《二人の少女の密かな楽しみ》【第四部】  
 
今日も今日とて<緑のさざなみ亭>の長閑な一日が過ぎていきます。  
アイルは昼食の準備、ディケイは盗賊ギルドからの呼び出し、ナジカはバソンさんと一緒に買出し。  
ブランシュとキーナは今日出発した人たちが使っていたお部屋の掃除です。  
そして今日も今日とて二人のスカートの中は………です。  
 
「あ〜、雨止まないね〜」  
窓から雲が垂れ込める空を窺いながら、ブランシュが残念そうに言います。  
彼女が言うとおり、ここ数日は雨が降り続いています。  
「そうね、いろいろ出来ないからつまんないよね」  
椅子に座って脚をぶらぶらさせながら、キーナが答えます。  
最近は二人の新しい遊びとして"街中で縄張り付け"を覚えたのですが、雨の中では出来ません。  
せっかく宿の裏庭にある木を二人それぞれのトイレと決めたのに、それも使えません。  
普通に宿の中にあるトイレを使う度に不満が募ります。  
二人とも欲求不満という言葉は知りませんが、そういう状態にあることは明らかです。  
もはや給仕や掃除のときのスリルだけでは、その飢えを満たすことは出来ません。  
「う〜ん、やっぱりあれをやるしかないかな〜」  
「なんかあるのっ!?」  
ブランシュの漏らした言葉に、キーナは椅子を倒さんばかりの勢いで飛び出してブランシュに迫ります。  
胸の前で両手を握り締めて、瞳に星なんか浮かんでいます。  
「う、うん」  
そんなキーナに気押されて、ちょっと汗を浮かべながら答えるブランシュでした。  
 
「キーナちゃん、これ見て〜」  
居室に戻って、ブランシュがキーナに例の「性愛秘技」の本を差し出します。  
今では付箋紙が幾つも挟まれ、心なしか隅が擦り切れています。 よっぽど熱心に読んだのでしょう。  
ブランシュの開いたページには、女性の裸体が幾つか描かれています。 そして  
「何これ? 縄?」  
そんな女体の表面を、幾筋もの縄が這っているのでした。  
胸を搾り出したり、上腕を体に固定したり、菱形に体の正面を覆ったりしています。  
「これね〜 こうやって縄の締め付けと刺激で楽しむんだって〜」  
確かに括れ方を見ると締め付けはあるでしょう。 しかも詳細図を見ると縄は股間に食い入ってます。  
それを見ながら、自分に縄が食い込んでくる様子を想像して  
「…ん…」  
思わず太腿をこすり合わせてしまうキーナです。  
そんなキーナの反応に気を良くしたのか、ブランシュは  
「よ〜し、キーナちゃん、縛ってみよう!」  
どこから取り出したのか縄の束を取り出し、高らかに宣言しました。  
キーナの視線はその縄に吸い寄せられ、離れられませんでした。  
 
「う〜ん、こんなもんかな〜」  
キーナの裸身をようやく縄で飾り終えたブランシュは、一歩下がって満足そうに頷きました。  
「そ、そんなじろじろ見ないでよ」  
もじもじしながら胸と股間を隠すキーナ。 そんな彼女の胸は交差する縄に周囲を縊られて、普段より  
その隆起を増しています。 その頂点では桃色の突起が飛び出しています。  
下の方は腰を一周する縄、その中央から下がった縄が柔らかな肉の狭間に消えて行き、僅かに結び目を  
覗かせています。 後ろ側ではもう一つの結び目が恥ずかしい窄まりを抉っています。  
「で〜 キーナちゃんどんな感じ〜?」  
ブランシュが、ちょっと悪戯っぽい笑顔を浮かべながら質します。  
「うん…やっぱりこの締め付けって、結構いい感じかも…」  
上半身をくいくいと捻って確認しながら、律儀に答えるキーナです。  
「うんうん、じゃあちょっと歩いてみて〜」  
「ん…」  
ブランシュに促されて、キーナは歩き出しました。 その途端  
(…あ!)  
 
