感じるわ…」  
マリアが我慢できず、フェイトから口を離してしまう。  
「うん…マリアの表情からそれがよくわかるよ…」  
フェイトはマリアの首筋をキスした。  
フェイトの言葉どおり、マリアの表情は、すでにセックスの甘い世界に入り込んでいた。  
「あぁ…すごいわ…なんでこんなに感じるのかしら…」  
 
「まあ、それは俺がお前の性感帯を開発したからなんだがな…って聞いちゃいねえか」  
「ふふふ、フェイトさんもやはり最愛の人とするとなると、  
 私としたときよりも愛撫がうまくなっていますね」  
二人の愛し合う姿を見て、別の二人が自分達の教え子の成長ぶりに、  
満足した表情をしていた。  
「クリフ…なんか見ていたら、私、我慢できそうもないんです…」  
ミラージュが壁に手をつけ、クリフにおしりを向ける。  
ミラージュの秘所からは愛液が流れ始め、クリフはそれに刺激される。  
「ああ…さすがに俺も我慢できなくなったぜ」  
クリフはミラージュの胸を後ろから揉み始めた。  
「あぁ…クリフ…」  
気持ちよさそうな声を出すミラージュ。  
クリフの手の中で、彼女の胸が形を変える。  
「柔らかいな…お前の胸は…」  
やはりこの女の身体は最高だな、クリフは改めてミラージュにこの身体を授けた、  
スフィア社の連中にこればかりは感謝した。  
「ああん…もう…クリフったら…」  
そういいながら、ミラージュの顔は気持ちよくてうれしそうだった。  
 
「マリア…こっちもやらせてもらうね」  
一通り、胸への愛撫が終わり、フェイトはマリアの秘所に指を入り込ませた。  
ぬるぬるとした液体が彼の指にまとわりつき、マリアがさらに自分の指を締め付けてきた。  
「濡れているし…こんなに締まるなんて…積極的だな」  
「はぁん…だって…アソコが気持ちよくて…」  
フェイトがじーんとなる。  
今まで何十回も抱いてきたのに、こんなセリフは聞いたことがなかった。  
なんだかんだいって、しっかり自分達をうまく育成してくれた二人にフェイトは  
感謝しようとしたが、  
「あぁ…クリフぅ…もっと…あぁ!そこ!!」  
「まったく…お前は魅力的過ぎるぜ…」  
クリフがミラージュの秘所に太い指を入れて、ミラージュに刺激を与えている姿を見て、  
顔を赤くさせて、マリアのほうに向き直った。  
「ふふ、あっちに負けていられないわね…」  
こちらも二人のほうを見ていたのだろう。マリアが微笑む。  
ああ、その微笑こそ、我が最大の美だ…  
フェイトはそんなふうに感じると、たまらず指でマリアをかき回した。  
「あぁん…フェイト…もっと丁寧に…」  
「ごめんよ…でも、マリアを見ていると、指が勝手に動くんだ」  
それに、なんだかんだいって、マリアもうれしそうに身体をくねらせてるしね、  
フェイトは心の中で付け加えると、2本目の指を挿入する。  
「あぁん!!」  
「本当は3本いきたいんだけど…僕のより太くなっちゃうからね」  
フェイトはやや残念そうにそう言うと、激しく指を前後させる。  
しかし、それでもさきほどクリフとしたばかりのマリアには、十分な刺激だった。  
「あぁ…だめ!!お願い…イクときは一緒でしょ?」  
マリアの目はすっかり潤み、快楽のあまりよだれまで垂らしていた。  
フェイトの知らないマリア。  
そんな彼女を見て、フェイトが欲情しないわけがなかった。  
 
