ミントの部屋に入るなり、リオは服を脱いだ。胸元の大きく開いたスーツであった。
「暑くなってきたネ」
「……うん……」
この会話はあくまでも言い訳でしかない。暑いから脱ぐわけじゃない。そう、これから始まる秘めごとのために脱いでいるのだ。
ミントもリオにあわせてワンピースを脱ぐ。ミントは白のハーフカップブラに、白地にライトブルーのストライプのショーツ、それに
白のソックス。リオの方はブラジャーとストッキングを脱ぎ捨て、薄桃色のパンティだけになった。
「……リオおねえちゃん…」
ミントの華奢な身体がリオの腕の中に収まる。その柔らかな身体の温もり、肌のなめらかさ。言葉にできないいとおしさがふたり
を包み込む。
「は……」
ミントがリオの鎖骨付近に『ちゅっ』とキスをした。えもいわれぬ感覚がリオを襲う。ミントの幼い口唇がリオの上半身に滑ろうとする。
「ミント……ま、待って」
ミントを抱いたまま後ずさりし、そっとベッドに腰かける。ミントはリオを力いっぱい押してベッドに倒す。
「好き……」
ミントは瑞々しさをたたえた唇をリオのそれにそっと重ねる。ミントの軽い身体が自分の身体に乗りかかってきて、リオはぎゅっと抱
き返す。
「んあっ」
ミントはリオの紅い乳頭を口に含んだ。柔らかな胸のふくらみとは対照的に、そこは硬くなっていた。そんな硬さを楽しむように口唇
で挟んでみたり、そっと歯を立ててみたり。敏感なリオにとっては激しい攻撃になった。
「ああんっ」
ミントはまだ乳首からはなれない。付け根の部分を舌で攻め立てると、リオは身体をくねらせる。この攻めだけでもう、リオはどうにか
なってしまいそうな気分だった。
「はあっ……」
ミントは乳首をちゅっと吸ってから口唇をはなした。ミントの指はもう一方の胸を優しく揉んでいる。リオは快感を持続していた。激しい
悶えではないが、こみ上げる気持ちのよさに身を任せていた。
「おねえちゃん……」
返事はなかった。ミントは背中にまわっているリオの腕を解き、起き上がる。
「うつ伏せに、なって」
ミントの言葉に黙って応えるリオ。白い背中は興奮のせいか、汗ばんでいた。ミントはリオのヒップのあたりにまたがり、ゆっくりと身体
を重ねていく。指先でそっと背中をなぞると、リオはククッ、と喉を鳴らす。
「くすぐったい?」
「……うん」
ミントは指先に加えて舌でも、背中を撫でてみた。
「あは……」
リオはくすぐったさばかりではなく、何か奇妙な快感をも得るようになってきた。ミントの舌は静かに背中から下半身へと進む。
「きゃんっ」
丸く盛り上がったヒップに咬みつく。強めの刺激にリオは思わず悲鳴をあげた。ヒップからはなれると歯形が紅く残っている。
「あ……あんっ」
ミントはその痛々しい歯形を舐める。癒される気分とともに快感に酔うリオ。ミントの口唇は大腿にキスを続ける。驚くほどなめらかな肌に
舌を躍らせ、接吻をくり返す。いくつかのキスマークを残しながら、ミントはふたたびヒップに戻ってきた。
「あっ……」
リオが声をあげる。ミントが二つの丘に手をやり、それらを拡げたからだ。リオにとってそこに潜む穴は、たとえミントでも見られるだけで恥
ずかしかった。しかしミントが見るだけで終わらせるはずもない。
「やっ……ミン……ちょっとぉ……」
ミントは鼻先をそっとその放射状の皺の中心にあてた。リオは恥ずかしさに身をよじる。ミントはさらに、その部分に口唇を近づけ、甘い吐息
を吹きかける。
「うあんっ」
うつ伏せのまま首だけを持ち上げるリオ。ミントの舌がじんわりと付近を舐めはじめると、たまらなくなる。
「ミントだめ……汚いよお……」
リオが半分あえぎながらそう言っても取り合わない。ていねいにアヌスを舐めあげる。舌先で中心部を揉むようにしてみると、括約筋がうごめく。