股間の締め付けが一気に倍加したように感じられ、結び目が柔肉の内側を押してきました。  
(こ、これ… 凄い…)  
一歩一歩と歩を進めるたび、胎内の違った部分が刺激され、縄の毛羽が敏感な皮膚をくすぐります。  
後ろの結び目は、その窄まりを開くかのような圧力を断続的に伝えてきて、まるで揉み解されて  
いるようです。  
胸の縄も腕の位置を変えるたびに微妙に締め付けを変えて、毛羽が優しく刺激してきます。  
(いい… 気持ちいい…)  
壁まで歩き、向きを変えて戻ってきたキーナの顔は、僅かに紅潮していていました。  
「ん〜 そんなに気持ちいいんだ〜?」  
覗き込むブランシュの言葉に、キーナは  
「うん、最高」  
迷い無くと答えました。 そんな言葉に待ちきれなくなったブランシュは  
「よ〜し、次は私ね」  
と言うや否や、ばさっと着衣を脱ぎ捨てました。 下着が無いのであっという間に全裸です。  
そんなブランシュに苦笑しながら、キーナは縄を手にしました。  
ちなみにブランシュの股間縄は、本人のリクエストにより二本の型です。 二本の縄が秘唇を左右から  
開いて秘奥を晒す型です。 実際、しゃがんだキーナの目からはキラキラと光る粘膜、その中央の小さい  
孔も丸見えです。 キーナの縛られ方より若干複雑ですが、彼女の器用さなら問題ないはずです。  
普段なら、ですが。 今は  
「…ん…」  
立ったりしゃがんだり、姿勢を変えるたびに刺激されるキーナの手は、途中で幾度も止まってしまいました。  
思わず自らの胸や股間に伸びそうになる手を何とか押しとどめて、ようやく上と下を縛り終えて  
「よし、出来た」  
ブランシュの縄化粧を、こちらも満足げに見やるキーナです。  
「う〜ん 確かにいい感じかも〜」  
まるで体操するように体を動かし、感触を確かめるブランシュ、その股間では縄に開かれた秘唇と  
その中の粘膜が、体の動きに連動して形を変え、キーナの目を楽しませます。 そんな中心に  
「ふー」  
息を吹きかけると、肉襞はヤワヤワと蠢き、小孔が何かを迎えるかのようにくっと口を拡げ、  
「あん」  
ブランシュは股間を押えて後ろに飛びのきました。  
そんな時、いきなり部屋のドアがノックされました。  
「お〜い、二人とも、下を手伝って欲しいんだけど」  
ドア越しにかけられたアイルの声が、硬直していた二人の呪縛を解きました。  
「わ、わかった、今行くから!」  
二人は慌てて服を着て、部屋を飛び出しました。 階段を駆け降りようとしたキーナは  
「…っ!」  
股間を襲った刺激の強さに思わず立ち止まり、今度はゆっくりと降り始めました。  
(こんなので一日、大丈夫かな? ちょっとやばいかも…)  
そんなキーナを、先に駆け降りたブランシュが、ちょっと意地悪そうな笑みで見ていました。  
 
