ルナは脱獄囚の魔の手から救出された。  
そして遺跡を犠牲にすることにはなったが、脱獄囚を撃退することにも成功した。  
 
しかしルナは心からあのときの恐怖を消し去ることができずにいた。  
あの一件以来、ルナはどんなに暑い日でもタイツを脱ぐことができず、  
上着を脱ぐこともできなかった。とにかく着れるものはすべて着た。  
からだを一枚でも多くの布で覆わなければ安心できなかった。  
 
そんなルナに仲間は全員気を使いながら、かつ、いつもと変わらない態度で接するよう努めた。  
その努力の甲斐あって、ルナの表情も日に日に以前と同じ輝きを取り戻しつつあった。  
 
しかし、遺跡を失って以来まったく展望の見えない惑星生活にみんなの不安は募っていた。  
生活基盤こそ遭難当初よりかなりの部分で確立したが彼らにとっての目標はこの惑星での生活ではない。  
この惑星からの脱出なのだ。  
 
そんなとき食料集めのため、ともに行動していたシャアラとハワードがオオトカゲに襲われた。  
すんでのところでルナとメノリが悲鳴を聞きつけ助けに入り、  
なんとかオオトカゲを撃退したがハワードとシャアラは恐怖に興奮状態になってしまった。  
 
「もういやだ!!こんな生活!!」  
「もういや!・・・こわい!!」  
「落ち着いて!シャアラ、ハワード!」  
冷静さを明らかに欠いた二人をルナは必死の説得をする  
 
「落ち着けるか!!今僕たちはオオトカゲに食われかけたんだぞ!!  
僕らが脱出の希望もないままこうやって食料集めをしている限り、  
いつだってこんな危険がつきまとうんだ!もう僕らは助からないんだ・・・」  
 
「だめよハワード!最後まで希望を捨てちゃだめ!きっと私たちは助かるわ!」  
「う・る・さ・い!何を根拠にそんなことが言える?!ふんっ!ルナ!お前は脱獄囚にあれだけのことを  
されたって希望を捨てないぐらい強いんだ!そりゃあこのぐらいの状況でも希望が持てるんだろうな!!  
だけどなぁ!僕らはそんなに強くないんだ!」  
 
ルナの精神的強さを皮肉ったハワードの言葉・・・  
 
「(脱獄囚にあれだけのことをされて・・・あれだけのこと・・・されて・・)」  
 
ルナの中にあの悪夢がよみがえってくる。  
自分をあざ笑うブリンドー、ボブ、ジルバ。  
からだの自由を奪われ、服をすべて剥ぎ取られ、辱められ犯されたあの日・・・  
いやだいやだと叫んでもその絶望的な叫びを最高の喜びに変えて陵辱し尽くす三人、  
すべての大切なものを奪いつくして仲間全員に恥態を晒されたあの日・・・  
忌まわしき記憶がハワードの言葉で蘇ってくる。  
 
「そうよ!ルナは強い子かもしれないけど私はルナみたいに強くないの!  
もしルナと同じ目に私があったらきっと生きていられないわ!!」  
シャアラも泣きながらルナに自らの心の弱さと、ルナの強さに対する皮肉を叩きつける。  
 
「(あんなことされたら・・・いきていられない・・・そのぐらい・・・はずかしいこと・・・)」  
シャアラの言葉は、最低の人間たちによってこの上なく汚された自分の体に対するうしろめたさを蘇らせる。  
 
「(私の・・・からだは・・・恥ずかしいからだ・・・犯罪者に・・無理やり・・・  
純潔を奪われた・・・汚いからだ・・・・・・・・  
 
・・・・あああああああああああああ!!!!!!)」  
ルナの心の中に封印されていた傷が再び破れた。  
 
「私は・・・醜い・・・穢れてる・・・みんなやっぱりそんな風にみてたんだ・・・わたしのこと・・・」  
心で抱えきれない感情が誰にも聞こえないような小さなささやきとして吐露される。  
この小さな悲哀のささやきは最も近くにいたメノリの耳に届いた。  
 
