「いよいよ最後の1枚だな。パンティを脱ぐんだ」  
「……は、はぃ……」  
吐息のようなかすれた声で搾り出すようにリオは言った。泣き濡れた瞳は焦点が定まらない。力なくうなだれて、パンティに  
両手の指をかけた。少女のようにすすり上げ、リオはパンティをずりさげ始めた。震える指でゆっくりと、ミリ単位の速度で  
薄布を剥いでいく。ゴクリと息を呑むオーリンの眼前で、双臀が露わにされる。白磁を思わせる穢れなき尻肌、プックリと肥え  
実った双丘の盛り上がり、深々と刻まれた縦割れの溝が徐々に姿を現す。   
リオはヒクヒクと嗚咽を繰り返し、ためらいがちな指で最後の1枚をそぎ落とす。双臀を完全にさらした後、状態を屈めてまず  
左足、次に右足と、パンティを抜き取る。前屈みになると重力で乳房がぷるるんと揺れ、双臀はいっそう強調された。瞬きも  
せずに見惚れるオーリン………ついにリオは全裸となった………  
 
「クツも脱ぎなさい‥‥」  
………リオはスニーカーも脱ぎ捨て、ソックスを丸めて右足のスニーカーの中に入れた。そして、ブラジャーとパンティを  
几帳面に折り畳んでスニーカーの上に置いた。オーリンはリオが泣きじゃくっている隙に、脱ぎ捨てたもの一式をリオの知らな  
いどこかに隠した。もう、リオにはここから逃れる術はなくなった……  
(な、なんで私がこんな目に……ぅぅぅ)  
……自業自得とはいえ、何故、自分がこのような辱めを受けなくてはならないのか……不条理さと、悔しさと、自分自身の愚  
かさに対する自責の念とで涙が止まらない。  
(わたし……わたし……何も悪くないもん!!……何も……くすん)  
今これから、自分はこの男に抱かれ、乳房や恥部をまさぐられ、貫かれ、注入されるのだ……肩を震わせてしゃくり上げるリオ。  
小刻みにミルク色の乳房がプルプルと震える。  
 
リオは、オーリンに背中を向け素っ裸で泣きじゃくっていた。オーリンは自分の内に鬱蒼とした欲望が突き上げるのを感じた。  
これほどまでに美しい女体は見たことがない。交わる前に、たくさん陵辱し、弄びたい……  
「こっちを向きなさい。おまえの全てを見たい」  
生まれたままの姿となったリオに、オーリンは命ずる。なよやかな肩がピクリと反応した。一方的に裸に剥かれ、抗う気力も  
ないのだろう。後ろ向きのまま、身体の前で両手を合わせる。それからすり足ですこしずつこちら向きになる。さきほどと同じく、  
両手のひらをピッタリ合わせ、女の最も恥ずかしい部分を隠しているのだ。  
「その手をどけるんだ」  
「そ、そんな……それだけは……お願いですっ!!………」  
「隠したら意味がないだろう。脱いだ意味が」  
一糸まとわぬ肉体を上から下へと幾度も幾度も舐めまわし、低い声でオーリンが迫る。  
「さあ、潔くその手を頭の後ろへやるんだ。さあ、早く」  
「は、はい………ぅぅぅぅ………」  
悲嘆の声を絞り出すと、陰部を覆っていた手がおずおずと動きはじめた。歯を食いしばり、激しく嗚咽しつつも、恥ずかしい下草  
をさらしていくのだ。忸怩たる涙が頬を伝い、喉もとから美乳へと静かに滴る。リオは苦しげに顔をそむけつつ、左右の手を後頭  
部で組んだ。裸身の前にしゃがみこみ、若草の一本一本を摘み、ふぅっと息を吹きかけて弄ぶオーリン。繊細な若草がそよそよと  
そよぐ。  
「可愛い顔してよくもここまで生えそろったもんだな。これだけモジャモジャだと脇からはみ出すだろう。いやらしいオンナだな」  
「うう……駄目ぇ!! …見ないでくださいっ……も、もう……」  
「見るなだなんて……もったいない……」  
紅潮した顔をうつむけ、リオは羞恥に必死に耐えている。オーリンはリオの背後に回りこみ、手を両脇からくぐらせた。  
 
