「んっ――!」  
「むぐっ――!」  
 
 アスナは俺の首に両腕を回すと、ぐっと、体を引ひきつける。まったく油断していた俺  
はなすがままにアスナに押し倒された。  
 唇に唇がふれる感触がして、続いてじゅる、とアスナの舌が俺の唇の裏をとらえてきた。  
 
「む、ぐぅ……」  
 
 いきなりのアスナの行動に若干出遅れたものの、俺も負けじとアスナに舌を絡める。待  
っていたとばかりに舌が舌に絡みつく。  
 
 
「んっ――んちゅ……っ……ちゅっ……んっ、キリト君のここ、甘いよぉ……んっ……」  
「んちゅ……あ、甘い?」  
「んっ、うんっ、甘いの……キリト君の……甘くて……」  
 
 どうやら本当に甘いと感じているらしい。まるで俺の口内を舐め尽くすかのように深く  
ふかく舌が入ってくる。ずる、ずると舌が絡みあうたびに脳髄を直接あぶるような快感が  
走った。  
 
「んぐ……アスナ、ちょっと待って」  
   
 一度深くお互いを吸い合って、いったん唇をはなす。  
 
「はぅ……んっ……どうしてやめるの……?」  
 
 アスナの口が何かを求めるように震えていた。  
 いつもの凛とした姿からは考えられないほど、アスナは淫らに蕩けている。  
 口の端からながれる一筋の涎がなまめかしい。服ごしでもわかるほど、寄りかかってき  
ている細い体が熱をもっているのがわかった。  
 どうしてやめるの、と聞かれても、あまりにも積極的なのでびっくりしました、なんて  
言えるわけもない。  
 どうしようかと数秒間なやんでいると、アスナが普段の彼女からは信じられない行動に  
でた。  
 俺の首から手を離したアスナが、俺のズボンの上に指を這わせた。  
 
 まさか、と思いアスナを見あげる。  
 
「キリト……君……んちゅっ……」  
 
 再び落ちてくる唇。同時にアスナの指は俺のズボンのチャックをひきおろそうとしてい  
た。  
 
「うわっ!」  
 
 ズボンごしでも十分な刺激に俺は思わず腰を浮かす。  
 
「ほ……しい……の……」  
 
 かすれた声に思わず耳を疑う。  
 
「キリト……くんが……ほしい……ほしい、よぉ……」  
 
 アスナは何かを振り払うように頭を振るう。美しい≪水妖精族≫の青髪が、頭のうごき  
にあわせて揺れた。  
 そのせっぱつまった表情の裏に深い苦悩の色がみえかくれする。何かを解き放ちたいの  
に、別の何かに邪魔をされているような表情に胸が苦しくなる。  
 
 おそらくこれがステータス<<発情>>の効果なのだ。  
 黄金の蜂蜜酒の最終目的がストレスの解消で、手段がセックスだとするのならばこれほ  
ど手っ取り早い方法はないだろう。  
 アスナの反応を見る限りもう体のほうは準備オーケーのようだ。  
 
 ただ、肝心の心がまだ体の変化に追いついていないらしい?  
 だからアスナは自分の体に起こったことに混乱して、それゆえに突飛な行動をとってし  
まって、そんな自分がはずかしてたまらないのだと思う。  
 俺はアスナの目の端に溜まった涙を、そっとぬぐった。  
 
「アスナ。悪い、もっと早く気がつくべきだったよな」  
「ちがうよ、キリト君は悪くないよ……ごめんね。言うの……はずかしいの……おかしく  
なっちゃうくらい……はずかしいの……」  
 
 いじらしく、つかえながら言うアスナに頷いて俺はアスナから体を離した。  
 俺はアスナの体を抱きかかえて、暖炉の前のソファーに寝かせる、と同時に。  
 
「ユイ……悪いけど、少しの間、二階に上がっててくれないか?」  
 
 口に手をあててあわあわしていたユイに言った。たぶん、子供には刺激が強すぎる――。  
 
「は……はいです!」  
 
 ユイは翅を鳴らしながら二階へ続く階段へ飛んで行った。  
 さて――と。俺は涙を拭った手で、紅潮しきったアスナの頬に手のひらを当てる。暖か  
い、というよりも熱かった。  
 アスナが俺の目を見てつぶやいた。  
 
「キス……して……」  
「うん」  
 
 あえぐアスナの唇を吸ったあと、服を脱がせるのももどかしくなって、俺はぐっ、とア  
スナの来ている普段着の、短衣のすそをめくりあげた。  
 やや強引にめくられた青と白の短衣からふるんっ、と乳房が飛び出す。  
 最近のALOアップデートでスキン・システムの拡張があり、こうして実際に服を脱が  
せたり着せたりできるようになったのは、こういう時にはありがたい。  
 仰向けになっているというのに、全く張りを失わない美乳。SAOの新婚時代になんど  
も何度も、眺めて、吸いついて、いたずらしたけれども、一度も飽きたことのないアスナ  
の果実は、やっぱり何度見ても魅力的だった。  
 その先端にはかわいらしい桜色のつぼみがのっていた。先端をわずかに陥没させ、ぷく  
っと膨れた乳首を親指でやさしくはじきつつ、膨らみの柔かさを手のひらで味わう  
 
