まさかリザードマン・ロードがいきなり剣を放り出して、四足のトカゲのように前傾し、  
腰のあたりにタックルしてくるとはついぞおもわず、<<血盟騎士団>>副団長、<<閃光>>ア  
スナはリザードマン・ロードの巣へお持ち帰りされてしまいました――。  
 
 
リザードマン・ロードの巣。薄暗いトカゲの穴倉。  
 リザードマン・ロードAの攻撃にアスナは深くわなないた。  
 
「はっ、はなして……んぁっ、もう――触らないで……」  
 
 気丈な、しかし物悲しい響きをもつ悲鳴が洞穴にこだまする。  
 深緑色の体表をもつリザードマン・ロードがアスナを胡坐の上に座らせ、騎士服の上か  
ら乳房をまさぐっていた。そして乳房をまさぐられるアスナは悲痛な表情で整った眉を寄  
せ、突然始まった凌辱にただただ耐えていた。  
 普段はブレストアーマーの金属板とゆったりとした騎士服調の<<血盟騎士団>>ユニフ  
ォームに身を包んでいるため、アスナの実りはあまり強調されない。だが、頼りの胸部の  
金属版をはがされ厚手の服の上から絞りこむように揉まれてしまえば、そのたわわな実り  
を隠すことなどできなかった。むにむにと揉まれる恥ずかしさに、アスナは顔を真っ赤に  
しつつ、視線を自分の胸元から外した。  
 
「はくっ……んっ……んんんっ……このっ……」  
 
 アスナの気丈な抵抗も、リザードマン・ロードにとっては嵐の海の小舟のようなものな  
のだろう。まったく意に反さず、リザードマン・ロードは重みすら存在する乳房を思う存  
分もてあそぶ。  
 不死属性が添加されているので、いくら肌に爪をくいこまされても、アスナの視界の隅  
に存在するHPバーは減少することがない。最近発見された、月に一度女性プレイヤーに  
短時間だけ発動する<<発情>>のステータス異常のせいで、行為の最中は不死属性となるも  
のの、その際の快感がブーストされてしまう。  
 爬虫類の特徴を反映しているのか、人間にあってあたりまえの体温が乳房をまさぐる指  
にはない。冷たさと乳房をもてあそばれる快感に背筋を震わせる。  
 
「あふっ……んっ、くっ………んぁっ……この……」  
――武器さえ……武器さえあれば……っ!  
 アスナは足元を見た。気を失っているうちに剣帯ごとはずされた細剣が足元に放り出さ  
れている。ブーツの足先にどうにかして引っかからないかと、なんどか脚を伸ばしている  
のだが、  
 
「ああああっ、んっ、くぅ……」  
 
 脚を伸ばそうとするとリザードマン・ロードが乳房への刺激を強めるのだ。ぎりぎりま  
で伸ばした脚から力が抜け、地面にひれ伏す。思い切り脚を伸ばしたせいでまた、ずりり、  
スカートの裾が翻り、だいじなところを隠す三角形の魅惑の白布をさらしてしまう。スリ  
ットの形をトレースする、うす布のテクスチャーは色濃くぬれていた。  
 
「あぐっ……あふ……あふ……」  
 
 最後の砦となった白の下着にがせまる。ちょうど濡れそぼっている部分にリーザドマ  
ン・ロードの指先が向いた。  
 
「んっ……さわら――! んんんっ!」  
 
 さわらないで、という言葉は最後まで言い切ることができない。いままで乳房を揉んで  
いた手が桜色のリップの内側にぬめりこんだ。くちゃ、くちゃとアスナの舌を指先でもて  
あそびつつ、下着の耐久度をがりがり指先で削っていく。耐久度など皆無に等しい薄布が  
ポリゴンの花を咲かせた。淡雪のような小さなライトエフェクトが消え去るとスリットが  
丸見えなる。アスナの意思にかかわらず、何度かの絶頂で潤んだピンク色はすっかり異性  
を受け入れる準備を終えている。  
 
――あ……いやっ! みえちゃうっ!  
 
