リーファ凌辱  
暗黒アスナ  
 
 
 
 
SAO/SS『家畜小屋のシルフ』  
 
明日奈を救出した後も和人と直葉は情事を交わすようになった。  
後ろめたさがあった和人だが、『明日奈さんと別れてなんて面倒なこと  
言わないから…お願い、お兄ちゃん』と迫られれば、断るに断れない。  
また義母の翠が多忙な事も拍車をかけたのだろう。  
家では直葉と二人きりのことが多い。キッチンで立ったまま挿入し、朝のストレッチの  
合間に舐め合い、母のいない夜に限っては、共に風呂に入り  
互いを泡まみれにして抱き合った。兄の精子を膣内で受け止めたかった直葉は  
避妊薬を飲み、毎日の様に行為に及んだ。制服で、水着で、剣道着で……  
さらにはALОの通販でコスチュームを購入し、リーファになりきって交わったこともある。  
特に直葉の豊かな乳房は和人を魅了した。何度も吸い、揉み、乳房を寄せ上げ  
顔を埋める。パイズリをねだると喜んで応じる直葉。胸の谷間から覗く先端を舐め、  
口で、顔で、精子を受け止めてくれる。アスナなら恥ずかしがって拒否するような性行為を  
直葉は拒むことなく、逆に喜んで応じてくれる。さまざまな体位はもちろんのことアナル、髪コキ、  
淫語での実況、果てはノーパンや裸エプロン等々初めて交わってから数日で  
和人は直葉の虜になった。が、ALOの中ではキリトはアスナと結婚しているため、  
ベタベタするわけにはいかない。節度をもって接していた二人だったが――――  
 
「はァ…はァ…ん、アスナ…もう…いいかな、今夜は…」  
アスナの中からペニスを引き抜き、脱力したキリトは言った。  
「え……キリト君…も、もういいの?」  
1つベッドの中でアスナは身を起こした。  
「ああ……ゴメン…」  
全裸のキリトが言った。  
「どうしたの…最近…何か変だよ…」  
「…リアルで体調が悪くて…ハハ、寝不足かな…」  
キリトは苦笑した。  
「もう…しっかり体調管理しなさい」  
「はいはい…俺の奥さんは厳しいな……」  
「じゃ、このまま寝落ちだね……おやすみなさい」  
「ああ、おやすみアスナ…あ…最後におやすみのキス…」  
「こーら、寝ない子だーれだ」  
アスナがキリトの頭部を抱え込み、しばらく立つとキリトが消えた。  
キリトが消えた後もアスナはしばらくそのままだった。  
…おかしい……SAOの時はいつも私が  
『もうダメ…限界だよ』と言ってもやめてくれなかったキリトが  
一度、二度しただけで終わる事なんてありえない。  
アスナはベッドに寝転がり、天井を見つめた。  
義務的に…上の空で身体を重ね合っているような感じがする。  
まるで情熱が籠もっていないのだ。  
あの狭い鳥籠の中から、解放された夜もそうだった。  
互いを貪るような深いセックスを求めたが……  
実に淡泊な…まるで中身のないセックスだった。  
キリトは『無理しないで…少し、休んだ方がいい』と言っていたので  
身体を気遣ってくれたのだと思っていたが………  
もしかして自分が囚われている間に何かあったのか?  
リズベット…シリカ…サーシャ…ユリエール……アスナの脳裏に浮かぶ女の顔。  
違う…SAO内で会った彼女達はそんな事をする人間ではない。  
好意を抱いていたとしても、『結婚』した私のキリトに手を出すほど愚かではない。  
では誰が?アスナはひとつ、思い当たる節があった。  
一人…みなれないシルフの女の子がいた。  
名前はリーファと言ったか…やけにキリトと親しい様子だった……一応、調べておくべきか。  
そして現実世界で明日奈は和人に桐ヶ谷直葉ことリーファを紹介された。  
妹らしいが、実のところは『従妹』だというのだ。  
 
