*          *          *  
 
 
一方、光莉と夜々の方は――。  
 
(わぁ……)  
蕾は千代の体にしがみついた状態で光莉と夜々の電気アンマの様子をまじろぎもせず  
見つめていた。夜々の長い脚は光莉の足の間に割りいれられてしっかりとショーツの  
クロッチの部分を捉えている。既に何回も経験しているせいか、玉青が渚砂にするのより  
力を込めている。  
「少し痛いぐらいがいいんだよね、光莉は♪」  
「やだ、そんな事…………はぅん!」  
夜々が踵を股布近辺に当て、グリグリと深く押し込む。光莉の体が大きく反応し、  
キュッと内股になって震える。その状態で夜々はブルブルと細かい振動を与えるもの  
だから、光莉はたまらなくなって両手でシーツを掴み、上半身を捩って悶えた。  
 
「夜々ちゃん……もう、お願い……」  
「だめよ、光莉。蕾ちゃんも見てるんだからもう少し我慢して」  
「……でも……でも!…………あああッ!!」  
自分で言っていた通り、光莉の体は感じやすく、電気アンマにも敏感に反応する。  
その表情や仕草が可愛らしいので、夜々はつい意地悪をしてしまうが、柔らかいウェーブの  
髪を振り乱し、電気アンマに震えながら遠慮がちに悲鳴を押し殺すその姿を見れば、いじめて  
しまうのも仕方が無い、と見ている蕾も思った。  
 
(光莉先輩――)  
蕾は光莉の表情を見て自分も切なくなってきた。  
(先輩もアソコ……弱いんだ……)  
思わず目を逸らし、千代にしがみつく手にギュッと力を込める。それに気づいた千代が  
蕾を見ると、彼女は不安そうな表情で俯いて小さく震えていた。  
「蕾ちゃん?」  
声を掛けると蕾はビクッと反応する。千代には、いつもは自分の何倍もハキハキとした  
蕾が、今は同い年なのに小さな子供の様に見えた。  
「蕾ちゃん……怖いですか?」  
千代は出来るだけ優しく声を掛ける。一瞬驚いたように千代を見上げた後、蕾は激しく  
かぶりを振った。憧れのお姉さまが自分に示そうと懸命に耐えているのに、見ている  
自分が怖がっていてはいけない。  
 
「千代ちゃん……」  
「なんですか?」  
「さっきみたいな事……して」  
「えっ?」  
千代は一瞬戸惑った。蕾が膝立ちの足を少し開けるのを見て、それがさっき太股で股間を  
刺激したアクシデントの事を言ってるのだと察する。  
「でも、この体勢だと力の加減が難しいですよ……もし強く当たったら……」  
二人とも膝立ち状態で抱き合っているので、片足を蕾の股間に差し入れるとバランスが  
悪くなる。体制が崩れると、さっきと違い、弾みで本当に蹴ってしまいかねないので  
千代が躊躇っていると――。  
「いいの……」  
「蕾ちゃん?」  
「強いくらいがいいの……光莉先輩はそのぐらいの力で電気アンマされているから」  
怖がるより、少しでも光莉の気持ちと同調したい――健気な蕾はそう思っていた。  
 
「……わかりました」  
千代も心を決めて蕾の足の間に太股をあてがう。玉青が着せたシルクのショーツに太股が  
触れた途端、「あっ!」と蕾が小さく悲鳴を上げ、体がブルッと震える。  
「だ、大丈夫、蕾ちゃん?」  
「いいの……続けて……」  
小刻みに震えながらギュッと指先に力を込めて抱きつく蕾を見て、千代も更に足を深く  
差し入れる。気持ちのいい肌触りのシルク製ショーツの股布が擦れるたび、蕾の太股は  
プルプルと震えている。  
(電気アンマと同じにならない様にしないと……)  
千代はそれを心がけ、少し蕾の股間を股で打ち上げるようにする。勿論、強打ではなく  
優しくリズミカルに――蕾や自分にとって初めての電気アンマは御姉様にしてもらうもの。  
その疑似体験を今の蕾にしてはいけない。  
 