「ひっ!い、いやァ!!」  
両手の5本指がモミモミするようにいやらしく動く。リオのミルク色の乳房を鷲づかみにされ、やがてその頂に芽吹く乳首を探り当て  
こりこりと摘み上げられると、リオは胸を張った姿勢のまま、身をくねらせて悶えた。たわわな巨乳がプルプル揺れる。  
「このデカパイは何センチくらいあるんだい?」  
「ああ……やめて。いやあっ」  
「言うんだ。言うまでやめないぜ」  
「ぅう……90センチくらいですぅ……」  
「嘘だ。もっとあるだろう」  
「ア!アッ、アッ……きゅ、94センチ、本当ですっ!……はあん…い、いやあ!」  
オーリンはリオの首筋に唇を近づけちゅっと接吻した。  
「……くはあ!いやあ!」  
手を後ろで組まされたまま、乳房を揉まれながら、リオは何度も首筋にキスをされてしまう。  
「舌を出せ」  
オーリンはそう言うと、リオの顎を自分の方に引き寄せ、醒めたキスでリオの唇を塞いだ。舌を強引にねじ込みネットリとリオの唾液を  
絡み取る。  
「んくっ!mmm……むはァ……」  
なんとも筆舌に尽くしがたい甘美なリオとのキスだ……  
今度はオーリンは、リオの正面にまわり、リオの乳房を手のひらですくい上げ、左右の乳首を、キスするかの如く、ちゅっと含んだ。  
「い、いや……アハァ!!」  
舌でちろちろと転がす。圧倒的なボリュームでつんと上を向いたロケット型の乳房に、ピンと桜色の乳首が孤立する。そして、二本の指で  
スイッチのように乳首を摘みあげてくる。  
「クク……すごいなあんた。乳首が勃起してるぜ。こりこりだ」  
「アアッ!駄目っっ!!もう許して……」  
「さあ、お楽しみはこれからだ。ベッドに行こう……」  
オーリンはリオを膝と腰で抱き抱えると、奥の寝室まで運んだ。  
 
(ごめんね、ミント………あたし、これから……許して……)  
心の中で最愛の妹の笑顔を思い浮かべて語りかける……しかし、ミントにその声は届かない……リオは目を腫らし、オーリンの腕の中で  
小刻みに鳴咽を繰り返していた。  
 
寝室に入るとオーリンはリオの身体をそっとベッドの上に横たえた。純白のシーツが施されたダブルサイズのベッドに、二十歳を過ぎた  
ばかりの瑞々しい裸身が映える。  
(早く交わりたい!)  
……オーリンも着ているものを、振り払うように全て脱ぎ捨てた。そしてベッドに入り、リオを抱きしめた。  
「リオ……」  
オーリンが初めてファーストネームで呼んだ。  
「かわいいよ……」  
オーリンにも多少の自責の念があるのか、リオをいたわるように優しい言葉を掛ける。涙で腫れた目元と林檎のように赤らんだ頬を掌で  
そっと撫でる。  
 
「リオ……好きだ……」  
オーリンは自分の口から<好きだ>という言葉がついて出たことに自分自身、驚いていた。出会った時には、半ば、からかいや卑しめの  
対象にしか捉えてなかった目の前の美しい天使を、オーリン自身も気付いていない潜在意識の中での慈しみの対象に変わり始めていた  
のだ……  
(おれは…こいつを愛してしまったのかもしれない……)  
優しく健気で、愚直で、今を懸命に生きている……そんな今時珍しいくらいのよいコを脅して自分のなわばりに誘い込み、容赦なく打ち負かし、  
全裸にひんむき、泣かせ、そして今まさに抱こうとしている………  
(こんないい子を、オレという奴は……)  
オーリンは、罪の意識と、悦びと、オスという性が生来持つサディズムとが入り混じり、かつて経験したことのない官能的な興奮を覚えていた……  
 
