*          *          *  
 
 
そして、スピカの姉妹達は――。  
 
夜々は光莉も十分に濡れてきたと見ると、今度は蕾の股間に踵をあてがってブルブル震わせた。  
「あぅ……!? ん…………んあああぁ〜〜〜!!」  
光莉の下で蕾が絶叫する。急に電気アンマの矛先が向いたので心の準備が出来ていなかった。  
勿論、押し寄せる尿意の苦悶もある。  
「蕾ちゃん……! 大丈夫…………はぅん!!」  
今度は蕾を気づかった光莉が悶える。夜々は巧みに蕾と光莉を交互に電気アンマしていった。  
強くしたり弱くしたり、長くしたり短くしたり……不規則な電気アンマはされている二人の  
女の子に毎回違った悲鳴をあげさせる。  
鶯の谷渡りの如く、深夜の部屋に響き渡る美声は夜々の嗜虐心を煽り、更に何度も二人の  
股間をあんまし続けた。  
 
「うぁ……! う……んッ!!」  
「光莉先輩……!! はぁ……ん! 先輩…………先輩!!」  
「蕾ちゃん……はぅん!! だ、ダメ、夜々ちゃん……そこは………はぁあん!!」  
光莉が身悶えすれば蕾と密着している胸の乳首が擦れ、下の蕾も悲鳴をあげさせる。  
蕾が電気アンマされて仰け反れば、光莉の内股に足が触れ、敏感な部分の刺激に悶える。  
二人は相乗効果によって一気に高まり、蕾は決壊寸前となった。  
 
「光莉先輩……!! 私……もう……」  
「蕾ちゃん!! ……夜々ちゃん、お願い! 蕾ちゃんと……一緒に逝かせて!!」  
二人はお互いの体に手を回してギュッと抱きしめあい、夜々の電気アンマを待つ。  
二人の割れ目から溢れた愛液が入り混じって、夜々の足は水から上がったばかりの様に  
びしょ濡れになっている。  
ギュッと抱き合っているので光莉と蕾の体は密着し、女の子の割れ目も繋がっているかの  
ように上下に重なっていた。  
(これなら、二人同時に責められるね♪)  
夜々は二人の股間に深く自分の体を入れ、重なった両足を脇に抱え込んで固定した。  
足4本はちょっと重いが、こうすれば力一杯、同時に電気アンマできる。  
 
「光莉、蕾ちゃん、これで止めだよ。蕾ちゃんももう我慢しなくていいからね?」  
「え? で、でも……」  
夜々が何を我慢しなくていい、と言ったかは蕾にもわかる。しかし……。  
「この状態じゃ……光莉先輩と夜々先輩に…………うっ!」  
時折、波となって押し寄せる苦悶に顔をしかめる蕾。光莉はそんな蕾の頬を優しく触った。  
「光莉先輩……?」  
「いいの、蕾ちゃん。私たちに遠慮しなくても……それにほら、もう私たちって……」  
光莉は恥かしそうに微笑みながら下の方に視線を走らせる。光莉が示した下半身は  
二人の愛液が入り混じってびしょ濡れ状態だった。  
「でも……でもぉ……」  
(女の子の蜜とおしっこじゃ違いますよぉ……)  
恥かしさで真っ赤になりながら蕾は俯く。  
 
「蕾ちゃんは恥かしい?」  
「も、勿論です!」  
「じゃあ、その恥かしい姿を私たちに見せて――」  
「えっ!?」  
光莉の言葉に驚く蕾。光莉がこんな事を言うなんて思わなかったからだ。  
「玉青さんが蕾ちゃんをおしっこに行かせてくれなかったのは、きっと蕾ちゃんの一番  
恥かしい姿を私たちに見せたかったからだと思うの」  
光莉はチラリとミアトル組の方を見る。あちらも妹の千代がそろそろ最後の責めを受ける  
ようだ。  
「そうすれば、蕾ちゃんは私たちに自分の気持ちをさらけ出してくれると思うから。  
私達はきっと蕾ちゃんの事をもっと好きになると思うから。今までよりもずっと深く――  
私、蕾ちゃんの事をもっと沢山知りたい」  
そう言うと光莉は更にギュッと蕾を抱きしめた。光莉の鼓動が直接伝わり、ドキドキして  
いるのがわかる。勿論、自分がそうであることも知られているだろう。  
「光莉……先輩……」  
憧れの先輩の思いがけない言葉に蕾は頭が朦朧としてきた。どうなってもいい、さっきから  
体の中に疼く何かを解放したい――そんな気持ちが胸のうちに広がってきた。  
 
