それはある日の夜のこと・・・。
女子部屋に一人で居たルナがふと気付くと戸口からアダムが顔を出していた。
「どうしたの?」とルナが尋ねるとアダムはルナの側まで来て話始めた。
「ねえルナ。」「なあに?」「もし、救助船が来たら、みんな、僕を置いて行っちゃうの?」
ルナは微苦笑を浮かべるとアダムの頭を撫でてやりながら
「そんな事ないわよ、アダムも一緒に私達のコロニーへ帰るの。」
「ホント?」「ホントよ。」「でも、コロニーに着いたら離れ離れになっちゃうかも!そんなのボク、イヤだ!
ずっとルナと一緒に居たい!」
アダムはルナに抱きつきその胸に顔を擦り付けた。
「大丈夫よ、私の家に来ればいいわ、私とチャコしかいないから」
「ホント?」そう言って顔を上げると、偶然にもその唇がルナの敏感な部分に当たった。
「あ。」思わず反応してしまうルナ。顔を赤らめながら身を離そうとする。
そんなルナを見て何を思ったのかアダムは
「ボ、ボク、ルナのオッパイが欲しい!」
「ちょ、ちょっとダメアダム、きゃ!?」いきなりルナのシャツを捲り上げるアダム、ルナの、まだ膨らみ始めたばかりの可愛らしい乳房が露になった。
シャツを下げる暇を与えずアダムは右のそれへむしゃぶりつく。
(ちゅっ、ちゅちゅっ、んぐっんぐっぺろぺろぺろ・・・。)
「あっ、ダ、ダメやめなさ・・あっ、んふっんっんっんっんはあぁん!」
ちゅぽんっ!不意にアダムが乳首から唇を放した。
「!ど、どうしたの?」息を弾ませながらルナが尋ねるとアダムは泣き出しそうな顔で
「出ない。」と呟いた。
「あ、当たり前でしょ!ホントにもうアダムったら・・えいっ!」
とルナはベッドの上にコロン、とアダムを転がした。
「な、何するのルナ?」「私もアダムのミルク欲しいな〜。」「ボ、ボク、ミルクなんか出な・・あっ!」
アダムが言い終わらない内にルナはアダムの局部を剥き出しにした。
「や、やめてよルナ、恥ずかしいよ!」「ダ〜メ、へ〜アダムのってこんな風になってるのね〜」「ヤだぁ!」
赤面して手で顔を覆ってしまうアダムに構う事無くルナはアダムの局部を口に含み
「ひぁ!?」
美味しそうにしゃぶり始める。
(ちょぷっちゃぷっじゅる、じゅるるる〜)
「ひあぁっああっあうっああああん!!」
ビクン、ビクンとアダムの体が跳ねるのを優しく押さえながら尚もルナはしゃぶり続けた。
「ああっルナっルナぁっ何か来るっ何か来ちゃうよぅあああっ!」
どくっどくっどくんっ
大量に放出された液体をルナは喉を鳴らして飲み込む。
「・んくっ・・美味しい・・甘くて美味しい・・・。」
蕩けそうな顔で言うルナ。口から垂れた液体も残さずに燕下し、荒い息を吐きながらぐったりしているアダムの耳元で囁いた。
「どう?気持ち良かった?」「わかんない、でも、ルナのお口が暖かくて、ヌメヌメしてて、ボク、ボク・・」
そこまで言ってまたアダムは顔を覆ってしまう。そんなアダムにルナは
「ね、また、してみたい?」と、問い掛けた。アダムは顔を真っ赤にしつつコクリ、と頷いた。
この日から、二人の関係は熟れた果実が腐り出すように甘い腐臭を放ち始めるのだった。
そう・・・もう後戻りの出来ない道へと・・・。 おわり