「いい湯だね」
「ああ」
――例の温泉。今日はルナとカオルが二人っきりで浸かっていた。
すっかり恋人になった二人は今日も仲良く温泉に浸かる。
「ねえカオル」
「何だ」
「おっぱい揉んでくれないかなあ……」
ルナがそういう。胸が小さい事を気にしていたルナはカオルに揉んでもらって大きくしようというのだ。
「分かった」
カオルはルナの背中に回ると後から抱きかかえるようにする。
そうするとルナの胸を揉み始めた。
「はん!ああん!」
ルナの口から甘い声が漏れる。一方、カオルの顔も温泉のみでなく赤くなっている。
(細い躯だな、ルナ……。胸もかわいい)
「ああ、ちょっと乳首いじって」
「こうか?」
カオルはルナの胸を揉みしだくと不規則に頂点の蕾を指でいじくる。
ルナの声がどんどん忙しないものになっていく。
「ああ、すごい!気持ちいい」
ルナは善がり声を上げた。そうしている内にカオルの男性も固く屹立してくる。
「ルナ、俺もう」
そう言うとカオルは立ち上がった。
ルナの鼻先に逸物を突きつける。
「分かったわ、カオル」
ルナはそっとカオルの逸物の竿に触れた。
そのまま握って口を逸物に近付ける。
「うっ」
ルナはぺろぺろとカオルの逸物を舐め始めた。
カオルの眉が捩れる。
「あむむ」
ルナはカオルの逸物を口の中に含んだ。
そのまま上下に揺する。
「ル、ルナ……いいよ」
「ほんと?」
カオルの逸物を口に含んだままいたずらっぽく見上げるルナ。
どんどんフェラチオを速くする。
「あっ、出る!」
そう言うとカオルは思わず腰を引いた。
逸物の先端から白濁液が迸る。
「きゃ!」
白濁液はルナの顔にかかってしまった。
「もう」
そういいながら温泉の湯で顔を洗う。
「それじゃ……」
「分かったわ」
そう言うとルナは温泉の縁に手を掛けた。
そしてお尻をつき出すようにする。
カオルはまだ若い。
そのあられもないルナを見てはやくも逸物の固さを取り戻している。
「いくぞ」
「うん、来て」
そう言うとカオルは後から逸物をルナの秘所につきこんだ。
「はあ!ああ!!」
ルナの口から悲鳴が漏れる。
カオルの一物はルナを貫くと、そのままバックで猛然と腰を振る。
パンパンと尻を打つ淫靡な音が辺りに響き渡った。
「ああ、カオル、あたしぃ」
「ルナ、ルナ!」
カオルは逸物を引き抜くとルナの背中に精子を放った。
一方、そのころ。
湯から離れたところに金髪の少年が倒れていた。ハワードだ。
ハワードはルナとカオルの入浴を覗きに来ていたのだが、あまりの展開に鼻血を出しすぎて倒れていた。
その様子をアダムが不思議そうに見ている。
(終わり)