今日は晶の誕生日。彼女の家に麻雀同好会のメンバーが集まり、プレゼント  
を渡してケーキを食べるという、高校生らしい時間を過ごす。  
 お腹も適度にふくれたところで、ちらちらと怪しい目配せが交わされはじめ  
た。  
「そろそろ、はじめようか」  
 口火を切ったのは俺。美少女三人が嬉しそうにうなずく。  
 麻雀同好会という名で、麻雀だけでなく淫行にも耽っている面子だから、健  
全なパーティーのあとはもちろんオージーだ。  
 
「ほら、これも俺からのプレゼントだ。遠慮なく味わってくれ」  
 見下ろす先にあるシニョンをくすぐるように撫でたが、晶の口はふさがって  
いて、返事はぐぐもった音だけ。言葉の代わりに腰が痺れるほどの快感が返っ  
てくるから、文句はない。  
 俺はあぐらをかいて、股ぐらに晶が顔を押しつける格好で一物を頬張ってい  
る。晶はうつむけで尻を高くし、みづきと綾が寄り添っている。四人揃って全  
裸なのは言うまでもない。  
「うふっ。晶ちゃん、誕生日おめでとう。気持ちよくなってね」  
「ここ、どうですか?」  
 みづきも綾も、晶のナイスバディをイヤらしくまさぐっている。背中や脇腹、  
ヒップはもちろん、びしょびしょの陰唇をさするだけでなく秘穴へ指を挿入す  
るし、菊座もねちっこくいじりまわしてからプスッとアナル内部まで指を突き  
入れる。ふたつの穴を責められて、晶は時おり「プハッ」と顔をあげるが、す  
ぐに俺の手で元に戻される。せっかくのプレゼント、しっかりと舐め味わって  
くれないと。  
 穴を突き刺すだけでなく、ボリュームのあるバストだって揉み放題だ。みづ  
き、綾、俺も時おり腕を伸ばして、下からすくい取ってはたぷたぷと揉みほぐ  
す。  
「ウエストは細いのに、バストこんなに大きいなんて反則だよ」  
「……うらやましいです」  
 プレゼントを与えるほうの少女ふたりがため息を重ねた。  
 俺の目から見てウエストの差はわからないが、晶の背が小さいのは間違いな  
い。小柄なのにバストが大きい。それはもう、素晴らしいほどに。  
 みづきの乳は晶と遜色ないが、綾だけがボリューム不足でちょっと可哀想。  
といっても小ぶりな丸みにはそれだからこその魅力があるのだが、その主張は  
綾に通じずコンプレックスを持つのは仕方ないところだろう。  
「俺たちが揉みまくったら、もっと大きくなるかもな」  
「……揉みつぶしちゃいます」  
 綾が真剣な口調で言ったから、みづきは目をぱちくり。俺は「おいおい」と  
小声でつっこみ、晶は「うー、ううーっ」とペニスを咥えたまま呻き声で許し  
を乞う。  
 