「うっ……! あっ……!!」  
優しくとは言え、女の子の急所を下から突き上げられる衝撃に蕾は思わず呻き声を漏らす。  
「ハァ……ハァ…………あうっ!!」  
三回目の衝撃が来た時、流石にギュッと太股を閉じ、千代の足を挟みこんで止めた。  
額に汗が滲み、体が熱く火照っているのが抱きつかれている千代には如実にわかる。  
「もう……ダメ?」  
千代が聞くと蕾がコクリと頷いた。体の震えに耐えかねるかのようにギュッと千代の肩を  
掴んで離さない。挟まれた足もじっとりと汗ばんできた――内股だけでなく、股間に触れて  
いる部分があるが、そこは本当に汗だけが滲んできたのかどうかはわからない……。  
(蕾ちゃん……凄く敏感なんだ……)  
今軽く3回ノックしただけで蕾は限界だった。でも、電気アンマはずっとそこを刺激され  
続けるのだ。その時にどんな状態になるか、女の子ならされてなくても想像は付く。  
今、光莉が苦痛と快感の狭間を彷徨わされているのは蕾も千代も十分に感じ取れた。  
 
「夜々ちゃん……! 夜々ちゃん!!」  
光莉の悲鳴が大きくなってきたのを聞き、蕾と千代は愛撫?を止めてベッドの方を見た。  
夜々の電気アンマはクライマックスに入っているらしく、サディスティックな興奮に  
上気した表情で光莉を見つめながら掴んだ両足首を力一杯引っ張って、光莉の両足を  
ピンと伸ばさせる。勿論、光莉の股間には夜々の踵が深く食い込んでいた。ショーツが  
捩れるぐらいの食い込み方は普通なら痛いと思うのだが、その近辺はびっしょりと濡れて  
いて、潤滑油の役割を果たしているためか、あまり痛く無さそうだ。  
「はぁ……はぁッ……あああッ!!」  
光莉の表情は込み上げてくる何かに耐えるように切なげではあったが、荒い息使いも  
喘ぎ声も悩ましく響き、実行者の嗜虐心を激しくそそっている。  
 
(光莉先輩……)  
蕾は千代の肩越しに見える光莉の美しい悶え顔に体の震えが止まらなくなった。  
(夜々先輩……もう意地悪はやめて――いかせてあげて……。でないと、光莉先輩は……  
狂っちゃうよぉ……)  
大げさでなくそう思った。自分がされたら間違いなくそうなってしまう。たった3回千代に  
アソコを刺激されただけでこうなってしまうのだ。光莉はどんなに辛いか。  
そして――どんなに気持ちがいいのか。  
 
「光莉……! いかせてあげる。こうやって……どぉ!?」  
ブルブルブル……小刻みな振動を股間を圧迫するように送り込む。それを受けた光莉は  
下半身を捩って悶えた。  
「はぁあ……ん! いいの……凄くいいの……!! 夜々ちゃん……!!」  
光莉の掴んだシーツがぎゅっと捻りこまれる。それだけ力を入れないともう耐えられない。  
「わかった……止めを刺してあげる。止めは……ここ!!」  
夜々は光莉の股間の割れ目の位置をなぞると、そのポイントに狙いを定め、そこに踵を  
あてがった。踵が当てられたのは、女の子の快感の急所中の急所、クリトリスだ。そこに  
斜め60度ぐらいの位置から突き上げるようにセットした。  
 