「夜々先輩……お願いします。光莉先輩と一緒に……」  
蕾が瞳を潤ませて哀願すると、夜々は(しょうがないなぁ……)と言うように溜め息を  
つきながらも笑顔を見せる。そして――。  
 
夜々の足がピタリと二人の股間にあてがわれ、そこから強烈な振動を送られた。  
「夜々ちゃん! ……アアッ……!!」  
「そ、そこは……ひゃあああ……ん!!」  
光莉には足の指関節部分で、蕾には踵で、夜々は足を上下に梃子の様に動かしながら、  
二人を同時に責めていく。今までの様に強弱をつけてではなく、一気に責め立てる  
電気アンマ――それも二人同時の高等テクニックだ。  
(スピカの子にしておくのは惜しいくらい、ですわね――)  
玉青が感心して夜々の技術に見惚れている中、光莉には今日二度目の、蕾には生まれて  
初めての気の高まりが体を貫いていく。  
 
「先輩!……お願い! ギュッと……ギュッと……抱いて……あああ〜〜〜っ!!」  
「蕾ちゃん! わかった……ギュッと……逝く時は…………一緒に……はぁん!」  
蕾の目からは涙が溢れ出る。光莉はそれを見ると、涙を頬で受け止め、お互いの頬を  
擦り合わせた。下半身だけでなく、お互いの顔もぐしゃぐしゃになる。  
 
二人の折り重なった美少女は股間を責められながら全身を震わせ、固く抱きしめあい、  
そして――。  
 
「ひ、光莉先輩……! 出ちゃいます……!! でちゃうぅ〜〜〜〜!!!」  
「いいよ、蕾ちゃん! だして……はぁうううう…………一緒にイって……!!」  
「はいっ! せんぱぁい!! はぁうあああ!!」  
「もう少し……!! もう少しで……ああああ!!」  
 
「「ああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」」  
 
ぷしゃぁああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………!!!!  
 
蕾の割れ目から聖なる飛沫が迸り、それは密着していた光莉の下半身を直撃し、八方へ  
シャワーの様に降りそそいだ。電気アンマしていた夜々の足も、光莉と蕾自身の下半身も  
黄金色の液体でびっしょりと濡れそぼる――。  
乙女の聖水が迸り終えるまで、蕾の下半身は痙攣したようにビクビクと震え、同じく熱  
い愛液が溢れ出た光莉と、ガックリと力を抜いて折り重なった状態でその余韻に浸る。  
 
「あ…………あ………………」  
解放感と引き換えに襲ってくる激しい羞恥心に、蕾の脳裏は真っ白になり、そのまま  
気を失ってしまった。  
 
 
ミアトルの姉妹達ももうフィニッシュを迎えようとしている。  
渚砂は今までにないほど激しく、千代の股間に置いた足をグリグリと動かし、両足を揺さ  
ぶった。ピンと脚が伸びきるほどの強い力で引っ張り、激しい振動を股間に送り込む。  
正統派だが力強く激しい電気アンマの刺激に千代は上り詰める一方だった。  
(さっきの約束……千代ちゃんとの約束があるから――)  
電気アンマでエッチな刺激を与え続けられ、身悶えする千代を見ながらも渚砂はペースを  
落とさなかった。千代の股間は太股までびっしょり濡れている。こうして強くし続けても  
痛くはないし、逆にこうしないと高まった気持ちは解放されない。  
 