オーリンは仰向けになっているリオの上に優しく覆いかぶさり、下草を懸命に隠しているそのか細い両手に自分の指を絡めて、シーツの上に  
ギュッと押さえ付けた。手の自由を奪い取り、オーリンはリオに唇を重ねる。リオは下半身をくねらせ、顔を背けて必死に唇をオーリンから離そ  
うと抵抗するが、男の腕力にはとても敵うはずもない。  
「んんっ………mmm……むハァ!!!!……い、いやああ!!」  
「……リオ……綺麗だよ……」  
リオの手を押さえ付けていた手を、今度はリオの豊満な乳房に移動させ、鷲掴みにすると、掌から乳肉がオーリンの方に向かってはみ出て、  
乳輪が広がり、ぴゅっと乳首がむくれ上がる。それをオーリンは、マウスをクリックするかの如く、人差し指で乳輪の中へと押し込み陥没させて  
は、また、人差し指と親指で摘んで引っ張る。  
「くはァん……やめてぇ……いやあっ………!!」  
 
オーリンはざらついた舌の表面いっぱいを使って乳輪全体と乳首をねぶり倒す。ミントの柔らかな舌とはまた違った、雄々しく荒々しい感触が  
リオの敏感な頂きを刺激する。乳首から乳輪へ、乳輪からアンダーラインへ、アンダーラインから再び乳首を通り過ぎ鎖骨の下へと、縦横無尽  
にべろんべろんと左右の乳房全体に舌が這う。そのたびにミルク色の乳房は、ゴム毬のように、たぷんたぷんと寄せては返し、綺麗なお椀型の  
形に戻る。オーリンは舌でたっぷりとリオの乳房全体に唾液を塗り込めると、今度はリオの可愛らしい乳首をカリッと前歯で噛み、それを労わり  
慰めるようにちゅっと唇で幾度となく吸った。  
「くはっ!……ああんん!!」  
唇と舌とで乳房を愛撫する一方、オーリンは右手を若草生い茂るリオの恥部に伸ばした。  
「あっ………や!……!そ、そこは………アハァっ!」  
リオはオーリンの右手を取り、除けようと試みるが、オーリンはお構いなしにリオの手を払いのけ、さらに密林の奥の泉へ、ぬるっと指を滑り込ま  
せた。くちゅっ、ちゅぷっ………生暖かい肉襞の感触が指先に伝わる。  
「はぁんぅっ!………ムハぁ!」  
オーリンはリオの膝を掴み、大股開きにいざなった。リオのもっとも恥ずかしい部分が天下に晒された。普段は慎ましく合わさっているリオのシャコ貝  
はすっかりと目覚め、ぴくぴくと息づいている。大陰唇と小陰唇はビロードのようにめくり上がり、てらてらとイヤらしい愛液が光っている。尖った舌先  
で恥裂の合わせ目を幾度も幾度もなぞる。上から下へ、下から上へ……同時にオーリンは両手でリオの乳房を揉みしだいており、舌と手の両方で  
リオの性感を根気よく引き出そうとしている。執拗なオーリンの性感により、分娩台で足を広げる時の格好で、電流が貫いたカエルの足のように、  
ピクン!ピクン!と足首を痙攣させる。  
 
