隣の執務室からノックの音がして、ヴィスコンティ議員が秘書ルームに入ってくる。
それを見たメノリはそれまでのデータ整理に一区切りつけて立ち上がった。
「お父様、次の議会で提出する『食料管理法第76条』修正案の試案が・・・・・・」
「ああ、それについてはお前に任せるよ。それより他の秘書は皆帰ったのだね?」
「ええ、もうこんな時間ですし・・・」
「そうか。わたしは次の会合まで少し時間がある。メノリ、机に手を突きなさい」
「・・・・・・・はい、お父様」
先ほどまで知的な輝きに満ちていた顔から感情を消し、メノリは黙って父の命令に従う。
そして背後に回った父の手がタイトスカートを外して床に落とし、ショーツの奥へと潜り込んでくるのを感じてメノリは息を詰めた。
「まだ身体が固いな。議員の性欲処理も女性秘書として大事な仕事だぞ。それに、お前はお母さんの代わりでもあるんだからな」
「わ、分かっています」
父の指が秘められた場所をまさぐるたび、メノリの意に反して全身に快感が走る。
このおぞましい関係を持つようになって以来、彼女の身体は着実に反応するように開発されていた。
「ふっ、ちょっと弄っただけでこんなに溢れさせおって・・・・・アレと同じで淫乱な娘だ、お前は」
「お、お母様?」
「そうさ。清楚なフリをして、寝室では呆れ返るほどの牝犬だった。ずいぶんと嬲ってやったが、いつもヒィヒィ泣いてよがったよ」
亡き母の知られざる一面を明かされてメノリは動揺する。
だが自分の淫らさが母から受け継がれたものであると知り、血の繋がりとともに悦びを感じたのだった。
「あっという間に下着がベチョベチョだ。そろそろおねだりしたいものがあるのではないかね?」
「うっ・・・・」
初めては有無を言わせぬ暴力で犯された。
その後も幼いときから教え込まれた父の権威と服従心を否むこともできないまま自由にされているうち、メノリはいつしか歓喜の喘ぎを漏らすようになっていた。
そして出張で父が長く帰らないときなど、悶々と火照る身体を激しい自慰で鎮めなければならない賤ましい女にメノリは変わり果てていたのだった。
「お父様・・・・メノリの・・・・メノリのおま○こ、犯して下さいっ!」
自ら口にする背徳の言葉にゾクゾクとしながらメノリは自分の机の上に上半身をうつ伏せ、お尻を後ろへ高く突き出す。
議員はプライドの高い愛娘が恥も外聞もなく父の陵辱を乞う姿を見下ろして満足げに微笑んだ。
「汚れた下着を下ろして股を広げるんだ、このビッチ奴が!!」
「ああ・・・・」
熱い呼吸のまま言われたとおりにしたメノリはふと机の上のアダムの写真立てに気づき、それを裏返す。
一方ズボンのチャックを下ろした議員はそこから露出させたペニスをメノリの蜜溢れるクレヴァスに押し当てた。
「はああっ・・・・お、お父様、焦らさないで早く挿れてえっ!」
「まあ待て」
娘の切なる願いを無慈悲にとどめ、議員は人差し指を唾で濡らす。
そして剥き出しのアヌスを一気に突き刺し、抉った。
「ひいいいいいいっっ?!」
「お前のお母さんはここも大好きだった。そろそろお前にも教えてやる頃合いだな」
「そ、そんなっ?! そこは無理ですお父様っ!!」
「大丈夫だ」
娘の愛液に濡れているものの先端を議員はわななく蕾にあてがい、ゆっくりと沈めていく。
メノリは第二の破瓜の苦痛に呻きながら涙を流した。
「辛いかメノリ。ならば慰めをやろう」
議員はそう言うと相手の股間に指を滑らせ、敏感な秘芯を愛撫する。
「はああっ!」
その途端メノリは頭を仰け反らせ、快感に喘いだ。
恥蜜がどっと溢れ太ももを濡らす。
やがて議員が腰を動かすにつれ痛みは薄らいでいき、未知の快感がメノリの心を浸食していった。
「ふふ、このきつさが心地よいぞ。お前はどうだ、メノリ」
「あ・・・あ・・・・信じられない・・・・気持ちいい・・・・気持ちいいですぅ・・・・・」
排泄孔を抉られる悦びでメノリは痴呆のように顔を歪ませ口の端からヨダレをしたたらせる。
そして更なる快感を求め、自らの指で激しくワギナを玩弄したのだった。
「おお・・・・お父様、メノリのウンチ穴をもっと虐めてえ・・・・・もっと、もっと抉って欲しいのぉ・・・・・」
「初めてでもう尻穴の虜か、まったくケタ外れの淫乱牝犬だな。昼間秘書仲間のミスを叱るあの凛々しいメノリはどこへ消えたのかね」
娘の痴態を嘲弄しながら議員はより激しく腰を打ち付ける。
メノリはアヌスを穿たれる歓喜に悶え啼き、ついに失禁した。
プシャアアアアアア――――――――
「嬉しさのあまりションベンを垂れたか。この不作法者が!」
冷笑した議員は手を振り上げ、娘の優美なヒップを打ち据える。
パァンと小気味のよい打擲音と悲鳴が重なり、メノリは痛みと恥辱とマゾヒスティックな悦びでまたも涙した。
(狂っている・・・・・父も、私も、何もかも・・・・・)
だがもうこの歪んだ関係から逃れられない。
何よりメノリ自身がなにより父の手を、陵辱を、玩弄を、そして愛を欲していた。
「メノリ・・・・・いくぞ」
「はいっ、お父様! メノリのお尻の中、お父様の精液で掻き回してえええっ!!」
その叫びに応えるかのように腸液に濡れ光るペニスが根本まで押し込まれ、議員の腰が強く押し付けられる。
そしてメノリもまた目眩くような痴悦の中で父の射精を受け止めつつ達したのだった。
「メノリ・・・・愛しているよ」
「私もです、お父様・・・・」
父の重みを背中に感じたままそう答えるメノリの心に嘘偽りはない。
蜜滴る秘裂が、父を咥え込んだまま離そうとはしない肛肉が、それを裏付けていた。
「明日からはお前は両穴にバイブを入れたまま秘書の仕事をするんだ。一日耐えた後にお前をまた愛してやる」
「えっ?!」
身繕いしながらそう命じる父の言葉にメノリは硬直する。
だがやがて、彼女は口元をゆっくりと微笑みに緩めて答えた。
「はい・・・・楽しみにしています、お父様」