 あわてて股を閉じようとするも、リザードマン・ロードの手が太股をかかえあげた。  
 
「んあっ! くっ、やめて……恥ずかしい! こんな格好……! あ、赤ちゃんみだ  
い!」  
 
 言葉通り、幼い子供がおしっこするポーズに抱え上げられ、それでもすでに大人のぬめ  
りを持つスリットをぱっくり露出させられた。赤い縁取りの白いスカートは捲れあがり、  
ピンクのスリットを隠せない。現実世界のものに比べれば、シンプルな割れ目から涙のよ  
うな滴が落ちていく。すでに十分な潤み持っているスリットの頂点角からは、包皮を押し  
のけ赤々と尖った秘芯がひくついている。  
 
「やあ……もういやぁ……! 助けて! だれか……だれか……キリトくん……!」  
 
 しばみ色の瞳からとうとう涙がこぼれ落ちる。気丈にも涙一つながさず、快楽にも唇を  
噛んで耐えきっていた美しき<<閃光>>の心が、先ほど散ったポリゴンのようにひび割れ、  
砕けていく。  
 が、アスナに与えられる運命はより過酷なものだった。  
 自分の股の下から――下敷きにしているリザードマン・ロードの股ぐらから細長いもの  
が這い出てきたのだ。リザードマン・ロードの体色と同じ色の、肉の杭。  
 
――!!!  
 
 アスナは涙を止めて戦慄し、頬をひきつらせた。見ようによっては野太い肉の茎に見え  
る性器が、縦に割れたスリットにあてがわれる。  
 
「いや……それは……だめよ……やめて……」  
 
――でも…でも……でもぉ……  
 
 アスナはぎゅっと目をつむった。瞼が震え、自分の内側に生まれる甘い快感に身もだえ  
する。乳房をなぶられていたせいで蕩けてしまった秘裂が、肉茎の縁にそってヒクついて  
しまうのを抑えられない。  
 リザードマン・ロードは一度大きくアスナを抱え上げ照準を性器の先端に合わせた。ス  
リットと性器の先端がキスをする。  
 くちゅっ、と。  
 
「うっ……」  
 
 衝撃の予感に体を硬くするアスナの意思につき従い、秘裂がはぐっ、と性器の先端を撫  
でてしまった。  
 
「ふあ……やっ……」  
 
 秘裂の縁が深緑色の亀頭と接触した。わずかにな接触だが、白い快感が膣道の奥にびり  
びりと伝わってくる。最後の最後でアスナは期待のしずくをリザードマン・ロードの性器  
におとしてしまう。  
 もう我慢ならん、とばかりにリザードマン・ロードが抱えていたアスナの体をおとした。  
   
「ああ……ああああっ! うぁ! ああっ! うそっ!」  
 
 凄まじい水音を立てつつ杭に割り込まれていく。電撃にも似た快感が下腹部からつたわ  
り、アスナはリザードマン・ロードの上でがくがく体を震わせる。  
 
「はああっ……ああっ……あああ……」  
 
 強制的に絶頂させられたアスナは脳髄にもたらされる甘い痺れに、おもわず頤を上げき  
って喘いでしまった。白い喉が震え、騎士服とブラジャーに包まれた乳房の先端が充血で  
みじろぎし、リザードマン・ロードとの結合部の脇から新たに分泌された愛液が流れ落ち  
ていく。  
 
「う……」  
 
 十七年あまりの人生の中で味わったことのない甘美な快感と、ばちばちと目の前ではぜ  
る白い閃光に気を失いそうになった時だった。  
 挿入の衝撃が過ぎ去った膣道から与えられる新たな刺激で、アスナは意識を取り戻した。  
 
「はぐっ……つ、冷たいっ!」  
 
 しつこいまでの乳房責めで濡れそぼったそこは簡単にリザードマン・ロードの節くれだ  
った性器を受け入れたものの、暗く冷たい洞穴の温度を反映する爬虫類の体温は、性器で  
あっても有効なようで、未熟な膣を埋めてくる爬虫類人の性器はしんしんと冷えていた。  
 そんな性器がずんずんと下からアスナを突き上げてくる。  
 
――冷たいっ! ち、力が抜けちゃう……!  
 