「んはあっ!」
舌によって蹂躙されたアヌス。唾液の糸を引きながら名残惜しげに舌をはなすミント。大好きなリオのアヌスなら、なんらためらうことはなかった。
それにリオがミントのアヌスにキスすることは多かったから、いっそうためらいはない。しかしリオにとってこの攻撃は嫌悪も快感も羞恥も入り交じっ
た複雑な気持ちを生んだ。
「ミン……」
じんわりと響くような余韻の中にいたリオに、ミントは新たな攻撃をしかける。
「リオおねえちゃん……こうやって……」
ミントの手はリオの脚にかかっていた。膝を曲げさせ、腰をぐいっと引く。ミントはリオの両手をリオ自身の背中にまわし手を組ませ、先ほどまで
リオの豊満な乳肉を下支えにしていたブラジャーでやさしくきゅっと縛りあげた。リオは四つん這いになり獣のポーズでミントにむちむちの肉尻だけ
を突き出す格好になった。
「おねえちゃんの肛門、ピンク色していてすごく綺麗………もっと突き出して…そして肛門に力を入れて……」
ミントが無邪気な言葉を囁き、間近まで顔を寄せ、一心に見入っている。生温かい吐息が尻の谷間に拭きかかるので、いかに近い位置でリオの
最も恥ずかしい部分が見られているのかが解かるのだ。
ミントはおもむろにベッドの脇の勉強机の引き出しの中から水彩画用の絵筆をとりだした。
ミントが図画の授業で愛用しているものだ。そして穂先をリオの肛門の中心を狙い、つんと触れた。無警戒だった後ろの穴を奇襲されたのだ。
「あ……んふあぁ!!」
薄紅の菊座はすっかりと充血し、月面のクレーターのように突き出ている
「エヘ、おねえちゃんてばいやらしいんだぁ。肛門がこんなに充血しちゃって……フフ♪」
年下のミントに陵辱な言葉をかけられ、リオの興奮は一層高まる。
「おねえちゃん……ミントが気持ちよくしてあげるネ」
「あああん……あはぁぁぁん!!……ふはぁ!……」
ミントの穂先が、肛門をつんつんと突付きまわし、細かな放射状の皺をなぞって遊び始める。そして、会陰さらには恥裂までもがさわさわと止め処
なくなでられ、官能のパルスがリオの全身を襲う。
「おねえちゃん、もうぐしょぐしょだよォ……すごいんだぁ」
穂先と、リオの秘所に生え揃う産毛とが、愛液によっていやらしく絡み合いながら、濡れ光っている。悪戯に執拗な攻めを続けるミント。
肛門のクレーターの谷底からリオの尾?骨のあたりを通り、背中、首筋までを穂先が往復する。ミントはすっかりリオの身悶えする姿をいとほしみ受
け止めている。
「んぁ、ああん……ミントぉ!だめえぇ〜!!お願い!……むふぅ!!!」
リオの顔が激しく反り返り、四肢がしびれ全身に鳥肌が立つ。突き上げたヒップをみだりがわしくくねらせ、重力の重みでたわわな乳房をたぷん
たぷんと揺らしながら、くすぐったさと恥辱と心地よさがないまぜになった不思議な感覚に、なす術もなくリオは翻弄されていく。
ミントは次にリオのクレヴァスに舌を這わせる。脚を開かせると、自然とラビアも開いた。あふれる蜜に濡れたラビアが淫靡に光っている。
「はあんっ」
リオは大きな嬌声を出した。たまらずにそばの枕をつかみ、そこへ顔をうずめる。激しくなるあえぎ声を抑えようとしたのだ。枕の中で呻くように
あえぐリオ。
「んうっ……」
ミントはリオのジュースを舐めとって味わう。刺激的な味が口に広がっていく。舐めてもなくなるどころかどんどん流れ出してくる。
「ん……んはあああ!!」
リオは我慢できずに顔を横に向かせる。あえぎを止めることはできなかった。ミントの舌と口唇が自分に沸き起こさせる快感を、表現しないわけに
いかなかった。
「はあんっ!」
ミントはリオの勃起したクリットを舌でつつく。弾力のある肉粒も愛液にまみれていた。ミントは顔をリオの陰部に埋め込むようにして、クリットを吸う。