そして――。  
 
「いくよ、光莉……飛んじゃいなさい!」  
「夜々ちゃん……! ……ひゃあん! ああッ!……ああぁあああああぁ!!!」  
 
ぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶる…………!。  
 
最も激しい振動が光莉のクリットを下から強烈に揺さぶった。光莉の体は大きく仰け反り、  
ピンと伸ばされた太股が激しく震え、そして――。  
 
「くぅ……んッ……! んッ!! あああ……はぁあああああああ〜〜〜〜ッ!!!!!」  
 
……じゅわ……。  
 
光莉の割れ目から熱い蜜があふれ出し、夜々の踵にねっとりと絡みついた。洪水の様な  
それは腰の下に敷いた3枚のタオルをびっしょりと濡らしていった。  
 
 
          *          *          *  
 
 
「光莉……ちゃん?」  
「逝ってしまわれたようですね」  
下着も全て取られ、生まれたままの姿にされた渚砂と、彼女に覆いかぶさる形になっていた  
玉青も光莉が昇天する場面を見つめていた。  
 
「渚砂ちゃんも気持ちよくして差し上げますね」  
玉青はニッコリと微笑むと渚砂の下半身に移動する。すると――。  
「あっ……」  
渚砂は慌てて股間を両手で守り、太股を内股にして体を捩る。  
「どうしたのですか?」  
「だって……この体勢じゃ……」  
玉青ちゃんに見えちゃうよぉ〜〜――渚砂はそう思い、耳朶まで真っ赤になった。  
「大丈夫ですよ、このあたりは暗がりですし」  
「そ、そんな事無いよ……だって、私の位置からは玉青ちゃんの可愛いぱんつの模様が  
見えているんだもん」  
しれっと言う玉青に渚砂は口ごたえする。確かに渚砂の言うとおり、薄明かりだけにせよ  
裸を隠してくれるほどには暗くは無い。  
「では、私も脱いだら、その手を外してくれますか?」  
「えっ……? た、玉青ちゃ……!!」  
 
渚砂が声を掛ける間もなく、玉青はパジャマの上を脱ぎ、上半身裸になる。そしてベッドに  
膝立ちになると、ゆっくりとレースのショーツを下げていった。渚砂の目には腰のある直毛で  
綺麗に生え揃った若草に覆われた乙女の丘が、常夜灯の光に眩しく映し出された。  
「た、たたた……玉青ちゃ……ん……」  
「これで私たち、二人とも生まれたままの姿になりましたね」  
ニッコリと微笑むと玉青はそのまま渚砂に覆いかぶさるように抱きついてきた。  
「ひゃあん……! た、たまおちゃ……」  
渚砂は目を白黒させてうろたえる。女の子同士が一糸纏わぬ裸で抱き合うなんて……。  
でも――。  
 
(うわぁ……気持ちいい♪)  
玉青の滑らかな肌が自分の胸やお腹に覆いかぶさってきた時、肌が擦れ合う感触がとても  
心地良かった。思わず羞恥心や戸惑いが吹っ飛んでしまう。  
「渚砂ちゃんのお肌、すべすべで気持ちいいです〜♪」  
玉青も上機嫌で頬を摺り寄せる。  
「玉青ちゃんだって……すっごく柔らかい〜〜♪」  
お互い、膨らみかけた乳房(まだ成長期だとお互い信じようとしてる。2つ違いであれだけの  
ボリュームを誇るエトワール様と比べるのはこの際無し(笑))が、くにくにと押し合い  
へし合い、敏感な乳首が触れ合って小さく悲鳴を上げ、二人の少女の嬌声が寝室に響き渡る。  
 
「渚砂ちゃんのほっぺ、ぷにぷにですよ。赤ちゃんみたい♪」  
「やん、玉青ちゃんだって〜〜。ほら、お尻なんてこんなにすべすべ〜〜♪」  
「きゃあん!? いきなり触るなんてずるいですよ。そんな事する渚砂ちゃんには……えい!」  
「ひゃあああ!? つ、つねったぁ〜〜! 玉青ちゃん、すごいところをつねったね?」  
 
