SAO6巻213ページキリトの決めセリフ「いつか受け入れられるように戦うしかない。」からのif  
 
「なあシノン、君はさっき一生守ってくれるのかと言ったけど、かまわないよ。  
こんな人殺しでかまわないなら俺が一生かけて守り続けてあげるよ。」  
ちらっとアスナのことが頭に浮かんだが。それを振り切って俺はシノンに告げた。  
多分俺はシノンを俺に重ね合わせていたのだろう。  
SAOと言う名のゲスゲームにおいて剣で見知らぬ他人を殺めた俺と、  
正当防衛と言う名の権利を持って銃で見知らぬ他人を殺めたシノン。  
それは手段と場所こそ違えど、殺さなくては自分が殺されると言う状況で人を殺め、  
そしてなんの罰もなくあまつさえ勇気ある行動と褒められさえした。  
俺たちはあまりにも立場が似通っていた。  
「な、キリト何いってるのよ…」  
彼女もまさか自分がヤケで行った言葉に対して答えられ、それもまさかのプロポーズだとはおもわなかったのだろう。真っ赤になっていた。  
「まさか本気じゃないでしょうね…」  
「なにいってるんだ,俺は本気だぞ?」  
かなりマジだったので恥ずかしいが俺はシノンに告げた。  
「だったら、その、わたしを抱いてよ。そしたら信じたげる。」  
 
まさかの宣言だった。  
「え、いいのか?って言うかお前倫理コード解除設定のこと良く知ってるな。」  
「ば、あんたなんちゅうことをいってるのよ?そりゃ知ってるわよ。  
GGOじゃ割と常識だし。」  
と言うと、シノンは装備を解除し、下着一枚になっていた。  
「って言うかシノン、なんか視界のはしで赤い点がチカチカしてるんだがなんだこれ?」  
率直な疑問をぶつけると。  
「え、マジで?それ試合の中継アイテムじゃんどうしよう…」  
マジでどうしようか。俺の本気を見せるためにシノンを抱きたいが、  
このままではAV撮影よろしくネットに自動うpされてしまう。  
「ま、いっかどうせそう言う趣味とわかればちょっかいも減るだろうし。」  
とシノンが言ったので、俺は、  
「て言うかシノン、君が野外趣味だと分かればむしろ増えるんじゃないか?」  
と言った。  
「バカ、あんたのアバターを見れば完全に百合趣味でしょ。  
って言うかそれを言わせるんじゃないわよ!バカ?」  
シノンは完全にふてくされて寝っ転がってしまった。  
「じゃあ、行きますか。」  
そういうと俺は、寝っころがるシノンに覆いかぶさると、  
見た目に似合わない黒い下着を剥ぎ取った。  
アスナとは違う、細身だが、ところどころに女らしい丸みを帯びた肢体は、  
おれの息子を臨戦体制にするには十分で、薄いヘアは汗か何かで艶を帯びていた。  
「な、バカ、撮られてるのに何すんのよ!?」  
「ん?先に誘ってきたのそっちだろ。据え膳食わぬは男の恥。存分にいただきますか。」  
そう言って何気なくシノンの下の口をみると。コポコポと白い液が出てきていた。  
「お前、撮られて興奮してるのかよ。全く、淫乱だな。」  
そういうと俺は、シノンの出すミルクをなめてみた。  
「ひゃん!チョ何よキリト!」  
「いや、シノンの下の口とキスをしただけだが?意外に感度いいなお前。」  
そう言うと俺はイチモツを取り出すとシノンの下の口にさしこんだ。  
「あ、つ、キリト!痛いよ!やめてーー!!」  
おそらく始めてであろう男女の営みに、涙を流し叫ぶシノンの姿に俺は  
「ツンツンしているシノンもいいが、こうやって泣き叫ぶ弱いシノンもなかなかだな。」  
と言うと、  
 
