「んっ……んぅ……あんっ……んっ、ユージオ……そこ、気持ちいいかも……」  
「……こ、ここのあたり……?」  
「うんっ……ぅぅ……ぁぁ……いいよ、ぉ……」  
 
 かの悪魔の巨樹《ギガスシダー》に刻まれた切りこみに桜色の爪先をのせ、まばゆかん  
ばかりの金髪を背に流し、真っ白な肌をソルスの光の元にさらしている幼馴染の少女と深  
く交わる。  
 性器から伝わる甘い快感に酔い、お尻を突き出すような格好でいるアリスを後ろから  
次々に貫いていく。  
 
「ふあぅ……ひゃんっ! さ、さっきと、ち、ちがうところ……当たってる……」  
「足元が不安定だから……きつくない?」  
「だ、大丈夫……すこし驚いただけ……んっ、ふっ、あんっ……でもこっちのほうがいい  
かも……」  
 
 途端になまあたたかくも、背筋が震えるような快感が性器から走る。膣道は狭苦しく、  
わずかに性器を動かしただけでも表面が膣粘膜を擦る。それがなによりも心地よかった。  
 
「あんっ……ユー……ジオっ! ちょっと、つよいっ……!」  
 
 涼やかで、それでいてなまめかしい声が森に響く。幼いころから聞いてきたどんな声音  
よりも甘くて淫らな声が、ユージオの鼓膜をふるわせる。  
 ――だめだよ……アリス……そんな声で甘えちゃ……。止まれなくなっちゃうよ。  
 背筋が震えあがる快感に思わず喘ぎそうになりつつ、つながったまま、上半身を折って、  
汗が光る背中に唇をおとした。わずかに汗の味がした。  
 
「ああ……く、くすぐったい……舐めちゃ、だめ……」  
 
 アリスが華奢な肩の向こうから不安げな視線を送ってくる。  
 波打つ金色の髪をちりばめ、いつものバラ色の頬を真っ赤に染めあげたアリスは、熱い  
吐息を漏らし続けている。二年ほど前、いっしょに入浴していたときより、彼女の四肢は  
長く、丸かったお腹はくびれていて、そしてなにより胸のあたりがなだらかに盛り上がっ  
ていた。  
 
 二年ほど前は水浴びや入浴を一緒に行っていたし、お互いの体を洗ったりした。  
 それをしなくなったのは《ルーリッド村規範》に「天職を得たものは、みだりに肌をみ  
せあわないこと」の一文があるからだ。  
 
『じゃあ、「みだり」じゃなければいいんだろ――』  
 
 その、「みだりに」という部分を豪快にぶち破った相棒の様子をちら、と見てみる。ズ  
ボン一枚でギガスシダーの根に腰をおろし、呆然とした表情のまま樹上の葉を見上げるキ  
リトは、ユージオの視線に気がつきにやっと頬をつりあげた。  
 
「二人とも気持ちよさそうだな」  
「キリトだって、さっきまでアリスと……えっと「子作り」してたじゃないか……」  
「そりゃ……今日は俺のほうが「いい音」させてたからな。ご褒美だよ、ご褒美」  
「ぐ……」  
 
 キリトの言うとおりだ。膣内を満たすぬめりはもちろんアリスの愛液がほとんどだが、  
その何割かはキリトがついいまさっき吐き出した白濁液だ。  
 
 ギガスシダーの刻み手を任じられたキリトとユージオの役目は、もちろん悪魔の巨樹を  
切り倒すことだ。しかし、この徒労感の強い仕事は、想像以上に二人の精神を疲労させた。  
仕事を厭う気持ちは、竜骨の斧の重量を割り増した。  
 どうにも調子のよくない二人を見かねたアリスが「じゃあ、良い音をさせたほうにご褒  
美あげる。なんでもいいわよ」などと言いだしたのが、今の状況のきっかけだ。  
 幼い好奇心から、三人はすこしずつ性の魅力へと夢中になった。  
 最初はアリスの身体に服の上から触れる――という至極単純なご褒美だった。しかし行  
為は徐々にエスカレートしていき、誰に教わることもなく体の機能を理解した三人は、一  
月前にとうとう繋がってしまった。  
 キリトとユージオの二人は週に一度、休日の前日に訪れるアリスと交わっていた。順番  
はその日の刻みで良い音が多かった方が先……というルールができあがった。  
 今日はたった一打ではあるものの、キリトがユージオの回数を凌駕した。  
 目の前で正常位でまじわるキリトとアリスに焦らされ続けたユージオが、やっと見つか  
った欲望のはけ口へ、夢中になってしまうのも無理はない。  
 