「(!!・・・ルナ?!・・・まずい!)こらっ!!やめないか!おまえたち!!」  
 
メノリはあわてて二人を制した。が、次の瞬間ルナは踵を返し森の奥に駆け出した。  
 
「ル・・・ルナ!!」  
メノリは追いかけたが、ルナのほうが足が速く追いつけない。  
「(くそっ・・みんなに知らせて手分けして探すしかない・・)」  
メノリは仲間にこの事態を知らせなければならなかった。  
がそのまえにどうしてもやらずにいられないことがあった。  
『バシッ!!』「くっ」  
『バシッ!!』「あっ」  
ハワードとシャアラの頬を思い切りひっぱたいた。  
「お前たちは最低だ!」  
それだけ言い残してメノリは他の仲間を呼びに走り去った。  
 
ルナは東の森の入り口、滝の崖の上に立っていた。  
 
「(そうだよね・・・あんなことされて生きてるのが間違いなんだよね・・・  
こんな穢れた体で・・・・  
私だけが・・・みんなと違って穢れてるんだよね・・・  
恥ずかしいよね・・わたし・・・)」  
 
ルナは静かに崖下をみた。  
そこはハワード救出作戦を展開した場所、そしてルナが替わりに捕まってしまった場所、  
思えばここが悲劇の始まりだった。  
 
「(やっぱりあの時死んでればよかったんだ・・・  
そうすればこんな悲しい気持ちになることなんかなかったのになぁ・・・)」  
ルナは静かに顔を上げて目を瞑ると目尻から涙が頬を伝ってこぼれた。  
「(どんなことされたってみんなのためだから我慢できた・・・・  
だけど・・・みんなから変な目で見られるのは我慢できない!・・・・・・・・  
・・・  
・・・  
さようなら・・・・・・・みんな・・・・・・・)」  
 
ルナは倒れこむように崖に体を投げ出した・・・  
 
崖へ向かって傾いていく体・・・  
だがその体に向かって背後から伸びる手が・・・・  
『がしっ!』  
倒れようとするルナの左手を背後からつかむ手  
傾きを止めるルナの体  
「(えっ?!)」  
ルナがあわてて振り返ると、そこには息を切らしたカオルがいた  
 
「はあ・・・はあ・・・」  
「カ・・・カオル・・・」  
「ふん!」  
カオルはそのままルナの腕を引っ張りあげると、腕をつかんだまま口を開いた。  
 
「なんのつもりだ?・・ルナ・・・」  
「あなたには関係ないわ!離して!!」  
ルナはつかまれた腕を振り回しカオルの手を振りほどこうとする。がカオルは離さない。  
 
「関係ないことはない!俺たちは仲間だ!」  
「仲間ですって?!どうせあなただって私を汚いもののように見てるんだわ!  
みんなからそんな目で見られるなんて我慢できないの!私はここから飛び降りて死ぬの!・・だから離して!」  
 
ルナの目からとめどなくあふれる涙。それは未練や悔しさから出たものであろうか。  
「ルナ・・・仲間が信用できないか?」  
「・・・・」  
ルナを直視するカオル、カオルを直視できないルナ  
「・・・・分かった・・・なら飛び降りろ」  
静かにそして力強くカオルは言い放つ。  
 
「だが俺はこの手を離すつもりはない。お前が飛び降りるというなら俺も一緒に飛び降りる!」  
「!!・・・カ・・カオル?!」  
「この命・・お前に救われたようなものだからな・・・きっとルイも許してくれる・・・」  
驚いて見つめるルナにカオルは微笑みながら応える  
「私も同感だな・・・」  
「・・・メノリ」  
「ルナだけいかせない!」  
「ベル・・・」  
「ペットと飼い主は一蓮托生。つきあうで〜」  
「・・・チャコ・・」  
「僕だって!」  
「・・・シンゴ・・・」  
「悪かったよ・・・ルナ・・・」  
「ごめんなさい!!・・・ルナ〜〜・・・」  
「ハワード・・シャアラ・・・」  
「僕たちはいっしょだよ」  
「・・・アダム・・・」  
みんなが追いついてきていた  
「(わたし・・・自分のことしか考えてなかった・・・みんなの気持ちも知らないで・・・わたし・・・わたし・・・)」  
ルナの全身から力が抜け、その場に崩れるようにへたりこむと、いままでの暗い思いを吹き飛ばすように泣き出した  
「うわあああああ!!!!・・・・」  
「さあ帰ろう・・・ルナ」  
   