ヒップだけが高く突き上がるリオ。もうミントにされるがままだった。
「うはああっ!」
快感が脚部の力を抜かせた。ふらふらとする臀部をミントが支えたが、リオは膝立ちさえ許さないくらい感じていた。ミントは一度クレヴァスから口唇
をはなし、リオを仰むかせた。ミントが脚の間に入ってくると、リオは黙って脚を拡げた。ミントがふたたびキスをする。リオの下の口唇にミントは唇をあ
てがう。
「あはあっ」
リオは胸のあたりを大きく膨らませて息をしていた。あえぐ度に豊満なバストがぷるぷると震える。ミントはそれを見ずにただ、リオのラビアを、そして
クリットを、優しく舐めることだけに没頭していた。リオの普段の声からは想像の突かない押し殺したようなあえぎ声を聞くと、ミントも興奮するのだ。
「はああんっ! うはああっ」
リオは身体をビクビクと大きくはねさせて悦びを表現する。ミントの間断ない舌づかいに下半身がとろけるような感じになり、背筋を通って上半身には
弾けるようなエクスタシーが襲った。ミントはそれでも攻撃の手を緩めず、クリットを舌の中央でぐりぐりとこね、その後何度もラビアに吸いついた。リオ
のラブジュースで顔じゅうをべたべたに濡らしながらも、リオを絶頂に、それもくり返しいざなうために必死だった。
「ああっ!んふぅ…んああっ……」
リオは何度もアクメに達していた。それでも続くミントの攻撃に、意識が遠のく。ミントによる性戯だけがリオのすべてになっていた。
「んあっ! アハァッ!!」
かん高く短い嬌声を発した後、リオはぐったりとしてしまった。ミントもそれに気づいてリオの秘部からはなれ添い寝をし、余韻を愉しむように、リオの
激しい鼓動が響く胸を優しく撫でていた。
リオが目を覚ましたとき、既に夜のとばりが降りていた。
窓からふわっと柔らかな初夏の風がそよぎ頬をくすぐる。あたりは寝静まり鈴虫だけが静かに音を奏でている。
純白のシーツに包まれ、リオとミントは裸身をベッドに横たえていた。なまめかしい乙女の曲線がシーツの上に
はっきりと顕れている。
リオの身体は、午後の性戯の余韻でまだほのかに疼いていた。実の妹の様に愛しいミントに絵筆の肛菊責め
で辱められ、クリットを弄ばれ、絶頂を向かい入れた、女としての言い知れぬ甘美な悦び....
「ふぅ...…….」
思い出すだけで甘酸っぱさに胸の鼓動がどくどくと高鳴る。
ミントがスースーと寝息を立てている。穢れを知らない可愛い寝顔だ……抱きしめたい感情に駆られ、リオはミント
をそっと抱き寄せ、頬と頬を触れ合った。シャンプーの甘いかほりがむせ返る。
「ミント……私のだいじなミント……離さない…」
リオはミントにそっとフレンチ・キスをした。その瞬間、ミントは目を覚ました。
「おねえちゃん……ミント、おねえちゃん大好きだョ。今晩はずっとミントといっしょにいて……お願い、帰らないで…」
「…ミント…」
力強く抱き合う柔肌と柔肌……
「おねえちゃん……今夜ずっと愛して、いい?……」
「うん……」
時計の音だけがふたりの寝室に静かに刻んでいた……
「ミント..恥ずかしいの....お願い…ストックを …….いや、灯かりを消して....」
リオは儚げに潤んだ瞳でミントに訴えた。促されミントは部屋の照明のすべてを落とし、かわりに枕元にあるピローランプ
をそっと点した。オレンジ色のやわらかな光りがふたりを包む……
「好き…大スキっ……!」「ミン……ト……ぁは……!」
それ以上、ふたりに陳腐な愛の言葉など要らなかった。ミントとリオは堰を切ったように情熱的なベーゼを交わしあった。
舌と舌とを絡め、唾液を存分に交換する。「ぬちゅっ ぬちゅっ」……音が寝室にこだまする。
「ん……くふっ....かはァ……!」
