それはまったくもって甘美な時間だった。  
 今までの自分の人生を鑑みれば、夢や幻でもまだ利かないほどに。  
 
 最初の昼が終わった。  
 それは彼にとって痛みを伴う初めての時間で、彼女にとって痛みの和らぐ初めての時間だった。  
「痛いのは、嫌だよね」  
 そういう彼女は墓守りの宿命を負わされ、長い長い時間を大いなる孤独と寂寥の中で過ごしてきた。  
 ザ・ダーク――力ある闇――という名の怪物がこの世に存在すると知ったことは、ムオルの人生に最大の変革をもたらせた。しかし、最大の衝撃をもたらせたのは、墓守り(グレイブ・キーパー)たる彼女、メリアの存在だった。  
 人間を喰らう、生なき怪物を鎮めるために、メリアはたった一人で、来る日も来る日も苦痛に耐えてきた。  
 とび色の髪を持つ、まだ幼い少女。  
 その表情が驚くほど優しく、愛らしいものであることを、ほんの数時間前にムオルは知った。  
 そして同時に、魂が摩滅しても守り通したいと思った。そんなことは彼の十数年において初めてだった。  
「初めてばかりだな」  
 ムオルはつぶやいた。金色の夕陽が黒い森の端に沈み、空が紺から紫へと変わりはじめた時だった。  
「ムオル?」  
 メリアが彼の名を呼んだ。あどけない顔に、何年もの苦痛がいっとき取り払われたことによる安堵が浮かんでいた。  
 それを自分が与えたのだと思うだけでも、死より酷い仕打ちにただひたすら苦しんだ甲斐があったというものだ。  
「いや、なんでもない。独り言さ」  
「独り言?」  
 メリアは首を傾げた。フードを取った彼女は、いつか聞いた物語に出てくる天使のように可憐で、美しかった。  
 その桜色の唇が、自分に向けて言葉を発しているのだと思うたび、ムオルはあらためて喜びを噛みしめるのだった。  
「私には言えないこと?」  
 ヒスイを溶かした湖のような瞳が、ムオルの心臓を早鐘のように高鳴らせた。  
 今日一日ずっと一緒にいたものの、ほとんどずっと互いの話をして過ごしていたし、顔なんてまともに見てやしなかった。  
 それが今こうして間近で見ると、忘れていたメリアへの感情が、たちまちのうちに迸りそうになる。  
(朝抱きつかれた時だって相当やばかったってのに)  
 ムオルは自分の顔が紅潮するのを気取られまいと、墓地の端、早朝に対峙した小山ほどの怪物の残骸を眺めながら、  
「いや、そういうわけじゃないんだ。たださ、メリアと出会ってから、今までに起こらなかったことがずいぶんあったと思ってさ」  
「私と出会ってから……」  
 反芻するようにメリアは言った。その顔にふっと憂いが浮かんだのを見て、ムオルは慌てて首を振る、  
「違うって。そういうことじゃないんだよ。確かに俺はもう後戻りのできない場所に足を踏み入れちまったかもしれない。でもそうじゃなくて……」  
 どう言えばいいのかよく分からなかった。こんな時、先輩の軍曹だったらどんな手管を弄するだろう?  
「あー、つまりその」  
 ムオルは唇を噛んだ。メリアは瞬きを繰りかえしながら、まっすぐムオルを見つめていた。やわらかな頬に夜の闇が忍び寄り、彼女の存在をより儚げなものにしていた。  
「メリア!」  
「わっ」  
 ムオルはメリアを抱きしめた。甘い匂いが少年の鼻腔をくすぐった。繊細な絹をそっと撫でるような、もどかしい気持ちになる。  
「メリア、つまりその。俺、お前のことが……」  
 ムオルはメリアの肩越しに顔をうずめていた。ふたたび彼女の顔を見たら、それこそ理性の歯止めが利かなくなってしまいそうだ。  
「ムオル。私…………好き」  
 
