蝋燭の明かり。寝台に横たわった少年の影。  
 黒髪に勝気そうな瞳、浮かぶのは怒りと途惑い?  
 ――たしか、ノリスと言ったか。  
 「キティ!どういうつもりだよ!?」  
 彼が身じろぎするたびに、四肢を繋ぐ鎖が音を立てる。  
 「ふふ、イイコトしましょ?ノリスさん」  
 手にしたナイフが翻り、裂かれる服と鮮血が散る。  
 胸板に開いた赤い筋に、そっと赤い舌を差し込む。  
 
 アタシは血塗りの猫爪。  
 オーファン盗賊ギルド、暗殺の長。  
 
 
 
盗賊ギルドの地下室。  
拷問に使う道具が所狭しと並べられたソコに、一人の少年が捕われている。  
盗賊ギルド暗殺の長、血塗りの猫爪の秘密を知ってしまった、ノリスが・・・・・。  
 
蝋燭の明かり。寝台に横たわった少年の影。  
黒髪に勝気そうな瞳、浮かぶのは怒りと途惑い?  
「キティ!どういうつもりだよ!?」  
彼が身じろぎするたびに、四肢を繋ぐ鎖が音を立てる。  
「ダメだよ・・・・・キティ!」  
胸を這う冷たい感触に、ノリスは声を上げた。  
彼女が手にしたナイフが翻り、裂かれる服と鮮血が散る。  
胸板に開いた赤い筋に、そっと赤い舌を差し込む  
「そんな事したら・・・・」  
這う刃、薄っすらとした輝きを帯びたそれはトーチナイフと呼ばれる希少なモノだ。  
それを手にした少女は、鎖で寝台に固定された少年に向かい、うっすらと微笑む。  
「綺麗ですよ」  
少女――血塗りの猫爪、またの名をキティという少女が見ているのは、服の破片と共に零れ落ちる血の滴り。  
「それに、美味しいです」  
刃についた血液を舐め取り、彼女は更に笑みを深くする。  
 
「・・・・キティ」  
ノリスは青ざめた。  
自分の知っているキティの顔と、今の彼女が余りにも違いすぎるから。  
いや、彼女の顔が二つあると言う事は既に分かっていた・・・・彼女が人を殺すところを見た、その時から。  
血を浴びた時の歓喜の表情、それを見て、背筋に悪寒が走った。  
無論、その瞬間には背後にキティの部下がいて・・・・そのまま捕らえられた。  
・・・・もしかしたら、キティはわざと目撃させたのかもしれない、ノリスを捕まえる為に。  
「ねぇ・・・ノリスさん」  
刃を軽く走らせながら、彼女は呟いた。  
「本当なら、貴方は死ななきゃいけないんですよ?」  
彼女の秘密を、知ってしまったから。  
「ですけどノリスさんって可愛いですから、無下に殺すのも惜しいかなって」  
「キティ、何を言っ」  
どずんっ  
言いかけたノリスの頬を掠めるように、短剣がベッドに突き刺さる。  
「キティ、様・・・・・でしょ?」  
命令口調。  
「でも・・・・」  
ひゅんっ。  
短剣が閃き、ノリスの頬がパックリと割れる。  
「これで最後ですよ?」  
笑みは、冷たい。  
「いつでも殺せるんですよ?ただの気まぐれで・・・・生きてるだけなんです」  
 
「イイコト、しましょ?」  
にこりと笑って、彼女が懐から取り出したのは一本の薬瓶。  
蓋を開け、細く尖った先端をノリスの腕に宛がう。  
「イタッ」  
冷たく鋭い感触に思わず声を上げるノリス。  
「何するんだよっ!?」  
キティは無言。ノリスは、ぐっと歯を食いしばり・・・・。  
「何を、しているん・・・・ですか?」  
「最初ですから、サービスです」  
敬語に改めると、笑顔で返事は返ってくるものの意味は不明。  
「うわっ!」  
そのまま突き刺され、ノリスは冷たい液体が血液に流れていく感覚を覚える。  
「だんだん、気持ちよくなりますから」  
「・・・・・え?」  
その言葉の意味を尋ねようとした瞬間、意識が揺れた。  
「ふにゃ・・・・」  
間の抜けた声を上げ、ノリスはボンヤリとキティを見る。意識がぼやけて肌からの感触だけが鮮明になっていく。  
「・・・・あ」  
胸の傷が熱い、素肌に触れる空気が――むず痒い。  
そんな中。  
「ノリスさぁん・・・・」  
キティの唇がノリスのそれに落された。熱い、そして、柔らかく。差し込まれてくる熱い軟体をノリスは拒否できない。  
「ん・・・・・んぅ」  
「は・・・・・あん」  
くぐもったうめきと、甘い吐息が重なり。  
「感じてきたみたいですね」  
唇を離してキティは呟いた。  
「じゃあ、もっとイイコトしましょう」  
キティのナイフが閃く。残光の中、ノリスを覆っていた全ての布が破片となって床に散ばった。  
 
「は・・・あぁ」  
ノリスの喘ぎ声が、しばらく部屋を満たしていた。  
彼のペニスを、キティが口に含んでいるのだ。  
「ら・・・らめだよ・・・だめです・・・キティ・・・さま」  
先端を舐められ、竿を愛撫されて、ノリスは情けない声を上げた。  
「やめて・・・・・ください」  
しかしキティの動きは止まらず、尚更激しくなるばかり。  
「い・・・くっ」  
そして、たまらずにノリスの体が震えた瞬間。  
見計らったように、キティは唇を離した。  
「あ・・・」  
名残惜しそうなノリスに、彼女は微笑む。  
「うふふ、今度はキティを気持ちよくしてください」  
そう言って彼女は短いスカートをたくし上げた。  
白い下着に指を引っ掛け、徐々におろしていく・・・・その様子に、ノリスの目は釘付けになった。  
ごくり、と喉が鳴る。胸はずっと高鳴っている。  
そして唇を離されたのにも関わらず、ノリスのペニスはずっと直立したままだ。  
打ち込まれた薬の影響なのか・・・それとも――。  
 
「ふふ・・・」  
キティは脱ぎ捨てた下着をそのままに、スカートは履いたままノリスの上にまたがった。  
濡れた秘所、薄暗い花弁がノリスの顔に被さる。  
「どうすればいいかは・・・分かりますよね?」  
「・・・・うん」  
ノリスにはそういう経験は無かったが、幸いな事に(?)以前ヒースに見せられたエロ本に同じような状況があった。  
(ボクがされたのと同じように・・・・キティのあそこも・・・・)  
ボンヤリとした意識のまま、ノリスは花弁に舌を這わせる。  
ぴちゃり、と濡れた音。  
「は・・・ぁん」  
キティの甘い声。それがもっと聞きたくて、必死で舌を伸ばした。  
「いぃ・・・・いいです、ノリスさん」  
水音とキティの喘ぎ、暗い部屋の中に淫らな音が響く。  
「あん・・・ふぅ、あぁっ」  
ノリスは状況を忘れ、一心不乱にキティの秘所を舐めつづけた。  
 

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