「よろしくね、直葉ちゃん」  
と言い、握手をした時、微かに匂った『女』の匂い。リズベットやシリカにない  
男を知っている女の匂いがした。  
直葉が兄を見る眼、何気無い行動、仕草……  
それらを笑顔の仮面を貼り付け、観察していた明日奈は確信した。  
 
 
――――間違いない……こいつだ――――  
 
 
バシャッと  
リーファの顔に大量の水がぶちまけられた。  
「ぷはっ…ゲホゲホッ!」  
気を失っていたリーファが激しく咳き込みながら気を取り戻した。  
そこは薄暗く湿った地下牢だった。  
目の前には鉄格子があり、ゆらゆらと松明が揺れている。  
リーファは身体を起こそうとして気がついた。  
両手、両脚が枷で拘束され、斬首台から骨組みだけ取り外した器具で身体が固定されている。  
上半身を倒し、両脚を開いて後ろへ大きく尻を突き出す格好だ。  
「な…何なの…ここは!?」  
左右を見ると黒い壁が視界を遮っていた。牢屋…その表現が一番合致するだろう。  
「ここは家畜小屋よ」  
凛とした美しい声が聞こえた。聞き覚えのある声…この声はまさか…  
その声の持ち主が、格子の前まで来た。  
 
「ア…アスナ…さん…?」  
水妖精族の女性が微笑を浮かべてこちらを見ていた。  
「こんにちは……リーファちゃん」  
リーファは身体を動かそうとしたが鉄と鉄が  
擦れ合う金属音を響かせただけだった。  
「…こ、これは……アスナさん…まさか…貴女が?」  
「あら、私がしたことってもう気づいていたの。頭の回転がはやいのね」  
「じ、冗談はやめて下さい。これは何のマネですか…そ、それに家畜小屋って…」  
「それは貴女が一番よくわかっているんじゃないかしら?  
リーファ…いえ、桐ヶ谷直葉ちゃん?」  
ゾクッとするような冷たい眼。リーファの顔から血の気が引いた。  
「な、何……を…何を言っているか――――」  
「わからない?私の大切なキリト君を寝取って…よくそんな事がいえるわね」  
「寝取るなんて…そんな事はしていま…せん」  
「私はね、SAO内で数え切れないくらいキリト君と身体を重ねていたのよ?  
気付かないとでも思った?貴女からはいやらしい雌の匂いがするのよ」  
「そ……そんなこと…」  
リーファは反論しようとするが、アスナは一気にまくし立てた。  
「しかも本当の兄妹みたいに育った環境で……近親相姦のつもりなの?  
リアルでもキリト君の初めては私がもらうハズだったのに…  
これからリアルでするたびにちょっとでも貴女なんかと  
比べられると思うと耐えられないわ」  
アスナは顔を両手で覆った。その指の隙間から覗く眼は殺気に満ちていた。  
「あ、あたしは……そんなつもりじゃ…」  
なおも反論しようとするリーファに苛立ち、アスナはヒステリックに叫んだ。  
「そんなつもりじゃなかった?じゃあどんなつもりだったの!どんなつもりで  
私のキリト君を寝取ったのよ!?その御大層な胸で誘惑したんでしょ?  
『お兄ちゃん』『お兄ちゃん』って……盛ってじゃないわよ!この雌犬!  
命を賭けてMMORPGをしたこともないくせに!」  
アスナは格子越しにリーファの前髪を掴み、顔を覗き込むようにして言った。  
痛みに耐えながらリーファは言った。  
 