「え?」  
 両腕に細い体温を感じながら、ムオルは今メリアが言ったことを訊きかえした。  
「私、ムオルのこと……好き」  
 心臓の鼓動が倍速になった気がした。体中の血液が、熱く体内を駆け巡っているのが分かる。  
「メリア」  
 ムオルは彼女を抱く腕に少しだけ力をこめた。ほんの申しわけくらいにしか力を入れていなかったのは、彼女が壊れてしまいそうだからだ。  
 すると、メリアのことを全身で感じられ、自分のどこかが昂ぶっているのが分かった。  
 たまらなくこの少女が愛おしい。  
 まるで夢のようだ。いや、それ以上だ。  
 彼女とつながりを持てたことが嬉しかった。その上、間違いでなければ俺に好意を持ってくれている……。  
「メリア。俺も、好きだ」  
 やっとそれだけ言った。腕の中で、華奢な身体がかすかに動いた気がした。  
「ムオル」  
「メリアっ」  
 言葉は必要なかった。思考も必要なかった。  
 それはほんの一瞬、上がった熱が光を発するようなつかの間。  
 ムオルはメリアの唇をふたたびふさいでいた。  
「ん……!」  
 柔らかかった。  
 それは今まで味わったどんな果実より甘く、貴重な感触だった。  
「んむぅ、ん」  
 メリアは突然のことに驚いたようだったが、どういうわけか唇を離そうとはしなかった。  
 夜明け前のキスは半ば一方的なものだったが、今度は彼女の意志がある。  
 その事実がムオルの心身に染みこんでいった。媚薬のような快感が、じんわりと溶けて、唇の感覚が研ぎ澄まされる。  
 メリアが好きだ。  
 大好きだ。  
 このままずっと一緒にいたい。  
「んぉる……」  
 舌足らずな声が漏れた。メリアが自分の名を呼ぶたび、身体が興奮してゆく。  
(メリア)  
「ん、んぅ」  
 小鳥が短い舌をちょっと出すように、遠慮がちに、メリアはキスを求めてきた。  
 言動のすべてにまだ成熟には遠い幼さが見え、ムオルの庇護欲を煽った。  
 ムオルは傷つけないよう、そっと唇をついばむ。世界一愛しい、つややかな唇を。  
 ちゅ。ちゅっ。ちゅ。ちゅ。  
 穏やかな波のように。寄せては引いて、近づいては離れる。  
 距離が縮むと嬉しくなり、少しでも遠くなると切なくなる。  
 これは恋なのだ。と少年は思った。  
 たとえば彼女とまったく違う場所で、こんな宿命もなしに出会えていたら。  
 そうなればもっと無垢に、どこまでも自由に二人は羽ばたくことができただろう。  
 そんな、ある種の背徳感がムオルをせき立てた。  
「メリアっ……!」  
 ムオルは口づけをやめ、メリアを強く抱きしめた。  
「ムオル? どしたの。……いた」  
 力を入れすぎた。メリアは両手でムオルの背中をぽんぽん叩いた。  
「ごめん、メリア」  
 ムオルはメリアに向き直った。先ほどまでの昂ぶりは、ひとまず彼の芯から引いていった。  
 
 しっかり捕まえていないと、今すぐ誰かが彼女を連れ去ってしまう、そんな気がした。  
「ごめん、突然こんなことして」  
「ムオル、私……」  
「あ。驚いたよな。ごめん、ほんとに……もう、こんなことしないから」  
「えっ」  
 メリアは当惑したような顔をした。  
「しない、の?」  
「え」  
 メリアのひと言に、ムオルはぽかんと口を開けた。  
(しないの? シナイ、ノ? ど、どういう意味だ? というか、メリアはこういうのどこまで知って――)  
 そこまで考えて、己の下劣さにパンチを食らわせたくなった。身の程をわきまえろよ、俺。  
「私。ムオルともっと……ちゅう……」  
 そこまで言って、己の恥ずかしさに耐えられなくなったのか、メリアは下を向いた。  
 心臓が爆発したかと思った。  
 ムオルは途端にどこかへ逃げ出してしまいたいような、たまらない恥ずかしさを覚え、そうかこれがメリアの気持ちかと思った。  
(あれ? つまりどういうことだ。俺とメリアは今)  
 同じ気持ちでいる。  
 要するに、互いを好きでいる?  
「ムオル……」  
 メリアの瞳が揺れた。  
 今度はメリアからキスを迫ってきた。  
 驚きに動くこともできず、ムオルは唇を奪われる。  
 いっそ死んでもいい。  
 死ぬほどの苦痛をすでに味わったムオルは、なおもそう思った。  
「んっ……んく……、ふぅん。ちゅ」  
 さらに驚いたことには、メリアは思いのほか積極的だった。  
(もしかして、メリアってこういう経験なかったりするのか。だから歯止めがうまくかけられないとか? って俺もロクに経験ないけど)  
 混乱するムオルに、メリアは生まれたばかりの雛のようにムオルの唇を求めてくる。  
 ちゅっ。ちゅる、ちゅ。ちゅ。  
「あ、メリ……」  
 押される形になってムオルは仰向けに倒れた。  
 湿った墓地の草がクッションになる。  
「ムオル……ちゅ」  
 細くて柔らかいものがしなだれかかってきた。直後にそれがメリアだと分かり、分かるころには唇をメリアに塞がれていた。  
(メリア!)  
 思わずムオルはメリアを抱きしめた。本能からくる反射的行動だった。  
 倒れかかっているせいか、さっきとは違う場所に手が当たる。  
「んひゃっ」  
「うお!」  
 メリアは頭を上げた。ムオルはメリアの尻を思い切り触っていた。  
「め、メリア……その、これはあの」  
 言い訳を百万考えようとしたが、思いついたのはひとつだった。  
「ごめん」  
「……いい、よ」  
 メリアはきゅっとムオルにすり寄った。  
「ムオルなら、いい」  
 小動物みたいにメリアは頭を動かした。ムオルは胸がくずぐったくなった。  
 