その夜、カオルは一人ベッドに寝転んで考えていた。  
とりあえずルナの自殺を止めることはできた。  
が、今回の件は表向き回復傾向にあったようにみえたルナの心の傷が  
実はまったく消えていないことを裏付ける結果となった。  
 
「(どうすればルナを救える・・・)」  
カオルは眠れず外に出た。  
「(ん?・・・あれは・・)」  
外に出て湖のほうを見ると、湖に足を入れて佇んでいるルナがいた・・・  
その瞳には夜の静かな湖をみつめていた・・・そして瞳から頬を流れ落ちる光の道・・・  
ルナは一人で泣いていた・・・ただ湖を見つめながら・・・  
カオルが近づいていくとルナは気配に気づき、慌てて涙をぬぐってカオルのほうへ振り向いた。  
「どうしたの?カオル・・・あなたも眠れないの?」  
無理に笑顔を作ってみせる・・・  
とてもわざとらしい笑顔・・・カオルにとって胸の痛いものだった・・・  
「(どんなに気丈に振舞ってもルナは普通の女の子・・・ルナが昼に見せてしまった弱さ・・・  
あれこそが本当のルナなんだ・・・人としての尊厳、女としての貞操を奪われたボロボロの心・・・  
だがルナはなかなかそんな弱さをみせない・・・  
決して強いんじゃない・・・無理をしているんだ・・・みんなに心配をかけないために・・・  
でも・・・俺にはわかる・・・お前のその華奢な体のなかにあるお前の心が傷に苦しんで叫んで泣いているのが・・・)」  
カオルの目から涙があふれ出た・・・  
「(ルナを助けたい・・・どうしてもルナを助けたい!!・・・)」  
カオルはルナを抱きしめていた・・・  
「!!・・カオル・・・」  
 
「無理しなくていいんだ・・・一人で悲しむな・・・ルナ・・・」  
「な・なんの・・こと・・かし・・・ら・・・私は・・悲しくなんか・・な・・いよ・・・」  
無理に作ったルナの笑顔がくずれ、我慢していた涙が目からあふれてまともにしゃべれない・・・  
「嘘もつかなくていいんだ・・・」  
「やだ・・・・わたし・・・なんでこんなに弱いの・・・もうみんなに心配かけないって・・・・  
みんなの前で泣かないって・・決めたのに・・・」  
「いいんだよルナ・・・喜びも悲しみも分け合うのが仲間だ・・・  
むしろお前がそうやって我慢している姿を見るほうが俺にとってつらいんだ・・・  
でも・・・そんなお前が・・・そんなやさしいルナが・・・とても・・・すごく・・いとおしいんだ・・・・好きだ!・・・」  
カオルは心の中にあるもの思い・・・それを隠さず偽らず・・・そのままルナの心にぶつけた・・・  
「・・私・・・そんなこと言われたのはじめて・・・うれしいよ・・・私も好きだよカオル・・・  
だけどね・・・わたし・・・こうやってあなたにやさしく抱きしめられてるのに・・・震えが止まらないの・・・  
男の人がとってもこわいの・・・」  
「・・ルナ・・・俺はお前を助けたい!・・・お前が俺を闇から救い出してくれたように・・・  
お前を闇から救い出したい!・・・」  
「ううっ・・・・たすけて・・・カオル・・・わたしを・・・・たすけて・・・」  
ルナは泣きながら心から助けをもとめた・・・  
カオルは覚悟を決めた  
「わかった・・・俺が助けてやる・・・」  
 