オーリンはすっかりリオの虜となっていた……リオを心を込めて懸命に愛撫するオーリンの背中には汗が滲んでいる。こんなに  
甘美なセックスはついぞ味わったことがない。サラサラのセミロングの髪に赤らんだ頬、ぷりんと水気を湛えている唇……ボリュ  
ームといい、淡い色あいといい、形といい、母性溢れる至高の乳房に、キュッと括れたウェスト、肉付きのよい太ももからスラリと  
伸びた両脚、そしてその両脚の付け根の間の密林の秘奥から溢れ出る愛液のオアシス……最高だ・・・  
最初はオーリンを受け入れず拒絶を示していたリオも、献身的なオーリンのペッティングから愛情が伝わったのか……オーリンを  
好きになったわけではないものの、徐々に身体を開いてきて、今はただ、性感のうねりに佇んでいる。  
「はああんん!!だ、駄目ぇえん〜!!んはっ!!」  
「リオ、好きだっ!リオ……お前の全てがほしい!好きだよ!!」  
激情が止まらない。オーリンはリオの恥丘から、へそ、胸の谷間、首筋、顎へと一気に舌を這わせ、再びリオの唇を塞いだ。舌を  
ねじ込むと、リオも舌を絡めてきた。リオの唾液を吸い上げてはまたリオの口の中に垂らし込み、また吸い上げては繰り返す……  
長いベーゼだ。リオのリップや顎のまわりは、オーリンに舐め回されよだれでベトベトに濡れている。  
「リオ!リオっ!!くっ……はあ!」  
「mmm!……んんん!……むふぁあ!……っンン!!」   
オーリンはリオの甘酸っぱい唾液を一滴残らず吸い尽くすかのように貧った。リオの舌やリップの感触が狂おしく愛しい……たまら  
ない……  
(このまま夜が明けるまで唇を重ねていたい……)  
 
オーリンはいったんリオを離れ、リオを抱き起こすと、自身の尖端をリオの口元に差し出した。  
「リオ……オレのをしゃぶってくれ……」  
「そ、そんな……やだ……」  
「たのむ……リオ……」  
リオはオーリンに尖端を唇にあてがわれると、ぎゅっと目を伏せて、上下の朱唇の隙間から、おずおずと舌先を伸ばした。裏筋に舌先  
が一瞬だけ触れた。リオにはこれまで男性のモノを口に含んだ経験がなかった……怯えたように身を引くリオ。再び舌先を伸ばし、小鳥  
が木の実をついばむようにツツツッと突く。快美感がオーリンの身体の隅々まで広がる。ぎこちなく、たどたどしい。おそらくは死ぬほどの  
抵抗を感じているはずであろう葛藤を抑えての性技だ。  
「今度は唇と舌全体で舐めまわしてくれ……」  
リオは無言で舌ビラを這わせ始めた。弓なりの肉棒を舐めあげ、次には首を傾げつつ、カリ首のあたりから裏筋を伝い降りていく。根元  
まで舐めおろすと、また反対に舐め上げる。そして、ぽってりとした唇を少しだけ緩め、自ら尖端を口に含み、舌ビラをねっとりと巻きつか  
せていく。  
(この愛くるしい唇が、舌が、オレのモノをしゃぶっている……)  
舌ビラの柔らかな感触に加え、泣きはらした後の高潮した頬や、リップの先から唾液がぽたぽたと垂れ落ちる様が、オーリンのリピドーを  
昴らせた。尖端がジクジクと熱を持ち、血管が浮き出ている。今にも爆発し、ほとばしるのではないかと思うほどだ。ひと思いに放出したい  
という激情に幾度も襲われたが、それでも持ちこたえたのは、この甘美なリオとのセックスをずっと味わい続けたいという思いからであった。  
「次は……そのタマを……」  
リオは目を閉じたまま、タマ舐めを始めた。  
 
