「そうだね、綾も……う、うん、取り込んでるといえばそうだけど、大丈夫っ
て、うん、あふん」
呼出音の鳴った携帯を開いて綾を相手にしゃべりはじめた晶を、男たちがに
やにやと見守っている。どの男も素っ裸、股間をびんびんにふくらませている。
晶に握られている太棹があれば、脚に挟まれている怒張があり、膣に入ってい
る一物もアナルに嵌まっている肉棒もある。
邪魔の入らない部屋に大勢で籠もって乱交の真っ最中。制服をはだけてあら
れもなく肌を晒す晶に男たちが群がり、喜び勇んで犯している。そんなときで
も晶が電話に出たのは、それがまた興奮を煽ってくれると期待して。
「え、うん、そうだね……んはあぁ」
晶がおしゃべりに集中すると、ヴァギナでもアナルでもペニスが激しく動い
て気を逸らせる。艶かしい声をまともに吹きこんでしまい、あわてて言いわけ
しようとした晶の顔がいたずらっぽくくずれる。
「えへへ、白状しちゃうね。今、チ×ポに囲まれてるんだ。いっぱいあって、
アン、しこしこしたり、突っこまれたり、気持ちよくて楽しいよ」
露骨すぎる告白を終え、耳を澄ます。
綾の声が聞こえてこない。びっくりした顔が容易に想像できる。
「こういうことも、してるよ」
すっと口もとに突きつけられたペニスを、嬉々としてしゃぶりはじめる。舌
でぺちゃぺちゃ、口でちゅぷっじゅるるっと卑猥な水音を鳴らし、電話の先に
いる綾へ届ける。
「どう? エッチでしょ。こっちだって」
晶は携帯を股間へ持っていく。穴に突っこんでる男がタイミングよく腰を抽
送し、クチュクチュヌチュヌチュと愛液のぬめる音を響かせた。
「あはぁ、オマ×コの音、聞こえた? チ×ポが入って、きゃっ」
ひとりの男が背後から巨乳を鷲掴みにし、たぷたぷと揉みしだいていく。ピ
ンと屹立する乳首を親指でぐりぐり弄んだ。
それを合図に男たちは、晶の通話に構わずてんでんばらばらに動きだす。手
コキで盛りあがる男もいれば、淫穴をひたすら穿って快感を貪る男も、アナル
をほじって愉悦に浸る男もいる。
「やだっ、いきなり、あっ、ああっ、い、イイッ、感じる、感じるううぅ」
欲まみれの男たちに犯されて本気で感じ、淫靡な声を張りあげ、高みに向か
っていく晶。逼迫していながらしっかりと携帯を口もとに持ってきている。
「ほら、イケよ」
「アッ、アッ。綾、聞いててね、今から私、アッアッ、アアアッーン」
晶の手でしごかれたペニスからスペルマが噴出し、顔にまともにぶちまけら
れる。自分でしごいた男は胸から腹にかけて白濁を派手に散らした。
前も後ろも、深くえぐったペニスが精を大々的に放って晶を絶頂に飛ばす。
甲高いエクスタシーの叫びが携帯の先まで大きく届いた。
快美に蕩けた顔の晶が携帯を持ちなおし、官能的な息と音を綾へ向ける。
「あはぁ。すごく、すごくよかった。ふふっ、綾も来る? チ×ポはいっぱい
あるから、相手に事欠かないよ」
もごもごと、言葉にならない声が返ってきたかと思うと、プツリ。通話終了。
携帯を折り畳む。手が空くとすぐに勃起が突き出され、細い指を巻きつけて
しごいていく。
「で、来るのかよ。その綾って子は」
「まさか。綾は純情で、真面目なの。あん、それよりもっと、もっと私にして
よ」
「するに決まってるだろ」
笑い声をあげる男はみなヤリたいざかり。一発や二発出したところでなんら
問題ないくらい、たっぷりと精を溜めこんでいる。
艶笑を浮かべる晶も一度のエクスタシーで満足するはずがない。牡に負けじ
と淫欲をさからせている。
ペニスの場所をチェンジし男共は晶を責めはじめる。ねっとりした汗と牡の
臭いに包まれた晶はアヘアヘとだらしなく喘ぎ、携帯に吹きこんだよりも遙か
に淫らな声を部屋にひろげていった。
(終)