ベルダインに新しく出来た喫茶店での、吟遊詩人っぽい男と背の高い女の会話。断片じゃないが。  
男「やっぱり綺麗だなぁ・・新しいもんな。なぁ?(超笑顔)」  
女「出来たばかりなんだから当然だろうな」  
男「まぁまぁ。ほら、メニューメニュー」  
女「いい。もう持ってるから」  
男「そっか。何にする?今日は奢るぞ?あ、俺はこのケーキセットにするけど」  
女「・・これでいい(指差す)」  
男「え?いいのか?飲物だけ?遠慮するなよ?」  
女「してない」  
随分無愛想な女だな・・と思った。つーか男、健気だ。  
しばらくして注文した物が運ばれてくる。  
男「ウマいぞこれ。ちょっと食う?」  
女「いい」  
男「そっか。−−あのさ。もしかして不機嫌?ってか、今退屈してる?」  
女「いや・・そんなことはない」  
女は本当に楽しんでいるつもりらしい。  
男「無理すんなよ。俺がいきなり誘っちゃったんだしさ。わりぃな。」  
女「・・」  
女の子、いきなり男にキス。さすがに凝視できなかったけど、多分口に。  
男「((゚Д゚)ポカーン)」  
女「分かってくれたか?」  
男「(声が出ないらしく、激しく何度も頷く)」  
女「今日はもうしないから・・(わずかに照)」  
男「いや、マジ、どうしよ、超嬉しいんだけど。うわー。ヤバい。うわー。」  
女「・・早く食べろ(頬を赤らめてそっぽを向く)」  
 
そこで恥ずかしくなって喫茶店出ちゃったけど、凄くいいシーンだった。  
この話を知り合いの踊り子にしたところ、なぜか突然大声で笑い出した。 
 

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