「何とか言ってみたらどうなの?淫乱売女のリーファちゃん」  
「………お、お兄ちゃんが……好き…なの…」  
「――――あ?」  
「ずっとお兄ちゃんは…あたしのお兄ちゃんなの。本当のお兄ちゃんじゃないって  
聞かされた時、びっくりしたけど、すごく嬉しかったのよ!従妹なら  
つき合ってもいいし、結婚もできる!ずっと近くにいられるのに!気付いたときには  
見ず知らずの貴女がいた!容姿も地位もお金も何もかも持っている女が!  
その上、お兄ちゃんまでもっていこうとするなんて――――あたし達の間に割り込んできたのは  
貴女のほうじゃない!あんたなんかずっとあの鳥籠の中にいればよかったのに!」  
リーファは涙を浮かべながら言った。秘めていた胸の内をぶちまけた。  
――――このクソガキッ!  
アスナは怒りのあまり、剣の柄に手をかけたがなんとか押し止まった。  
「……フン、まぁいいわ。お兄ちゃん大好きなリーファちゃんには……  
私のキリト君を寝取ったクソにはそれ相応の罰を受けてもらわないと」  
「ば…罰?何が罰なのよ!罰をうけるのは貴女でしょう!?こんなのハラスメント行為で…  
ハラスメント…行為で……あ、あれ?」  
本来ならこのような行為は警告音と共に防止コードが表示されるはずだ。  
それが表示されない。  
「倫理コードや防止コードは表示されないわ。ここはずっとループするオリジナルクエスト。  
ちょっとお金がかかったけど、私が依頼して作ってもらったオリジナルなの」  
「そんな…そんなことできるわけが!」  
動かない身体を揺さぶり、リーファはアスナの言葉に叫ぶ。  
「ここは家畜小屋。リーファちゃんみたいな雌犬に  
モンスターの種を付ける……ずっと種付けさせ続ける小屋。  
特に醜くて性欲が強いモンスターを選んでおいたから楽しんでくれると嬉しいわ。  
いままで一撃で倒してきた雑魚に種付けされるなんてステキでしょ?」  
アスナはくすくす笑った。  
 
これから先、ずっとずうううううと病院のベッドで寝ていなさい。飽きたら…そうね…  
病院にも知り合いは大勢いるし、昏睡状態のガキ、1人殺るくらいワケないから」  
「あ…あんた…狂っているわ…」  
「そうよ。私、キリト君のこと考えると頭がおかしくなっちゃうの。  
特にリーファちゃんみたいな邪魔なクソガキはぶち殺したくなっちゃうのよ」  
アスナがパンパンと手を叩くと牢の裏口が開き、猛烈な獣臭を漂わせトロルが現れた。  
醜くただれたような醜悪な顔、長く伸びた手、体毛に包まれた身体。  
魔界から飛び出してきたような醜い怪物だ。  
「うっ……く…臭い」  
あまりの臭気にリーファは顔をしかめた。  
トロルはその旺盛な性欲も相まって強い繁殖能力をもつ。  
特にシルフ、サラマンダーの雌を好み、初潮をむかえ生殖能力をもった女なら  
それが少女でも容赦なく犯す。  
猛烈な臭気は股にぶら下がった肉棒からぶりゅ…ぶりゅと吹き出す  
粘り気のある白濁液から発するものだった。  
リーファは身をよじって暴れるがその身体は拘束されている為、何の意味もなさない。  
「あ…ああ…あ…」  
ALO世界ではトロルが初めての相手となる。  
処女の相手が怪物。しかも今後は強制的に孕まされ続ける母体になるのだ。  
「うぐッ!こ、こんな――――ひっ!?」  
リーファは背後におぞましい気配を感じた。  
ぶじゅ…どぶっ…と絶え間なく垂れ落ちる体液の音、鼻が曲がるような腐臭。  
「こ、こんな化け物に…こんなに化け物に!」  
悔しさと恥辱に涙が頬をつたった。  
『グブブ……ブホッ…ブブ』  
トロルがリーファのスカートごとズボンを引きちぎった。  
ぷりんと熟した艶やかな尻がモンスターの眼前にさらされる。  
雌の尻に興奮した怪物はそそり立った肉棒を尻の谷間に押しつけ、  
股間を覆う下着を引き裂く。  
「ひッ…」  
ドクン、ドクンと脈打つ肉の凶器。怪物に犯され、強制的に孕まされる。  
その恐怖から背筋がゾゾゾッと総毛立った。  
ドロリと背中に垂れ落ちる涎、トロルは『ゲゲゲッ…』と生臭い吐息を漏らしながら  
今度はリーファの衣服を背後から裂いた。ぶるんと弾みをつけてこぼれ落ちた乳房は  
リアルに勝るとも劣らない豊満な乳房だ。揺れる双乳をトロルは力任せに鷲掴んだ。  
「いっ痛い!や、やめてぇ!」  
 