「おっ……おおお……クッ」  
ゾクゾクッと身震いするほどの快感が立ち上る。舌がヌメヌメとのたくるだけでなく、股間にリオの厚い吐息がやさしくくすぐるのだ。ちゅっと  
タマ袋にキスをしては舌先を裏筋から尖端、そして蟻の門渡りまで上下に這わすリオ。青筋立った幹は猛り狂ってピクピクと振れている。  
尖端が極太に膨れ上がり、鈴口は泡を噴き、猛々しく天を突いている。  
オーリンは再びリオを仰向けに押し倒し、そっと恥裂を割り開き、花蜜が滲んでいるのを確認してから、リオの美脚をおろした。  
「リオ……いくよ……」  
リオは無言だったが、もはやオーリンのなすがままとなっている。オーリンは右手で肉刀を構えた。しどけなく開いた美脚の間で膝をつき、  
充血しきった尖端を恥裂にあてがう。  
「く……くうっ!……」  
眉間に深い皺をつくり、リオが喉奥で鳴いた。一度息を吸ったかと思うと、下腹で力みながら吐息をこらえている。オーリンは軽く腰を送る。  
尖端がニュルリとはまりこんだ。そのまま小刻みに行きつ戻りつする。恥肉が徐々に馴染みだし、ねっとりとした感触が伝わってくる。膣洞が  
充分に潤う頃合いを見計らって、一気にリオを貫いた。  
「んぐぐぐっ……あ……あぐっ!」  
「リ、リオ!……いい、いいよ!」  
オーリンは自慢の肉刀を最長のストロークで律動させた。深く腰を送って確実に肉奥を突くと、次はカリ首が現れるギリギリまで引く。それから  
また一気に打ち込む……  
「あ!あああんんん!!……ふぅっ!ふうっ! ……んあああ!」  
リオの肉襞は濃密な液を幹にまぶしつけ、荒々しく突き動くほどに、まるで奥へ奥へと誘い込むかのようにまとわりついてくるのであった。  
 
「おっ……おおお……クッ」  
ゾクゾクッと身震いするほどの快感が立ち上る。舌がヌメヌメとのたくるだけでなく、股間にリオの厚い吐息がやさしくくすぐるのだ。ちゅっと  
タマ袋にキスをしては舌先を裏筋から尖端、そして蟻の門渡りまで上下に這わすリオ。青筋立った幹は猛り狂ってピクピクと振れている。  
尖端が極太に膨れ上がり、鈴口は泡を噴き、猛々しく天を突いている。  
オーリンは再びリオを仰向けに押し倒し、そっと恥裂を割り開き、花蜜が滲んでいるのを確認してから、リオの美脚をおろした。  
「リオ……いくよ……」  
リオは無言だったが、もはやオーリンのなすがままとなっている。オーリンは右手で肉刀を構えた。しどけなく開いた美脚の間で膝をつき、  
充血しきった尖端を恥裂にあてがう。  
「く……くうっ!……」  
眉間に深い皺をつくり、リオが喉奥で鳴いた。一度息を吸ったかと思うと、下腹で力みながら吐息をこらえている。オーリンは軽く腰を送る。  
尖端がニュルリとはまりこんだ。そのまま小刻みに行きつ戻りつする。恥肉が徐々に馴染みだし、ねっとりとした感触が伝わってくる。膣洞が  
充分に潤う頃合いを見計らって、一気にリオを貫いた。  
「んぐぐぐっ……あ……あぐっ!」  
「リ、リオ!……いい、いいよ!」  
オーリンは自慢の肉刀を最長のストロークで律動させた。深く腰を送って確実に肉奥を突くと、次はカリ首が現れるギリギリまで引く。それから  
また一気に打ち込む……  
「あ!あああんんん!!……ふぅっ!ふうっ! ……んあああ!」  
リオの肉襞は濃密な液を幹にまぶしつけ、荒々しく突き動くほどに、まるで奥へ奥へと誘い込むかのようにまとわりついてくるのであった。  
 