渚砂は玉青の言葉を信じて力強く千代の割れ目にグリグリと踵を踏み込ませた。  
ショーツが深く食い込む処女の割れ目は、クチュクチュと淫猥な音を立て、それ自体が  
生き物の様にヒクヒクと動いている。  
(もう……こちらも限界……です……)  
千代も蕾と同様、おしっこの我慢が限界に達していた。既に完全に押さえるのは不可能  
な状態で、玉青の敏感な鼻は愛液の匂いに尿の臭いが入り混じってるのを嗅ぎ取った。  
渚砂の責めはその間も全く緩まない。玉青の瞳には一心不乱に電気アンマを続ける渚砂の  
神秘のクレヴァスが遮られるものもなく見えていた。渚砂の足が動くたび、その綺麗な  
割れ目が蠢いているのが艶めかしい。  
「その調子ですよ、渚砂ちゃん、千代ちゃん♪」  
千代の上半身を愛撫して渚砂をサポートする玉青はその光景をうっとりと見つめていた。  
 
そしてついに、千代にも限界が訪れた――。  
 
「渚砂お姉様……! 千代は……千代はもう……ああああぁあッ!!」  
「いいよ、千代ちゃん!! 気持ちを解放して……イって!!」  
「千代ちゃん! 思いを込めて! 渚砂お姉様の全てを受け入れられるぐらい、強く!!」  
激しい電気アンマに集中する渚砂をフォローすべく、玉青は千代の膨らみかけたばかりの  
胸を同じくらい激しくもみしだいた。千代は大きく体を仰け反らせながらしっかりと  
姉達の愛を受け入れた。  
「はい…! 玉青お姉様! あああっ〜〜!! お姉様……渚砂お姉様ァ〜〜!!!!」  
 
しゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………。  
 
千代の体がガクガクと痙攣するように震え、そして、生暖かいものが渚砂の足の裏を  
濡らしていく――蕾と違い、ショーツを穿いていたので千代のおしっこは大きく広がる  
ことなく、自身の中心からじんわりと周囲に広がっていった。  
 
「あ……ああ……」  
千代は激しく責め立てられるのを耐えていた全身の力が一気に抜け、その余韻にガクガクと  
震えながら呆然と宙を見つめていた。  
渚砂はどんな表情で自分を見つめているのかが気になり、そちらに視線を走らせる。  
渚砂も力が尽きたと見え、ぐったりとベッドに体を横たえていた。そうなるまで自分に  
愛を注ぎ込んでくれたのだ。  
 
「渚砂……おねえ……さま……」  
視界がホワイトアウトし、一粒の嬉涙をはらりと落として千代は気を失った。  
 
 
          *          *          *  
 
 
「ひっく……ひっく……」  
スピカ組のベッドに寝そべり、蕾がすすり泣いている。その肩を優しく抱きながら隣に  
寝ているのは光莉。夜々は後片付けを終えてからその反対側に座る。  
 
「私……もう死んじゃいたい……です……」  
ぐすぐすと泣きながら蕾が呟く。  
「蕾ちゃん……」  
憧れの光莉が更にやんわりと肩を撫でてくれるので、蕾は更に甘えるようにすすり泣く。  
蕾の気持ちを見抜いている夜々からすれば少し面白くないが、恥かしさに泣いているのは  
嘘では無さそうなので黙っている。  
 
「だって……こんなに酷い臭い……私のせいで……」  
「でも……これは……」  
確かにミアトル組のベッドと違い、スピカ組のベッドにはアンモニア臭が鼻につく。  
これは千代と蕾の最後の瞬間の状況によるものだった。用意周到な玉青は千代がおしっこを  
漏らしても大丈夫なようにショーツを穿かせ、吸水シートもちゃんと下に敷いて、寝具には  
影響がない様にした。スピカの方も同じ準備はしていたが、途中で蕾がショーツを脱いだ上、  
光莉と折り重なってイってしまったため、飛沫が四散し、吸水シートの防御範囲外まで  
濡らしてしまったのだ。  
体のほうは玉青が前もって用意してくれた濡れタオルで綺麗にふき取る事が出来たが、  
寝具の方はどうしようもない。吸水シートを片付けた後もスピカの側だけ尿の臭いが残って  
いるのはそのためだった。  
ちなみにスピカ組のベッドは渚砂のだ。明日の朝どんな言い訳をすれば……と、もう既に  
渚砂は頭を抱えているw。  
 
蕾からすればそれは自分だけがあまりにも恥かしすぎる状況だった。素直にお姉様に  
したがって儀式を終えた千代に対し、普段から「トロい子」と彼女を馬鹿にしていた  
自分がこんな粗相をしてしまった。自分も恥かしいが、ミアトルとの差が出たような  
気がして、光莉や夜々に対しても申し訳ない気持ちで一杯になる。  
 