渚砂が股間を押さえながら、仕返しに玉青の股間を膝でグリグリする。  
玉青は「きゃん!?」と悲鳴を上げて仰け反り、今度はくすぐり攻撃に出る。  
「キャハハ……! だめぇ〜、玉青ちゃ〜〜ん!」  
渚砂が転がりながら逃げるのを玉青はしつこく追いかけてくすぐり続ける。お互い楽しそうに  
嬌声を上げながら。  
 
その様子を千代は、ぽかん、と口を開けてみていたが……。  
(う……う……うらやましぃですぅ〜〜〜!!)  
憧れの渚砂お姉様と玉青お姉様が楽しそうにじゃれあっている。しかも全裸で。千代は  
その中に混ざりたい衝動に襲われたが、脱力して身を寄せている蕾を放ってはおけないし、  
妹の身分で自らそんな事をするのは恐れ多いと自重する。でも……羨ましい……。  
 
「ほぉ〜ら、捕まえた! もう逃げられませんよ、渚砂ちゃん♪」  
「た、玉青ちゃん、しつこいよぉ〜〜。くすぐるの、やりすぎ〜〜!」  
背後から覆いかぶさるようにして捕まった渚砂が玉青に抗議する。渚砂がどんなに逃げても  
玉青はくすぐるのを止めてくれず、順番も変わってくれないからだ。  
「フフフ……執拗なくらい念入りに愛撫するのは我が家に伝わる作法ですから」  
冗談とも本気ともつかぬ事を言いながら、こんな時でも玉青は上品に笑っている。裸で見る  
その笑顔が素敵で、渚砂はちょっとときめいてしまった。思わず動きが止まってしまう。  
 
「隙ありです!」  
渚砂の動きが止まった隙に、玉青がうつ伏せの渚砂の両足をがっちりとホールドしてしまった。  
「きゃん!? ……あっ!!」  
足を取られて上半身をベッドに伏した渚砂が小さく悲鳴を上げる。  
「ウフフ……乳首がシーツに擦れちゃいましたか?」  
「ち、違うもん。ちょっと顎を打ったから……」  
「うそつきさんにはお仕置きが待ってますよ?」  
玉青はうつ伏せになった渚砂をそのまま自分の元に引き寄せた。シーツと密着した乳首が  
擦れて電流の様な刺激が渚砂を襲う。  
「ひゃああああ〜〜ん!! 玉青ちゃん、やめてぇ〜〜!!」  
「もう嘘をついたりはしませんか、渚砂ちゃん?」  
玉青は完全に優位に立った事を誇示する様にわざと見下すような口調で言う。  
「む……。嘘なんかついてないも〜〜ん」  
渚砂はむっとしたのか、うつ伏せで捕まった姿勢から振り返り、べ〜〜っと舌を出す。  
それを見て玉青は逆ににんまりと微笑んだ。どうやら思う壺だったらしい。  
 
「うそつきで反抗的な子にはお仕置きが必要ですね♪」  
キラーン☆、と擬音が聞こえてきそうなぐらい、玉青の瞳が妖しく輝く。  
「あ、拙い……かも……」  
うつ伏せとは言え、この両足を掴まれた体勢は、絶好の電気アンマポジションだと言う事に  
渚砂は気づく。慌てて逃げようとするが――。  
「もう遅いですよ♪」  
ニッコリと笑った玉青が渚砂の裸の股間に右足をあてがい、同時にぶるるるるる……と  
振動を送り込んだ。  
「ああああぁぁあああ〜〜〜!!! だ、だめぇ〜〜!!」  
玉青の足をじかに感じる電気アンマ――渚砂は女の子の急所を直撃する電撃に大きく仰け  
反って悲鳴を上げた。  
 