ぐにゅ…むにゅっと雌の乳房を堪能するトロルは舌なめずりをして、リーファの尻に  
勃起した肉棒を擦り当てる。  
『ハフッハフッ…ゴブ…ブブ』  
むにゅと弾力に富んだ乳を思うがままにこね回し、リーファ首筋に鼻をよせ雌の香りを嗅ぐ  
「く、臭い!臭いってのよ…この化け物…は、離せっはな――――はっ!?」  
ぐにゅっとトロルの先端が膣口にあてがわれた、ぶぢゅっと飛び出す白濁が  
もっとも敏感な箇所に浴びせられた。  
「い、いやっ…は、初めてが…か、怪物なんて…いや、いや、やめてえええっ!」  
「あはは…ホント酷い臭い…ざまぁみろって感じだわ」  
格子の向こうでアスナが腕を組み、笑い声を上げた。  
ぴっしりと閉ざした秘裂を引き裂くようにして先端を突き刺し、  
トロルは反動をつけて一気に最奧まで貫いた。  
「かっ―――は!?」  
ドスンッというあまりの衝撃にリーファは眼を見開いた。  
遅れてくる不快感、強引に引き裂かれた膣の悲鳴が脳天を直撃する。  
ALOにはない『痛み』という概念。その設定すら書き換えているのか。  
「おっぐ!ぎぃ!ああああああああ!」  
もはや女性のものとは思えない悲痛な叫びが閉鎖空間に響き渡った。  
その激痛から逃れようと滅茶苦茶に身体を動かす「  
「痛い痛い痛い痛い!!お、お兄ちゃん!た、助け!助けてえええ!」  
拘束され、何もできない自分。絶望と無力感に打ちのめされたリーファの叫びであった。  
トロルが歓喜の声を上げ、奧へ奧へと押し込み、  
これ以上入らないと悟るとようやく押し止まった。  
凶悪な異物を吐き出そうと本能がぎりぎりとの肉棒を締め上げ、  
処女を散らされた鮮血と苦痛を柔上げる為に潤滑油が  
リーファの秘所から溢れ出てきた。  
『ガフッ…ガフッ、ガガッ、ハフッハフッ…』  
その締めつけに怪物が甘くわななき、バスンバスンと荒々しく肉棒を打ちつけ始めた。  
「ぎッ!んぐ!んおぁっ!はぐ!おおおっ!」  
愛撫などない怪物の交尾。濡れてもいない秘所は突き上げる度に種汁を内部で吹き出し  
膣壁を掻き回し、削り取るようなピストンに悲鳴をあげた。  
「いぎ!あぐ!はがっ!ああっ」  
激痛に涙を浮かべ苦悶の声をあげるリーファは頭を振り、藻掻き続ける。  
トロルはリーファから離れまいとしっかりと腰に両手を回し、叩きつけるようにして突き上げる。  
その度に尻肉が波打ち、股は鮮血と怪物の先走り汁に濡れた。  
『ガア、ガアッ、ハフ、ハフッ』  
 