「メリア……ほんとにいいのか?」  
「……」  
 こく、とメリアはうなずいた。  
 ごく、とムオルは喉を鳴らした。  
(昔から言うじゃないか。なんだっけあれ。えーと。そう、「据え膳食わぬは男の……恥」)  
 ここで行かずにいつ行くのだ。  
 昔軍曹が言っていたセリフが意味もなく頭に浮かんだ。  
「メリア!」  
 ムオルはメリアを抱き寄せた。熱いキスを交わす。唇が溶けるような。  
 掌はメリアの肌を求めて、ローブの下のワンピースの、そのまた下へ。  
 メリアは拒否したりしなかった。ムオルはメリアの感触をじかに味わう。すべすべの腿。つるりとしてやわらかな尻。  
「んちゅ、ふぅん、んん……」  
 メリアは恍惚状態になっているのか、ぼんやりしたまま、ほとんど無意識に快感に身をゆだねている。  
(俺がちゃんと導いてやらないと……)  
 ムオルは大きく喉を鳴らした。そのまま、唇と唇の間に舌を絡める。  
「んっ、ひゅ……」  
 火傷したようにメリアは舌を引っこめたが、その意味を悟ったのか、おずおずとムオルの舌を探して戻ってくる。  
「ん、ん……んぅ、ちゅる、ちゅ、ちゅぷ、ん……」  
 ムオルはもはや身体の一部が硬直するのを隠さずにはいられなかった。  
 さいわい、その部分はちょうどメリアの股下にあった。しかしムオルはどうしてもぎこちない体勢になる。  
「んちゅ、ちゅる、ちゅっ、んひゅう…………」  
 唾液が互いの口に入っては出てゆく。理性のない軟体動物みたいに、舌と舌が温かくまとわりつく。  
(メリア、意識してないかもしれないけど、けっこうやらしい……)  
 ムオルの身体は快感で痺れてきていた。すごい速度で、神経が信号を発する。腕、大腿、腰、脊髄、首筋、脳、指先。  
 なにより体中にメリアの初々しい身体が触れていることが大きかった。それだけでもどうにかなってしまうのには十分だ。  
 じわじわとうねるマグマが、突沸を起こすように、それはやってきた。  
「メリア!」  
 ムオルはメリアを仰向けに倒し、今度は自分が彼女の上に覆いかぶさった。  
「ムオル……」  
 メリアは既にまどろんでいた。口元にかすかな笑みが浮かぶ。  
 ムオルはそっと、メリアの口をふさぐ。  
 ちゅ。ちゅっ。  
 キスをしながら、片手でメリアのローブを下からたくし上げる。  
 つややかで細い足が、月の光のように白く浮かび上がる。  
 メリアは抵抗などせず、ただひたすらなすがままにされている。  
 それはもしかしてザ・ダークと戦っているうちに慣れてしまったのかもしれない。  
 そう思うと、ムオルの罪の意識と興奮はしだいに増していった。  
「んちゅ、んひゅ……」  
 メリアと口で戯れながら、ムオルの指先は敏感にメリアの秘所を探り当てる。  
 そこはほんのわずかな体毛に覆われていること以外、何一つ隠されていなかった。  
 まるで聖域に踏み入る泥棒のようだと思った。  
(盗掘者とたいして変わらないのかもな、俺も)  
 しかし引き返そうとは思わなかった。ムオルはメリアの小さな入り口へ指を動かす。  
(……濡れてる)  
 初々しい愛液で、既にメリアの膣は湿っていた。  
 ムオルは指先と軍で聞いた記憶を頼りに、もっとも敏感な場所をそっと刺激する。  
「ん、んん……!」  
 メリアの舌の動きが止まった。見ると、ほとんど眠っているようにメリアは目を細めていた。  
 ムオルは唇でついばむようなキスをして、少しずつ、メリアのクリトリスを愛撫する。  
 