 突きこまれる氷柱の性器にアスナの腰は砕けてしまった。奥深く、実際には子宮に当た  
る部分にまで伸びた性器が深くうずまり下腹部を冷やしていく。  
 さらに揉みほぐされていた騎士服の上衣が耐久度の限界を超えてぴポリゴン片となって  
くだけていった。  
 
――あああっ……見えちゃう……  
 
 さらに上衣の舌でアスナを守っていた純白のブラジャーも乱暴にはぎとられ――破壊さ  
れ、最後の着衣を失ったアスナの丘が二つ、宙に投げ出された。リザードマン・ロードの  
指がすかさずソレをつかんだ。いままでは衣服ごしに行われていた胸への暴虐が直接、行  
わる。リザードマン・ロードの指先は性器と同じで冷たい。  
 
――こっちも、つ、冷たいっ!  
 
 冷たい指先で敏感な乳首をいぢめられ、下からは氷棒で突き上げられるように犯される  
アスナは、背をそらしてその冷たい愛撫に耐えようとした――。  
 
「んっ、んっ、あぐっ、んっ、あああっ! 胸、やめてぇ……」  
 
 洞穴に響く弱々しいアスナの叫びの何割かが、甘い。  
 しかし、膣道をこすり上げる性器は摩擦で熱く、乳房は熱を持って熱い。  
 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。  
 性器の形を覚えろとばかりに中を掻きまわされ、次々と押し寄せる快楽の大波が、アス  
ナを心身ともに犯していく。  
 
――……なんで……なんで気持ちいいの……  
 
 アイスキャンディーのように冷たいリザードマン・ロードの性器に内側を擦られるたび、  
背筋に震えがはしる冷たさと熱さがないまぜになり、アスナの精神をかきまぜていく。  
 暗くて冷たい、じめついた洞穴のなかでアスナは荒い呼吸を繰り返している。同年代の  
少女にしては十分すぎるほど膨らんだ乳房は、節くれだった深緑色の指がうずまり、とき  
おりピンクの尖りをコリコリとはじかれる。アスナの裸体を隠すはずのスカートは突き上  
げのせいでまくれ上がり、リザードマン・ロードの性器がじゅぽっ、じゅぽっ、とスリッ  
トめくりあげつつ激しく出入りしている様を露出させていた。  
 
「ふあ…ああっ……んんっ、んっ! うぅぅっ! こんなっ! 格好、なのに」  
 
 突き上げられるたびに生まれる快感にアスナはとうとう呑まれてしまった。控えめだっ  
たトーンが洞穴に響き渡るような甲高い嬌声にかわっていく。鈴をならすような美声が快  
感にむせび泣く少女のものへと変化していった。  
 
「んっ、んあっ、ああっ! んっ、んぁっ !んんっ!!」  
 
 ――うそ……気持ちいい……気持ちいいっ!  
 
 一度その快楽を受け入れると止まらなくなってしまった。膣道をこすりあげる性器が生  
みだす白い快感に痺れて、アスナの鋭利な思考を狂わせていく。  
 く快感を堪えるように噛みしめていた唇が徐々に開き、目に涙を浮かべながらアスナは  
人形のようにただただ貫かれ、栗色が胸元に咲く乳輪の前で踊りまわる。  
 やがて――リザードマン・ロードの性器自体が振動をはじめてしまう。  
 
「あ……」  
 
 一瞬我に返ったアスナは蕩けた思考で終わりが近い事を直感する。体の内側でうごめく  
それは射精の予兆だった。  
 
 ぶくっ、と機能自体は人間の男性器とほぼ同一だ。だから先端から拭きあがるのも性液  
なのだ。  
 
「あうぐっ!!」  
 
 ひくっ、とアスナは背筋を凍らせた。  
 リザードマン・ロードの先走りの液体がアスナの膣道に注ぎ込まれた。  
 
――冷たい?  
 