「あ、あぎィ…い、痛ッ…あ、ああ!?」  
リーファは打ちつけられる肉棒がぶるぶると小刻みに震え始めるのをはっきりと感じ取った。  
「いッ!痛ッ!ああ…な、な…中はいや…いやっいやあああ!」  
激しい突きに荒い息を吐きながらリーファは胸中で叫んだ。  
(こ、こいつ…膣内で…射精、射精するつもりだ…!!)  
トロルは極めて短時間に射精を行うがそれは野生動物のように交尾時が  
無防備になるからではない。性欲が旺盛過ぎるため、何度も何度も快楽を味わうためだ。  
母体が孕めば、赤子を保護するために一定期間性交はできなくなる。  
その前に可能な限り射精を行い、絶頂時の快楽に浸るためなのである。  
「あははは、どう?痛い?痛いわよね、その表情、最高よ」  
アスナの無情な宣言があまりに淫らな交配の終局を告げる。  
「――――お、お兄…ちゃ!」  
『ボフッ!ブブ!ガアアアアッ!』  
トロルが一際高い声を上げた。それと同時にしさまじい勢いでリーファの中に  
怪物の黄ばんだ白濁の塊がぶちまけられた。  
「んおお…おっおおおおおおんんっ!!」  
熱い奔流が身体の中に浸透していく感覚。ビクンビクンっと波打つ腹部。  
リーファは目を見開き、口を『あ』のまま広げた。  
兄との甘い情事で感じた膣内射精とはまるで違う、  
嫌悪しか感じない奔流は量も、濃さも、何もかもが違う。  
『アガ…ガブ…フー…フー…』  
肉棒の先から魂まで吐き出されそうな射精絶頂の快感にトロルはリーファの  
頭部を掴み、密着したまま腰を尻に擦りつけた。  
『ボフ…フーフー…ブブ…ゲゲ』  
腰をブルブルと痙攣させ、まだ肉棒に残る精子を断続的に射精し、余韻にひたる怪物。  
「お…んぶ…うぐ…んんっ…か、怪物に…うう…犯され…」  
トロルがリーファの膣内から、ずるりと無遠慮に萎えた肉棒を引き抜いた。その途端、  
鮮血と潤滑液が混じった白濁の塊がぶびゅっとこぼれ落ちる様を見てアスナは笑い声を上げた。  
「アハハッ!トロルに種付けされたシルフなんて最高。思わず動画保存しちゃった」  
「ゆ、許さない…ぜ、絶対…あんたは…許さない」  
顔を真赤に泣きはらし、リーファは言い放った。が、アスナは薄ら笑い、言った。  
   
「おー怖い、怖い…じゃ、リーファちゃんの出産ショーを見て帰ろうかな」  
「しゅ…出産!?」  
「そうよ。トロルの子供は産まれるのが早くてね、受胎から出産まで2〜3分ぐらい  
しかかからないのよ。しかもトロルの場合は出産イベントの確率が80パーセントなの」  
「そんなバカなこと――――おぐっ!?」  
リーファが大きく呻き、身体がドクンと引きつった。  
「かっ-―はっ-―!?」  
声にならない声、呼吸さえままらない胎動、腹部が急速に膨らみ突き出した尻が  
ガクガクと震えた。膣口がじゅくじゅくとゆるみ、  
ぶじゅ…ぶじゅっと絶え間なく体液を吹き出す。陣痛が始まったのだ。  
「あッ…あぐッんああああああ!」  
広げたままの両脚の奥からぶしゅううと滝のように羊水が流れ出てきた。  
子宮の中で急速に形作られた赤子を包む膜が破れたのだ。腹の奥がズクッズクッと痺れる。  
「いや…いや…いや…う、産みたくない!産みたくないいい!  
怪物の子供なんてう、産みたく…あ…がっ!」  
子宮を中心にお腹全体の筋肉が収縮する。その痛みに意識がもっていかれそうになる。  
引き裂かれた胸元から揺れる乳房が、じゅんと熱くなった。根本からパンパンに張り出したのだ。  
「はああっ…くうう…あ、む、胸が…乳首がお、奧から…うっ、んんうう」  
あっ、なにか…ん…でっ出る!何か出ちゃう!!」  
ピンと張ったリーファの乳首からプツ、プツと白い母乳があふれ出し  
胸を突き出すように背を、喉をのけ反らせた。  
「で、出る!出るうう!!」  
どぴゅ、ぶばぶしゅと乳首から母乳が射精さながらに噴出された。  
溜め込んだ乳を一気に解き放つ爽快感、魂が引きずり出されそうな快楽と  
出産に共なる痛みが交互に訪れ、リーファの理性を奪っていく。  
「へぇ…母乳まで出るの。割と細かいトコまで設定してくれたのね。上出来だわ」  
アスナは眼を細めてうっとりした顔でリーファを眺めている。  
「ん、んふ、ん、んううっ…はっ…ンンンンンンッ!」  
狭い子宮から膣へとゆっくりと胴体を回転させながらリーファの中から赤子が這い出してくる。  
息が止まる。肺に溜まった空気が一気に吐き出され、雌の本能が赤子の動きに合わせて  
必死にいきりこんだ。膣口が大きく開き、ぶじゅッ…ぼと…  
 