「うう……う……」  
(ごめんなさい――)  
そう言えばきっと光莉は許してくれるだろう。夜々も苦笑いしながらからかう程度で  
済ませてくれる。だけど、それでは自分自身は許せない。それを思うと、蕾は憧れの  
光莉が髪を撫でてくれても楽しく思えない。  
 
「私は……嫌じゃないよ」  
「えっ……?」  
光莉の突然の言葉に蕾は面を上げる。  
「だって――これは蕾ちゃんの『匂い』だもん。嫌なわけないじゃない?」  
光莉がニッコリと微笑んで蕾を見つめる。その無垢な笑顔は何かを隠しているとか、偽って  
いるとかは全く感じられなかった。光莉は本当にそう思ってくれているのだ  
 
「光莉先輩――!!」  
蕾は胸がジーンと熱くなり、たまらない気持ちになって光莉をギュッと抱きしめた。  
憧れの先輩はやはり素敵だった。その外見だけでなく、内面も。優しくて、暖かくて――  
いい匂いがして――。  
 
「あ〜あ、泣いたカラスがもう笑った、なんてね♪」  
「ムッ……」  
暇を持て余した夜々が茶々を入れるのを聞き、蕾は眉を顰める。折角いい気分に浸ってる  
のに、この意地悪な先輩ときたら――。  
「よ、余計なお世話です! だって、仕方がないじゃないですか、光莉先輩が優しくして  
くれるんだし――」  
「だから現実に引き戻してあげる為に私が茶々を入れてるの。だって、蕾ちゃん、そのまま  
じゃ天国に昇っちゃいそうな表情をするんだもん。ヨダレ垂らしてさ〜〜♪」  
「よ、ヨダレなんか垂らしてません!!(思わず口を拭うw)……だ、大体なんですか、  
夜々先輩は! もう夜中で冷えてくるのに、そんなところに裸で一人でいて――」  
現実に戻してあげる、と言われた意趣返しか、いきなり蕾がガミガミと夜々に説教をし始める。  
漸くいつもの蕾に戻った事に安心し、光莉もホッと胸をなでおろした。  
 
「そんな事言っても、パジャマも下着も脱いじゃったし、今からベッドを降りて着るのも  
面倒だしね〜」  
裸でゴロゴロとベッドを転がる夜々に対し、蕾は――。  
「だ、だったら……もっと私達とひっついてください――そ、そうすれば、あ、あ、あ  
……暖かいじゃ……ないですか……」  
蕾が真っ赤になってツンケンと言う。夜々は一瞬きょとんとしたが、その意味を悟ると  
光莉の方を見る。彼女も蕾を見て微笑んだ。蕾は二人の先輩と目を合わせないように俯いて  
いるが、意識してドキドキと鼓動が高鳴っている様子は密着している光莉に丸分かりである。  
 
「フフフ……じゃ、可愛い後輩の言葉に甘えて、と♪」  
夜々は敢えて光莉側でなく、蕾側に擦り寄って密着した。  
「ひゃあん!? ど、どうしてですか!」  
すっかり夜々は光莉側に行くと思い込んでいた蕾は素っ頓狂な悲鳴をあげて驚いている。  
「どうしてって、何が?」  
「ひ、光莉先輩の方に行くんじゃないんですか、夜々先輩は?」  
「こっちに来ちゃダメ?」  
「い、いえ……! だ、だ、ダメなわけ……ないです……けど……」  
蕾は光莉と夜々の二人に挟まれるような状態になった。それも川の字ではなく、ほとんど  
隙間がない状態でピットリと――言うまでもなく、3人とも全裸だ。夜々の胸の柔らかさと  
暖かさが背中からじかに感じられて、蕾の一気に常時の心拍数は数倍にもなった。  
 
「やややや……やや……」  
「あ〜、先輩を呼び捨てにするの、蕾ちゃん?」  
「ち、違いますよぉ! そ、そんなにひっつくと、夜々先輩の胸が、あ、あたって」  
「あたりまえじゃない――当ててんのよ♪」  
「な、なんて事を言うんですかァ〜!!」  
夜々のちょっとエッチな言い回しに蕾は破裂寸前に見えるぐらい顔を真っ赤にする。  
光莉は夜々がチロッと悪戯っぽく舌を出すのを見逃さなかった。  
 
