麻比奈家の別荘を任されている豊原エツ子は、主である姉妹と家庭教師を迎えるにあ
たって万全を期していたはずだったが、アクシデントに見舞われた。冷蔵庫の製氷機が
壊れて、気づいたときには氷がなくなっていた。
すぐに買ってきますと、店がそれほど遠くないだけに浴衣姿で外で出てしまったのが
運の尽き。空き巣狙いでぶらついていた卑劣漢に目をつけられ、木立のなかへと引きこ
まれた。
「なっ、あっ、あぐっ……」
口を手で押さえられ、くぐもった悲鳴しか出せないあいだに、もはや助けを期待でき
ない草地まで連れていかれる。
「へへ。ここなら邪魔は入らない。さあ、いただこうか」
「やめっ、あ……やめてっ」
揉みあっているうちにエツ子の着ていた浴衣がはだけ、サイズ九十九センチという驚
異的なバストがはみだした。
とたんに男の目がぎらつく。
「でけえ胸だな、オイ。恋人に揉まれまくってるんだろ。しゃぶられてるんだろ」
「違う、そんな、ああっ、お願いです。やめてください」
「なに言ってんだ。こんな胸見せられて、やめるほうが失礼だろ。ヘヘっ、たっぷりと
楽しませてもらうぜ」
男はにんまり笑うと、巨大な肉塊を右手で包みこみ、力任せに握りしめた。
「いっ、痛いっ」
「おっと。悪いな。じゃあ、これでどうだ」
力を抜き、ゆさゆさと揉みゆらす。とまた、ぎゅうぎゅうと握りつぶす。
勝手気ままに揉んでいるようでいて、それは男のテクニック。揉む力の強弱のぶれが
エツ子の官能を巧みにくすぐって、いつしか胸を嬲られる快楽にとろけはじめる。
「や、め……あ、ああぁ」
「フフフ。いい声だ。デカパイでも感度はなかなかなものじゃねえか」
男は目を好色に光らせ、ふくらみ全体から先端の蕾へと、いたぶる狙いを変えた。
爆乳に見合った大きい乳首だが、色は可憐なピンク色。劣情を猛烈にそそりたてる。
指で挟んできゅっと捻りあげ、引っぱって円錐にまで伸ばす。
「ひいいぃ。い、痛いっ」
「痛いのは最初だけ。すぐに気持ちよくなるさ」
せせら笑いながら指先で乳暈をなぞり、突起をダイヤルのように左右に捻り、呼び鈴
のように押して肉丘に沈みこませる。
「や、め、て……んふ、ふ、ふはあぁん」
男の予言通り、快楽に咽ぶ声がひろがっていく。
「さてと、こっちはどうかな」
半裸状態でいるエツ子の股間に左手を突っこんだ。ショーツの上から撫でただけで、
しっとりとした湿り気を得る。
「なんだこれは? レイプされて濡らすなんて、マゾかお前は」
「いや、いやっ。誰か助けてっ」
秘部の反応の良さに興奮した男はねちねちと言葉で責め、エツ子を泣かせて嗜虐心を
満たす。割れ目にそって指を往復させると、股布がジュクジュクにまで濡れそぼってく
る。
ショーツをずらし、直に秘唇をいたぶる。クチュクチュという粘っこい水音が鳴ると、
エツ子は涙をぽろぽろこぼして「ああぁ」とあきらめたような嗚咽を漏らした。
「準備オーケーなら、入れてやろうじゃないか。俺様のチ×ポを食わせてやる」
昂揚して吠えた男は、ショーツを一気に下まで引きおろし、脱がせた。
背中を向かせて木に押しつけ、後背位でつながろうとする。
「いやああああっ」
剛直を突きこまれる恐怖にエツ子が目を見開き、これ以上ない大声をあげる。
しかしすでに道から遠く離れた森のなかにまで連れこまれている。いくら大声をあげ
たところで、人のいるところまで届くことはない。
なんとか逃がれようとヒップを左右にくねらせる。それは男を楽しませる卑猥なダン
スにしかなっていないことを知るよしもない。
「へへ……ほらよっ」
「アアアアアーッ!」
狙いドンピシャ。赤黒いペニスがエツ子の秘穴を貫いていった。