「前から知りたかったんだよ。姉と妹、どっちが強いかをね」  
 畳敷きの和室にて二人打ち麻雀をしているのは未来と香澄、芹沢姉妹。  
 部屋には男も二人いる。未来を膝に抱える一人と、香澄を膝に抱える一人。  
姉妹はそれぞれあぐらをかいた男に背中を預ける形で麻雀を強いられていた。  
「やっぱり強いのはお姉ちゃんだろ、おい」  
「え、ええ……んんっ」  
 前にまわった男の手に胸もとをまさぐられ、未来が息を呑んだ。指先で乳首  
の辺りをねちっこくなぞられ、甘く温めた息を吐き出してしまう。  
「香澄も負けないよな。ほら、こんなに大きいんだから」  
「は、はい……あっ、ああっ」  
 香澄の乳房も、背後の男に揉みたてられた。服越しでも、中学生とは思えな  
い十分なボリュームを顕示しているバスト。男は顔をほころばせ、力をこめて  
揉みつづける。ツモろうと手を伸ばした香澄は顔を上気させて喘ぎ声をあげ、  
山を崩しそうになった。  
 妹が勝てば姉が脱ぐ。姉が勝てば妹の衣が一枚なくなる。流局になれば二人  
とも脱がされる。雪白の肌が剥き出しになると、男の唇がヒルのように吸いつ  
き、舌腹でぬるぬるにされ、指でまさぐられる。未来も香澄も、嫌悪を感じな  
がら甘い快感も享受し、悩ましげな吐息と悲鳴をあげてなんとか麻雀勝負を続  
けていた。  
 今や未来も香澄も、ショーツ一枚。下卑た男に首筋を舐められ、胸乳を直に  
揉まれ、ヒップに股間の盛りあがりを押しつけられ、ショーツの上から秘裂を  
撫でられる。ふたりともとても麻雀に集中できず、流局となった。  
「もう、脱ぐものがなくなったじゃないか」  
「麻雀しても仕方ないな」  
 にやにやと笑い合った男たちは、自分たちも服を脱いだ。隆々と熱り立つペ  
ニスを曝け出すと、さっきまでと同じように座り、ショーツを脱いで全裸とな  
った少女を背後から抱きかかえた。さっきとは違い、女の穴へペニスを挿入し、  
深く貫く。  
「アーッ!」「あっ、うっ、う、ううぅああぁ」  
 香澄は甲高い声を響かせ、未来は息を呑み、呻く。麻雀のあいだにすっかり  
準備ができていた濡れ濡れの穴が男のペニスを咥えこんでいく。  
「くっ、さすが中学生のマ×コはきつきつだ」  
「へっ。小娘よりも、こっちのほうがいいマ×コだぜ。熱くとろけて、それで  
もきつく締めつけて……うう、襞々がたまんねえ」  
 男たちは背面座位で腰を振りたて、艶かしくうねる襞肉を堪能しながら卑猥  
な文句で自慢しあう。ペニスで抉るだけでなく、結合部で膨張している肉豆を  
指でいじって涕泣させ、乳房を鷲掴んで揉みたてて悦ばせる。  
 
「引き分けだったんだし、仲良くさせるか」  
「よし」  
 男たちは雀卓からずれて、向かい合う。膝に乗せている少女を前に押しやっ  
て背面座位を崩し、四つん這いにした。未来と香澄の顔が接近する。  
「香澄……」  
「お姉ちゃん」  
 被虐的な悦びをきらめかせて、見つめあう。姉の瞳には妹が、妹の瞳には姉  
が、男にバックから貫かれている淫猥な姿が映っている。  
「ほら、キスしろよ」  
 命令の言葉を聞く前から、姉も妹も口もとをゆるませ、目を閉じていた。  
 少女ふたりの唇が重なり、情熱的に絡まる。ヌチュヌチュクチュクチュと粘  
っこい水音が鳴りはじめた。  
「好きなんだな、こいつら」  
「ああ」  
 レズビアンっぽいキスで男たちの劣情がますます煽られる。美少女姉妹は水  
音をたてるだけでなく舌を出し入れして唾液を滴らせ、唇を離して舌だけでを  
絡ませるイヤらしいキスをしてみせた。  
「ああっ!」  
 生々しい声とともに、唇も舌もほどけた。未来とつながっている男が発奮し、  
腰の回転速度を上げて亀頭でどすどすと膣奥を叩きはじめたのだ。  
「あうううっ!」  
 香澄もおとがいを反らせてわなないた。負けじと男が抽送を激しくし、子宮  
口にめりこむほど強くぶつけている。  
「たまらねえなあ」  
「ああ」  
 牝犬のように尻を掲げさせて肉根を打ちこみ、目の前の肉交で興奮し、いっ  
そう激しく責めたてる。ふたりの少女が迸らせるあられもない声が耳に飛びこ  
むと、ペニスは限界以上に膨張し、秘肉の締まりが何倍にも良くなったように  
感じられる。  
「どっちが先にイクかな」  
「それよりもお前のほうが危ないんじゃないの。暴発しないようにしろよ」  
「まだまださ」  
 余裕を含んでいるのは言葉だけ。男は揃って切迫した顔つきをし、腰の動き  
もどことなく滑らかさを欠いている。  
 男の口数が減り、女の嬌声と結合部からこぼれる粘着質な音だけが和室に響  
く。緊迫感と温度が高まっていく。  
「うっ!」  
 未来のヒップを抱えこんでいた男がだしぬけに呻き、ぶるるっと腰を震わせ  
た。ドクッ、ドクッ、ドクッと幾度かに分けて、熱いスペルマを子宮口へしぶ  
かせる。  
「おっ!」  
 向かいの男が限界を越えたのに引きこまれ、香澄を突き刺していた男も射精  
を開始した。鋼のように固化している肉茎を脈動させ、中学生少女の狭い膣に  
大量の白濁液を噴出する。  
「はああっ、あっ、ああっ」「あっ、あふ、ああっ、熱いぃ……」  
 胎内に熱樹液を感じて少女たちも絶頂へ飛んでいた。未来は首を反らせて、  
香澄は畳に突っ伏して、歓喜の喘ぎと呻きを吐き出している。姉妹の秘穴はど  
ちらも淫らに牡茎を締めつけ、精を搾り取っていた。  
 
 
(終)  
 

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