「はあ……ああ……アリス……」  
 
 ユージオは確かめるように大きく腰を叩きつける。瞬間、アリスが高い声で悲鳴を上げ  
た。  
 
「ふああああっ!? いき、いきなりしちゃ、だめぇっ!」  
 
 真っ白で歳相応に薄いお尻がユージオの動きをふるわせながら、アリスは神を左右にふ  
りつけ喘いだ。  
 膣道がぎゅうっと狭まり、内側を埋めていた液体が秘処から漏れ出していく。  
 そのさまを見つめながら、ユージオはさらに腰をぶつける。乾いた音が森の中に鳴り響  
く。  
 
「やああっ、やっ、だめっ――、だめっ――!」  
 
 性交をはじめてから一番大きく背を反らし、森に響くような悲鳴をあげたアリスは、柔  
肉をひきしめて絶頂した。  
 
「あああっ、ああ――!」  
「くっ……」  
 
 性器の先から根元までを締められる快感に、ユージオは耐える。  
 ぴん、とつま先立ちになったアリスは、体中を震わせていた。繋がり続ける秘処は、新  
たに分泌された液体でさらに濡れそぼっていった。  
 
「ん――! んっ……」  
 
 しばらくのあいだ絶頂に酔っていたアリスが、すこしずつ身体の緊張をほどいていく。  
 
「ふあっ……ああっ、ああっ……んっ……」  
「アリス……先にいっちゃったんだね……」  
「ああっ、んっ……んっ……んっ……う、ん……ごめん、ユージオ……」  
 
 迫っていた肉壁がアリスの落ち着きと共にやわらかくなっていく。だが――。  
 ギガスシダーにすがりつきつつ、喘ぎ声をおさえるように口をつぐんだアリスの艶姿に  
ユージオは思わず息をのんだ。  
 とろけた視線は、すこしまえまで一緒に野山を駆けまわっていた少女のもとは思えない  
ほど、色っぽく……ユージオをそそらせるものだった。  
 
「あ、アリス……っ!」  
 
 汗ばんだ首筋へ淫靡に絡みつく金髪の上に覆いかぶさりながら、達したばかりで敏感な  
秘処を容赦なく刺し貫いてしまった。  
 
「あん!」  
 
 普段聞いたことのないような声で喘ぐアリスに誘われてしまい、ユージオはさらに性器  
を推し進めた。  
 大人と比べてまだまだ未成熟なユージオの性器は、それでもアリスの奥まで到達した。  
こつ、と性器の平らな部分が子宮口に触れ、響く快感にとうとう理性が決壊する。  
 アリスが脚から力を抜いてしまっているのを良い事に、ユージオは強く抱きしめたら壊  
れてしまいそうな腰を両手で掴み、律動にあわせて引き寄せた。  
 
「あっ、やんっ、んんっ――! ふっ、ふかい……ふかいよぉ――!」  
 
 アリスはすでに身体を戦慄かせながら、ユージオを振り向いた。すでに涙を頬におとし  
なら快感にむせび泣く幼馴染の姿を眺めると、押さえつけることの出来ない欲求が性器の  
内側に溜まる。  
 
「アリスっ――! 僕……もうっ!」  
「ん――! い、いいよっ! ユージオも、出して――!」  
 
 キリトより奥へ――わずかにくすぶっていた自分より先にアリスを犯したキリトへの対  
抗意識で、お尻がむにゅっ、とつぶれるほど強くアリスの腰を引き付ける。肌と肌を打ち  
つける乾いた音とともにユージオは射精した。  
 
「あああっ、熱っ――!」  
 
 最奥で解き放たれた性を子宮口で受け止めるアリスは、ふたたびユージオの性器を締め  
る。普段から狭苦しい膣道がさらに狭くなり、尿道にのこった最後の一滴まで絞り尽くさ  
れる。  
 
「ふあっ、あんっ……あばれてる……ゆーじお……はあっ、ああ……お腹、とけちゃう…  
…」  
 
 絶頂直後の射精についに腰が砕けてしまったアリスがゆるゆると座り込む。その拍子に  
性器の結合がとけて、いまだユージオの男性器にこびりついていた精液が、アリスのお尻  
へと飛び散っていった。  
 