カオルは静かにルナに口づけた・・・  
「!!・・・カオル?!・・・」  
ルナはあわてて唇を離す・・・  
「俺を信じて・・・俺だけを見つめるんだ・・・」  
「で・・でも・・こ・・・こわいよ・・・カオル・・・」  
「大丈夫だルナ・・・俺とともに越えよう・・・」  
「・・・うん・・・あなたとなら越えられる・・・」  
ルナとカオルは再び口づけた・・・  
「んん・・・・んんん!!」  
カオルのクールなそれでいて熱いキスがルナを支配する・・・  
カオルの手がルナの胸を捉える・・・  
「!!あん!!」  
ルナは寄りかかるように木にもたれ、カオルはルナを木に押し付けるように胸を揉む  
「あっ!!!・・はああ!!!」  
カオルがルナを愛している間も・・・ルナの頭にはしばしばあのときのことが頭をよぎり続けた・・・  
『ボブ!嬢ちゃんの乳首をつまんでやれ!』  
『いい胸してんじゃないのさ!』  
『どうだ?!いやらしいとこ触られる気分はよおお!!』  
体を触られるたびに蘇る悪夢・・・ルナはただ愛するものの名を呼びつづけ、  
思い続けることでそのことを忘れることができた・・・  
「はあ・・カオル・・・・カオル・・・」  
「ルナ・・・愛してる・・・・」  
カオルの手が服の下へもぐりこむ・・・  
「あっ・・」  
ブラジャーの上からルナの胸を撫で、さらにブラの下に手をもぐりこませる・・・  
初めて触るルナの胸・・・  
「やわらかい・・」  
「いや・・はずかしいよ・・あん・・・」  
カオルが胸を弄るたび漏れるルナのあえぎ声・・・  
 
カオルはルナの服に手をかけて脱がす・・・  
「あっ!!いや!・・やめて!・・」  
ルナはあわててカオルを止めようとした・・・が間に合わず服を脱がされてしまった・・・  
上半身ははだけたブラジャーだけ・・・そこでカオルはルナの体を見た・・・  
鞭で打たれた痕がいくつも生々しく残っていた・・・  
ルナは自分の体を抱いてカオルから目をそむけて言った・・・  
「惨めでしょう?・・・私こんな体になっちゃったんだよ・・・」  
「その傷はすべて俺たちの命を守るためにつけられた傷だ・・・  
おれはお前のその傷一つ一つを愛することができる・・・」  
カオルはルナの体のあざ、傷跡のひとつひとつにキスをした・・・それはまさに傷ひとつひとつを愛するように・・・  
「お前がこのタイツを脱げなかったのも・・この下に同じ痕があったからだろう?」  
カオルはルナのタイツも脱がした・・・  
そこにもやはり上半身とおなじように鞭の痕を抱えていた・・・  
「うううっ・・・」  
「泣くな・・・この傷は・・お前が受けたこの傷は・・俺たちにとっての友情の証だ・・・  
お前の俺たちに対する友情の・・・恥ずかしがることはない・・・」  
「グスッ・・・」  
「ルナ・・・お前を知れば知るほど・・・さらに好きになる・・・。  
俺はお前を愛する・・・今から・・・ずっと・・・」  
カオルはルナを抱きしめキスをしながら全身を愛撫する・・・胸、背中、髪、尻・・・  
感じる部分を撫でられるたびにルナの体は反応する・・  
スカートを下ろし、カオルの手は下着の中に侵入する・・・  
そしてルナの一番感じる部分を茂みの中から探し当て集中的に愛撫する・・  
「!!ンンンンンン!!!」  
ルナの口からカオルの口へと激しい息が流れ込んでくる・・  
それをすべて受け止めカオルはさらにルナを責める・・・  
「(恥ずかしい・・・でも・・あの時と同じ事されてるのに・・・今はとっても・・・うれしい・・・)」  
 