肉の塊がリーファの脚の間から生まれ落ちた。  
「はー…はー…あぐ…はー…」  
金色の前髪を額に張り付かせながら、リーファは怪物の赤子を産み落としたのだ。  
「何だ、初めての赤ちゃん死んでるじゃない。つまらないわね……  
ドロップするアイテムもないみたいだし…さすが低級モンスターだわ。  
じゃあね、私は帰るけど……リアルでお見舞いくらいしてあげるわ、リーファちゃん。  
大好きなお兄ちゃんと一緒にね」  
アスナの姿が消えると、リーファは一人、残された。  
トロルが離れ、消えると今度はねっとりとしたモノが背中にのしかかってきた。  
「いや……いやだ……お、お兄ちゃん…助けて…あたし…あたし…」  
リーファが最後に見た光景、それは巨大な蛆虫が自身の背中に張り付いている  
姿だった。  
 
それからリーファは何度も種付けされた。  
相手は人、獣、植物、虫、軟体……およそALOに存在する全ての  
下級モンスターがリーファの中に押し入り、精液を放ち、卵を植え付け、  
果てはアナルに入り込んだ。知性のある人型は勃起した肉棒をリーファに咥えさせ、  
延々と射精するモンスターまでいた。そして何度か孕み、  
どの種かわからない怪物を産み落とした。  
「は……ぐ……あ」  
身も心もボロボロになったリーファはもう何も反応しなくなっていた。  
リーファの心が壊れるのを見計らうようにして拘束具も消滅し  
四肢を投げ出したままうつ伏せになっていた。柔尻の丘陵には白濁液がこびりつき  
肉の谷間から覗く膣からは未だに黄ばん練乳のような精液が垂れ落ちている。  
衣服は引き裂かれたままで、今ではボロ切れのようにまとわりついているだけだ。  
およそALO内に不快感をもつ血や体液の臭いは存在しない。が、この空間だけは  
血、汗、体液、そして女の臭いそういった独特の臭気が忠実に再現されていた。。  
「あ……う……」  
シルフの少女は虚ろな目で暗い床を見ていた。  
その腹部は大きく膨らみ、時折ぶりゅ…ぶりゅっと魔物が解きはなった体液が膣口から  
垂れ落ちていた。限界まで張った乳房が疼き、その勃起した乳首から再び母乳がしみ出してくる。  
「ぐっ…ふっ!?」  
リーファの眼が見開かれ、口が大きく開かれた。  
ドクンと腹が胎動し、ビクンビクンと今までで一番大きく腹が動いた。  
圧迫に耐えきれなくなり、仰向けの体勢を取り無意識に股を開いた。  
「い…が……あ…ん……」  
陸に打ち上げられた魚のように口をパクパクと開き、空気を肺に取り込もうとする。  
爪先がピンと張り、股を開いて大きく仰け反った。  
「あがっ…ふぐっんんんっ!」  
そして肥大化した下腹部を抱え、必死にいきりこむ。  
何の感動もない新たな生命の誕生はこれで何度目だろうか。  
「ふん…ぐ…あっ…あっ!」  
ぶにゅ…ぐちゅうう……ぼと…  
膣口を歪にひろげながら魔物の子が外界に生み落とされた。  
魔物が口を開け、産声を上げた。耳に残る深いな食用蛙のような産声だ。  
母乳を求め、母体の腹部からのそり、のそりと這いあがり  
その乳房を食らい付き、母乳を摂取する。  
産み落とされた魔物は山椒魚のような低級モンスターだった。  
このモンスターが消滅しリセットされるとまた扉が開き新たな化け物が現れるのだ。  
「あ……お…に…兄…ちゃ……」  
もはやそれが誰だったかさえわからない少女は小さく呟いた。  
END  
 

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