「我慢できなかったのか?」
ヒースはやや呆れ気味に、それでも恥ずかしがる彼女を優しく見つめながら言う。
そして器用に手早くフルプレートの部品を取り外し、神官服姿にさせていく。
「スカートもこんなに濡らして…下着も大変な事になってるな、こりゃ」
イリーナの神官服のスカートは自らの尿で雫が滴り落ちる位に濡れており、フルプレートによって放出出来なかった尿液が彼女の足に纏わりつく。
「うう〜、恥ずかしいです…」
顔を真っ赤にさせ、両手で自分の顔を隠すイリーナ。
「ほれ、足広げて」
「はい…」
ヒースの言われるがままに両足を少し広げ、彼の顔ひとつ分入る位のスペースが出来る。
「ひゃっ!ヒース兄さん、何するんですか!?」
突然声を上げるイリーナ。
「まずは下着を脱がさないとなー」
そう、彼はイリーナのスカートの中に潜り込み、濡れた下着を脱がそうとしていたのだ。
「だ、駄目です!自分で脱ぎます!それに兄さんが汚れちゃいます!」
「イリーナのだったら別に構わないぞ?ほれ、大人しくしろ」
その言葉にぴくり、と身体を震わせながら涙目になっている彼女の下着をゆっくりと脱がす。
「ん〜、イリーナの匂いで充満してるな…」
「に、兄さんの、バカ…」
羞恥の為か、言葉が最後まで出てこない。
「次は綺麗にしないとな」
そして彼は自らの舌で彼女の一番大切な部分をぺろり、と舐め始める。
「ひゃんっ!に、兄さん、汚いですよっ!」
必死に離れようとするイリーナだったが先程の失禁で力が思うように出ない。
「いいの、気にすると負けだぞ」
「そ、そんな問題じゃ…ああんっ」
いつも夜にしてもらっている愛撫と同じ感覚に陥り、思わず艶のある声を出してしまうイリーナ。
ぴちゃぴちゃという音が濡れたスカートの中から聞こえてくる。
「ぷぅ…。舐めても舐めても綺麗になるどころか、どんどん出てくるぞ?」
「兄さんの、変態っ…あふっ!」
「それは最高の褒め言葉だな、イリーナ」
そう言って再び彼女の秘所を舌で舐め、敏感な場所を歯で軽く甘噛みするヒース。
そんな彼の愛撫にまるで電流が走る様な快楽が全身を駆け巡る。
「ああんっ!き、気持ちいいです…!」
もう立っていられないのだろう、イリーナはそのまま尿液が溜まった床の上にべしゃり、と座り込んでしまう。
それでもヒースの頭はスカートから出てくる気配は無い。
スカートの中からはじゅる、と彼女の蜜をすする音とぴちゃぴちゃと舐めている音が響いていた。
その度にイリーナの口から甘い、色っぽい声が何度も出てくる。
「に、兄さん…!私、もう変になっちゃいますっ…」
「もうイクのか?」
スカートから顔を出したヒースの言葉にこくりと頷くイリーナ。
そんな彼女の様子を見て少し妖しい笑みを見せ、自分の右手を彼女の秘所にゆっくりあてがう。
「ふぁ…!兄さんの、指が…」
ヒースの人差し指が彼女の濡れた部分を優しく、時には激しく動く。
「駄目、おかしくなっちゃう!」
「ん〜?おかしくなって良いんだぞ?その姿をばっちり見てやるからな」
「ば、ばかぁ…」
そうは言いつつもイリーナの腰もヒースの指に合わせて動いていた。
「兄さん、キスして…」
切ない表情を見せて彼に懇願するイリーナ。
そんな彼女をそっと抱きしめて、そして口づけをする。
「んっ、んふっ…」
舌と舌が絡み合い、なお一層秘所から溢れ出す愛液。
「んっ、んんっ!」
もう限界なのだろう、イリーナの背中がぴんと強張って行く。
口を離したヒースが彼女の耳元で囁く。
「いいぞ、思いっきりイってしまえ」
そう言ったヒースの指が彼女の敏感な部分を擦った瞬間、彼女は全てを解き放った。
「いくっ、いっちゃうっ!あ、あああっ!」
ぷしゅっ、と音を立てて蜜が花弁を激しく濡らし、ヒースの手をびしょびしょにする。
そして一瞬の間隔を置いて残っていた尿液がしょろしょろと音を立ててイリーナの下半身を再び濡らしていった。
「あはぁっ…ああっ」
荒い息をつきながら自らの失禁をまだ焦点の定まらない目で見つめる。
再び床に広がる黄色い湖、濃紺に染まり、濡れまくったスカート。
神官衣の腰の部分も自らの尿で檸檬色に染まっている。
両足も、履いている靴も、下半身のあらゆる部分がびしょびしょに濡れていた。
隣ではそんな様子の彼女に満足しているのか、嬉しそうな笑顔を隠そうともしないヒースがいる。
「綺麗にするつもりがまた漏らしちゃったな〜」
「あうう…兄さんの所為じゃ無いですか〜」
半べそをかきながら彼の胸に顔を埋めるイリーナ。
そんな彼女をきゅっ、と抱きしめるヒースであった。