ああぁ、お兄ちゃんがシゴいてる。自分の手で。百合奈の目の前で。
ふたりきりになって、キスしあって、これからというときにお兄ちゃんは百合奈をし
ゃがませた。百合奈が手を出すよりも先にお兄ちゃんがズボンとパンツを脱いで、オチ
ン×ンを握る。百合奈の名前を熱っぽく呼んで、喘いで、ぐいぐい、ぐいぐいとシゴく。
あん。言ってくれれば、百合奈がしてあげるのに。ううん、百合奈がしてあげたい。
したいのにぃ。
お兄ちゃんが言うには、百合奈がするのと、百合奈をオカズに自分でするのとは違う
んだって。だからたまに、こうして百合奈に見させるだけで、お兄ちゃんはひとりでオ
チン×ンをシゴく。
先走りの液で先っぽがぬるぬるになってきた。ああ、お兄ちゃん気持ちよくなってる。
うっとり見入っていると、お兄ちゃんがちらちらと見下ろしてきていた。期待の目に
応えて百合奈はシャツを脱ぐ。ノーブラだから、オッパイが丸出し。
お兄ちゃんは百合奈のオッパイを目にして、コーフン度アップ。オチン×ンを強く握
って、シゴくペースが変わった。
すごい。こんなに強くシゴけるなんて。百合奈じゃできない。だからお兄ちゃんは百
合奈をオカズにするんだ……。
ああん、見てるだけなんて、百合奈つらくなっちゃう。
だから百合奈も、自分を慰める。パンティの上からアソコに手を当てて、オナニーし
ちゃう。
あっ、ああっ、百合奈はお兄ちゃんをオカズにしちゃう。オチン×ンをこすっている
お兄ちゃんを見ながらアソコを指でこすって、き、気持ちイイっ。
熱くなって、汗ばんできた。オッパイに汗が浮き、乳首が尖ってる。
見上げれば、お兄ちゃんが目を閉じて鼻をひくつかせてる。百合奈の汗の匂いを、汗
だけじゃなくてエッチな匂いも、ああん、お兄ちゃんに吸われてるぅ。
「ね、ねえ、お兄ちゃん。百合奈、とってもコーフンしてきた」
「お、俺だって、ううっ、こうしてしごいて、ああ、百合奈ちゃん、百合奈ちゃん」
お兄ちゃんは叫ぶように言うと、腰を突き出すようにして手を動かすペースを早めて
いく。もうすぐひとりエッチが、終わる。もうすぐ、出てくる。熱いセーエキが、百合
奈に……。
百合奈もお兄ちゃんといっしょにイケるように手を動かす。
やん! すごく、すごく感じちゃう。クリトリスが大きくなって、クリトリスばかり
いじって、こすって、ア、アアッ、これじゃ百合奈が先に、ああッ、先に、
「イクうううぅ!」
アソコが溶けてしまいそうな快感で頭が真っ白になったとき、顔が焼ける。
「俺もだっ! かける、かけるよっ」
お兄ちゃんがシャセイして、びゅびゅってセーエキが出て、いっぱいかけられてる。
顔を焼かれて、またイッちゃう。セーエキを顔に、顔面シャワーされて、百合奈また
イク、ああっ、気持ちいいのぉ!
ぼうっとなっていたあいだにお兄ちゃんはシャセイを終えて、満たされた顔をしてい
る。百合奈は顔だけじゃなく髪にも、オッパイにもかけられていた。
「百合奈ちゃん」
「うん」
かけられたまま、百合奈は口を開く。お兄ちゃんがオチン×ンを突っこんでくる。
口いっぱいに頬張って、舌をちろちろさせて、お掃除。百合奈が舌を動かすたびに、
「ううっ」と声をあげるお兄ちゃんがカワイイ。
すっかり綺麗になると、お兄ちゃんが腰を引いた。パンツとズボンを上げて、元通り。
しゃがんだままの百合奈だけが汚れてる。見下ろすお兄ちゃんの目がイヤらしく光っ
た。
「百合奈ちゃんをオカズにすると、最高だよ」
「あん、そんなふうに言わないで」
露骨に言われると恥ずかしい。でも、ほんとは嬉しい。百合奈をオカズにお兄ちゃん
が気持ちよくなるのなら、いつでもオカズになる。かけてもらう。
……オカズじゃなくても、フェラチオだってパイズリだって、お兄ちゃんが気持ちよ
くなってくれるのならば百合奈はなんだってできる。だって百合奈、お兄ちゃんが大好
き、愛してるんだから。
(終)