次第に湿り気を帯びるルナの性器・・・  
カオルは手を下着から抜き下着を下ろした・・・  
ルナの全身が月夜に照らし出される・・・ヘアーも含めて・・・  
「きれいだ・・・」  
「カオル・・・」  
カオルはルナを横にして自分の服も下着一枚残し脱ぎ去った  
「あ・・あの・・カオル?」  
「ん?なんだ?」  
「私もあなたを・・・喜ばせたい・・・」  
ルナはカオルの股間をやさしくつかむ・・  
「しかし・・・」  
「ううん・・いいの・・あなたに・・・よろこんでほしい・・・」  
カオルがどうしていいか分からず迷っているうちにルナは起き上がりカオルの下着をずり下げる・・  
『びろん』とはねるようにから飛び出すカオルのペニス  
「きゃっ!・・」  
「うっ」  
下着にはじかれ少し反応するカオルの体・・・  
 
ルナの前には男性の性器がある・・・  
『ドク・・ドク・・ドク・・』  
ルナの心臓が激しく動いている・・・  
「(こわい・・・こわいよ・・・でもこれはカオル・・・私が愛するカオル・・・カオルのためだったら・・わたし・・!!)」  
ルナは一思いに咥えこんだ  
「!!!!(うわっ!いきなり?!)」  
カオルはいきなり口でこられてその刺激の激しさに恐ろしいほどの快感を覚える・・  
「うあぁ!!・・・ああぁ!!!」  
 
さすがのカオルからも苦しそうな気持ちよさそうな声が漏れる・・・  
ルナはただ必死だった・・・ただ好きな人を愛するために・・・強引に咥えさせられた傷心の記憶を消すために・・・  
「も・・・もういいよ・・・ルナ・・・」  
カオルはルナの頭を触って制止した・・・  
ルナはゆっくり頭を離す・・・  
カオルのそれはもうはちきれんくらいビンビンになっていた・・・・  
 
「ルナ・・・入れるぞ・・・」  
「・・・・うん」  
ルナの脳裏に浮かんでくる風景・・・はじめて男性をその体で受け入れた瞬間・・・  
抵抗もできないぐらい疲弊した体に容赦なく男根をねじ込まれた瞬間・・・世の中のすべてを恨みたくなった瞬間  
「(消して!!・・あのときの思いを・・・できればその事実さえも!)」  
カオルはペニスをルナの性器にあてがい、ゆっくりルナの中へと入れていった・・  
カオルの性器がルナの膣を押し広げる感覚はルナの脳にダイレクトに響いてくる  
『ずぶずぶ・・・』  
「ふ・・・ふあああぁぁぁぁ!!」  
ルナはカオルを飲み込んだ・・・  
「ぁぁ・・・まるで・・・ルナにやさしく包まれてるようだ・・・」  
「あなたをわたしの中に感じるよ・・・」  
「よし・・動くぞ・・・」  
「・・・ええ」  
 
ゆっくりカオルがルナの中で動く・・・  
「くっ・・・あん・・・あん・・・」  
「ルナの普段の顔も素敵だが・・・こうやって喘いでる顔もかわいい・・・」  
「あん・・・カオルの・・・いじわる!・・・あああ!」  
「はは・・・そんなこと言われるともっといじわるしたくなるな・・・!」  
カオルの突きがにわかに激しくなる  
「くあ!!・・・あああああ!!!!・・・ああああんんんん!!!」  
「ああ・・・気持ちいいよ・・ルナ・・・今度はお尻をじっくり見てみたいな・・・」  
 
カオルはルナを立たせ、木に手をつかせてカオルは後ろから挿入する  
「あああ!!」  
男性の顔が見えない後ろからの挿入・・・でも確実に性器は男を感じている状態・・・  
カオルはルナの尻のむこうで自分のぺニスがルナの性器に入っている状況を  
まじまじと見ながら腰を振っていた・・・  
腰をルナの尻に打ちつけそこからルナの尻肉がウェーブを描く・・・  
その風景に興奮しさらに強く腰を振ってみる  
「ああああ!!!」  
ルナは木にしがみつくように抱きつく  
「ルナ・・・どうだ?・・」  
「き・・・きもちいいよ・・でも・・やっぱり木よりあなたと抱き合いたいな・・・」  
 
