ある日の宿の一室
モニカ「そう、それを入れるの。」
トリム「んっと・・・入った・・よ、姉ちゃん。」
モニカ「大丈夫、緊張しないでいいよ・・。」
・
・
・
・
・
モニカ「あ、そんな乱暴に掻き回しちゃ駄目。もっと優しく丁寧に。」
トリム「ご、ごめん。気をつける。」
・
・
・
・
・
トリム「こうすればいいの?」
モニカ「そう、そのまま続けて。」
トリム「・・・・」
・
・
・
・
・
モニカ「あ、動かすのはもうちょっと小刻みに、ね。」
トリム「あ、うん、わかった。」
モニカ「そう、ん、いい感じ。」
・
・
・
・
・
トリム「・・・・・」
モニカ「うん、もう少し、がんばって。」
トリム「・・・・・」
・
・
・
・
・
・
・
・
カチリ
トリム「すごい、開いた。見た事はあるけど、ホントに針金で錠前って開けられるんだね。」
モニカ「でしょ?そんなに難しくないのよ。」
ウ、ユ、ズ「(ドアから離れつつ)やってられるかあっ!」
トリム「鍵の開け方習ってただけなのに、なんであの人達はあんなに怒ってるの?」
モニカ「さあ?」