あらすじ  
遺跡から発される不思議な粒子によってもたらされた冬の世界  
ルナたちは完全な食糧難に陥ってしまう。  
そんななかで一人カオルはあきらめずトビハネの捕獲に向かうが失敗、遭難してしまう。  
心配して助けに来たルナに救われ凍死は免れるが二人は吹雪をしのげる洞窟で一夜を過ごさざるおえなくなってしまう。  
その洞窟でルナはカオルの過去の話を聞くことになる・・・  
自分のミスで宇宙の闇に吸い込まれようとしているルイを救いきれなかった過去を・・・  
そしてそれが元で宇宙飛行士養成学校を辞めたことも・・・  
 
本編スタート  
 
「みんな俺が『ライバルを蹴落とすためにわざと手を離した』とうわさした  
・・・何も言い訳したくなかった・・・おれは静かに去った・・・」  
「でも・・わざと離したわけじゃないでしょう・・・?」  
「俺はそんな卑怯な真似はしない!・・・・だが時々ふと変な考えが頭に浮かぶんだ・・・  
なんでもっとしっかりルイの手を握ってやれなかったんだろうって・・・・。  
もしかしたら・・・無意識のうちに手をゆるめて!・・・・・うう・・・」  
カオルが過去に抱える唯一の罪悪感、自分が友を殺してしまったという罪悪感にカオルの目から涙がこぼれる。  
「カオル・・・」  
「くそ!!なぜなんだ?!・・・・ルイが光の中で生きるべきなのに・・・俺の方こそ闇をさまようべきなのに・・・」  
 
慟哭するカオルの前にルナは座り、静かにカオルに抱きついた。  
「!!・・ル・・・ルナ!・・」  
「あなたのつらい気持ちはよくわかるわ・・・だけどあなたは間違ってる・・・  
あなたはこの星に来てからわたしたちが生きていくためにいろいろがんばってくれたわ・・・  
食料を一番多くとってきたり、みんなの家を造るのを手伝ってくれたり・・・  
今だってわたしたちの食料を確保するために命がけで狩りに出てくれた・・・  
あなたは常にわたしたちに生きる光を与えてきたのよ・・・そんなあなたが闇をさまようべきであるはずがないわ・・・」  
「だ・・・だが・・・お・・・俺は!・・・」  
ルナは悩むカオルの頭の後ろに手を回しカオルの唇に自分の唇を重ねる  
「!!」  
カオルは驚き、頭を後ろにのけぞらすがルナも離すまいと必死についてくる。最後にはカオルの頭が地面につき、  
ルナが上に乗る体勢になる。  
カオルは唇に感じる快楽で力を失いかけるものの何とかルナの体を持ち上げて引き離す  
「ルナ!何をするんだ!」  
怒ったカオルの顔に一粒の涙がこぼれおちた  
「?!」  
ルナの顔は涙で濡れていた・・・  
「ルナ・・・なぜ泣いているんだ?・・・」  
「だ・・だって・・・あなたがあまりにも悲しそうな顔をするから・・・あたしも・・・お父さんが炎に包まれたときのことを・・  
・・・思い出して・・・さみしくて・・・あの時わたしがお父さんを守れたら・・・ううっ・・・」  
「・・・・」  
目の前で号泣するルナにカオルはかける言葉が見当たらない。  
「(どうすればいい?・・・)」  
カオルは少し悩んだがすぐ何かを決意したかのように持ち上げていたルナの体を  
自分の体の上に置くと静かに抱きしめた  
「すまない・・・ルナ・・」  
「カオル・・・」  
 
こんなときに人は惹かれあうのだろうか?二人はお互いを慰めあうかのように抱き合った。  
カオルは少しずつ興奮を覚え、我慢ができなくなっていた。  
カオルは抱き合った状態でルナと体を上下入れ替えて上に乗る形になり静かにルナの衣服に手をかける。  
「カ!・・カオル?!何するの?!・・」  
ルナは少し驚いて聞く。カオルは静かに答える  
「おまえばかり俺の最も人に見られたくない恥ずかしい部分を見るというのは卑怯だ・・・  
だからお前の最も見られたくない部分を俺にも見せてくれ・・・」  
「・・・う・・うん」  
ルナは頬を赤く染め静かにうなずく  
カオルは静かにルナの服を脱がし始める・・・  
ジャンパーを脱がし、トレーナーを脱がす。  
「カオル・・・やっぱり寒いわ・・・」  
「体を寄せ合えば暖かいさ」  
二人の上下に互いの防寒具を敷き布団代わりにして抱き合い、体を寄せ合う  
カオルは自分の服を一枚ずつ脱ぎつつ、ルナのタイツを脱がし、スカートを脱がす。  
二人はさらに抱き合いながらカオルはルナのブラジャーを、ルナはカオルのズボンを脱がし  
最後にお互いの下半身の下着を脱がした。  
お互い裸で抱き合う二人・・・ルナの柔らかい胸の感触にカオルの意気は高揚する。  
一方のルナもカオルの硬いペニスの感触に高揚する。  
 