「はァァあんん……い……いい……いいいっ……!!!!」  
リオの手がオーリンの腰の後ろにまわり、ぎゅっとつかんできた。そして、オーリンの腰を引き寄せ、しがみつこうとする。リオもオーリンのストロ  
ークに合わせるかのように自ら腰を動かし始めた。双乳を揉みしだき、唾液を貪り、ペニスを蜜壺に埋め込んでいる……リオの甘い唾液、牝肉  
の熱、高ぶる体温……舌や肌、そして肉棒を通じてハッキリと伝わってくる。いま、オーリンは五感でリオの全てを味わっていた。  
「リオ、今度はバックだ」  
……結合したままの姿勢で、リオをうつぶせに返し、腰を引いて、四つん這いの体勢に導いた。動物的な体位で、後ろからガンガンとリオの蜜壺  
に出し入れする。リオのアナルが丸見えだ。  
「……リ、リオ……お、お前の尻毛は…ツルツルじゃないか!ハァハァ…そ、剃って・・・いるのか、自分で……!?」  
そう。リオは先日、ミントに尻毛を剃毛されてしまったのだ。  
リオの肛門、そしてそのまわりをコチョコチョとくすぐりながら、ピストン運動を続けるオーリン。こんなかわいいコが尻毛を剃っているという事実に  
興奮をさらに掻き立てられる。オーリンはリオの肛門にちゅっとキスをした。可愛い……  
「あはッ!……は、恥ずかしい……ぃい……くはあッ!!」  
メスの匂いを撒き散らし、ちぎれんばかりにぷるんぷるんと乳房を揺らし、前後に動物的に腰を動かすリオの恥態に、オーリンはもう我慢できなく  
なった。乳房を鷲?みにし、リオの上体を支え、一気に解き放つ体勢へと向かった。  
「リオ……い、いいよ……い、いくっ!……いくぞっ!!……」  
オーリンが雄叫びをあげ、リオの嬌声が寝室にこだまする。  
「アハァァンッ!あ、あ、あ、ああああんん!……イク……イクぅ〜っ!!!」  
「ああああ、リオ!リオ!リオ!いく〜〜!!!!!!」  
…………ついにオーリンはリオの中で果てた。膣肉が幹をクィクィと食いしめ、最後の一滴まで搾り取ろうとしている。けだるい肉悦の余韻に酔い  
しれつつ、オーリンがリオの乳房から手を引いた。支えを奪われたリオの裸身は、ゆっくりと前に倒れた。オーリンがリオをそっと抱きしめると、リオ  
はオーリンの二の腕に抱きつくような形で、いつまでも荒い吐息を繰り返していた。  
 
……と、そのとき、オーリンの部屋に「コンコン」とドアをノックする音が聞こえた。ガチャっと扉が開くと、そこには……クリスが立っていた。  
 
「お待たせ、オーリン !!!??? ……だ、誰、このコは……?」  
寝室で裸で抱き合っているオーリンとリオ……その光景を目撃し、クリスは呆然とその場に立ちすくんでいた……  
 
クリス………彼女はデカダン共和国西部のとあるくたびれた町で生まれ育った。  
2、3年前、当時愛し合っていたジョニーという流れ者に寄り添う形で、この国にたどり着いた。その後ジョニーは、ビリー・ザ・キッド一味に捕らえられ、  
クリスの前から姿を消した。彼の消息について、クリスには知る術がなかった。ジョニーに会えない悲しみに打ちひしがれていたある日、クリスはオー  
リンと、バーボンタウンの場末の酒場で出会ったのだ。流れ者、ギャンブラーと違えど、孤独にさすらう者同士、どこか通じ合う部分があった。決して  
永久の契りなど交わした訳ではないが、共にいることは、刹那に生きるふたりのささやかな幸せではあった。もちろん、普通に身体の関係は持っている。  
 
ふたりはごく普通に出会い、ごく普通に恋をし、ごく普通にセックスをした。ただひとつ違っていたのは……  
 
 
 
                          クリスは 『レ ズ』  
 
 
 
だったということ……  
 
 

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