「……はあっ……はあっ……気持ちよかった」  
 
 アリスと同じようにへなへなとひざまずきながら、目の前にあるお尻をさすりあげた。  
白いお尻はユージオの姉にくらべるとずいぶん薄いが、その分すべすべと滑らかだ。  
 
「はあっ……はあっ……わ……私も……」  
 
 ゆっくりとユージオに向かって振り返り、ギガスシダーの根に身体をねかせたアリスは、  
口元に仄かな笑みを浮かべた。  
 
「私も……気持ちよかった……ありがとう、ユージオ……さきにいっちゃって……ごめん  
なさい……」  
 
 そのままアリスは目をつむり、大きく呼吸した。  
 快感の余韻に酔っているのかもしれない。そんなふうに思いながら四肢を投げ出すアリスを、ユージオはしばらく眺めていた。  
 
「ふう……見せつけてくれるよな! ほんと」  
 
 いつのまにか未だ全裸のユージオのとなりにキリトが現れていた。  
 ユージオがわっ、と驚く前に、キリトが指でアリスの一点を指す。  
 
「え……。ああ……」  
 
 ユージオはキリトの指した先になにがあるのかを理解した。  
 アリスはいま、彼女の体のふた周りは大きい木の根に、脚の左右を下ろしている。開脚  
の形になったせいで、常時ではまだ一本のタテ筋にしか見えないスリットが、左右に開い  
ていた。小指の先程度の大きさしかない秘芯もあらわだ。  
 再び息を飲むユージオの前で、秘処からこぼれおちた白濁液がギガスシダーの根に敷か  
れた、苔の絨毯へとしみこんでいく。  
 釘づけになる少年二人の視線を感じたのか、アリスがぱっちりと目を開き……。  
 頬を赤で染め上げた。  
 
「あっ――や、やだ……、なにみてるの……! や、やめなさい……!」  
 
 キリトとユージオの視線を感じたアリスは、股を閉じるより先に手のひらでスリットを  
覆ってしまった。  
 だが乱れた花弁のようなそこを目にしてしまったユージオの心中は、再び燃え上がって  
しまった。  
 ユージオはキリトの方を眺める。  
 相棒の顔も張りつめていた。視線のさきには、アリスの手のひらが……。実際にはすで  
に覆い隠されてしまったスリットがある。  
 
「あ、アリス……そこ、見せてくれよ……」  
 
 首筋のあたりに掻いた汗を手でぬぐい、キリトが恥ずかしがるアリスへ手を伸ばした。  
その手がそーっと、太腿に触れる。キリトの指先がアリスの肌にそっと沈み込んだ。張り  
のある肌がすこし沈み込み、夕暮れの陰影をすこしづつ変えていく。  
 
「えっ、んっ……やっ、やめて……キリト……」  
「いや、ムリ……」  
 
 アリスの懇願をあっさりと否定したキリトはそのまま太腿を持ち上げ始めた。膝の裏に  
手を当て、彼女の胴へと押し付ける。  
 
「ああっ……やっ、だめ……恥ずかしい……」  
 
 秘処を手のひらで覆ったままのアリスは、もじもじと身体をくねらせる。  
 
「僕も……見たい」  
 
 ユージオは新たに生まれた情欲押されるがまま、いつもの彼なら決してしない強引な手  
段へ訴え出た。秘処を覆い隠すアリスの手を掴んで、ばっとはらってしまう。もう片方の  
手もとり、押さえつける。  
 
「あっ、やだっ、やだぁ……やめて……!」  
 
 大事な部分は、二人の少年の前に晒された。  
 白濁液で汚れていてなお美しい、鮮紅色のスリット……。性交のあとを色濃く残す女性  
器は、乱れた花弁のようだ。  
 
「くっ……だめだ……アリス……」  
 
 キリトはすばやく自分のズボンを下ろし、すでに準備を終えそそりたった性器をアリス  
へ突きつけた。そのままぐっ、と亀頭を押しつける。  
 
「んっ――!? キリト……!? ま、またっ……ひゃっ、はっ、はぅぅっ!」  
 
 早くも始まった律動にアリスは嬌声をあげる。ユージオは交わる二人をまじかで見つめ  
ながら――自分の番をじっと待ち続けた。  
 
 
 ちなみにやや無理やりな行為だったこともあり、キリトとユージオはきっちりとアリス  
に叱られた。が、なぜか二人へのおとがめはほとんどなしだった……という。  
 

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