「あー、年があけたな」  
「あけましておめでとうございます。ヒース兄さん」  
「おう、おめでとう。イリーナ」  
「今年もよろしくお願いしますね」  
「よろしく。今年はなるべく、お手柔らかになww」  
「む、兄さんこそっ!今年こそキッチリ、目上の人に対する態度を改めてもらいますからねっ!」  
「んー、それは無理…」  
「ち、ひょっと、顔ひっぱらないで、くらはい…。もぅっ!…はれ?」  
「お前、寒いんじゃないのか、顔が赤い。俺様のマフラー、長いヤツだから半分貸しておいてやる。くるまってろ」  
「…えへへ。暖かいです。……今年はどんな年になるんでしょうね」  
「ま、どんな年になっても…」  
「…? なっても?」  
「お前が転びそうになったら、襟首、掴んでてやるんだろーなー。優しい俺様わ〃〃」  
「あ!照れてますね、兄さん!w目、反らさないでくださいっ!」  
「あー、寒寒ー」  
「あ…雪です!兄さん」  
「寒いハズだな。帰って温めた酒でも呑むゾ。イリーナ」  
「ハイw」  
 
 
「…兄さん、気づいてます?身体がナナメになってますよ?」  
「む〜?ちょっと呑みすぎたか〜」  
「ハイハイ。寝床に運びますよー、肩かしてあげますから」  
「うむうむ、良きにはからえ」  
「む〜、お酒臭いです〜。ひゃっ!ヤメテください!何すんですか、兄さんっ!キスしないで下さいっ!お酒臭いんですったら!」  
「ふっふっふ〜。イヤよイヤよも、スキのうちと云うではないか。ふははは」  
「やっ!ちょっと!兄さん酔っ払ってます!どこ触ってるんですかっ……あんっ…!」  
「まったくイリーナさんは元気だなー、冬場なのにこんなミニスカで。  
いったいドコのダレの視線を惹きつけたいんだ?まったく、腹ただしい!」  
「そんなの…決まってるじゃないですか…。あ、も…やだ、…ぁん…」  
「へえ?…ふーん?」  
「……誘ってたんですよ?ホントは。w…それにちゃんと兄さん、寒そうだって、優しくしてくれましたし…」  
「〃〃……あーイリーナサン。俺様、今、シタイ」  
「ん…ぁん。…もうっ、ちょっといきなりですっ!」  
「…こうやってお前のスカートの中に手を突っ込めるのは、俺様ダケ。こうやってぱんつ脱がして、怒られナイのも俺様ダケ。  
猛娘を裸にひっぺがせる男も俺様ダケだな。ま、たまに無理強いして殴られるが」  
「クスクス。もーちょっとダケですよ? あんっ…やぁん…。あ、ンン…っ…。…やっぱり、キスはお酒臭いです。  
あ…兄さんのも、もうこんなパンパンになって…、そんなにシタイんですか?」  
「シタイ。すげー、シタイ。誘われてたとか言われたら、もー可愛いくて(小声)堪まらねー」  
「いいですよ…キテクダサイ。ヒース兄さん…わたしを、今年初めての私をあげます。ヒース兄さんの今年初めてを…私にクダサイ」  
「おう…〃〃…じゃあ遠慮なく」「今年も、ずっと一緒です。兄さん」  
「ずっと一緒だ。お前が生まれた時からずっと、今年も、来年もその先も。ずっとずっと…」  
「───あぅっ!…ふふ。兄さんの、わたしの中に、入ってきました…。は、…はぁはぁ…あはぁっ!」  
「ほらもう、グショグショのイリーナの中が、俺様のグレソでいっぱいだ。好きだろ?俺様のグレソ?」  
「んあっ…はぁっ…ハイ。好きです。ヒース兄さんのグレソっ、大好きですっ!  
わたしのなかで…擦れて…暴れてますっ!…ん、あぁぁんっ!ああぁぁんっ…!」  
「…んっ!イイ甘い声で鳴くんだよな、イリーナわ。こんなに震えて…ゾクゾクする。  
…っく!…こんなイリーナの姿、ヤツラは信じられナイだろーなー。  
ぅくっ!…っと悪い、イリーナ。酒のせいか身体が熱くて。いつもより、はやくイキそうだ…」  
「ぁんっ!…そんなのイイの…。ん、あぁ!…そ、その分、兄さんの…いっぱいいっぱい、ね?」  
「イリーナ…ッ!!」  
「あぁぁんっ!…あふっ?!…は、激しすぎ、ですっ…兄さんっ!もっとゆっくりぃ…あんっ!あ、あ、あぁぁんっ!?」  
「悪い、も…無理…。イリーナ、ドコに出して欲しいか言ってみろ?!」  
「あぅっ…わたしのっ、体にナカに、思いきり出して兄さん…っ!」  
「わかった、思いっきり…俺ので汚してやる…っ」  
「んッ!…はぁ、はぁはぁはぁッ!ああああ!ああぁぁんッ!!!」  
「っ…イリーナ…っ!出る…っ!!」  
「…あぅ…。出てる……あ、熱い。私のナカでビュクビュクしてる。…兄さんの…兄さんの…」  
「どうだ…俺ので汚れて…嬉しいか? イリーナ」  
「うん、兄さんの…嬉しい。わたしのナカが…熱い兄さんでトロトロです…っ」  
「うく…っ! イリーナのナカ…ビクビクしてるな…」  
「あん。もっと…欲しいです…兄さん…」  
「今年イイコにしてるって約束したら、もっとしてやるよイリーナ。約束できるか?」  
「あふッ。…イイコにします。あっ、兄さん。兄さん…っ!ですから、兄さんのグレソ、もっとくださいっ…もっと、擦ってくださいっ!」  
「ああ俺様も、まだまだだ!」  
「ひゃ…きゃぅん…ッ!!ああんッ!兄さんッ!にぃさ…ッ!!…はぁァん…ッ!!」  
 
───  
 
「──ありがとう、兄さん。わたしを好きになってくれて。ちっちゃい頃から、ずっと大事にしてくれて…」  
「…フン。〃〃」  
 

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