 口調はどうあれ綾にそんなことできるはずなく、女の子の力で強めに揉んで  
晶を悦ばせる。みづきが揉みたて、俺は捏ねまわすように激しく揉みしだいて、  
三者三様の刺激を晶にプレゼントする。  
「もう、トロトロ」  
 バストを愛撫しながら膣で指を泳がせていたみづきが引き抜いて、見せつけ  
る。白く濁った粘液が卑猥に絡みついている。  
「それを、こっちに」  
 みづきの指を綾が、後ろのすぼまりへ導く。意図を汲んで、みづきは愛液を  
アヌスの皺に塗りこめる。  
「んひぃ!」  
 さんざんいじられていながら、この愛撫はかなり効いたようで、晶はおとが  
いを反らせて悲鳴をあげた。俺はしばらく口を自由にさせて、はしたない淫声  
を楽しむ。乳首をキュッと捻ると、甲高い声を長く響かせた。  
「そんなに感じるなんて、いいなあ」  
「次の誕生日を楽しみにしてな」  
 うらやましがる少女の声に答えてから、晶の顔を伏せさせた。あらためて口  
内粘膜にくるまれるのが、ぞくぞくする快感を呼ぶ。  
 そろそろ、濃厚ミルクをプレゼントしたくなった。シニョン頭を抱えたまま、  
あぐらを揺らして口腔の奥を突きはじめる。  
「ん、んぐ、ぐ、ぐふっ」  
「あら? じゃあこっちも」  
「はい」  
 本格的な腰の抽送を見て、みづきは膣に指を二本、綾はアナルに中指を挿入  
し、それぞれ指ピストンを開始した。綾はときどき指を抜いては、ローション  
を菊座に垂らし、中指にねっとりと絡めて突き刺す。  
「ぐ、ぐぐっ、ん、んんーっ」  
 晶の瞳から焦点が失われている。三つの穴を俺たちに責めたてられ、意識朦  
朧。それでも唇を引き締めて、舌をくねらせてちゃんと奉仕の動きをしている  
のだから、感心する。それは晶が相当の好き者ってことだ。  
「よ、よし、俺、イクぞ!」  
「んぐうううぅ!」  
 喉元にぶつかるまで深く侵入させ、射精感を解放する。  
 口のなかに熱くしぶかせ、恍惚に浸る。  
「ふふ、こっちもね」  
 みづきも笑顔で深々と指を入れている。綾の指も後ろの穴に根元まで埋もれ  
ている。量感あふれる肉尻がプルプル震えているのを目で楽しみながら、俺特  
製のホットミルクを注ぎつづけた。  
 
「まだまだ。プレゼントはあるぞ」  
「ああぁ……も、もうちょっと休ませて」  
 へばっている晶を前に、俺はにやにや、みづきはにこにこ、綾は目もとを艶  
美に染めてほほえんでいる。  
 フェラチオは余興のようなもの。第二ラウンドこそオージーの本番だ。  
 
 俺はあぐらをくずしてあお向けに寝転び、まだエクスタシーの火が燻ってい  
る晶を上に乗っからせた。口内射精などなかったがごとく、ペニスは威風堂々  
と勃起している。  
「ほらほら、晶ちゃん。こんなに素敵なオチン×ンを、もらえるよ」  
 和式便器を使うポーズになってふらつく晶の身をみづきが支える。綾は片手  
でペニスを垂直に立たせ、もう片手で晶の股間を誘導した。  
 上の口の次は下の口。ペニスが入るべきは晶のヴァギナ。  
「んっ……ああぁ」  
 秘裂を切っ先でくすぐられ、晶が艶かしく呻いた。牝の本能で腰を沈めてく  
る。  
「晶ちゃん、チ×ポ呑みこんでるよ」  
「イヤらしい、ですね」  
 合体が進んでいくのを、みづきと綾がしっかりと観賞している。くすくすと、  
からかいの笑い声をハモらせて。  
「や、やだ。見ないで……あっ、アアン」  
 晶が顔だけでなく体まで羞じらいの赤に染めているが、一度受け入れたらも  
うやめられるはずがない。ひるんだことで動きがゆっくりとなり、じっくりと  
見せつけることになった。  
 俺も目で、結合の様子を見ていた。視覚だけでなくペニスでも感じている。  
膣襞にくすぐられる面積が増えてくるのが、たまらなく気持ちいい。  
「プレゼントをあげる身分でこんなに気持ちいいんだから、誕生日さまさまだ」  
 俺の軽口を聞いた晶が恨みっぽい目で見下ろしてくる。その目には淫情の炎  
も揺らめいている。  
「あうん、あ、あなたのプレゼント、このオチン×ン、あんっ、こんなに固く  
て、太くて、なかをひろげて……い、いいわ。嬉しい、嬉しいのっ」  
 晶の双眸から涙が流れていた。ここまで感じてくれるなんて、男冥利に尽き  
る。  
 恥骨と恥骨が触れあうまで腰が下がり、ペニスが膣洞奥深くまで食いこんだ。  
晶は芳しい吐息を吹きこぼし、前にのめってきた。優しく抱きとめると、いき  
なり唇を重ねてくる。触れてすぐ、熱っぽく絡みあう。今日初めてのキスを、  
甘く濃厚な接触を、心から楽しむ。  
 