濡れそぼる二人のリップから熱い吐息が漏れる。その吐息をもいとおしげに貪りあうふたり。時には激しく、時にはやさしく
受け入れあった。
ミントは舌をリオのくちびるから顎、そしてうなじへと這わせた。
「はふぅ!」
その瞬間、リオは激しくのけ反った。ミントが舌を這わせた跡に唾液が光り、高潮した体温で唾液のにほいが蒸せ返る。
ミントはリオの耳たぶを噛み甘い吐息を吹きかける
「むはァ!ああん!」
吐息を吹きかけられるだけでこんなに官能が全身を貫くとは……リオにとって初めて体験する心地良さであった。
次にミントはリオの柔らかな乳肉をきゅっと握ると隆起したその頂きを愛おしげに口唇に含んだ。
「…はふン……は ァアン……!」情けない吐息をリオが漏らす。
サーモンピンクに染まる誇らしげなリオの乳首を、母乳を求める乳子の如く、「ちゅっちゅっ」と貧るミント。
乳首を弄んだ後、わき腹、背中、臀部、内腿へと次々と容赦なくキスの雨を降らすミント。
「ぐはァ!はあああン!……ォアハァァ!!!」
全身の性感帯をくまなく、絶え間なく刺激され、悦びに狂おしげに咽び泣くリオ。シーツをつかみ枕に顔をうずめて、産まれた
まんまの裸身をビクビクと艶かしく痙攣させている。
汗とミントの唾液とでしっとりと濡れたリオの全身が薄灯りに照らされてぬらぬらと光っていた.......
歓喜に酔いしれているリオに、ミントが甘美な要求を口にした。
「ね、おねえちゃん..ミント、お願いがあるのぉ…ミントにおねえちゃんの..オナニー…見せて……」
「え!?……そ、そんなこと…駄目よ……」
リオは息も絶え絶え、拒絶するのであったが…。
「そ、そんな……無理よ……い、いや……」
消え入りそうな声でリオは拒んだ。実を言えば、リオも日頃気が向けば、オナニーをたしなんではいる。決して嫌いではない。
まさに今、女盛りのひとり身である。無理もない。けれども人知れず物想いに耽りながら、夜に自身の花園をまさぐっている
などという事実は無論ひとりだけの秘めた歓びであった。ましてや、その女の色香を解き放つ一部始終を人さまに - 愛しいミント
に - 見せるなどいうことは恥ずかしくて気が狂いそうであった。
「ミント、駄目!できないっ!」
心もち強い語調で泣きそうな顔で首を横に振ってリオが拒絶する。ミントが小さな身体をビクっとさせて驚いた。
「……おねえちゃん・・・ミントのこと、嫌いになった……?」
決してリオは怒ったわけじゃない。ミントのことは以前にも増していとおしい。しかしだからこそ、できないミントの注文なのであった。
しかし、年端も行かない「妹」に対して強い語調で拒絶の言葉を発してしまったことはリオの胸にもきゅんと締め付けられるような後
悔の念が生まれた。
「…そんな、嫌いだなんて……好きよ…でも、それは恥ずかしいの…お願い、分かって……ミント……」
潤んだ瞳で上目遣いでミントがリオを見つめる。
「……あたし、おねえちゃんのすべてが知りたいの。おねえちゃん、すごく綺麗だから……愛してるの…誰よりも……だから……見た
いの…………」
「…そ、そんなこと…いっても……」
「……お願い……見たいの……オナニーしているおねえちゃんの姿……受け止めたいの…」
「……オ、オナニーなんて……」
ふたりの間に重い空気が流れる。愛する、そして自分を愛してくれている大切なミントを傷つけたくない……でも、恥ずかしい……揺れ
る想い……
……リオは観念したかのごとく、うっすらと笑みを浮かべてミントに告げた。
「……分かったわ……オナニー……ミントだけに見せてあげる……ミントにだけだヨ……」
「……おねえちゃん……」
リオ自身、何故そんな大胆な注文を受け入れることが出来たのか分からなかった。恥ずかしくて恥ずかしくて……でも、顔から火が出る