「んあぅ、はぁ……」  
 ぴゅる。  
 温かい液体がムオルの指にかかった。メリアがとても敏感なことがよく分かった。  
(メリア……すまん。かわいすぎる)  
 意を決し、ムオルは一度メリアから離れた。  
 メリアは依然として弛緩したままで、草のベッドに仰向けになっている。  
 幼い顔に、細い、ローブをまとった身体。そこから露出した真っ白な脚。もも。つま先。  
 この少女を今から自分が汚すのだと思うと、死刑になってもおかしくない。ムオルはそう感じた。  
 ムオルは夜の闇のようにメリアに近づき、ゆっくりとローブ、そしてワンピースをたくし上げた。  
 途端にムオルの愚息がぴんと硬く張りつめた。びゅっと液体が先の方で漏れるのが分かった。  
 メリアのまっさらな身体がそこにあった。脚から上。股、腹、胸……。  
 いつか水浴びの時に見てしまった身体だった。今までさんざん怪物に傷つけられたとは思えないほど美しく、透き通っている。  
 愚かにもムオルは胸と股に目が行った。まだ成長しきっていない、それでも確かに主張はあるふくらみ。  
 そして薄い体毛のある股。全然隠れておらず、割れ目がはっきりと見えた。  
 ムオルの陰茎がまた脈打った。  
「……」  
 ムオルは上着をすべて脱いだ。下はさすがに躊躇があり、脱がずにいた。  
 すぐさまムオルはメリアの胸に吸いつく。  
「ん……っ!」  
 ぴくんとメリアの身体がのけぞった。ムオルの身体も快感の電気が走り抜けた。また陰茎が硬くなる。  
 ぺろ、ぺろ。  
 メリアの乳房は大きさと比べてかなり柔らかく、ムオルはその感触を唇と舌で長いこと味わった。  
 不器用な子犬のように舐めるうち、メリアの乳首がつんと硬くなっていることに気がついた。それは桃色にうすく光り、未熟な曲線を描いていた。  
 ムオルはたまらず乳首を口に含み、片手でもういっぽうの胸を揉んだ。  
「んぁ、んっ……」  
 びゅるびゅるとムオルの体内で何かが渦を巻いていた。下を脱いだらすぐにでもあふれ出してしまうかもしれない。  
 ムオルはもう一方の手で、再度秘所へ刺激を加える。  
 じゅぷ、じゅぷ。  
「んひゃぅ、はん!」  
 また愛液が溢れてきた。もうたまらない。ムオルは急いで服をすべて脱いだ。途端に陰茎が重力に反してそそり立った。  
「メリア……!」  
 ムオルはメリアの傍らに寝転んで、彼女を抱き寄せた。  
 そのまま口や指先で、彼女の乳房や秘所に刺激を与え続ける。  
 じゅ、ちゅ、じゅる、ちゅくっ、ちゅる、ちゅるる。  
「んあん、あぅん……ひゃ……んふぅぁ」  
 ぴちゅ、ぴちゅっと、水漏れするみたいに愛液が出てくる。ほとんど粘性はなく、まるで水みたいだったが、それが可愛らしく、ムオルを昂ぶらせた。  
 ちゅく、ちゅくっ。ちゅくちゅく。  
 ぴゅる、ぴゅるる、ぴゅる。  
「あっ……あ、んぅ……ひゃぅっ、うん!」  
 ぴくっと身体がのけ反る。ムオルはその間、赤子のようにメリアの乳房を吸っていた。そうしていると妙に落ち着いた。  
 ちゅ、ちゅる。ちゅ。  
「んぁうう……むおる……」  
 名前を呼ばれた時、ムオルはもう限界だと思った。  
(……出ちまう、だめだ)  
 しかし彼女の中に入るわけにはいかなかった。全身全霊でそれを望んではいたが、そうするわけには。  
 
 挿入する代わりに、ムオルは自分の陰茎をメリアの腿に当てた。そうすることで、彼女の体温を自分自身に感じさせることができた。  
 メリアとキスをする。  
「んひゅ、ひゅん……んちゅ」  
 体が動き、ムオルの陰茎がメリアの腿に挟まった。陰茎は逆立ちするほどに張りつめ、じゅるじゅると精液が動き出した。  
(メリア……メリアっ!)  
 大腿同士をぴたとくっつけると、腰が勝手に動き出した。  
 稚拙なキスをしながら、ムオルはメリアを感じ、前後に律動する。  
「ちゅっ。んみゅぅ……んちゅう、んむう……」  
 ぴゅ、びゅる、びゅびゅびゅ、びゅくっ。  
 ムオルはメリアの小さな尻をつかんだ。ぷりんと弾ける。  
 メリアが本能的にムオルにすり寄って、小さな胸がムオルの胸板に当たった途端、  
 それは来た。  
(メリア、メリア、メリアメリアメリア!)  
 びゅるるる! びゅくっ! びゅじゅ、じゅじゅっ、じゅぷっ。こぽ。こぽこぽこぽ。こぴゅるる。ぷびゅっ!  
(メリア、好きだ、大好きだ――!)  
 じゅぶっ、ぷじゅじゅじゅっ、じゅるる、じゅる、じゅる……。  
 
 
 そうして少年と少女はまた距離を縮めた。  
 夜の闇は、もうすっかり地表を覆っていた。  
 
 (了)  
 

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