「…んっ…くっ…」  
「ほ〜、ハーフエルフのアソコはこ〜なってんのかぁ。…どれ、具合はどうかな…っと」  
「はぁはぁ…っ?ひぎっ!!」  
「ん?初めてだったのか?もったいねぇなぁ、高値で売れたのに。まぁいいや。具合もいいし、エルフのくせに胸もあるし。こいつは稼がせてくれそうだな…っと。まずは立派に客をとれるよう仕込んでやらねーとな」  
「ぃやぁ…ひんっ…ひっ…ひっ…んくっ……ひゃん……あっ……あっ…はぁん……あぁぁ……」  
「ほ〜?なんだ、もう慣れて感じてきやがったのか?へっ、こりゃあ仕込み甲斐があるな」  
 
 
…どうしてこんなことになったんだろ?  
もし、一日500ガメルもらえるバイトなんて言葉にだまされなければ。。  
もし、冒険者の店から出ず、冒険者をめざしていれば。  
そしてもし。あの時目付きの悪い魔術師やおっきい剣をもった女の子とパーティーを組んでいたら…  
 
 
「それではお客さま、どの子になさいますか?本日はハーフエルフの新人がおりますが」  
「ボクも初めてだし、その子でい〜や。冒険者になって初収入だし。ところでハーフエルフってなに?ニューハーフじゃないよね?」  
「?…え〜お客さま。当店は2時間で入場料100ガメル、そしてあとで女の子に200ガメルお願いします」  
「うん、わかったよ〜…じゃ、早くお願いね」  
「はい、ありがとうございます。…ではそのままあちらにお進みください。女の子が待っておりますので」  
 
「…マウナといいます…この仕事は初めてですが精一杯ご奉仕しますので、楽しんでいってくださいませ…」  
 
 
私の名はマウナ。今はこの売春宿「愛の蜜壺亭」のナンバーワン。お金もたまり、優雅な生活も出来るようになった。でも…  
 
これが私の運命だったのかしら…  
 

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