 アスナはお腹の中真ん中へ、じかに冷や水をたらされたような感覚に硬直する。  
 走り抜けた疑問は一瞬だった。  
 どく、どく、と大きく振動したリザードマン・ロードの性器が先端から精液を拭きあげ  
始めた。  
 体温と同じく、洞穴に冷やされた冷や水の精液を――。  
 
「い、いやああああああああっ!」  
 
 体の奥底に、ホースから出た冷たい水を注ぎ込まれるような射精アスナが絶叫する。  
 
「いやあぁ……冷たいっ! 冷たいぃぃぃ! 冷たいっ! ぬ、抜いてぇ!」  
 
 髪をふりまわしながら、何度も何度も繰り返される冷たい射精から逃れようと体をよじ  
るアスナをリザードマン・ロードはうるさい、わずらわしいとばかりに、揺れる乳房をつ  
かんでこね回した。乳房を強引につかまれたせいで、電撃が背筋に走り抜ける。アスナは  
はじかれるように背をそらした。  
 
「ふぁ! だめぇ!? 今しないで! おっぱいさわらないでぇ!」  
 
 イってしまう予感にアスナは暴れる。そもそも女性の絶頂は性器から絞り取る為の機能  
だと知っているせいだ。深緑色のリザードマン・ロードの指先が暴れまわる乳房をとらえ、  
ぴんっ、と立った乳首を乳肉にうめるように強く、指を埋める。ぷっくりと膨らんだ乳首  
は生意気に指の圧力から逃げ出し、そのたびにリザードマン・ロードの指に蹂躙された。  
 
「んっ、くふっ、いやあああああっ!」  
 
 押しつぶされた乳首がアスナを絶頂に導いてしまった。  
 
「あっ、ああっ、やぁっ……まだっ……」  
 
 下半身と両乳房から与えられる刺激に絶頂しアスナは、膣道をぎゅっと絞ってしまった。  
乙女の柔筒によって刺激された性器が、再び種をまき散らしはじめた。乳房をもてあそぶ  
手も止まらない。  
 とどめとばかりに、リザードマン・ロードは膣道の奥――現実ではちょうど子宮口のあ  
るあたりまで性器を差し込んだ。ごぞっと奥をくすぐられ、アスナは眉をひそめる。  
 
「はああっ……やぁっ……奥で……奥で――!」  
 
 精液が冷たすぎるせいで奥で中だしされているのが容易に分かってしまう。だが、奥底  
をくすぐるような膣内射精からもたらされる快感も存在し、再びアスナを恐慌におとしめ  
た。  
 
「あぐ……んっ……ふっ……」  
 
 冷たい体液に体力を奪われ続けがっくりと脱力するアスナ。  
 いままで無遠慮に発射されていた精液が結合部の脇から流れ出す。リザードマン・ロー  
ドの皮膚色と同じ精液が、アスナのふとももへ伝っていった――。  
 
「はああっ……はああっ……あああっ……」  
 
 お腹を埋める氷のような体液をしんしんと感じながら涙するアスナだが、蹂躙はこれか  
らが本番だった。  
 どん、とアスナは体を押された。  
 力なく地面に四つん這いに倒された。赤々と勃起するベビーピンクの乳首がふるん、と  
いやらしく揺れ、栗色の髪が裸の背筋に流れ、肌を濡らす汗に絡まった。まくり上げられ  
た白いスカートの内側のお尻は自分の愛液と先ほど排出されたリザードマン・ロードの深  
緑色の精液で汚れ、輝いている。お尻の肉の合間に輝くアスナの秘裂からは深緑色の精液  
と、愛液の混ざり合ったものが太股を伝い、真っ白なブーツも深緑色の精液でけがれてい  
く。  
 
――ま、また……冷たいの……もういやぁ……!  
 
 リザードマン・ロードの冷たい体温を背後から感じる。あとほんの数秒で、再び――。  
 
 ――でも……でも……また……また気持ちよく……して……もらえるかも……  
 
 再び与えられる快感への期待が無意識にスリットをひくつかせた。目の前には剣帯とと  
もに愛剣が落ちていたが、アスナの目には映らなかった。  
 リザードマン・ロードはアスナの濡れ輝くワレメに誘われるように、再び槍のような性  
器をアスナに突きつけて――。  
 
 
――――  
 
「ねえ、キリトくん」  
「……」  
「共通アイテムストレージにある、これはなに?」  
「……」  
「えっちな本……よね。これ」  
「……」  
「捨ててなさい」  
「はい……」  
「ちなみに……ちょっと見てみたけど」  
「……!」  
 
 
「いま……この本の私と今の私、同じ格好でエッチされてるんだけど……なにか、意味、  
ある?」  
「――!」  
 

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