「ああ、百合奈ちゃん。気持ちいいよ」
「う、うん、嬉しい。お兄ちゃん、もっと気持ちよくなって。百合奈のオッパ
イで。あはぁん」
男が喜悦によがっているのは、うら若い美少女にパイズリしてもらっている
から。ショーツ一枚の少女の上に全裸でまたがり、くっきりと刻まれた胸の谷
間へペニスを差し入れている。
あどけなさの残る少女はリボンを揺らしながら、ふくらみを左右からローリ
ングさせて快美の圧力を送りこんでいた。彼氏のよがり声に呼応するように甘
い喘ぎを漏らしているのが可愛らしい。
麻比奈百合奈はまだ中学生ながら、バストサイズは大人顔負け。お椀型の美
乳で肉棒を挟みつけ、男をこうして虜にすることができる。
胸だけでなくもちろん肢体も年齢以上に育っている。その気がなくても、ぴ
ちぴちした肌を露わにすれば、男は牡となって襲いかかってくるだろう。
そんな極上の体を持つ百合奈は彼氏がいながら未だにバージン。というのも、
ふたりのあいだで初体験は高校生になってからという約束が交わされているか
ら。彼氏も、魅惑の肉体に欲望をそそられているが、さすがにまだ中学生の彼
女から純潔を奪ってしまうのは気が引けていた。
本番は駄目でも、それ以外はオーケーという合意がある。男が卑しい欲を持
つだけでなく、百合奈もその日に迎えるにあたって淫らなプレイに慣れていた
いという無邪気な思いを持っていた。
ふたりきりになる時間があれば、パイズリだけでなくフェラチオや手コキ、
素股プレイだって楽しんでいる。膣に陰茎を挿入するという行為こそないだけ
で、ふたりは肉体関係を結んでいることに違いない。
(くうぅ、百合奈ちゃんのオッパイ、最高だな)
まだ幼さの残る中学生少女との愛戯に溺れる男は、彼女と手を入れ替えて右
側の乳丘を包みこみ、こってりと揉みしだく。ペニスへの刺激は劣ることにな
るが、柔らかくて張りのある乳房の触感を味わえてさらに百合奈を悦ばせるこ
とができるのだからお釣りが来る。
「アッ、あはぁん。お兄ちゃんの手、あん、そんなに揉まれたら、きゃふぅ、
い、いいよぉ」
「じゃあ、もっと揉んじゃうよ」
悦びの声に応えてお椀型のふくらみを両方とも手で掴み、捏ねまわすように
揉みたてながら中央に押しつけ、腰を振りたてる。乳揉みだけでなくパイズリ
まで男が主導権を取って、欲望の赴くままに楽しみだした。
ペニスをもてなす手段を奪われた中学生少女は瑞々しいピンク色のリップを
不満気に尖らせたが、それはほんの短い間。盛りあがった肉丘を強く握られて
固く屹立した乳首を指でつままれたから、悩ましげに身じろぎして、
「あ、ああっ、胸が、オッパイが熱くなっちゃう」
彼の手に手のひらを重ね、悶え声を迸らせた。勢いよく前後する肉根の摩擦
で胸乳が燃えあがり、大人の女性並みに発達した官能がめらめらと盛っていく。
「お、俺も熱い。ううあっ、こ、このまま、もう」
百合奈の淫靡な熱がペニスに伝わり、ただでさえ高まっていた男の性感が昇
り竜と化して快楽の天を目指して昇っていく。
腰奥がむずむずし、輸精管には熱樹液が上昇してきている。男は奥歯を噛み
しめアヌスに力をこめて射精をこらえているが、勝手に往復してしまう腰の動
きを抑えることはできず、百合奈の双乳をぐいぐいと押して圧迫してしまい、
自ら限界を突破してしまう。
「うくっ!」
「きゃあん!」
腰を引いたときにビクッとペニスが跳ねあがり、ビュビュビュッと精を迸ら
せた。濃厚ザーメンはちょうど谷間へと落ち、ぬるぬるにしていく。
「あん、ああん、熱いよぉ。お兄ちゃぁん……」
どばどばと落ちてくる精液の温度と粘つきに百合奈が悶え、甘ったるい声を
響かせる。
派手にしぶいた牡樹液は胸の谷底をどろどろにするだけでなく、乳丘や乳首
にもしぶき、可憐な少女の胸部を汚している。
「……あふん。いっぱい出たね」
綺麗な顔をとろけさせ百合奈が小さくつぶやく。精弾は胸もとに集中し、そ
れより上は汚れていない。
「うん。百合奈ちゃんのパイズリ、最高だからね」
恋人の豊かなバストを己の白いエキスで染めた男は、射精を終えて満足のほ
ほえみを浮かべている。バストに劣らず、亀頭も粘液まみれだ。
青臭い精を浴びた百合奈は興奮で息を荒げ、呼吸のリズムで乳房が艶やかに
揺れている。ピンと尖った薄桃色の乳頭はチリチリと、煽情的に震えている。
「でもまだ、物足りないよ」
牡欲を煽られ、男はにやつきながら腰を進ませた。わずかに柔らかくなった
ものの雄大に屹立している一物の先を百合奈の口もとに突きつける。
「……はむっ」
開いた唇に亀頭が触れると、剛直が吸いこまれていく。ヌチュクチュと淫靡
な水音が鳴り、オッパイとは違う、濡れ粘膜の摩擦で男は歓待される。
「ゆ、百合奈ちゃん、お、おしゃぶりも、最高だよ」
口内粘膜に加えて舌がくなくなと絡みついてくる感触に男は呻く。巧みなフ
ェラチオで、たんまりと放出したばかりだというのに射精欲がこのうえなく刺
激され、男根は鋼鉄のように固化して蠢動をはじめている。
(ふふっ、今度は顔にぶっかけるか、それとも飲ませるか。百合奈ちゃんの希
望を聞いてみようかな)
薄く目を閉じて口唇奉仕に没頭する少女を見下ろしながら男は絶頂の瞬間を
イメージし、顔をだらしなくする。快美な痺れに腰が勝手に反応して蕩揺し、
亀頭を彼女の喉元へと迫らせていた。
(終)