カオルは手をルナの胸へと移動させる。  
「あん・・」  
静かに揉むとルナは呼応するように声を漏らす。  
「気持ちいいのか?・・・」  
「は・・・恥ずかしい・・・」  
顔を赤く染めてカオルの愛撫に反応するルナ  
カオルはそんなルナにいとおしさを感じつつ、さらにいじめたくもなる  
顔を布団にもぐりこませルナの乳首に吸い付く  
「はあっ!!」  
ルナの体がビクンと跳ねる  
そんな反応にお構いもなくカオルはルナの胸、乳首を指と口で責めたてる。  
「ああん!・・あっ!!」  
責められているルナもカオルの髪を愛撫する。  
カオルのペニスがルナの足に当たり互いに刺激を与えている。  
「(カオルのアソコが元気になってる・・・)はあ・・・はあ・・・ああん!・・」  
「(ルナの足の弾力を感じる・・・)」  
『ちゅぱちゅぱ』  
「あああ!!」  
布団の中は真っ暗でよく見えないが唇と手でルナの胸の形をおおよそ認識できる。  
ルナの胸はなかなか育ちがよく弾力もある  
カオルは布団から頭を出し二人は横を向いて向き合い、片手をルナの下腹部に向かわせると同時に  
もう一方の手でルナの片手を握り自分の股間へ導く  
ルナの手にカオルのぺニスが当たる  
「あっ・・・・」  
「ルナ・・・・俺のも気持ちよくしてくれるか・・・・」  
「うん・・・・」  
 
ルナは静かに頷き、手に持ったペニスをゆっくり上下させる  
同時にカオルもルナの股間をまさぐり始めようとする  
「っ!!」  
カオルの手がルナの股間に触れた瞬間ルナは腰を引こうとする  
「・・・恥ずかしいか?・・・」  
「・・・ええ・・・」  
ルナは先ほどよりも顔が真っ赤に染めて答える  
「俺が信じられないか?」  
「いえ・・・」  
「なら俺を信じろ・・・」  
ルナは黙ってうなずく  
カオルは愛撫をはじめる  
ルナは陰毛を撫でられる感触に眉間にしわを寄せる  
「はあ・・・はあ・・・」  
「ルナのあそこにはこんなに毛が生えてたんだな・・・」  
「い・・いやだ・・・はぁ・・・恥ずかしい・・・」  
「ほんとに恥ずかしい奴だな・・・もっと恥ずかしい姿をみせてくれ」  
カオルの指がルナの陰核をみつけてそこをおもむろに刺激する  
「ここが気持ちいいんだろ?」  
「あああ!!!・・・・ああ!・・・あん!・・はああ!・・ああん!・・」  
ルナは全身でカオルの愛撫に反応する。  
ルナは股を閉め、腰を引き、カオルの手を握り、愛撫を遮るようにするが  
カオルはそんな抑止をものともせずルナの陰核を高速で責め続ける・・・  
「あああああ!!!!いや!!!!あん!」  
「ルナ・・かわいいぞ・・おまえのそのあえぐ声・・・表情・・・体・・・そしてすべてがかわいい・・・」  
「カ・・・カオル・・・はあ・・・・はあ・・・」  
 