「こっちの穴にも、もちろんプレゼント」  
 俺と晶がディープキスに励んでいるあいだに、みづきが準備を整えていた。  
秘裂のあるべきところににょっきりと、突起が突き出ている。これも晶へのプ  
レゼント。ペニスバンドだ。  
「ん? んああっ!」  
 晶が唇接合を切ったのは、アヌスをいじられたから。みづきの股間に生えた  
無機質なモノの先がちょんちょんと小突いていた。  
「入れてあげる、晶ちゃん」  
「ひゃあっ! そ、そんなのダメ。いっぺんになんて、無理よ」  
 振りかえってみづきの様子を見たとたん、晶の顔の赤みが青へと変わった。  
アナルにペニスを受け入れたことはあっても、二本刺しは初体験。そう。初体  
験も俺たちからのプレゼントだ。  
 俺の手が抱えこんでいるから、逃げることはできない。抱えこまなくても、  
晶は動けなかっただろう。  
 みづきは弱々しい小動物を前に、目を獣のように光らせた。  
 人造物の突端が皺穴の中心に当たる。みづきがぐぐっと腰をせりださせる。  
「ぬあっ!」  
 一点でしかなかったすぼまりがひろがって、模造ペニスを呑みこんでいく。  
強引に割り開かれてもスムーズに入っていくのは、十分なローションを綾がア  
ナルに塗っていたおかげ。  
「ひ、ひあっ、だ、だめぇ。あ、あくぅ……ぬ、抜いて」  
「抜かないよ。俺たちのプレゼントだもの。ちゃんと感じてくれないと」  
 一ミリ、また一ミリと人造ペニスがアナルへめりこんでいく。  
 苦悶に歪んでいた晶の顔つきが、ゆるむ。みづきの腰も、ぐぐっと進んでい  
た。晶の心と体が、ヴァギナを貫かれた状態でのアナル挿入を受け入れていた。  
「ああ、いっぱい、いっぱいなのに、変、変だよ」  
「もう、平気だな。みづき、入れちゃえよ」  
「オッケー」  
 根元まで数センチ残っていたそれも晶のお尻のなかに消えた。「かはっ」と  
いう息を晶は吐いたが、その吐息にすでに艶かしさがある。  
 
「私は、ここを」  
 ひとりはずれていた綾が、晶の身を引き起こすとその顔へ股間を寄せていく。  
いやいやと顔を振るシニョン少女を綾は許さない。後頭部を抱え、秘部へ密着  
させた。  
「私のエッチな液、いっぱいあげます。舐めて、飲んでください」  
 綾のその声を合図に俺はヴァギナで、みづきはアナルで、抽送を開始した。  
「あっ、あぷっ、はあっ、はうっ、んくぅ」  
 二穴を同時に割り裂かれて、しかし顔が綾の秘丘にくっついてろくに声をあ  
げられない。日頃はリーダーシップを発揮して、同好会を引っぱっていく少女  
が三人に愛のプレゼントをもらい、三つの穴をふさがれている。無理っぽく苛  
められている晶の姿に、なんともいえない感慨が湧き起こってくる。  
 ばらばらだった四人の動きが、次第に溶けあってきた。二本の太棒に翻弄さ  
れていた晶も、綾の秘裂を舌で舐めるくらいに順応していた。  
「ああ、これだよ。これだ!」  
 俺は愉悦の声を震わせる。  
 晶の濡れ肉を穿つ愉悦だけでなく、四人がひとつになっていることにこのう  
えない喜びを感じる。  
 俺ひとりが同時に三人を相手するときは、鶯の谷渡りでペニスを入れ、入っ  
てない女穴は指でいじったり、待たせたりということになる。基本は一対一。  
どうしても、貫いている女以外がおざなりになってしまう。  
 それが今は、晶を中心にして見事に結びついている。責められる晶だけでな  
くみづきと綾が悦んでいるのがわかる。お尻のほうに手を伸ばせばみづきの淫  
核を刺激できるし、綾の太ももをまさぐることもできる。まさに淫らなパーテ  
ィーにふさわしい、晶を祝いながらメンバーが一体になる素晴らしい体勢じゃ  
ないか。  
 見ればみづきも陶酔し、綾も嬉しそうにうなずいている。晶だって法悦を顔  
に輝かせている。  
 
