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 いつまでも睨みつづけるアスナにオベイロンは問いかける  
「許さないと、どうなるのだい?」  
 そう言われアスナの顔が少し曇った  
「それは・・・」  
「いくら叫んだって鳥籠に囚われた君にはどうすることも出来ないさ、  
 ただ、・・・僕だって君のお願いを無下にするのは、本意ではない」  
 そう言い放ち、少し考えてから  
「分かった、キリト君に会わせてあげよう」  
 と言葉を繋げる   
「!?・・・ほんとうに会わせてくれるの?」  
 希望の光が見え、微笑みそうになるアスナだが  
「ただし!・・・君の態度次第だ。君が私の命令に従うのであれば考えてやってもいい」  
 と言われ、失望の色にかわった  
 
「卑怯者!」  
「おいおい、こうして君のお願いを聞いてあげてるのに、それはないだろう?  
君のお願いを聞くかわりに僕のお願いも聞いてもらう、ギブアンドテイクさ」  
   
 口元を歪ませてそういうと、アスナの体を上から下まで撫で回すように見つめてくる  
 オベイロンの目線に嫌悪を感じ顔を俯かせたアスナは今の状況を必死に整理する  
 
(本当に囚われてるなら、今はキリト君の為にも下手に動けない  
 悔しいけど、ここは彼に従うふりをして機会をうかがうしかないわ  
 少しだけ・・・少しだけ私が我慢すれば・・・)   
 
 他に打開策は思いつかず、ついに強い決意を宿してそう決めたアスナは  
 しばらくして俯いた顔を上げると悔しさで顔を歪ませ声を震わせながら  
 
「・・・わかったわ・・・」   
 と力なくそう呟くしかなかった  
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 目の前でときおり体を震わせながら命令を待つアスナの姿を  
 オベイロンは優越感にひたりながら、じっくりと眺めていた  
   
 もう欲望は抑えられないほど高まっており  
 すぐにでもベットに押し倒して心赴くままに力づくで奪いたくもなってきたが  
 それでは興ざめだと考えなおし、まずはその魅力的な体をたっぷり  
 視姦することに決めた  
   
 顔に残酷な笑みを浮かべ、アスナの胸のあたりに視線を落とすと  
「では・・・そうだな。まずはその邪魔な服を脱いでもらおうかな」  
 と最初の命令を下す   
 
(下種・・)と心の中でつぶやいてもキリト君の命運があちら側にあるため  
 今のアスナにはどうすることも出来ない。  
 
「どうしたのかね。ここまできて出来ないとでもいうのか?出来ないというのならキリ・・」  
「脱ぐわ。脱げばいいのでしょう!」  
 
 オベイロンが言い終わるのを待たずにそう叫ぶと、すこしだけ躊躇したあと  
 胸元で結ばれた真紅のリボンをそっと引き抜いていく  
 リボンが無くなると、大きく開いた胸元からあふれんばかりの乳房があらわになった  
 「ほう・・・」と彼が呟くのが聞き取れたがそれを無視して  
 今度は首の後ろ側にある留め金に手をかける  
 心の中でキリトに(ごめんなさい)と謝りながらも、恥辱と悔しさで震える手で留め金を外すと  
 金具で支えられていた服は重さに耐えられず足元まで覆い隠すスカートごと床にふわっと舞い落ちた   
 
 咄嗟に体をひねり、胸元と秘められた場所を手で覆い隠したが、すぐに次の命令が飛んでくる  
 
「隠すな、手をどかせ」  
「っく・・・」  
 
 アスナは目に涙がたまってくるのを感じながらも、徐々に手を下ろし  
 続けて手を後ろに組めと命令されると  
 恥ずかしさで赤く染まった顔をみられないように顔を背けながら  
 胸を突き出す形で両手を後ろ手で組んでみせた   
 
 ついに姿をみせたその双丘は、想像していたよりずっと大きかった   
 若さに満ちあふれ張りがあり、乳房は重力に逆らうかのように前に突き出ている  
 そして先端の円錐形で綺麗なピンク色をした乳首は  
 形容したいほどの勢いでツンッと上に向け尖っているのがみてとれた  
 魅力的な双丘から目を移しほっそりとした腰をくだり太股に目をやると  
 秘裂を隠すための小さな布は、少し湿りをおびたせいか  
 肌に張り付き秘部が浮き上がってしまっていた  
   
 たっぷり2分ほど視姦したオベイロンはおもむろに言いはなつ  
「ずいぶんと大きな胸だな。乳首も少し色が薄いが実におれ好みだ、それに下の方も少し濡れて  
 いるようにも見えるな、なんださっきの愛撫で感じていたのか」  
 
 みるみるとアスナの全身が羞恥で赤く染まっていく  
「あなたに触られたって感じるはずないわ」  
 とっさにそう言い訳すると、追い討ちをかけるように  
 
「ふふふ、そんなこといっても乳首を尖らせて自己主張してるのはどこの誰かな?」  
 まるでお前が俺を誘ってるとばかりに、責めたてるのをを聞いて、そんなはずはないと  
 少し目線を自分の乳房に向けると確かにそこは今までに見たことないくらいに尖らせた乳首が  
 触ってくれといわんばかりに鼓動に合わせてピクンピクンと乳房の上を跳ねていた  
 
「そんな・・・ちがう・・・これは・・・」  
「何がちがうというのかね。どんなに否定しても、  
 そこは俺に触ってくれ口で犯してくれと懇願してるではないか」  
「ああぁ・・・」  
 ついに目元に溜めて堪えていた涙が頬をつたいこぼれ落ちた  
 
 欲情をそそるその顔にさらなる欲望が高まりはじめてきたオベイロンは  
「どれ、どんな蜜の味がするのか確かめてあげよう」   
 と、ベットから腰を上げると一歩また一歩とアスナに近づいていく  
 
「いやっ、こっちに来ないで・・・」  
 
 思わずアスナは後ずさるが、もともと逃げるところなどないこの鳥籠の中  
 すぐに皆格子に追い詰められてしまった。必死に両手を伸ばして抵抗するが  
 その手を押さえられると、さきほど解いた真紅のリボンで、両手を結ばれてしまった  
 力をいれて解こうと試みるが、何か見えない力が働いているのかいくら力をいれてもビクともしない   
   
 そして左手で両手を押さえたオベイロンは突然右手をあげ、指を鳴らす  
 するとその右手のすぐ上に暗闇が現れ、中から黄金色の手錠が姿をあらわした  
   
「きゃあっ!」   
   
 アスナを皆格子に押さえつけると手錠の片方をリボンに嵌め  
 もう片方を皆格子にカチンッと嵌める  
 
 オベイロンは身動きがとれなくなっても、必死にもがき続けるアスナを  
 満足げに見つめたあと、にたにたと薄気味悪い顔に変貌させ  
 
「さあ、待たせたねティターニア、そろそろはじめるとしようか」  
 
 と、何か楽しいゲームがはじまるかのような台詞を語り  
 先程暴れたせいか、少し赤みを帯びうっすらと汗がにじみ出てきた  
 その乳房にむかって手を伸ばしてくる  
 
「あぁ・・・いやっ・・・いやぁあああっ!」  
   
 切羽詰まったような悲鳴が洩れ鳥籠に中に響く  
(キリト君・・・キリト君・・・キリト君・・・)  
 ここにはいない愛しの彼に向かって助けを求めるが  
 ついにその声が届くことは無かった  
 
 

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