ほど恥ずかしい
からこそ、その恥ずかしさを今は慈しみたい。恥ずかしいからこそ見せたい。可愛いミントに自分の女としてのすべてをさらけ出したい。
今夜は快楽の虜に浸っていたい。
ミントが好き。女としての本能をさらしたい!思いっきり淫らになりたい!!今宵というこの瞬間を永遠にミントと共有したい!!!……リオ
の中で複雑な感情がないまぜになっていた。
オレンジ色のピローランプに照らされて、リオは仰向けになり、一糸まとわぬ肢体をミントの目の前に横たえた。丸みを
帯びた女の色香が匂い立つ。
傍らでミントが無言でじっと見つめている……は、恥ずかしい……すでにリオの乳房はほんのりと上気し、秘所はしっとり
と濡れていた。
いまさら引き返すことはできない・・・・・まずリオは乳房を下からそっとたくしあげ、両手に包んだ。掌でぷるんと弾けた。
「は……」
円を描きながら入念に揉みほぐしていくリオ。ミルク色の乳肉の中心にほんのりとふたつの桜色の蕾が息づく。
「ん……んん……はあっ……」
徐々に息遣いが荒くなるのが分かる。
リオはしなやかなその指を2本3本、自らの口に含んで甘い唾液をねっとりと絡みとり、つんと固くなった乳首に引っ掛けるように
塗りたくった。乳首の先が唾液でひんやりと冷たいのを感じる。
そして左右の乳首をそれぞれ薬指と親指でつまみあげ、くりくりと揉みはじめた。
「んは……はあん……」
乳輪全体をいとおしむかのように円を描き唾液を塗りこみ、摘んでは弾き、さわさわとくすぐっては強く乳首を押し込む。
「あ、あん……い、いい……」
ミントの熱視線を乳首の先や秘部に浴びて、込み上げるのは焼けるような恥悦の感覚がリオを包んだ。激しい羞恥と同時に、思いも
よらなかった露出の快美感が蜜のようにリオの理性を溶かす。もう歯止めは利かなかった。
リオはくびれた腰の下に枕をふたつ重ねてあてがい、「へ」の字形に少しのけぞるような姿勢をとった。この姿勢の方が快感が倍増
するのを、リオは知っていたのである。
両足をM字に立てて大きく開脚し、すっかりと受け入れ準備の整った秘唇に右手の人差し指と薬指を「く」の字形にしてぬめり込ませた。
「クっ……クはぁ!」
おもむろに人差し指と薬指で恥裂を最大限にくつろげ、それから中指を滑り込ませ秘口の上部を愛撫してみる。クリクリと弾くと、リオは
「はあああっ」と鼻声を発して弓なりに海老反った。
「アアアッ!……い、いいい……」
狭い部屋にくちゅっくちゅっとくすぐったい音が響く。包皮を剥いだクリットはピキピキに硬くしこって、ソラマメほどの大きさに発育している。
「ぁぁ……ミントに見られている……」
目も眩むばかりの羞恥。しかし妹同然のミントの面前で背徳的な行為をしているという意識が、よりの快感を増幅させてしまう。
もっと、もっと恥ずかしい姿を……
潤った秘奥に、しなやかな人差し指の先が滑り込む。
「ウウッ!」
クリットに触れるときの、電気の走るような感覚とは違う、切ない感じだ。一度指を引いて、今度は中指を添えてもう少し深く入れてみる。
下腹部全体が熱くなり、裸身がよじれてしまう。花蜜まみれの花芯を指先でねぶり回し、豊満な肢体を揺らめかせながら悶え狂うリオ。
「ああん!あはん!くはあッ!!い、いや……ああん!!」
決して他人には見せられない恥ずかしい姿。それを今、最愛のミントに見せつけている。こんなに興奮することだとはリオは思わなかった。
秘奥の内部から愛液が溢れるように滴ってくる。
包皮を脱ぎ捨てた大きな肉核に再び指が戻ってくる。張りつめて、どうしようもなく敏感で、指の腹で撫でるだけで下半身がジーンと痺れて
くる。
すっかりと充血しきったクリットをむにゅっと摘みながら、左手でボリューム満点の両乳房を愛撫するリオ。
