「ルナ」  
「うーん…」  
「ルナ、起きなくていいのか?」  
「 !」  
ルナは勢いよく跳ね上がり枕元の写真立てをつかんだ。  
「おはよう、みんな!」  
律儀に挨拶をしてボタンを押すと、サヴァイヴで撮った記念写真が  
アナログ時計の画面と入れ替わる。7:49。  
 
「ああっ!」  
ガバッと上体を起こして頭に手をやるルナを見て、カオルは微笑んだ。  
日はすでに昇り、部屋には白い光が差し込んでいる。  
「きゃっ!」  
起き上がったルナは、今度は自分が何も着ていないのに気づいて  
シーツをかき集めて胸を押さえた。それからカオルを見て3秒停止。  
「ああ…」  
ルナはくたっと脱力し、カオルは声をあげて笑った。  
 
「ありがと」  
コーヒーを受け取りながらルナは首をかしげた。  
(結局あれから3回…いえ4回?)  
無意識に指を折る。  
(それからシャワールームで…うぅ、腰が重い)  
「6回」  
コーヒーをすすりながらカオルが涼しい顔で言った。  
(なんでわかったの!?)  
真っ赤になって見上げると、カオルはすで制服を着こんでいる。  
「これを飲んだら一緒に出よう」  
(え…?)  
 
「カオル、もう帰っちゃうの?」  
心の底からガッカリしたような声でルナが言った。  
ベッドの上のルナはシーツで胸元を隠しているものの  
背中や腰はすっかりあらわにしてぺたんと座っている。  
悲しげな瞳と開きかけた唇が扇情的でカオルの目は泳いだ。  
「いや、あちこち見て回るつもりだ」  
「じゃあわたしが案内する!」  
パッとルナの顔が輝く。  
「仕事はいいのか?」  
「カオルが来るから休みをとったの」  
ふふっと肩をすくめて笑うルナの髪が日の光に染まった。  
 
それまで腕組みをしてコーヒーを飲んでいたカオルは  
まじまじとルナの顔を見つめると、ツカツカとベッドに近づいて  
ルナの左手からカップをとりあげた。  
「カオル?」  
それからベッドサイドに膝を乗せてのしかかるようにして唇を重ねる。  
もう昨夜から何度となく交わしている乱暴なキスに  
ルナがうっとりと目を閉じてカオルの背中に腕を回すと、  
カオルは左腕でルナの腰をひきよせてより深く口内を犯した。  
ルナがその激しさに驚きながらも懸命に舌を絡ませているうちに  
シーツはすっかりルナの体からすべり落ちていた。  
(うわぁ…)  
 
「ぷはぁっ…、はぁっ…はぁっ」  
「はぁ…はぁ…」  
ようやく顔を離したときは二人とも息が上がっていた。  
ルナは体をひねってカオルに背中を見せるようにベッドの上にへたりこんだ。  
ルナの長い足が日差しを浴びて白く輝く。  
肩で息をしながら、青い瞳をうるませてカオルを見ている。  
ほほも唇も紅く染まって唾液で濡れている。  
(ルナ、おまえってやつは…)  
ほんの数分前まで、日々忙殺されているであろうルナを思って、  
自分のことで気を遣わせまいと行動していたのに。  
「休暇は何日とった?」  
「はぁ…はぁ…4日…」  
「そうか」  
それだけの休みを取るために、どれだけ無理をしたのだろう。  
「じゃあ、ゆっくりできるな」  
オレンジの髪をくしゃっと乱した。  
 
キスの最中に軽くイッてしまったルナはしばらく呆然としていた。  
体のあちこちが疼いてたまらない。  
カオルはひどく優しい目をしてルナを見つめると、上着を脱いで  
椅子にかけ、ルナの顔をのぞき込むようにベッドに座った。  
「今日はふたりでいよう、ルナ」  
黒いシャツだけ着けたカオルに、急に昔の面影が戻る。  
「カオル」  
ルナは目の前にあるカオルのほほに軽く唇を寄せた。  
それから首筋に。  
シャツのボタンを外しながら鎖骨に、胸に、腹に、軽く唇を当てていく。  
それからカオルの顔を見上げてくすっと笑うと、  
「制服が汚れちゃうわ」  
そう言って、カチャカチャとベルトを外しはじめた。  
 
ルナの細い指がどうにかこうにかペニスを取り出した。  
「こんな日差しの中で見るの、初めて」  
「あまり見るな」  
「じゃあ、隠すね」  
冗談めかしていうと、ぱくっと咥える。  
とてもおいしいものでも味わうように、ルナが舌を使っている。  
それしか愛しさを伝える術がわからずに、カオルは両手でルナの髪を撫でた。  
やがて、ルナの口腔と唾液がたてる湿った音が部屋に満ちた。  
「う…」  
耐えていたがついに声が漏れ、それを契機にルナが動きを変えた。  
頭を大きく動かし、吸い上げる。  
「うあっ…」  
ルナの頭に触れていた手に力が入る。腰が自然に動く。  
「うぐっ、ぐっ、んっ」  
ルナは苦しそうに呻きながらも動きを止めない。  
「あっ…、ルナ、もう…」  
(いいの、出して!)  
という声が頭の中でしたような気がした。  
 
「んっ、んんっ、んっ」  
ルナは口の中で勢いよく噴出するカオルのスペルマを受け止めた。  
波が通り過ぎるまで待ち、一段落したところで嚥下する。  
「んんんっ、んん〜、ごくっ」  
喉に張り付くような感触に、ぎゅっと目をつぶる。  
「おい、無理するな。旨いものではないはずだ」  
「…うん、でもカオルのだから、おいしい」  
ルナは心から言った。  
「気を遣うな」  
顔を赤くして横を向くカオルは、少年の頃と変わらない。  
「わたし、カオルのならなんでも平気。だってカオルが大好きだから」  
ルナはベッドの上にぺたんとすわりなおして、へへっと笑った。  
 
「じゃ、わたしちょっと顔とか洗ってくる。  
 このままじゃカオルにキスしてもらえないもんね」  
おどけた笑顔を作って立ち上がろうとしたルナの腕を、カオルは捕まえた。  
「ど、どうしたの?」  
「……」  
問われても、いまの気持ちを表す言葉が出てこない。  
「カオル?」  
「いや、ただ…ルナを抱きしめたくなったんだ」  
「カオル…」  
「しばらく、大人しく抱かれててくれ」  
カオルはルナの肩に両腕を回し、後ろから強く抱きしめた。  
ルナは穏やかに微笑むと、その腕に手を添えてうなずいた。  
 
「うん…」  
 
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル