「いっ、嫌ぁ!!やめてっ!!」
「くくく・・・逃げ場などありませんよ?おい、お前等、さっきのガキを探して来い。あと班長達に連絡もして来なさい」
「はい、監督」
「くく・・・君を置いて逃げてしまうなんて情けない彼ですねぇ・・・まぁ我々にはどうでもいいことなのですが」
「・・・・・・」
だいちとあおいはアジトのクルーザーで脱出をたくらんでいた。しかし、見張りに見つかり、だいちはあおいを置いて逃げていってしまったのだ。(ゲームやればわかるが、手を繋いだまま逃げ切るのは困難)
「しかし・・・あんなガキが紛れ込んでいたのに気づかなかった・・・しかもキーを取られていたなどと・・・ボスに知られたらなんと言われることか・・・」
監督は呟くと、縛られたあおいをいやらしい目で見た。
「まぁ、それもこの娘を土産にすればチャラにできますねぇ・・・」
そういうと監督はつうっとあおいの太ももをなでた。
「ヒッ!」
「くくく・・・大丈夫ですよ?すぐによくなってきますからね・・・」
「や・・・やめ・・・ヒャウン!」
足だけでなく、腹や首筋をなでられ、気色の悪さにあおいは身震いがした。
「さて・・・そろそろその邪魔な布を取りましょうかね?」
「いっ、嫌!やめて、やめてぇ!!」
もちろんあおいの懇願は聞かれることもなく、ナイフであおいの服をズタズタにしようとしたが・・・思い直したのか、監督はニヤリと笑った。
「くく・・・もっと面白い事を思いつきましたよ?」
「・・・え?」
そう言って監督はニヤニヤと笑い続けながら、あおいを抱え上げた。
「キャッ!な、何をするの・・・?」
「楽しいことですよ。・・・しかし、班長はいつまでジャガイモと戯れているのでしょうかね・・・まったく」
縛られたあおいを抱きかかえながら、監督はアジトの奥へと運んでいった。
「・・・何をするの?」
あおいは縛られたまま部屋の隅で怯えていた。その間、監督は何かの準備をしているようだった。
「時に君は、この施設で何をしているのか知っていますか?」
「・・・・・・」
あおいは無言で返す。すると監督は手に持っていた物を見せた。
「それは・・・」
「あなたも見たことくらいはあるでしょう、このキノコは島のいたるところに生えていますからね」
監督が手に持っていたのは、あの色からして疲れなくなるキノコだった。だいちがよく(移動時にw)食べているのは見たことがある。
「このキノコを食べると一時的に疲れることがなくなります。そして、コレを他のキノコと組み合わせて、新たな効果を発見したのですよ?」
もう片方の手には、ビンに入った錠剤があった。
「くくく・・・さて、これを飲んでもらいましょうかね」
と、監督はビンから何錠か取り出し、あおいの口元に運ぶ。
「そ、そんなの嫌!やめてっ!」
あおいは顔を背け、口を閉じた。
「ふむ・・・このまま無理やり飲ませてもいいのですが、効率が悪いですねぇ・・・それなら」
監督は別のビンを取り出し、中身を出した。
「コレは先ほどの錠剤を粉にしたものです。くくく・・・もうお分かりですかね・・・?」
監督はそれを詰め、火をつけた。煙が少しずつ回りに充満していく。
「さて、しばらく一人にしてあげます。くくく、次に私達が来たとき、あなたがどうなっているか、楽しみですねぇ・・・」
と言って、監督は部屋から出て行った。部屋内には粉から出る煙で一杯になっていった。
「・・・・・・?」
あおいはだんだんと、体が熱く、息苦しくなっていくのが感じられた。
「ふぅ・・・んっ、・・・はぁ・・・ぁ・・・」
呼吸のたびに、甘く濃い煙を吸い込み、ますます体が熱く昂ぶっていった。
「あぁ・・・やだ・・・こんな・・・の、ふぁぁ・・・ひぅっ!?」
縄が体に擦れたときに、あおいは今まで感じたことのない快感に喘いだ。
「ふぁっ・・・い、いやぁ・・・あぁんっ!」
今までそんな行為をしていなかったわけではないが、あおいは今までやったどんな行為よりも感じてしまっていた。
「くぅん・・・だめ、ぇ・・・こんな・・・死んじゃ、うぅ・・・んっ」
縄で縛られているために、手も足も自由に動かずに、あおいは体を床に擦り付けて悶えた。
すでに下着はぐっしょりと濡れ、愛液が床に広がっていった。
「はぁ・・・ああぁ・・・きも・・・ち、イイよ・・・」
あおいは縛られたまま体を床や壁、あたりのイスなどにぶつかる様な勢いで擦りつける。
そのたびに、あおいは達してしまうほどの快感に悶えた。
あおいは上下の口で涎を垂らしまくり、部屋を転がっていた。
「あ・・・あつ、い・・・からだ・・・おかしっ、イイっ」
快感に満たされたあおいは更なる快感を求めたが、自分の手足が縛られていて、自分では弄ることができないのに今更気づいた。
「いっ、イヤァ!こん・・・こんな・・・くる、うぅ・・・だめ・・・アソコが・・・疼い、て・・・」
後ろでに縛られているため、どんなにがんばっても手が自分の秘部に届くことはない。
あおいは、この拷問のような疼きに、体を転がすしかなかった。
「くくく・・・そろそろ頃合でしょうかね・・・」
監督は別室であおいの痴態を見物していた。
「さて・・・」
監督は部屋にあったスピーカーのボタンを押そうとして・・・
「監督!」
突然入ってきた一人にそれを邪魔された。
「なんです・・・まったく、いい所だって言うのに・・・」
「す、すみません」
「それで、何ですか?」
「はいっ、あのガキを捕らえました」
「ほほう・・・」
監督は先ほどの不機嫌な顔から、再びいやらしい笑いに戻した。
「それはよくやりました・・・ではそのガキは適当に痛めつけて、少し置いておきなさい」
「わかりました」
隊員もニヤリと笑い、部屋から出て行った。
「くくく・・・これは面白いことになりそうですねぇ・・・」
監督はニヤニヤと笑いながら、スピーカーのボタンを押した。