上向きに砲弾型を保ったままの乳房を優しく揉み、クレヴァスの奥深くに繊細なリオの指が侵入していく。全身が緊張し、いままで可愛らしく
ちまちまと並んでいた足の指が勝手に開いてくる。クリットを転がす指の動きが速くなる。
止め処なく「アッ、アッ」と声が漏れ出てしまう。慎ましく合わさっていた女肉のクレヴァスはすっかり綻び、薄明かりの中で真っ赤に映えている。
悩ましげに濡れ光る深紅のくちびる、たぷたぷと音を立てて震える乳房、反り返る肢体、全身から発散される牝臭……ミントは普段の清楚な
佇まいのリオとの目も眩むばかりの落差にゴクリと息を呑んでリオのオナニーを傍らで見守っている。
「……お、おねえちゃん……す、すごい……綺麗だョ……」
「ん、んはっ!言わないでっ……み、見ちゃイヤあんっ……は、恥ずかしい……だって……あ、ああっ、い、いいっ……いいの!」
リオは手指だけでなく、淫らに腰をくねらせてまでして性感を貪り始めた。更なる刺激を欲しているのか、眉間に深く皴をつくり、唇を噛んでつら
そうな表情を浮かべる。
ふたつの乳房を交互に、もどかしげに揉みしだき、たくしあげ、舌先で自分の乳首をチロチロと舐め上げる。艶かしい吐息のインターバルがだん
だん短くなっていく。
「はっ、はっ、はっ、はっ、……」
ミントの見守る中、リオは両の足を踏ん張った。肉付き豊かな肢体をブリッジ上にし、花芯にあてがった指先を狂ったように振動させる。乳房を
ぎゅっと握りしめ、牝肉を食いしめて、官能を貪るリオ。
「あ、ァハア!い、いい……ダメえ〜!イク…イクイクううううう…くはあ!ああああっ!!」
全身を官能が貫き、細い指が秘裂を絞り上げていた。あられもない嬌声を上げ、リオは堕ちた。底知れぬ恥悦に打ち震えるリオ。
……大人の女性の、しかも愛する「姉」のリアルなオナニーをまざまざと見せ付けられたミント。まだ幼い彼女の下唇は興奮でしっとりと濡れて
いた。そして、恥ずかしい気持ちを抑圧して、自分にしっかりと見せてくれたリオの想いにミントの幼い胸は幸福感で満たされていた。
お姉ちゃんが好き!いとおしい!まだ終わりたくない!もっとおねえちゃんの恥ずかしい姿を見たい!…………
「おねえちゃん、あたしもオナニー手伝ウ!こんどはわんわんスタイルになって!」
「ほぇ!?」
リオはぐったりとしながら答えるのが精一杯であったが・・・
「おねえちゃん、わんわんするのっ!おしりをミントに突き出すのッ!」
舌足らずな声で、しかし、「きっ」としたような真剣な眼差しでリオに命令口調を浴びせるミント。
「ああ………ミ、ミント………」
精も根も尽き果てぐったりとエクスタシーの余韻にまどろむリオであったが、残った力を振り絞り、よろめくようにして這い上がった。
時折、ピクン!ピクン!と身体のあちらこちらが痙攣して震える。「はふっ!はふっ!」としゃっくりの様な小刻みな嗚咽を漏らすたびに、
リオのふくよかな胸の膨らみがたぷんと弾ける。
いったいどこで用意したのだろうか……ミントはリオが四つん這いの姿勢を整えると、手際よく左の手首と左の足首、右の手首と右の
足首をそれぞれ、皮製の手かせで繋ぎ、リオの自由を奪った。そしてリオの腹部をぐいと手前に引いて、更にリオのふとももと腹部の
間に枕をあてがい、重心を低く地に突っ伏すような姿勢に導いた。肛門をあらわに、裂けんばかりに突き出している……
「ああ………」
とうとうなすすべを奪われたリオ。身動きが取れない。
「フフ……こんなに濡れちゃって。もぉ、えっちなんだからぁ………おねぇ〜たぁ〜ん、思〜いっきり感じていいんだよぉ〜。」
いたずら天使がリオの耳元で「はぁん」と囁く。
「ふはあ……ミントぉ、恥ずかしいの。お願い……い、いやん……んふ」
