「♪〜」  
 私、星野牧乃はただいま食器の片づけ中。  
 今日の晩御飯はから揚げおいしかったなー。  
 基本的に自分が好きなものを作るんだけど、みんなもおいしく食べてくれたよかったぁ。  
 ユキ君もおいしいって言ってくれたしね。  
 ご飯が終わって、居間でテレビ見てたり、ユキ君と遊んだり皆思い思いに過ごしている。  
 食器の片付けのときたまに鈴ちゃんが手伝ってくれるけど、今日は雪華ちゃんと湯船の中。  
 今日はみんなのお弁当の下ごしらえすることもないなぁ。  
 泡をすすいだ皿を重ねていく、こういう時間って落ち着くよね。  
「牧乃さん、お疲れ様」  
「あ、ユキ君。もしかして手伝ってくれる?」  
「はい、すいませんね一人で片付けさせちゃって」  
「いいのよぉ、明日はお休みだしゆっくり洗ってたから。  
 じゃあ、このかごのお皿拭いてくれる?」  
「了解ですよ、どんどんすすいじゃってください」  
 繭ちゃん潮ちゃんと遊んでいたユキ君登場。  
 一人でまったり片付けもいいけど、これはうれしい助っ人。  
 私のこと、見ててくれたなんてちょっとうれしいな。  
 今でこそ台所は私が立つけど、私たちが押しかける前は自炊してるだけあって  
 ユキ君はひょいひょい拭いた皿を棚へ収めていく。  
 かつて義父さまと二人だけの食卓、お義母様を失ってわがままを抑えたユキ君。  
 私、いや”私たち”がそばにいることでユキ君が淋しくないなら、それは私たちの本望だ。  
 そんな幸せを感じる存在になってると、思っていいよね? ユキ君。  
 
 コポポポ  
 新しい葉っぱを入れたお茶を二杯分入れる。一つは私、もう一つはユキ君の分。  
「ありがとー、全部片付いたよ」  
「どういたしまして。あ、お茶頂きます」  
 ユキ君のおかげで台所の片付けは思ったより早く済んだ。  
 旦那様が家事手伝ってくれて、その後二人っきりでお茶飲んでゆっくりなんて  
 ああ、なんて若奥様してるのかしら、わたし。   
 ところで、まったりタイムのはず何だけどユキ君の様子がなんか変だよぉ?  
 視線が落ち着かないというか、言いごもるみたいな様子。  
「ま、牧乃さん、何ですか?」  
「何ですか、はこっちの方だよぉ ユキ君」  
 そんなユキ君の表情を観察していると、私と目が合いちょっと動揺するユキ君。  
 まあ、この動揺の仕方は大体想像がつくんだけどね。  
「ユキ君、もしかして『溜まった』のかな」  
 ビクリと震え、斜めに視線をそらすユキ君。図星みたいだよ。  
 やりたくて仕方ないんだけど、いざ私たちに頼むとき、まだ慣れないのか  
 恥ずかしさが先に立つのか、顔を真っ赤にして頼んでくる。そこも可愛いよね。  
「牧乃さん、今晩どうですか」  
 意を決して、真っ赤な顔で聞いてくるユキ君。テーブルの角向かいに座っていた  
 ユキ君の隣に座ると、顔をユキ君の耳そばに近づけささやく。  
 
「これが、答えだよ」  
 ユキ君の肩に手を置き、私の唇のユキ君に重ねる。  
 唇でご挨拶した後は、そっと舌でお邪魔します。  
 ん…、フッ、んふぅん…  
 あ、ユキ君のしたぁ。私の舌と絡まる感覚が気持ちいい。  
 恥ずかしがらなくてもいいのに。ユキ君が求めるんだったら、私たちはいつでも準備OKだよ。  
 ぷ、ふぅ  
 息継ぎに顔が離れると、つばの糸が名残惜しげに唇を結ぶ。  
 ユキ君の顔は真っ赤、多分私も同じくらい真っ赤だろう。  
「ユキ君、ここでする?」  
 ジャージに上からさすっても分かるくらい、ユキ君のおちんちんすごく熱い。  
 手の平で上下にさするだけなのに、女の子としたいしたいって固くなってる。  
「牧乃さん、非常に魅力的な提案なんですが…」  
「ん?」  
 ユキ君の肩越しに、扉から覗く視線。  
 今日も選んで欲しかったのにっ! 風見か  
 お、おとなのきすしてっ、めろめろもいいよね 鈴ちゃん…  
 避妊は忘れちゃだぁめよ 志染さんまで  
「続きは俺の部屋ということで」  
「じゃ、汗流してからいくね」  
 ユキ君のおでこにキスを落とし、ひとまず身を清めることにした。  
 