 
「や、やぁん……。た、たまおちゃ……あん♪」  
うつ伏せ状態で生の股間に電気アンマを食らって悶える渚砂。  
(見られちゃってる……恥かしいいよぉ……)  
さっきまでの電気アンマと違う、じかに伝わる玉青の足の感触、そして無防備な股間を  
じっくり見られる体勢――この状態では玉青に何をされるかわからない不安も相まって  
渚砂の鼓動はドキドキと早まっていく。  
(それに……乳首が擦れて……はぁん♪)  
全裸でうつ伏せになっているため、玉青が電気アンマの振動を送り込むたびに渚砂の体も  
揺さぶられて、乳首がシーツに擦られるのだった。まだ成長途上の敏感な部分は僅かの  
刺激でも痛いぐらいに固くなっていた。それが何度も何度も擦られる。  
(これ、たまらないよぉ〜〜!)  
「はぁあん……!」と喘ぎ声を上げ、たまらず渚砂は腕をつっかえ棒の様にして上半身を  
起こし、乳首を擦られるのから守る。だが、彼女が責められているのは勿論、そこだけ  
ではなかった。  
 
「フフフ……うりうりうりうり〜〜ですの♪」  
「ひゃああ……!! ……んッ!!」  
玉青の揺さぶるような足の振動が渚砂のクレヴァスを直撃した。  
びりびりびり……と痺れるような刺激が感じやすい襞から子宮を貫き、思わず身震いして  
唇を噛み締める。  
玉青の位置からは渚砂のすべすべしたお尻がキュッとすぼまり、滑らかな背筋が震えるのが  
見える。その光景は彼女の嗜虐心を大いに刺激した。  
「もっとじっくりたっぷりといじめてあげますね、渚砂ちゃん♪」  
「ちょ、ちょっと玉青ちゃん〜〜! 本来の目的を忘れてるよぉ〜〜……ああん♪」  
 
クニュクニュクニュクニュ……。柔らかな渚砂の股間の感触が気持ちよく、玉青はついつい  
余分に電気アンマし続けてしまう。  
 
「そう言えば、光莉さん達にお教えする予定でしたわね」  
玉青がチラッとスピカの二人を見ると、夜々が半ば失神している光莉を抱いて、体を拭いて  
あげている。既に光莉も夜々も裸で、時折胸や首筋にキスしながらなので、光莉はその度に  
小さく呻き声をあげる。楽しそうな表情で光莉に悪戯していた夜々だが、玉青と目が合うと、  
悪戯っぽく舌を出した。  
 
「夜々さんはこちらを見てますよ、渚砂ちゃん」  
「え? そ、そんな……」  
改めて指摘されると他人の視線が気になる。夜々だけでなく、光莉もぼぉっとこちらを  
見ているし、下級生二人もこちらを、特に千代はまじろぎもせず真剣に見ている。  
「う……千代ちゃん」  
「彼女は真面目な子ですね。フフ」  
玉青は電気アンマするポイントを少し上に上げ、渚砂の小さなアナルに踵をあてがった。  
「ここなども刺激されるとたまらないですよ」  
「ひゃん!? ちょ、ちょっと待って玉青ちゃ…………ひゃああぁぁんっ!?」  
 
むにむにむにむに……。  
アナルへのストロークが短く細かい振動は、渚砂を未知の感覚に陥れる。むずかゆいような、  
こそばゆいような、それでいてくすぐられるのとは違う、刺激的な感覚――。  
「た、玉青ちゃん! な、何これ……はぁん! ヘンだよぉ……」  
渚砂はシーツをギュッと掴んで玉青のアナル責めに耐えていた。玉青は含み笑いをしながら  
答えず、今度は足の親指をアナルにあてがい、押し込んだ。  
「きゃあああんッ!?」  
渚砂の体がビクン!と大きく反り返る。玉青は攻撃の手を休めず、今度は踵を秘密の割れ目に  
あてがった。そしてそこを強めにグリグリと圧迫する。  
「はぅん!! だ、だめぇ……!! そんなに強くしたら……玉青ちゃあん!!」  
どくん……と責めている秘裂から蜜が溢れ出す。ねっとりとした愛液は玉青の踵を濡らし、  
踵を動かすたびに糸を引いてクチュクチュと淫猥な音を立てた。  
 