口では「いや」と言いながらも、目はとろんとし秘部をひくつかせているので嘘はつけない。甘ったるい声でいやいやするリオのさまは、
拒絶というよりむしろ、愛に飢えて「クゥン、クゥン」と鼻を鳴らす、迷える子犬のようであった。
「じゃ、おねえたん、おっぱいからイジイジするネ」
ミントはリオのたわわにぶら下がった乳房を掌でこんもりとすくい上げた。ミントの小さな手には収まりきらずに零れ落ちそうである。見事
なまでのミルク色のリオの乳肉は血管が透き通っていていかにも美味しそうだ。乳房全体を下から支えるようにリズミカルにたぷんたぷん
と、やさしくねっとりと弄ぶミント。
「はあン!」
悩ましげに吐息を漏らすリオ。官能の第2章が始まった。
つぎにミントは、鮮やかなサーモンピンクに染まるその頂きを親指と人差し指で摘みあげ、クリクリと揉み始めた。いまにもミルクがぴゅっと
搾り取れそうに思えるくらいに、乳首はすでに隆起し乳輪にぶつぶつの鳥肌が立っている。
「おねえちゃん、すっごくいやらしいおっぱいしてるね。見とれちゃうよぉ……」
乳房をゆさゆさと愛撫しつつ、ミントはリオの背中にちゅっとキスをした。ビクンとリオの身体がしなる。
「あ、はあ!」
えもいわれぬ快感に身を包み、か細いあえぎ声をあげて、官能を表現するリオ。
首筋から背中、臀部へと、「ちゅっ」「ちゅっ」とキスの雨を降らせるミント。真っ白なリオの柔肌にキスマークでほんのりと赤く染まる。
「ああ……いい……いい……んくっ!」
ミントは愛用の絵筆を、今度は2本持ち出し、両手に1本ずつ握り、リオの左右の乳首の先をつんと突付いた。
「くはっ!アン!だめぇ!」
乳輪のまわりを弧を描くように、さわさわと絵筆でくすぐる。くすぐったさとミントに自慢のバストを弄ばれている幸福感に身をよじり悶えるたびに、
ぶらんぶらんと揺れる乳房……。
ミントはリオの首の後ろから背中、そして蟻の門渡りを通り、肛門の先っちょまで絵筆で一筆書きで「つつ〜」となぞった。
「アハァ!!!!」
産毛という産毛が逆立ち、一瞬にして全身鳥肌に変わる。ミントは肛門と首の後ろとの絵筆の往復を幾度となく繰り返した。
「はあ〜〜ン……」
熱く火照った唇から甘い吐息を漏らすリオ。恥ずかしさが胸いっぱいに込み上げてくる……でも、いい……たまらなく、いい……甘美なミントとの、
エッチな戯れ……
2本の絵筆を駆使し、ミントはリオの身体のあちこちを責め立てた。
1本はアナルのまわりをさわさわと、もう1本は恥知らずに勃起しているクリットをつんつんと…はたまた、1本は首筋から背中を、もう1本は官能
にぷるぷるとおののいているんバストの蕾をこちょこちょと……縦横無尽にリオの柔肌を絵筆が滑る。
快感は甘美の極みに達していた。出来ることなら自分でおまんこに手をいれ、好きなだけ掻きまわしたい。花芯をこすりたい。でも、手足が縛られ
ていて自由が利かない……
そんなとき、ミントが囁いた。
「おねえちゃん、つぎはおまんこいじってあげるね。えっちなお・ま・ん・ぽ・っ!」
ミントはリオの濡れそぼるクレヴァスを押し広げ、ビキビキに充血した肉核をまたしても絵筆でつんと触れた。
「たはっ!!ああ!……んふぁア!!」
つむじからつま先まで電流が貫いた。容赦なく絵筆で敏感な花芯をくすぐりまわすミント。
「ああああんんん!ミント、よしてぇ!変になっちゃうゥ〜〜!!!あはん!!!」
リオは内股を食いしめ、めしべを淫らに打ち振るわせる。
ミントは筆を置き、華奢な指でリオの牝肉をぐりぐりとこねくり回し始める。
「…………………………!!!!」
ねちゃねちゃと肉襞をねぶりまわされ、無慈悲に花芯を弾かれ、声にならず、ただただ金魚のように口をパクパクさせて顔を歪めるリオ。
(た、たまらない……き、気持ちいい……狂っちゃう……たはあ!)
リオの全身は脂汗でしっとりと濡れ、牝肉の内側からは愛液がとろりと滴り落ち、太ももの内側を伝っている。
とうとうリオは完全に歯止めを失った。まるでハマリから抜けたMODE6がST777を引いて堰を切って放出するかのごとく、理性のすべてを脱ぎ捨
ててメスの本能を迸らせはじめた。
「お…お…おね……お願い!気持ちいいの!こ、肛門を…いじってェ!おまんこもこねくりまわしてぇ!ミントぉ…お願い……むふぅ!……かはぁっ!
!んわあ〜〜ん!」
ミントも驚くようなリオの豹変ぶりであった。普段はハッとするような真っ直ぐな瞳と慎み深い唇が慈愛に満ちたオーラを湛え、かつ、凛とした佇まいを
失わない美しい女性であるリオ。そんな、まるで天使の生まれ変わりのような可憐さと成熟した若きフェロモンとが交錯する妙齢の彼女が、今は、官能
的な肢体を打ち震わせ、淫猥な刺激を涙を流しながら求める、ただのスケベな発情メスと成り果てている。
「……じゃあ、おねえちゃん、肛門責めてあげるね……」
「お、お…ね、が……い……むふう!うおお!」
直腸が飛び出して裂けんばかりににひくひくと拡がっている。ミントはリオの肛門の中に穂先の部分をそっと挿入した。肛門が隆起し、充血して体液が
じんわりと滲み出ているせいで何ら抵抗なく挿入できるのだ。
「おあ!!……くはあ!どめぇ……ど、だ……駄目ぇ〜へは!」
うめき声を上げむせび泣くリオ。ミントもあっけにとられ、息を呑むほどであった。
繊細な穂先を入れては出し、出しては入れ、リオの充血しきったクレーターをくちゅくちゅとねぶり回す。時折「ぷすぅ」というガスが漏れるようないやらしい
音が鳴る。肛門がヒクヒクと緩んでは締まりうごめいている証拠である。
絵筆はピストン運動のみならず、クルクルと回転運動をも添える。回転運動に尻毛が絡まりヌチャヌチャといやらしい音を立てている。
(こそばゆい、でも気持ちいい…ああ、恥ずかしい……)
「んああっ!!……ハア!ムフゥん…ゥゥ……き、きも…ち…いい……きっ…もちイイのっ!!……ク…くふゥ〜っ………へはっ!んあああん!……も、
もう…もうダメぇエ!!!…くふぅ……か…か、アハァッッ!!!!!!」
言葉にならない、鳴咽ともうめき声ともとれない、ドス黒い奇声を発して狂おしく咽び泣きつつも性感の極致を貧るリオ。身をよじり肛門をぴくぴくヒクつか
せながら、目一杯臀部を突き出しミントに刺激を請い焦がれる。
時折、「中っ!左っ!右っ!」と、刺激する部位までナビする始末である。
肛門の出し入れのみならず、尻、背中、肉核、首筋、わき腹とランダムに刺激を加えるミント。リオの滑らかな肌の上を、触れるか触れないかくらいの微妙
なタッチで穂先が滑る。
「む、むぉう……もう、どわめぇエ〜〜〜〜……ぐはあ!!」
ミントはあろうことか、リオの尻毛をハサミでチョキチョキと切り始めた。
(かは……な、なんてことするの、ミントぉ……私の恥かしい部分が……)
そしてミントはリオの尾てい骨の上あたりから食用の蜂蜜をとろりと垂らした。蜂蜜は尾?骨から菊座を通り、秘唇を潤してシーツの上に流れ落ちた。そして
ミントはリオの蟻の門渡りにカミソリをあてがいじょりりじょりと剃り始めた。
「おねえちゃん…おしりの穴のまわり、きれいきれいしてあげる。つるつるに……すごく綺麗……」
「あ…ああ……くはああっ!!」
リオの蟻の門渡りはとうとう1本の毛も残さずに刈られてしまった。ミントはティッシュで剃られたおケケを拭き取ると、愛情を込めて舌先を尖らしてつんと菊座
を跳ね上げる。蜂蜜の甘いかほりと、リオの尻の毛穴という毛穴から滲み出る汗と、直腸からわずかに漏れるガスが入り混じり、ミントの鼻をつく。匂い立つ淫媚
な猥臭だ。
「おねえちゃん……すき……愛してる……」
ミントはこみ上げるいとおしさを抑えられずに、ぐったりとシーツにひれ伏しているリオに抱きついた。
夜はまだまだ終わらない……