 コンコン  
「ユキ君、お邪魔するよ」  
 お風呂で隅々まで洗ったあと、寝巻きでユキ君の部屋を訪れる。  
 同年代に比べれば掃除はしてる部屋だけど(七海ちゃん談)、かすかに年頃の  
 男の子の匂いがする。星娘は他の娘と相部屋なので女の子の部屋ですることは少ない。  
 まあ、他の娘に見せるプレイや三人でとか特殊プレイを求めるなら、まあいいかな。  
 ベッドに腰掛けてる、寝巻きのユキ君の隣に座る。  
「牧乃さん」  
「ん…続きしよ」  
 ユキ君が私を逃がさないかのように、しっかり抱きしめて本日2回目のキス。  
 ふぁ、ちゅぷ、ちゅううっぅ  
 もう唇の挨拶は抜きで、お互いの舌が触れ合う深いキス。  
 私の舌から、口の中、歯の裏まで全部ユキ君に舐められちゃう。  
 身体はがっしりユキ君に密着し、胸が身体でこすれるみたい。  
 さすがにちょっと苦しいので背中をとんとん叩く。  
「ご、ごめん牧乃さん」   
「ふぅ、もうがっつきすぎだよぉ」   
「その牧乃さんの身体、柔らかくて気持ちよかったからつい…」  
「焦らなくても、私は逃げないよ」  
 背中を向けてプチプチと寝巻きの前ボタンを外す。ユキ君の方を向いてゆっくり前を開く。  
 お風呂の後なのでブラはつけてない、揺れるからちょっと恥ずかしいけど。  
「ほらぁ、ユキ君の好きなおっぱいだよ」  
「うぁ、あの、舐めていい?」  
 聞いてはいるけど、手がわきわきしてるよ。おっぱい好きなんだなあ。  
「いいよぉもちろん」  
 
 腕を背中に回し胸に顔を押し付け、ちゅうちゅう吸い始めたユキ君。空いた手でもう片方の  
 胸を揉むのを忘れない。私がベッドに倒れても胸を揉むのは止めなかった。  
「ユキ君、赤ちゃんみたいだよ、ん…」  
 ぷっくりふくれた私の乳首を舌で上下に舐めた後、甘噛みしてちゅうちゅう音を立てる。  
 大きい赤ちゃんの頭をゆっくり撫でる。姿は赤ちゃんみたいだけど、やらしい舐め方だなあ。  
 胸から舐められた感触が、じんじん伝わって、身体を熱くする。  
 こっそり自分のお股に手を持っていくと、ああ、直に触らなくても濡れてるのが分かる。  
「ねぇユキ君、こっちもそろそろ、ね」  
 待ちきれなくて、胸をいじっているユキ君の手を自分のショーツに当てる。  
 さんざんおっぱい吸ってたんだもん、私もしてほしいところを、おねだりしてもいいよね。  
「感じちゃいました?」  
 ショーツの上から、うん、指上下するのいいぃょぉ。  
「ユキ君の舐め方がやらしんだよぅ」  
「せっかくのやらしい牧乃さんのリクエスト、答えなくちゃね」   
「やらしいは余計、ん…、ぁう」  
 ショーツの中に入った手が、おけけをわしゃわしゃしながら、お豆撫でられちゃってるよ。  
「んにゃん…、そこ気持ちいい」  
 だってここ敏感なんだもの。指の先で突付かれたり、指の腹で押されたり、指紋のざらざらでさえ  
 感じちゃうくらい。腰から、背筋を伝ってじんじんしてくる。  
「他の子も大体気持ちいいって感じますよね、ここ」  
「もう、他の娘の話は今しないで…」  
 
今は私だけのユキ君でいてほしいから。との言葉は飲み込んだ。  
 普段潮ちゃんや郷ちゃんのように積極的スキンシップはできないけど、以外に独占欲が強い  
 自分に驚いちゃった。  
 つぷっ  
「ひぅ」  
 お豆を撫でてたユキ君の指が、お豆よりもう少し下の、女の子の部分にいきなりもぐりこむ。  
 胸とお豆で興奮が高まってた私は、目の前がぱちぱちする強い衝撃に思わず達してしまった。  
 ユキ君を強く抱きしめながら。  
「ハッ、はぁ、はぁ…、いっちゃったぁ」  
「大丈夫です、牧乃さん」  
「んー、ユキ君だから平気だよぉ、でももうちょっとこのままいさせてね」  
 好きな男性に行かされて、全身で彼を抱きしめられる、なんて幸せ。  
 しばしユキ君の身体を支えに、男の子の髪の匂いを感じながら息を整えた。  
 そんな甘い時間もいいけど、身体の奥がもっと激しい愛し方を欲してるのも事実。  
 それはユキ君も同じ。  
「ね、そろそろこれでシていいかな」  
「わぁびくびくしてる」  
 ユキ君が見せた血色のいいおちんちんは、もう硬く立ち上がって準備万端だ。  
 でもその前に  
「これつけてあげるね」  
 枕下から取り出したのはコンドーム。高校生でやりまくって、子沢山というのは経済的に倫理的に  
 まずいしねえ。袋から取り出したゴムをおちんちんに当て、くるくるっと下ろせば準備完了。  
 ピンクのゴムに包まれた肉の風船をつんつんすると、びたびた起き上がって面白い。  
 この硬さが、私の中に入るんだよね。  
 寝巻きもショーツも全部脱ぎ捨ててベッドにうつぶせになると、チョキにした指であそこを広げ  
「ねぇユキ君、シていいよ」  
 拡げてるだけで、ユキ君にじっと見られているのが分かる。ユキ君のおちんちん欲しがって  
 真っ赤になってるところに視線を感じるだけで恥ずかしいけど、興奮しちゃってその、垂れちゃうよぉ。  
「いくね、牧さん」  
 
