「あは、すごく気持ちよさそう」
「気持ち、いいんだよ」
はしゃぐ晶に返す言葉は上ずっている。みなぎりきったペニスが大きなふくらみに
挟まれて、しごかれているから。とろける柔らかさの晶のオッパイにもてなされて、
俺の意識もとろけてしまう。
俺と晶の関係は、単なる麻雀同好会の仲間という枠を越え、かといってラブラブの
恋人同士というには晶がさばさばしていて、セフレというのが正しいかもしれないが
そこまでドライってこともない。
まあ、要するに、気が合ってデートやエッチを満喫している関係ってことだ。
今日も、家族が誰もいないからと晶の部屋におじゃまして、楽しんでいる。
自ら素っ裸になった晶はグラビアモデルのようにポーズをとり、いたずらっぽくほ
ほえんた。体格は華奢で、子供っぽく見えるのに、脱いだら晶はすごい。メリハリの
ついたボディを見せられただけで生唾を呑む。晶の麻雀の強さは、それに勝ってこそ
この絶品な体を見せてもらうのに実に見合っている。もちろん俺はもう麻雀で勝たな
くても彼女さえ乗り気になってくれればいつでも見せてもらえる。
熟れつつある体をじっくりたっぷり観賞してから、パイズリを俺からリクエストす
る。谷間で挟んでほしいと言えば、晶は素直に身をかがめてキャッチしてくれた。
むにゅっという触感に腰が痺れる。ぎゅっと押しつけられた豊かなふくらみがゆる
やかに往復を開始して、腰奥の痺れはじりじりと焦げるような快感に変わり、全身に
ひろがってきた。
普段はさばけていても、エッチになれば晶はがらりと変わる。オッパイの奉仕にも
心がこもっていて、幸せな気持ちでふわふわと、極楽の世界に連れていかれる。
体が熱い。あらゆるところが燃えてきて、一番熱いのは晶と触れているペニス。巨
乳で念入りにしごかれて、快感と熱がどんどん集まってくる。
「ふふ、ここで、してあげる」
「うお!?」
谷間からペニスがはずれる。柔らかさと温かさが消えて寂しくなった次の瞬間、亀
頭に強烈な電気が走った。
丘の先端の尖りで、こすられている。一点集中で責めるテクニック、乳首ズリだ。
くうぅ、ピンピンに硬くなった乳首で愛撫されては、たまらない。ふくらみでいっ
ぱいしごかれて、射精欲がもりもりとさかっているところにこんなものを食らったら、
一気に終わりへ飛ばされかねない。
すぐさま噴いては男がすたる。最高の乳首ズリをもっと楽しませてもらう。
奥歯を噛みしめ、下腹に力をこめた。
「ああっ、気持ちいい。私も、いいよ。感じちゃう」
こらえるのに精一杯でいたら甘い声が響いてきた。見下ろすと、晶がうっとり惚け
た顔で、熱心に乳首でこすってくる。白い肌が艶かしいピンク色に染まっている。
……晶が乳首で俺のモノをこする、イコール、俺のモノが晶の乳首をこする。乳首
は感度抜群の性感帯。そこをこすられて感じないはずがない。
俺がペニスで晶を気持ちよくしている。ペニスも気持ちよくなって、うう、出そう
だ。
抑えこもうと思ったとき、先走りのカウパーがもう出ていた。透明な液が潤滑油に
なって、勃起乳首と勃起ペニスがスムーズに、ねとねと感も生まれて、こ、これを我
慢するのは、さ、さすがに無理……。
「これが、いいのよね」
晶はぎゅっと棹を握って、くるくると乳輪をなぞるように動かした。カリがねちっ
こく刺激されて、みなぎりきっている勃起がひとまわりふくらむ。
周りから中央へ。尖りが先割れに食いこんだときに目の前が真っ白になった。
「うおっ!」
「きゃん!」
迸った精液が乳首にまともにぶちあたって、飛び散る。乳房も、谷間も、白く汚す。
晶の手が角度をつけたから、続く噴射は顔まで届き、顔面シャワーをお見舞いした。
「あん、どろどろになっちゃった。ザーメン、熱い」
色香たっぷりにささやかれ、射精が終わったばかりのペニスがぴくっと反応した。
パイズリだけで終わるつもりは毛頭ない。欲を隠さず見下ろせば、晶は俺以上の淫
欲を浮かべた顔でほほえみかえした。
(終)