「んっ……」  
 
 アスナが色っぽい声をあげたのを確認して、次の行動に移る。  
 人差し指と親指でそこをつまみあげ、余った片方の乳房に口をよせて吸いついた。  
 
 
「んっ、あうぅ……」  
 
 いちいち声を上げてくれるアスナの反応が面白くなってきて、吸いついている乳首を口  
の中でなめまわす。体温が全体的に上がっているのか、乳房ですこし熱い。  
 こりこりと弾力のある乳首の先を舌で転がしつつ、空いた手でもう片方の乳首をぎゅむ  
っ、とつまんでやった。  
   
「ああああ……んっ……キリトくん……」  
 
 アスナの腕がきゅうっとを俺の頭を抱きしめてきた。  
 顔に息苦しさを感じつつも、よく考えたらアバターに無意識呼吸は存在しないので、実  
際に窒息死することはないことに気がつく。  
 じゃあ、楽しまないわけにはいかないなと、アスナの暖かい乳房に顔を押しつけた。  
   
「はあ……んっ……気持ちいい……いつもよりすごっ、いよぉ……!」  
 
 もてあそんでいる乳首の先が、新芽のつぼみのように大きくなっていた。  
 
「はあっ……はぁ……ああっ! きりとく――」  
 
 アスナのさえずり声にせつなげな響きが混ざった。もっともっと、と俺の頭を自分の体  
に寄せてくる。そして体の下で着衣のままのアスナが激しく身じろぎした。  
   
「いやああああっ! ああ!」  
 
 高ぶる彼女の声に誘われて、俺は思いきり乳首をつまみあげ、少しねじりをくわえた。  
そして口の中の乳首をこれでもかと、激しく吸いあげる。  
   
「あああああっ!!!!」  
「むごっ!」  
 
 思い切り頭を抱きしめられる。  
 顔全体に柔らかいものが押しつけた。単なるアバターのオブジェクトにしてはあまりに  
も柔らかくて肉感的な乳房に抱かれると、本当に赤ん坊になるような気分で……。  
   
「はあ……はあ……」  
 
 アスナが絶頂しているのがよくわかる。アバターからは心音や呼吸音を聞き取ることも、  
感じることもできない。だがびくびくと震えるアスナが気持ちよくなっているのは――よ  
くわかった。  
 
 大変名残惜しかったが、俺はアスナの腕を静かに離した。  
 
「はあ……はああ……」  
 
 体を離すと、絶頂の余韻を楽しんでいるアスナがいた。夢見るような表情を俺に向けている。  
 
 押し倒したときには確かに、きっちりと閉じられていた脚から力が抜けているのを確認  
したあと、俺は空いている右手をそっと動かして、太ももと太ももの間に触れる。そのま  
ますっと、アスナの股の方に指を動かして目的のソコに触れた。  
   
「あ……っ」  
 
 下着の布越しでも確かに感じるアスナの割れ目の感触。暖かい液体でそこだけ濡れてい  
るので触れると直にそこだとわかった。  
 
「ぅあ……そこ……やらぁ……」  
 
 直接それを見たくなって、白いスカートの裾をめくりあげる。服の色とよく似合った、  
うすいピンクの下着を露出させたあと俺は一端手を止めた。  
 
 寒色系の青と白の衣装が健康的な肌色の四肢を申し訳程度に隠している。  
 本来チュニックの布に隠されるべき乳房やおへそは全く隠れていないし、スカートにいた  
ってはめくりあげられて、芸術作品ながらの脚線美をその根本からあらわにしている。  
 アスナの恥ずかしいところを隠すピンクの下着には、彼女の割れ目から流れでた液体が  
染み、その部分だけ色が深くなっていた。  
 
 もしかしたら必要ないかなー、と頭の片隅で思いつつ下着の上からこりこりしている秘  
芯を押した。  
 
「あ、ん――」  
 
 アスナが小さく喘ぐ。  
 ぐちゅうっ、と下着の布を押しつけると濡れていた部分が広がっていく。  
 
「ぅぅ……」  
 
 アスナが膝と膝をすり付けるように身じろぎする。思わず顔を見てみると、微妙に視線  
をはずされた。下着を見られるのもさわられるのも、恥ずかしいらしい。  
 かわいい……。まだ刺激が甘いのか、小さく反応しただけなのだが、そのいじらしい反  
応だけで俺は興奮してしまった。  
 
 恥ずかしがるアスナの姿を見たくなり、ふつうの状況でやったらぶん殴られること確定の  
行動を、お願いをアスナにしてしまった。  
 
 アスナの耳元にそっと、台詞を吹き込む。  
 
「え――、やだ……」  
 
 アスナは今度こそ、俺に視線を戻し、唇を尖らせる。  
 
 俺は見つめ返しつつ、空いた手で太股をなで回した。一度下着の下部まで指を近づけて、  
また離す。それを何度もくりかえしてやった。  
 大切なところには絶対にふれない。下着の上――秘丘の部分を人差し指をゆるく押しつ  
けて、離したりしてみる。  
 そうするとほんのわずかに下着に隠された部分を刺激されるらしく、アスナが「んん  
っ」とか「あふっ」とか、つぶやいていた。  
 