「も、もう……ダメだよぉ……。……は……ぁ……ぅ…………ん……」  
目を閉じて息を荒くして悶える渚砂。時折玉青が強く足を震わせ、股間を刺激されるたびに  
小刻みに全身が震えてたまらなくなる。何かが体のうちに凝縮され、開放されるのを待って  
いる感覚――。  
「もう少しですよ――もう少し我慢すれば天にも昇る気持ちになれます……」  
嗜虐心から来る興奮で声を上ずらせながらも、玉青は落ち着いた口調で渚砂に囁く。  
渚砂への電気アンマはいよいよクライマックスに入っていく。  
 
(足技のバリエーションの多さは流石ですね〜)  
夜々が感心したように見入っている。玉青は足先や踵、土踏まずを使い分け、電気アンマの  
強弱や責めるポイントの広さ、そして強く責める時間などを多次元的に使い分けて渚砂を  
快感に震わせたり悶えさせたりしているのだ。  
(私はどうしても強くやっちゃうから――)  
光莉の、月明かりで出来たような綺麗な髪を撫でながら、ちょっと反省する。  
(光莉が頑張るんじゃなくて私が上達しないとね)  
これからも楽しい電気アンマライフを送りたい夜々は光莉に優しくする事も覚える決意をした。  
(でも……光莉の可愛い悶え顔を見ているとどうしてもいじめたくなっちゃうんだよね……  
アハハ♪)  
あまり深くは反省していないようだが。  
 
(渚砂お姉様……)  
今度は千代がギュッと蕾を抱きしめた。蕾はぼぉっとした表情で千代を見ている。  
(私は……どちらになるんでしょう。ご奉仕する方か、可愛がって頂く方か……)  
玉青と渚砂は責めと受けが確立しているように千代には見えた。では自分はどちらの方に  
なるのだろうか?  
(勿論、最初は可愛がって頂く方ですけど。出来れば……渚砂お姉様がいじめられる姿を  
もっと見ていたい……)  
大胆にも千代はそう思ってしまった。千代から見て渚砂は優しすぎるのだ。千代の失敗を  
笑って許してくれる渚砂お姉様――こんなドジな私を厳しくお仕置きしてくれるのは――。  
(やっぱり、玉青お姉様でしょうか?)  
千代は渚砂と二人して玉青にお仕置きされている姿を想像して身悶えした。  
(それとも、渚砂お姉様と交互に――)  
お互いに電気アンマの掛け合いっこなどはどうだろう? 千代は上手く出来るだろうか?  
――などと妄想は膨らんでいく。  
「……?」  
陶酔する千代の顔を蕾は不思議そうな顔で見つめていた。  
 
「ここはどうですか、渚砂ちゃん?」  
玉青は踵を菊門と前の秘裂の間――会陰部にあてがってブルブルと振るわせた。  
新たな刺激に渚砂は小さく悲鳴を上げてシーツを掴んだまま仰け反る。  
「だめ……そこは……あぅうッ!!」  
「フフフ、ここだけじゃなく、ここもダメでしょう? それからここも……」  
玉青は少し意地悪に踵をあてがうポイントを上下にずらし、渚砂に様々な悲鳴を上げさせる。  
アナルの時はくぐもった呻き声、ヴァギナを責められた時は何かに耐えるような喘ぎ声、  
そして敏感なクリトリスの時は押し寄せる電流の様な快楽に身悶えする悲鳴――。  
(渚砂ちゃんって、やっぱり素敵です――)  
様々な歌声を奏でる生贄の反応に玉青は頭がクラクラするほどの陶酔を覚えた。  
 