「だいたい、もっとひっつけって言ったのは蕾ちゃんよ? そんな所にいたら風邪引くとか  
言って――」  
「あ、当たり前です! じょ、冗談じゃなく本当に風邪を引いて喉を痛めたらどうするつもり  
なんです? 少しは聖歌隊のエースだって事を自覚してください!」  
わざと強く説教するように言う蕾。夜々はそれが照れ隠しである事に気づいていたが、  
何かを思いついたようににんまりする。  
「あ〜〜、新入生のくせに先輩に説教? そんな生意気な後輩には――」  
「な、なんですか! 自覚を促すのに先輩も後輩もな…………ひゃ!? ひゃははッ!?  
きゃはははははははははは〜〜〜!!!」  
蕾が急に笑い出して二人の先輩の間でのた打ち回る。  
ミアトル組も何事かと思わず身を乗り出して覗き込んでいた。  
 
「生意気な後輩にはお仕置き〜〜。うりうり〜〜♪」  
「ひゃはははは!! や、止めてください、ややせんぱ……キャハ!? キャハハハ  
ハハハハ〜〜!!」  
どうやら夜々が蕾をくすぐっているようだ。蕾はくすぐりが苦手と見えてちょっとした  
刺激で体をのたうたせている。夜々は脇や太股などだけじゃなく、胸やお尻、挙句の果て  
には股間までもくすぐったりするので蕾は悶えまくるしかない。  
 
「ひ、光莉先輩〜〜!! た、助けてくださ……きゃははははは〜〜!!」  
「光莉、あなたも一緒にやりましょう? 蕾ちゃんが妹になった歓迎式みたいなものよ?」  
「そうねぇ……じゃあ、私も♪」  
「光莉先輩!? じょ、冗談ですよね? ひゃん! や、夜々先輩! 何て所をくすぐる  
……きゃあん!? 光莉先輩まで……ひゃは……ひゃははははははははははは〜!!!!」  
両側から挟まれる状態の蕾には逃げ道などなく、二人の先輩からやりたい放題にくすぐられた。  
 
 
 
「光莉ちゃんと夜々ちゃん、やりますね〜〜」  
玉青が興味深げに見つめていると。  
「玉青お姉様、私たちもしましょう……渚砂お姉様に♪」  
妹になる儀式を終えて満足そうな表情の千代が玉青に言う。  
「ちょ……ま……!! されるのは妹じゃないのぉ〜〜!?」  
不穏な空気を感じ取り、渚砂は思わず後退りした。しかし、先に玉青に回りこまれる。  
逃がしませんよ♪――とばかりに、こんな時も上品に微笑む玉青に、渚砂は「アハハハ  
……」といつもの苦笑いを浮かべるしかない。  
「そうですわね……でも、それはスピカの方々がやってらっしゃいますし、私達は少し  
違う形で……」  
玉青が忍び寄り、渚砂の脇の下に手を差し入れた。  
 
「ひゃあんん〜〜!? だ、ダメだよ! 玉青ちゃん〜〜!! そ、それって私に悪戯  
したいだけじゃ……」  
「あら? 良く見抜きましたね〜〜♪ 千代ちゃん、準備はいいですか?」  
「はい、玉青お姉様。渚砂お姉様、千代はお姉様に電気アンマのお礼のご奉仕が出来て  
嬉しいです♪」  
「千代ちゃん! それ、ご奉仕じゃないから…………きゃん!? キャハ……キャハハハ  
ハハハハハハハハハハ〜〜〜〜!!!」  
玉青と千代の一気呵成の攻撃を受け、渚砂はのた打ち回った。スピカ組とは違い、ミアトル  
組はエッチなくすぐり方オンリーで渚砂を昇天するまで悶えさせたが、その様子はスレ違い  
なので省略(ry。  
 
 
          *          *          *  
 
 
夜も更けて、日付が変わろうとする深夜のしじまに、少女達の嬌声は低く小さく、終わる  
様子がなく部屋に響き渡っていました。  
 
エッチなお月様に覗き見されませんように――。  
 
 
                               (おしまい)  
 
 

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