「き、キリトくん……」  
 
 俺の意図を察したアスナが、少し強めに俺の名前を呼ぶ。  
 俺は内心ほくそ笑みつつ、表面的には無表情にアスナに言い放った。  
 
「してほしいなら、言わなきゃいけないことがあるよな……」  
「ば、ばか……」  
 
 アスナは一度目をつむる。まつ毛をふるふる揺らした後、さっき俺が依頼した言葉を呟  
いた。  
 
「キリト君の……っ! おもいっきり……アスナの……ここに……いっぱいちょうだいっ  
……」  
 
 アスナがきゅっと眉をひそめたその瞬間、めくれあがったスカートのアスナの脚の付け  
根の中心部が、ものすごい勢いで濡れはじめる。  
 
 ぷしゅう、ぷしゅう、ぷしゅう――  
 
 下着をしとどにぬらしたそれは、ゆっくりと彼女のスカートに染みていく……。  
 
「え……?」  
「あ……?」  
 
 俺とアスナはほとんど同じようなタイミングで声を出した。  
 
「アスナ……もしかして、いま自分の言葉でイっちゃったの?」  
「……ふぇ」  
「うわ、ごめんっ」  
 
 目の端に涙をため、幼い子供が泣き出す少し前のような、か細い声を出したアスナの唇  
をあわててふさぐ。さすがに泣かすつもりはなかった。  
 でもそこからはもう止まれなかった。  
 
「んちゅ、んんっ、んぁっ――」  
 
 唇をはなしてスカートの中にある下着をさぐる。両手の指が下着の外側にひっかかり、  
そこをとっかかりにして一気におろす。  
 
 ずる、とお尻の一山を超えればあとは簡単だった。スリットと下着の間に愛液の線が引  
かれていくのを眺めながら、もう下着の用をなしていない、濡れた布切れを片足ずつぬが  
せて床に放り投げた。  
 
 無防備になったソコを露出させるため、両足を抱え上げる。  
 そういえば、まだ昼間なので窓から漏れる陽は強い。これだけ明るい状態でアスナのそ  
こを見るのは初めてだった。ちょっとした感動をおぼえる。肉のひらひらの向こうにサー  
モンピンクの粘膜がみえた。明度のせいなのは間違いないが、いつもより淫靡に濡れて  
輝いているような気がした。  
 さっきまで下着の上からイジっていたクリトリスがスリットの頂点に可愛く息づいている。  
 抱えあげられた脚の間から、アスナが言った。  
 
「や、やだ……見ちゃやだ……赤ちゃんみたい……」  
 
 アスナが今更のように言ったので、俺はつい吹き出してしまった。  
 
「な、なによぉ……」  
「いや、言われて見ればたしかに、と思ってさ……」  
「うう……」  
 
 いまので少しリラックスできたのか、アスナが脚から力を抜いた。  
 人差し指でそっと、アスナのソコに触れてみる。指がほんの少しだけスリットを割る。  
指先が挿入されると、ひっ、とアスナの口から可愛らしい悲鳴があがった。指先には彼女  
の体温そのままの温度の、愛液が絡みつき、まだほんの第一関節をいれただけなのに、そ  
こはぎゅうっと収縮して指をとらえてくる。  
 
 俺は調子に乗って指を上下に動かしてみる。と、指の動きに合わせてちゃぷちゃぷと、  
音を立ててきた。  
 
 期待に頭がくらくらしはじめた。とろとろにとろけて次々に愛液を分泌するそこに性器  
を思い切りつき込みたい衝動が頭をよぎる。アスナの腰を押さえつけて、無理矢理貫き、自  
分だけが気持ちよくなっていく想像に頭が満たされる。  
 
 ちゅく。  
 
 十分に濡れたアスナのそこと、俺の先端の先走りがくちゅ、とわずかな水音をたてて混  
ざり合った。  
 秘裂の入り口がくすぐるようにわなないてくる。  
 
「愛してる……アスナ」  
「うん……抱いて……キリト君……」  
 
 俺は一気にアスナを貫いた。  
 
「んっ――――!! いっ――!!」  
 
 ぐうっと、包まれる心地よさにしばらく酔いしれる。男根の先端――亀頭が一番奥に居  
場所を見つけて、そこで止まった。  
 
「んっ……ぐぅ……ふかい……キリト君のいつもより、おっきいよぉ……」  
 
 アスナが美しい顔をしかめる。いつもより深く沈んだ俺は、先端にいままで経験したこ  
とのない、行き止まりの感覚を味わってた。  
 亀頭のうえのあたりをごつごつ刺激する快感に絶えきれず、俺はアスナの腰骨のあたり  
をつかんで腰を動かしはじめた。  
 

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