「よし、入れるよ!!」  
フェイトが、もう準備OKの自分のモノをマリアの膣内へ勢いよく挿入した。  
「はぁぁぁぁ!!」  
2本の指よりも太いものが挿入され、一段と喘ぐマリア。  
「あぁ!クリフ!!あん!!すごいです!!」  
「どうだ…やはり俺のペニスはいいだろ?」  
同じ部屋で、同じように愛し合っているもう一組のカップルも、  
すでに本番に入っていた。  
「マリア…マリア…」  
フェイトは、呪文のように愛する人の名前を呼び続けながら、  
時には激しく、時にはゆっくりと、マリアを突き続ける。  
「あぁ…フェイト…すごいわ…こんなの今まで…なかったわ…」  
今のマリアは、いつものきりっとした女性ではなく、  
愛しい人に抱かれているただの女性であった。  
「だめだ…もう僕も我慢できない!!」  
フェイトはそんなマリアへの欲情が抑えられず、  
絶頂を求めて、腰を激しく動かし始めた。  
「あう!!フェイト!!あん!!私も…私もぉ!!」  
マリアも絶頂が近くなり、声を部屋中に響かせ始めた。  
「クリフ!!私…そろそろ!!」  
「よし!ミラージュ、俺も本気で行くぜぇ!!」  
こちらのカップルも終焉に向けて、激しい行為が行われ始めた。  
マリアとミラージュのいやらしいデュエットが開催される。  
時間帯が時間帯だからよかったものの、これでだれかがクリフの部屋を通ろうとすれば、  
この乱交に気づいてしまうだろう。  
とにかく、それぐらいこの部屋の中の女達は、快楽に酔いしれていたのだ。  
「あぁ!!フェイトぉおおお!!!」  
「マリア!マリアぁぁ!!」  
「ああ、クリフ…イクぅうう!!」  
「ミラージュ…出すぜぇ!!」  
二組のカップルが同時に絶頂に達した。  
なんともいやらしい乱交の終わりが訪れた。  
 
「ふぅ…すごく気持ちよかった…」  
フェイトの顔に満足感が表れている。  
「ふふ、今日のキミは最高だったわ…。明日…いや、もう今晩ね。  
 今晩も楽しみましょう…」  
フェイトとマリアが裸のまま抱き合う。  
「おいおい、そこは俺らのベッドなんだがな…」  
自分達にも責任があるため、強くはいえないが、自分の部屋がラブホテルみたいにされ、  
少し不愉快なクリフ。  
「いいじゃないですか。若いうちに、どんどんするべきことはしないと、ね」  
ミラージュがそんな彼に寄り添った。  
「ま…そうだな。これであっちも俺達のように毎晩が楽しくてしょうがないだろう」  
「クリフ…あまり恥ずかしいこといわないでください…」  
いつも自分がセックスのとき、かなり喘いでいることを思い出し、  
ミラージュの顔が赤くなる。  
「ははは。まったくお前ってヤツは…」  
そのままアダルトな二人は口付けを交わした。  
しかし、彼らは重要なことに気づいていなかった。  
 
「…終わったみたいね」  
「だな」  
「うん…」  
ディプロのブリッジで、夜勤をしていたマリエッタ、リーベル、スティンクが、  
モニターの画像を見てつぶやいた。  
「…せめてカメラの映像ぐらい切っとけばいいのに…」  
マリエッタは本当に恥ずかしいようで、顔をうつむかせてしまう。  
「本当だよ…あぁ…リーダーがあんなに気持ちよさそうに…」  
「おいおい、リーベル。もうリーダーのことはふっきれたんじゃなかったのか?」  
リーベルはマリアが自分以外の男に抱かれて、うれしそうに喘ぐ姿を見て、  
涙を流し、兄のスティンクがそれを慰めていた。  
「あ〜あ…私もあんなことしたいな…」  
マリエッタがポツリとつぶやく。  
そのとき、彼女のコンソロールにメールが届いた。  
『僕も君と結ばれたいよ』  
差出人は不明だったが、リーベルではないことは先ほどの様子からわかっているので、  
マリエッタがため息をこぼす。  
(やっぱり…俺では駄目なのかな…)  
スティンクがマリエッタの様子をみると、こちらもがっくりと肩を落とした。  
なお、この3人は勤務交代時間に入った途端、自室に急いで戻り、  
さきほどの映像を自分と自分の思っている人に差し替えて妄想し、  
自慰行為にふけったことは言うまでもない。 

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