「ふは、はっ、はああぁ……あぷぅ」  
 喜びに任せてぐいぐいとヴァギナを抉り、晶を喚かせた。喚く口は綾の秘苑  
にふさがれ、トロッとした淫蜜を強制的に飲まされる。  
「こっちだって、これくらい」  
 俺が穿つのに合わせてみづきもアナルの奥まで人造ペニスを突き入れる。膜  
一枚挟んで、往復するモノの感触が伝わってくる。こっちは本物のペニスを動  
かして、競う。腰を振りたてているうちに、晶をめちゃくちゃにしたいという  
危険な劣情が燃えさかっていた。  
 ももの付け根を押さえて、ぐいぐいと根元まで、それ以上まで入れようと試  
みる。奥の壁にぐりぐりと亀頭を擦りつける。  
「くはっ、ああっ、もうダメっ。こわれちゃうっ」  
 晶は悶絶一歩手前。大声で泣き喚き、許しを乞う。  
「こわれる前に、俺がイクさ」  
 不敵に宣言し、射精欲を満たす動きにスイッチする。腰をアップテンポで打  
ちあげ、甘く絞りこんでくる媚肉の収縮に己の感覚を委ねた。  
「あはぁん、わ、私もイキたい。イク、イキますぅ」  
 綾が悩ましげな声を張りあげた。晶の唇に陰唇をこすりつけるだけでなく、  
自らクリトリスをいじりまわしている。半開きになった口から唾液がだらしな  
く垂れ落ちている。  
「わ、わたしだってぇ」  
 みづきも急いで、結合部に指を持っていったようだ。人造ペニスの動きが不  
規則になったのは、クリトリス快感に没頭しはじめたからだろう。  
 三人がそれぞれイクために動き、晶は三人の動きにより高みへ押しあげられ  
る。  
「ハアッ、アッ、アッアアアアーン!」  
 一番最初に晶が昇りつめた。射精をうながす膣肉の蠢きに任せて、俺は思い  
きりぶっぱなす。熱いスペルマに灼かれて晶がさらなるエクスタシーへ飛び、  
鼓膜を揺さぶるほどの大声を放った。  
「あうっ、私、もっ」  
 コンマ数秒の差で綾がオルガスムスに震えあがる。くいくいと腰が動いて、  
晶の顔が潮まみれになっていく。  
「んんーっ」  
 鈍い呻きを漏らしたのはみづき。健康的な体を弓なりに反らせてから、がっ  
くりとうなだれ、突っ張った両脚を痙攣させている。小麦色の肌は汗びっしょ  
り。  
 アナルに入っているディルドウの蕩揺で、さらなる射精がうながされる。ペ  
ニスを繰りかえし脈動させ、ストックしていたプレゼントをすべて晶へ送りこ  
み、子宮にまで流しこんだ。  
 しばらく快楽の波に流されていた俺が気づいたときには、結合したまま晶は  
くずおれて失神し、綾がぺたりと座りこんでうつむき、晶の背中にもたれかか  
ったみづきは白目を剥いていた。  
 
 
(終)  
 

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