朝のいつもの時間、生徒会長であり風紀委員長であるメノリの、恒例の校門チェックだ。
「服装が校則違反だ。出直して来い。」 メノリはとても厳しい。
「10秒遅刻だ、報告しておく。以後気をつけるように」 誰にでも厳しい。
が、俺にはその態度を向けることはなかった。
「・・・!! お、おはよう・・・。」
頬を赤く染めて目を逸らす、目の前に見えるこの態度がすべてだ。
ある事をきっかけに、メノリはすっかり俺に従順なメス猫になった。
「はぁっ…はぁっ…(ジュプッ) 早く…!…もっとっ私の中を掻き回してくれっ…あぁっ!」
毎日そんな情事を繰り返しているが―
誰も、本当のメノリの姿を知らない。
―次の日―
今朝も元気に校門チェックをやっている。少し離れていても声が聞こえるぐらいだ。
「良し! …良し! 良しっ! ・・・・!!」
俺が近づくと、その威勢のいい声が聞こえなくなった。
「お、おはよう・・・。」
『おはようメノリ。・・・今日はここでしてくれるか?』
「!? な…何を無茶な…!」
拒みそうだったので、すかさず続ける。
『出来ないなら、もう二度としてやらない。』
「そ…それは……〜〜。」
後の方が聞こえなかったが、メノリは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「……わかった。 それで…私は何をすれば……」
よほど恥ずかしいのか俯いたまま目を合わそうとせず、聞こえないぐらいの小声で了承をした。
『…そうだな、くわえてくれるか?』
「…!? ………。」
驚いた後、更にうつむいた。
校門チェックの途中に此処に来た俺だったが、幸い今の時間はもう人が来ない時間だ。
来るとすれば遅刻の常習者ぐらいだけで、メノリもこの「人通りが無い時間帯」を日々の経験から理解していた。
メノリは周りを何度も見渡し、人の姿が無いか確認している。
普段「凛」としているだけに、その慎重さも当然だと言える。誰にも見せられないからだ。
・・・ようやく心の準備が出来たのか、メノリは腰を下ろして屈んだ。
「…では、いくぞ……(ゴクッ)」
『ああちょっと待て、その前にこれを挿れるんだ」
俺は一本のバイブを取り出した。
メノリの今の状態、誰にでも見せるいつもの毅然とした冷静な態度は面白くなかった。
本来のメノリは、物欲しそうな顔で男のモノを咥え、自ら悦んで腰を動かす女なのだから。
その事実を此処で晒してやる為、これを出したのだ。
「ふ…ッ ふざけるのもいいかげんにし―」
『これ挿れると気持ちいいんだぞ?』
拒まれる前に耳元でそう囁くと、黙ったまま顔を赤くして、そして俺の手の上のバイブを奪うように受け取った。
まだ公衆の面前に立っているという「理性」と戦っているのかもしれない。
「挿れれば…いいんだな? こんなこと…早く終わらせよう……」
メノリは左手でスカートの下のパンツを人に気付かれないよう気遣いながら僅かに下ろし、右手でバイブを挿入し始めた。
(ジュプッ ぐちゅっ グチュッ)
「…うっ …んんっっ はぁっはぁ… ん…!あぁぁ…!!」
声を聞かれたくないからか必死に抑えてはいるが、両手は塞がっているし顔は気持ちいいからかとんでもなくエロい。
「ああぁ…っ ん…っんん…ぁ! はぁっはぁ…はぁっ」
ここからじゃスカートが邪魔でよく見えないが、バイブがスッと入ったってことは、よっぽど入り易いように濡れていたってことだ。
『全部入ったら、ずれないようにしっかりパンツで固定するんだ」
「あふぁ…っ こ…こてぇかんりょぉ……ッ」
メノリは時折ビクッビクッと震えている。顔は真っ赤で目には涙を浮かべており、開いた口からよだれがだらしなく垂れている。
『さぁ準備完了だ、委員長。』
「あ…っ(ビクッ) うう……ぁ…あぁっ!」
駄目だ、もう言葉が通じない。
俺はそのまま屈ませ、事を運ぼうとした。
(チュッ…ジュポッ チュパッチュパッ)
「んん…っ ふ…… んっんっ…!」
メノリが涙を浮かべながら一生懸命咥えているので思わず出しそうになったが、少しの間この状況を楽しもうと思った。
ルナ「ぁー〜っ!遅刻しちゃったぁ! はぁ・・・はぁ・・・っ あ、あれ・・・?」
「(ジュポジュポ)ん"ん"〜〜〜!!!?」
『あ・・・・ルナ・・・』
完。