こくんとうなずくと、私の腰を掴んだユキ君はおちんちんを入り口にあてがう。  
 やわらかいとこを探し当てると、ずぶずぶと、私の中にユキ君が、入って、きた。  
 私のあそこを押し拡げ、あそこがユキ君でいっぱいになって、ユキ君と繋がってる。  
 ユキ君とのセックス、気持ちいい。  
 ゆるゆると腰を引き、再度わたしの中へ腰を打つ。  
 ユキ君のおちんちん、中で硬くなってるよ。  
「ユキ君で、私のなか、いっぱいなの、あふぁああん」  
「気持ち、いいですか、牧乃さ、ん」  
「うん! うん! ぃいいのぉ、  
「じゃ、こんな、どうです」  
 じゅっじゅっじゅじゅ、ぴくん、じゅじゅじゅっ、ぴくぴくん  
「やぁぁああん、なかで、んぅん、おちんちん、うごいて、りゅう」  
 おなかでおちんちんいっぱいできもちいいのに、なかでぴくぴく動かしちゃだめだよぉ。  
 引いて、挿れる、引いて、挿れる。その単純な動きが段々と早まる。  
 気持ちよくなりたいユキ君が、どんどん私で気持ちよくなってくる。  
 私の腰、はげしく、いれたりだしたりで、  
「わたしぃ、ユキ君のおちんちんいれる、道具だよぉ」  
 ぱつんぱつんと、腰を打つたび、あそこを抉るたび、わたしにも「きもちいい」が乱暴に叩き込まれる。  
「ひゃぅん、ぁぁぁあああっぁ、ユキ、くぅん、はぁああぁぁん、やあ、もっとぉ」  
 も、からだ、ささえられない。ベッドにうつぶして、やらしい声、ユキ君のおちんちんを求める声をあげるだけ。  
 ぬじゅぬじゅぬじゅぬじゅ、卑猥な音を立てて繋がる私とユキ君。  
「牧乃さ、ま、牧乃ぉ、牧乃っ」  
「もっと、いいよぉおおお、してよ、ゆきくぅ、ん、はぁんんぁああ」  
 びゅ、びゅびゅびゅ、びゅるるう  
 一際強く腰におちんちんを押し付けると、私に抱きつくよう背中にユキ君が密着した。  
 おちんちんが中で震える感触、あん、射精たんだねぇ。  
 ゴムはつけてるけど、じんわり暖かいのがわかるよ。  
 私の膣もきもちよくって、ユキ君をぎゅうぎゅうしめつけちゃってるよ。  
「だいじょぶです、牧乃、いや牧乃さ」  
「今は、牧乃でいいよ、ユキ君」  
 
 ユキ君の白い子種入りゴムをはずす。入り口側を細く引っ張っり、くるくる縛ってはいおしまい。  
 出したばかりだからまだあったかい。  
 シーツだけまとったユキ君が、私の肩を揉んだり、頭を撫でたりしてくれる。  
「身体、大丈夫です? ちょっと激しかったかなと」  
「んー、いいのよぅ。 それだけ、私で気持ちよくなってくれたから」  
 気持ちよくなったのは事実なので真っ赤になるユキ君。  
「私も、気持ちその、よかったし」  
「牧乃さん…」  
 えっちな娘って思われたかなぁ。でも気持ちよくないっていうのはウソになる。  
 ユキ君には正直でありたいし。  
「で、ユキ君のここは正直だよね」  
 立ち上がったユキ君のおちんちんを、精液を潤滑代わりに上下にさする。人差し指と親指の輪で  
 首のとこを撫でるとびくびくしてる。気持ちいいんだぁ。   
 次もがんばろうね?  
 もう一つのゴムを出して微笑む私  
 まだ夜は始まったばかり、もっと愉しもうね、ユキ君。  
(終わり)  
 
 

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