「も……もう、許して……玉青ちゃん……」  
息も絶え絶えに渚砂が懇願する。ハッと我に返った玉青は自分が夢中になってやりすぎた  
事を悟った。反対側のベッドにいる夜々がクスッと笑いかける。  
玉青先輩だって、渚砂先輩がお相手なら、やりすぎちゃうじゃないですか――と。  
玉青は夜々の様に舌を出したりせず、上品に口元を押さえて微笑みを返した。  
 
「わかりました、渚砂ちゃん――これで止めを刺してあげますね」  
玉青は一旦渚砂の足を離し、ごろりと仰向けにさせた。そしてもう一度両足首を掴んで  
股間にしっかりと踵をあてがう。  
「あっ……」  
今までと違う感触に渚砂が一瞬反応する。この体勢なら一番電気アンマの力の制御が  
しやすく、渚砂の悶え顔がはっきりと見える。ピンクの可愛らしい乳首が現れ、それが  
固くなってるのが渚砂の心情を表しているように見えて、玉青はどぎまぎした。  
 
「やはり最初は正統派の電気アンマで逝っていただくのが良いですわね♪」  
玉青はしっかりと両足首を引き寄せ、渚砂の両足をピンと伸ばさせて踵を股間に深く  
食い込ませる。  
「ん……アッ!」  
少しきつかったのか、渚砂は思わず玉青の足を掴んで可能な限り内股になろうとした。  
しかし、玉青の電気アンマの体勢が完全に決まっているので股間を解放する効果は  
ほとんど無い。  
「この状態で震わせたら、どうなるでしょうね?」  
玉青は強めに圧迫されている渚砂の股間を踵でブルブル震わせた。たちまち渚砂の体が  
反応してキュッと縮まる。  
「はぁ……ん! 玉青ちゃ……! ああっ……!!」  
渚砂は上半身をのたうたせて悶える。今までと違い、優しさだけの電気アンマではない。  
強い力で女の子の急所を強烈に責め立てる電気アンマだ。  
端で見ている夜々も千代も、渚砂の激しい悶え様に息を呑む。  
 
「玉青ちゃん……! もう……! もう……!!」  
「渚砂ちゃん、もう少し……もう少しだけ頑張って!」  
「でも……! でもぉ……!! お願い! 変に……気が変になっちゃうッ……ああぁッ!!」  
玉青が送り出す強烈な振動に渚砂は汗びっしょりで体をくねらせる。太股や腰が彼女の  
意志と関係なく震え始め、限界になったのがわかる。  
 
「ふぁあ……! あっ……!! たまお……ちゃん!!」  
「渚砂ちゃん……!! これで……逝っちゃいなさい!」  
「玉青ちゃん! ……たまおちゃ…………ああああああッ…………あああああっ〜〜〜〜!!」  
 
股間への執拗かつ激しい責めに、渚砂の体がブルブルと震え、そして――。  
 
じゅわ…………。  
 
どくん!と熱い蜜が女の子の秘裂から迸るように湧き出て――渚砂の体はがっくりと力が抜けた。  
激しい振動を送り続けていた玉青の額からも玉の様な汗が噴出している。  
ガクガク……と痙攣するように震える渚砂の下半身を玉青は解放し、自身も力が尽き果てた  
ようにベッドに横たわった。しばらくの間、動く事が出来ない。  
 
「ちょ、ちょっと頑張りすぎましたね……」  
責める玉青が力尽きるまで激しく電気アンマしたのだ。それを全て受けた渚砂は大丈夫か?  
「う……うん……」  
ぐったりとしたままうめき声を上げる。どうやら軽く失神しただけのようだった。  
 
「な……渚砂ちゃん……」  
玉青は力尽きた体を起こし、渚砂の方に寄ってその顔を覗き込む。びっしょりと汗をかいた  
額をタオルで優しく拭ってやると、そのすべすべした頬にキスをした。  
「最高ですよ。渚砂ちゃん――」  
玉青は渚砂を永遠のパートナーを見つけたようにじっと見つめると、その首に両手を回して  
愛しそうにギュッと抱きしめた。  
 
 
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル