〜麻比奈家別荘・夜、エツ子の奉仕〜  
 
 豊原エツ子さんは麻比奈家が所有する別荘のお手伝いさん。別荘のことを  
すべて任されていて、泊まりに来た客が困ったことがあればなんでも手伝って  
くれるという。  
「なんでも」という単語に敏感に反応した僕は、溜まった欲望の処理も手伝って  
くれるのかな〜と冗談混じりに聞いた。するとエツ子さんは、わずかに照れを  
浮かべながらも、「はい、うけたまわります」と真面目に答えてくれた。僕の  
ほうがどきまぎしてしまったが、夜になって僕の部屋に来てもらうようしっかりと  
お願いした。  
 別荘の仕事をすべて片づけてきたエツ子さんが僕の部屋にやってきたのは、  
夜も更けつつあるころ。  
 早速彼女に、胸を見せてくれるようにお願いした。別荘に来て初めて会った  
ときから目を奪われていた爆乳を是が非でも生で見たかった。  
 エツ子さんはこくっとうなずき、服の肩紐をはずした。それだけで、上半身が  
下着姿になる。  
 ……で、でかい。  
 ブラジャーに包まれたふたつのふくらみが、まだ生ではないのにド迫力で僕に  
迫ってくる。  
「わっ」  
 エツ子さんが前屈みになって、それだけで乳の量感が五割増しになった。深い  
谷間が覗けるその格好で、背中に手をまわしてホックをはずすと、カップが  
ずりさがってブラジャーがその役目を終えてしまう。  
 身を起こし、たゆん、と双球がはずんだ。  
「これで、いかかでしょう」  
「ごくっ」  
 返事が唾を呑む音というのも情けないが、それしかできない。  
 エツ子さんの生爆乳……すごい、すごすぎる。  
 目をぎらつかせる僕にエツ子さんは顔を赤くしているが、堂々と胸を見せている。  
 隆起はこんなに大きいのに、ほとんど垂れることなく、丸みをキープしている。  
お椀形というより、砲弾の形に近い。  
 白く大きな丘の先っぽは、小さな可愛らしい乳首。桃色の突起は、ふくらみの  
大きさとバランスが取れていないが、だからこそ可憐さが引き立っていて、今すぐ  
吸いつきたくなってしまう。  
「見せるだけで、よいのでしょうか?」  
 男がなにを求めるのか知っていて、お手伝いさんのポジションを出すぎないように  
訊ねてくる。羞じらいつつおとなしく控えている姿が股間に響く。  
 見せてもらうだけで満足なはずはない。当然、男の欲望を口にする。  
「パイズリ、してくれる?」  
「はい。溜まっているものを、わたしの胸で解放してください」  
 服をさっさと脱ごうとした僕の手に手を重ねてとめ、エツ子さんが脱がせてくれる。  
 ズボン、トランクスと床に落ち、ピーンと元気よくそそり勃っているペニスが  
露出する。  
 
「ああ。もうこんなに、固くなって」  
「エツ子さんの胸がすごいからだよ」  
 僕が声をはずませると、肉柱に見入っていたエツ子さんの頬が赤みを増した。  
 爆乳を支え持ち、くっきりと刻まれた谷間で勃起をキャッチしてくれる。  
「う、ううぅ」  
 柔らかくて温かな肉塊に包まれて、熱い息がこぼれた。  
 僕のイチモツのサイズは標準以上のはずだけど、谷間に埋もれて姿を消して  
いる。相当な巨根でないかぎり、エツ子さんのオッパイには勝てないだろう。  
「こう、すれば、いいのですよね」  
 乳肌をぴったり合わせたまま、ゆさ、ゆさと優しく揺すってくれる。  
 密封されたまま甘い圧力を受けて、ペニスがびくびく震える。先割れから透明な  
汁をお漏らししてしまう。  
「あんっ。ぬるぬるに、なってきました」  
 喜びの声をあげ、カウパー腺液を塗りひろげるように乳丘を揺らすエツ子さん。  
潤滑液が肌に行き渡ったところで、ふくらみの動きが滑りを活かしたものに変化  
してくる。  
「う……うあっ、ああっ」  
 圧迫されて、ぬるっと滑る触感が気持ちよすぎて、声が出てしまう。男として  
情けないが、格好つけようにもエツ子さんのパイズリには敵わない。  
「いつでも、いいです。イキたいときに、イッてください」  
 歌うように言ってオッパイを巧みに揺すり、射精をうながしてくる。  
 はい、出します。では格好悪い。もう少し我慢しようと下腹に力をこめる。  
 僕の頑張りにエツ子さんが目を細める。いたずらっぽい光を瞳に浮かべ、胸で  
ギュウギュウと、肉幹を搾るようにしごいてくる。  
 そこまでされては我慢もなにもなく、あっさりと陥落した。  
「エツ子さん、出るっ」  
 言葉とほぼ同時に、勢いよく迸らせた。  
 射精のタイミングを計っていたエツ子さんはちょうど亀頭だけをはみ出させて、  
猛然と噴き出た精液をまともに顔で受けとめた。のたうつペニスから次々と  
白濁液が飛び出し、顔だけでなく巨大な乳房にもたっぷりとかけてしまう。  
「う、ううっ」  
 肉棒が暴れているあいだも双乳は揺れ動いていた。出しても出しても射精感は  
なかなか収まらず、エツ子さんの爆乳をすべて白く染めるほどに放出してしまった。  
「ふう」  
 ようやく絶頂感から戻ってきて、息をつくと、  
「いっぱい、出ましたね」  
 ころころと優しく笑いながら、エツ子さんはもう一度谷間でペニスを挟みこんだ。  
 わずかに柔らかくなっていた一物がびくりと跳ねる。見る見るうちに再充填して  
くる。  
「エツ子さん。オマ×コにもしたいよ」  
 尽きるほど出したというのに、欲の炎は燃えさかるばかり。  
「はい」とうなずいたエツ子さんは着ているものをすべて脱いで、ベッドへと  
あがり、ボリュームのあるヒップを僕に向けてきた。  
 僕は牡になった。すぐさま腰を重ねてペニスをぶちこみ、猛烈なピストン運動で  
エツ子さんを責めに責めた。パイズリ奉仕から、ともに楽しむセックスに変わって、  
エツ子さんもあられもない声をあげてよがりまくる。  
 それから体位をいろいろ変えて、肉交に耽った。膣で二度射精し、エツ子さんを  
あお向けに寝かせてパイズリでもう一度放った。  
 僕が覚えているのはそこまで。  
 気がついたら翌朝。エツ子さんの姿はなく、僕だけが綺麗なシーツの上に  
全裸で寝ていた。  
 欲望を十二分に満たしていながら節操なく朝立ちしている勃起に、朝にも  
来てもらうようお願いしておけばよかったと悔やんだのだった。  
 

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