「バカ、覚えてなさい現実でヤるときは、こっちが攻めてやるから。」  
「ホウ、それは今回は受けに徹すると言う意味かな?」  
そういうと俺は一層深くイチモツを押し込み、前後に腰を振ってやった。  
シノンは  
「な、そう言う意味じゃ…アっ痛いよやめて!お願い!」  
「じゃあやめるか。」  
そういうと俺は腰の動きを止めた。  
シノンは痛みが止まるのにホッとする一方で物足りなそうな目をして。  
「え、何で止めるの?」  
といってきた。  
「なんでってそりゃあ、君がやめてくれといったからだろう?あ、じゃあ抜かないとな。」  
俺はそう言ってイチモツを取り出そうとすると、こすれた分の快感がシノンを襲ったのだろう。かすかな声で、  
「 てよ…」  
と言う声が聞こえた。  
「ん?何かいったか?聞こえなかったなハッキリ言ってくれなきゃわかんないな。」  
俺が言うと、シノンはヤケ気味に  
「あんたのアレでわたしのアソコをめちゃくちゃにして!!」と言ってきた。  
ちなみに顔は、リンゴ並みに真っ赤だった。  
「ほう、じゃあ遠慮なくさせてもらうか。いっとくけど、もう君が泣こうと、  
喚こうと、やめてと言おうと君のあそこをめちゃくちゃにして、  
君がイくまでやめないからな。」  
そう言って俺はさっきより一層激しく強くピストン運動を始めた。  
アスナとはまた違う小柄でキツキツなシノンのあそこが絡みついてきて、  
あっさり限界はきた。  
俺は、シノンの体を持ち上げ、結合部をカメラにこれ見よがしに向けた。  
シノンは、恥ずかしさに身をよじりながらも、快感に身を任せたようで、  
「あ、キリト何かくる?私、全国に生中継されてるのに、イっちゃう?」  
と叫び、俺も頂点に達してしまい  
「俺もだ、シノン、一緒にもうイっちまおう!!」  
そういうと俺達はほぼ同時に果てた。  
その直後、シャアーーっと言う音が聞こえた。俺とシノンがくっついていいるところのすぐ前、つまりシノンが気絶すると同時に、聖水を漏らしたようだ。  
「さすが、茅場謹製のプログラムだな…無駄に凝ってる…」  
俺はおもわずつぶやいてしまった。  
コトを終え、事後の余韻に浸りながら微睡むシノンに膝を貸しながら俺は、  
SAOで月夜の黒猫団との永遠の別れの日を思い出していた。  
次にシノンが目を覚ましたら、その後は死銃との戦いだ。  
今度こそ、サチのように大切な人を喪わないように頑張らなくちゃな。  
そう思うと俺は、大切な俺の新しい妻の脇で浅い眠りについた。  
 
 
後日談  
「な、なんだこりゃ」  
「分かってたけど恥ずかしいね…」  
アスナとのバトルを終わらせた俺たちは、近くのネカフェであの日の中継と、  
ネットでの解釈をみていた。そこには、  
「命を張ったバトルロイヤルの解決のため(性的に)一つになるプレイヤーカップルw」  
と言うタイトルが付けられ、  
「まさかのBoBのさなかに合体する奴らがいるとは…」  
「ってか、VRMMOの中でもヤれるんだな。」  
「あの、女プレイヤーのお土産グレネードも、  
旦那は手にかけたくないと言う意味だったのか〜」やら  
「シノンたん…あの大会ですっかり大人になっちゃって…」  
「っていうか男のほう、キリトだっけ?次にログインしてきたら、  
シノンたん保護同盟違反で処刑だなw」  
「ああ、GGOの男性プレイヤー全員で指名手配だな。  
捕まえた奴は300万クレジットプラスその場で処刑許可。総督府で蘇生したら、男性プレイヤー全員の気が済むまで拷問や死刑だなw」  
などと言う書き込みでページや掲示板はいっぱいだった。  
 
「シノン、ALOに引っ越さないか?GGOで君にあったら俺は、  
男性プレイヤーに滅茶苦茶殺される…」  
「大丈夫よアンタが男性プレイヤーに捕まったらヘカートで  
そいつのことぶっ飛ばしたげるから。  
って言うか、アンタALOでもアスナさんファンクラブの連中の第一級のお尋ね者なんだし。そんなに変わん無いでしょ。  
それより私のリアルの処女もあげよっか?たっぷりイかせてね  
。ダ・ン・ナ・サ・マ?」  
そういうとシノンは、備え付けのソファーに寝っ転がった。  
俺は、「リアルの処女喪失は、仮想世界の何倍も痛いらしいぞ?」  
といって、シノンの制服に手をかけた。  
 
END  
 

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