ルナが刺激しているカオルのペニスは始めから勃ってはいたがルナが刺激するたびにその硬度は増していっていた。  
「カオル・・・すごく硬くなってきたよ・・・」  
「ああ・・・きもちいい・・・」  
ルナは余っている手をカオルの股間に伸ばし袋の裏を撫でる  
「うっ・・・」  
「カオルはここがきもちいいんだぁ〜・・・もっと気持ちよくしてあげるね・・・」  
そう言うとナは布団の中にもぐる。そしてカオルのペニスが温かく包まれる  
「ああっ!!」  
舌の感触を感じる・・ルナが自分のモノを咥えて愛撫している・・・  
「うふ・・・・ふうう!・・・」  
一生懸命にカオルに尽くしているルナの声がきこえる・・・  
そして一生懸命に尽くしながら同時に歯が当たらないよう細心の注意を払って必死に刺激しているのがわかる・・・  
それを考えるとさらにカオルの感情は昂ぶり早くも頂点に達しようとしていた・・・  
「ああ!ああああああ!(い・・いけない・・・もう出そうだ!・・・だ、だが気持ちよすぎて言葉がでない!・・・)ああああ!!」  
ルナは一心にカオルを愛撫していた・・・  
「あっ!!!!」  
『ドクン!』  
「っ!!!!!!」  
口内にいきなり広がる生暖かい精液にびっくりするルナ  
「ル!・・・ルナ!」  
カオルはあわててルナの頭を布団から出した  
「ルナ!・・・すまない・・・!・・・さあ吐くんだ!・・・」  
焦るカオルを尻目にルナは精液を右手の上に乗せるようにゆっくり吐き出す  
「わあ・・カオル・・・いっぱいでちゃったね・・・とっても気持ちよかったんだね・・・」  
カオルの精液をいとおしいものを見るような目で見つめ唇の端にも精液をつけて  
カオルに向かってやさしく微笑むルナ  
 
「ル・・・ルナ・・・」  
「さあ・・・まだ満足するほど出せてないんでしょ?・・・つづきをしましょう・・」  
「し、しかしまたルナの口の中に出してしまったら!・・・」  
カオルは射精したことにより冷静さを取り戻し口内に出してしまったことを悔いた  
「それはあなたがわたしの愛撫を気持ちいいって体で認めてくれた証拠でしょう・・・私は嬉しかったわ・・・  
でもあなたが最後わたしに気を使って射精を止めるものだから中途半端に出し切れなくなっちゃったのよ・・・  
まあそれがカオルの優しさなんだけど・・・でもね・・・今は何よりあなたに気持ちよくなって欲しいの!・・・  
わたしとあなたがお互いを必要としていることを身をもってわかって欲しいから・・・・」  
ルナはカオルに抱きつきペニスを触ってみる・・・  
「ル・・・ルナ!」  
再びムクムクっと勃ち上がってくる  
「さあ!・・・カオル!」  
「ああ・・・」  
カオルは静かに笑って頷いた  
「じゃあまたがんばってくるね・・・」  
ルナは再び布団に潜ろうとする  
「待って!ルナ・・・俺も君を気持ちよくしたい・・・お尻をこっちに向けてくれないか・・・」  
「え?!・・・は・・・恥ずかしいよ・・・カオル・・」  
「一緒に気持ちよくなろう・・・ルナ」  
「・・・うん」  
ルナをカオルの上に乗り、頭から布団に潜り、カオルのモノを咥える。  
そしてカオルの眼前にルナの恥ずかしい部分が晒される。  
カオルは女性の陰部を間近に見て赤面する。  
「(そういえばルナのアソコを目の当たりにしたのは今が初めてだったな・・)  
ルナのアソコ・・・きれいだ・・・・」  
こういわれてみると改めて女として最も恥ずかしい部分を男に間近に見られていることを認識して恥ずかしくなるルナ  
「やっぱり恥ずかしい・・・」  
ルナは手を伸ばしアソコを手でふさぐ  
カオルからみてルナが必死で股間を隠す姿はかなりいやらしい  
 
布団の闇から尻と足だけが出ていて、さらに股から伸びた手がルナのアソコだけを覆い隠している。  
「ルナ・・・お前の最も恥ずかしい部分を見せてくれるんだろ?」  
「で・・・でもアソコがきれいなんて言われたら・・・恥ずかしいよ・・・」  
「本当の事を言って何が悪い・・・ほら!・・手をどかすんだ・・・」  
カオルはルナの手をつかんで強引にどかし、余った手で陰核を押さえ指を小刻みに振動させる  
「ああああああ!」  
「ルナ・・・お前の下の口が俺の指の動きで蜜の涙を流してるぞ・・」  
「ん!!!・・・あああああ!!」  
そしてルナの腰を抱き、顔をアソコに近づけ一気に嘗め回す・・  
「あんっ!!・・・そんなところ・・・なめないで・・・ああああんん!!!・・・」  
ルナの要求まったく無視してルナに快楽を与え続ける・・・  
ルナはそんな快楽を紛らわすかのように目の前にそびえるカオルのペニスに喰らいついた  
「うおっ!」  
カオルはルナの必死の反撃に少しひるむがルナへの責めを緩めない・・  
口、手、指をとにかく女性の弱いポイントを責め続けた  
「っ!!!っ!!!!うう!!!!!!」  
カオルを慰めながら喉の奥から快楽のあえぎ声を漏らすルナ  
「ああ・・・あああ・・・・」  
低いあえぎ声でルナの奉仕に応えるカオル  
二人は互いを存分に刺激しあい、またお互いに抱き合う  
「カ・・・カオル!私の中に入ってきて!・・」  
「いいのか・・・」  
「ええ・・・あ・・あなたと・・ひとつになりたい・・・」  
「本当にいいんだな・・・」  
「こんなこと何度も言わせないで!・・・」  
「わかった・・・」  
カオルは冷静に振るまってはいたが内心はそんな穏やかなものではなかった。  
すぐにでもルナを押し倒してこの高ぶる感情を満たしたいと思っていた  
でもルナの前では少しでも紳士でいたい、その想いだけがカオルの自制心を支えていた。  
 
仰向けで待つルナの足の間にカオルは体を置き、ゆっくりと自分の性器をルナの性器へと導いていく・・・  
「あっ・・・」  
互いの性器が触れたときルナはわずかに声を漏らす  
「いくぞ・・・」  
カオルはルナの中へと入る。  
『グググッ・・・ミシッ!!・・・』  
「?!」  
カオルはルナの中に抵抗を感じる  
「(ま・・・まさか・・・)」  
「っ!!・・あああああああ!!!」  
ルナが悲鳴をあげる  
「お前・・・・処女だったのか・・・」  
「し・・・しつ・・れい・・ね・・・わたしを・・・そんなに・・軽い女だと・・思った?」  
痛みでルナの息が荒れている  
「いいのよ・・・来て・・・・この痛みを越えて・・・一緒に・・・気持ちよくなろう・・カオル・・」  
カオルはイケ面ではあったが愛想が悪かったため今まで経験はない。  
そんなカオルに初めてのルナを満足させる自信はなかった  
が今ルナにそんな頼りないことは言えない。  
「ああ・・・一緒に・・・いこう・・」  
意を決して再びカオルは腰を前に出す  
「ふああああ!!!!」  
「ルナ!・・・」  
「カオル・・・痛いけど・・・気持ちいいよ・・・カオルがあたしの中で熱く息づいてる・・・」  
「ああ・・・ルナも俺をやさしく包んでくれているぞ・・・」  
「・・・!っはぁぁぁ・・・う・・うれしい・・」  
「よしっ、ゆっくり動くぞ・・・」  
カオルは細心の注意を払い静かにピストン運動を開始  
「ん!・・あんっ!・・・あん!!」  
カオルの動きに合わせてルナがあえぐ  
 
次第にルナの中に徐々に満たされてゆく液はカオルの動きを容易なものにする。  
カオルはルナの性器を自分の性器で味わうようにゆっくり動いた。  
「(だいぶルナも痛みを感じなくなってきたようだ・・・)」  
そう感じたカオルは徐々にスピードを上げる・・・  
だいぶ蜜が分泌されたことによりきつすぎる摩擦はない、ただお互いにとって心地よい摩擦だけがふたりを支配する。  
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!・・・・・」  
カオルが刻むリズムに合わせてルナの声のリズムも刻まれる。  
「カ・・・オル!・・・気持ちいい・・・もう・・・いきそう!・・」  
「ああ・・・俺もだ・・・いこう・・一緒に・・」  
カオルはルナの両足を抱え上げて開きルナのアソコを激しく突く  
『ズン!ズン!ズン!』  
ルナの尻とカオルの腰が激しくぶつかり合う  
激しい二人の絶頂を迎える声が洞窟に響き、そして途切れる・・・  
カオルは果てた・・・そしてその証を思い切りルナの腹上に吐き出した・・・  
「はあ・・・はあ・・・」「はあ・・・はあ・・・」  
行為を終えた二人は互いに満足げに見つめあう。  
「中には出してくれなかったのね・・・」  
「これからまだ俺たちはこの冬を乗り越えてコロニーに帰らなければならない。  
万が一お前が身重になったら生きて帰る可能性を減らすことになる・・・  
だが・・・もし無事にコロニーに帰れたらそのときは・・・」  
「カオル・・・?」  
「・・・とにかく俺は必ずお前を守る・・・いいな・・・」  
「うん・・・」  
ルナはカオルの腕に抱かれ最高の幸せの中、静かに眠りについた・・・  

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