朝、小粋なステップで踊るBB1号バニー型(振る旗は『ヒース様万歳!』)に見送られ、ヒースは授業に向かう。
授業に向かう途中、ハーフェンが女弟子たちから感謝の義理チョコを受けとる場面に遭遇。
俺様にはナイのか?後輩よ?
昼、珍しくギルドを訪れていたラヴェルナ導師と遭遇。
期待は毛頭していなかったが、なんとなくチョコの話題に。
彼女のチョコレートは朝一番に溶けてしまったらしい。
「うっかり旦那と一緒にライトニング・バインドをかけてしまったわ」
夕方、クルクルと踊るBB1号バニー型(振る旗は『ヒース様エラい!』)に見送られ、青い小鳩亭へ。
マウナサマから義理チョコをひとつゲット。ま、順当ダナ。
一方、俺様が本命であるハズのイリーナがいつまでたっても寄越さない。仕方がないので本体をお持ち帰りする。
「ヒース兄さん、コレ…」「ナンダ、用意してたんじゃナイカ…って、ナンデスカ、コレハ?…いりーなサン?」
「チョコレートです」俺様には…うんこ玉にしか…見えないガ。
「ひとつ聞く…コレは本当に…チョコなのカ?」「もちろんですっ!ヒドイですっ、兄さん!」
「なら、食えるハズだよな?」「ハイ!当然ですっ!」
「なら、お前、食ってみろ」「…へ?だってコレは兄さんに作って来たんですよ?!」
「いいから、食えって」「…(そんなに信用ないのかな…)…(ぱく)…(モグ)」
「…そのまま。…美味いか?」「…(コクリ)…」「ふ、どうやら毒は入っていないよーダナ(汗を拭う仕草)」
イリーナはジットリした恨みがましい視線を向けてくる。
「じゃ、イタダキマス」「…!?…あむ…ふ…」
夜、響く小粋なステップ。踊るBB1号が振る旗は『ヒース様エロい!』。