二人は横になり抱き合った。そして三たび挿入  
二人はお互いの顔を見つめあった・・・快楽におぼれるお互いの顔を・・・  
決して他の仲間には見せられない・・・二人だけの間の顔を・・・  
「はああ!!もう逝きそうだ!!・・・」  
「ありがとう・・・カオル・・・私・・・きもちよかったよ・・・」  
「中に出すぞ!!」  
「!!えええっ?!・・ちょっと待って!そんなことしたら子供が!」  
「もし生まれたら・・一緒に育てよう・・・」  
「で・・でもカオル・・だめ!・・・生まれてくる子は・・あなたの子とは限らないのよ!・・それは・・・ボブの子かもしれない・・・」  
まだ事件以来あまり日が経っていない・・・ルナはあの事件のときボブに中で出されている・・・  
今カオルが中で射精し、ルナが妊娠したら、その子の父親の断定はまず不可能だ・・  
 
「かまわないさ・・・お前から生まれたのなら俺の子だよ・・・俺たちはもうそんな仲だろ?」  
 
ルナの目に映るカオルの顔が涙で見えないぐらい潤んだ・・・  
 
「カオル・・・・」  
 
カオルは分かっていたのかもしれない・・・ルナの心につっかえていたもの・・・  
それは陵辱の苦しみももちろんだが、中で射精されたことによる妊娠の可能性が  
それ以上にルナを苦しめ続けていたことに・・・  
「(もし子供ができてしまったら・・私はその子を愛することができるのか?・・・  
仮にも好きでもない・・・むしろ憎んでいる男とのあいだにレイプでできた子を・・・  
その子にはなんの罪もない・・・・でも・・・そんな子を愛せる自信がない・・・・)」  
ルナは一人で泣き続けていた・・・人知れず・・・  
でも今カオルはもし生まれてきたら一緒に育ててくれると言ってくれた・・・  
俺の子だとも言ってくれた・・  
一人では辛くても二人なら育てられる。・・・  
愛するものの子供ならよろこんで育てられる・・・  
 
ルナの目から涙が大量にあふれ出る・・・  
そんななかカオルは臨界点に達しようとしていた・・・  
「行くぞ!!・・はあ!!・・はあ!!・・はああああああ!!!」  
ルナの中に大量のカオルの精が放たれた・・・  
カオルはペニスを抜き去りルナと見つめあう・・・  
「はあ・・はあ・・・はあ・・・」  
「はあ・・はあ・・・カオル・・・・・  
 
 
ありがとう・・・」  
 
ルナは笑って言った・・・  
それは事件以来見せたこともないようななんの曇りもない会心の笑顔だった・・・  
カオルの心にもその笑顔は響いた・・  
『ぴょこ!』  
何かが動いた・・・  
カオルのペニスがルナの笑顔で一気に勃ってしまったのだ  
「・・・・・・」  
「・・・・・・」  
ふたりは唖然とした顔でカオルのペニスを見ていた・・・  
 
「ぷっ・・・くくくくく・・・あはははははは!!!」  
ルナは可笑しくなって笑った  
カオルは恥ずかしさにつんとして横を向いた  
「ははは・・・ごめんごめん・・・ふふふふ・・・・ふう・  
・・・・あ・・あのね・・・カオル・・・  
もし・・・あなたがまだ満足してないって言うんだったら・・・・  
あの・・・もう一回ぐらいなら・・・いいよ・・・」  
恥ずかしそうに話すルナ  
「ルナ・・・」  
「あっ!・・・ち・・・ちがうのよ・・・これは私がしたいっていうことじゃなくて・・・  
・・・あなたのがまだ元気だから・・・その・・・」  
ルナの顔が真っ赤になっている  
「くっ・・くくく」  
カオルも笑った・・  
「あー!なによ!!」  
「くくく・・・すまない・・・じゃあ・・お願いするよ」  
ふたりは再び繋がった・・・  
 
 
陵辱より始まった一連の事件の結末に残ったもの・・・  
それは未来につながるかもしれない希望だった  
 
終わり  
 
 

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