「いいお湯だわ〜」
ルナはそう溜息をついた。
例の温泉である。ルナは今日は一人で温泉に浸かっていたのだ。
「それにしてもメノリのおっぱい大きかったな」
この前の情事が頭に浮かぶ。
ルナは自分の胸を寄せてみたが、あまり大きくない。
「はあ〜あ、誰かに揉んでもらえば大きくなるかしら」
そのとき近くで物音がした。
「誰!?」
ルナは慌てて胸を隠す。
「…………」
「カオル!?」
そう。茂みの中からでてきたのはカオルだった。
恥ずかしそうに顔を真っ赤にしている。
「カオル、覗いていたの?」
胸を秘所を手で覆いながら湯からでるルナ。
カオルは押し黙っていたが、不意に顔を上げた。
「きゃあ!」
カオルはルナを地面に押し倒していた。
「な、なにするのカオル!?」
「……お前のことが好きだった。ずっと前から」
なんと。カオルはルナに告白をしたのだ。
ルナはあまりの事態に頭が混乱してしまう。
「え、そんな。でも……」
しかし、その声は途絶えた。カオルがルナの胸に顔を埋めたのだ。
「ひゃうん!」
ルナの口から黄色い嬌声がついてでる。
カオルはルナの胸に顔を埋めると、乳首をしゃぶり始めた。
「あっ、カオル、駄目ぇ!!」
ルナは泣き叫ぶがカオルは止めない。やがてルナの声に甘いものが混じり始めた。
「ああん、ああ!!」
そこまでするとようやくカオルは正気に戻った。
「すまない。許してくれとは言わない」
そのまま去ろうとする。
「待って」
ルナは叫んだ。
「いいの、続けて」
「何だと……」
ルナは顔を赤らめた。
「実を言うと、私もカオルのこと……」
「ほ、本当なのか」
ルナは恥ずかしそうにこくんとうなずく。
「ありがとう、ありがとうルナ」
そう言うと、カオルは再びルナを押し倒した。
顔を秘所のところに持っていく。
「綺麗だ、ルナの女の子」
「やだカオル、あんまりみないで……」
やがてカオルはルナの秘所に顔を埋め、熱心に舐め始めた。
ルナのピンクの秘裂を舐め、クリトリスをしゃぶる。
ルナの体はどんどん紅潮していく。
「ああ、カオル、いいよお」
ルナはもう涙声だ。
「では、いくぞ」
そう言うとカオルは己が逸物を取り出すと、ルナの濡れた秘所にあてがう。
そのまま腰をつきこんだ。
「ああ、はあ!」
ルナの背が仰け反る。破瓜の痛みはそれ程酷くなく、ルナはカオルに感じている。
カオルもルナの処女を悦んでいる。
「うう、ルナ」
そういって何度も腰をつきこむカオル。
「カオル、いいよお」
「ルナ、俺はもう」
やがてフィニッシュを迎えた。
「う、でる」
カオルはルナの膣内から男根を抜くとルナの腹に射精した。
――爾後。
ルナとカオルは仲良く温泉に浸かっていた。
さすがにふたりとも顔が赤い。
「ねえ、カオル」
「何だ」
「おっぱい揉んでね」
湯から離れたところに金髪の少年が倒れていた。ハワードだ。
ハワードはルナの入浴を覗きに来ていたのだが、あまりの展開に鼻血を出しすぎて倒れていた。
その様子をアダムが不思議そうに見ている。
(終わり)