それから二人は厨房と食堂での仕事をこなしました。  
幸いにも雨の影響でお客は少なかったのですが、それでも二人の少女には大変な仕事です。  
なにせ歩く、振り返る、しゃがむ、一つ一つの動作の度に秘所が思わぬ形で刺激されるのです。  
そのたびに甘い嬌声と吐息を抑えなければなりません。  
縊られて飛び出た胸の先端、その突起が服に擦れる感触もたまりません。  
休み時間にトイレで確認したときには、股間の縄は甘露がたっぷりしみ込んで変色していました。  
それをブランシュに指摘されて赤面し、後で思い出してまた赤面するキーナです。  
もっともブランシュの縄もじっとりと湿っていたんですが。  
しかも  
「キーナちゃん、これ、ばれちゃうかも〜」  
仕事の合間にブランシュが、こっそりと、しかし思わぬ事を口走りました。  
「縄を結んだところが出っ張ってるでしょ? 服の上からもわかっちゃうかもよ?」  
そんなブランシュの言葉に、思わずキーナはブランシュの体に目を凝らしました。  
心なしか、背中や腰の後ろ、結び目のあるあたりの服が出っ張っているような気が…  
慌てて自分の姿を確認しようとして、そこで気が付きました。 それらの部分は自分では見えないのです。  
しかもここは冒険者の宿、当然お客には冒険者が多く、職業柄か観察力が鋭い客も多いです。  
そう考えてしまうと、あっちの卓の男のにやにや笑いも、如何にも自分に向けられたように思えます。  
(…ばれてる? 私が縄をこすり付けて楽しんでいるってばれてる?)  
あっちの女性僧侶の褪めた視線は自分への軽蔑でしょうか。  
(そうだよね、こんなことする女の子、軽蔑されて当たり前だよね…)  
カウンターで初老の男性がバソンさんと話しているのは  
(私を晒し者にする相談? 私ここで剥かれちゃうの?)  
そしてキーナは、屈強な男性にがっしり捕らえられてしまうのです。  
伸びてきた幾本もの手が、彼女の悲鳴にも哀願にも容赦なく服を毟り破っていきます。  
さらけ出されるのは、縄に縊られ、乳首を勃起させ、股間を熱く濡らした裸身。  
そんな裸身を必死に隠そうとしゃがみこむ彼女を中心に、でも汚らわしいものを避けるように一定の  
距離を置いて、人の輪が作られます。 周囲から投げつけられるのは、下卑た野次と嘲笑と軽蔑の視線。  
それらを受けて、さらに濡らしてしまう生贄に、野次と嘲笑はさらに高まり、視線は温度を下げます。  
いつの間にか、彼女は表の通りに放り出されていました。 中心街の人通りの多い通りです。  
人垣は縄化粧の少女を避けるように割れて、少女の歩みを妨げるものは、人々の視線をさえぎるものは  
何もありません。 彼女の全てが、彼女の行っていることの全てが、見知らぬ人々に曝け出されます。  
彼女を指差して哂う者、ヒュゥと口笛で囃し立てる者、子供の目を覆い見せまいとする親。  
そんな見物人に囲まれながら、彼女はゆっくりと歩を進めます。  
 
と、見物人の一人から声がかけられました。  
彼女は恥ずかしそうに頷くと、言われたとおりに膝を大きく開きました。 縄を含んだ柔肉が見物人に  
突き出されます。 人々の視線がそこに集中している事を、彼女は皮膚で粘膜で心地よく感じます  
そのまま彼女は一点の力を抜きます。 勢い良く放出された尿水は縄にせき止められて、彼女の足をだらだらと  
汚しながら街路に垂れ下って行きます。 そんな様子に彼女を囃し立てる野次はいっそう高くなり、その野次が  
彼女の感情を昂ぶらせ、ついに彼女は頂点に…  
「おーい、キーナってば!」  
いきなりかけられた言葉に、  
「っきゃ!」  
思わず彼女はしゃがみこんでしまいました。  
我に返ると、視界に広がるのは悲鳴を挙げたウエイトレスを不思議そうに見る客達と、びっくりしたように  
キーナを見下ろすアイルです。  
「…えっと… い、いきなり大声出さないでよアイル!」  
しゃがんだまま、アイルに文句をつけるキーナ。 そんなキーナに戸惑ったように  
「え? いや、何回も呼んだんだけど… ごめん…」  
そんなアイルの言葉に、  
(うわ、私ってば、そんなに長い間妄想してたの? こんなお客さんの前で…)  
キーナは、凄い勢いで赤面してしまいました。  
と同時に、最後まで妄想し切れなかったことを恨めしく思い、そんな感情にさらに赤面してしまいます。  
「ん、もう、わかったわよ。 で、何?」  
照れ隠しに乱暴な言葉遣いで答えながら、勢い良く立ち上がろうとするキーナ。 そんな動きに股間の縄が  
刺激を返してきます。 キーナの腰がちょっとだけ引かれました。  
彼女の足元の小さな液溜まりは、結局誰にも気が付かれずに済みました。  
 
ようやく一日の仕事が終わり、二人は居室に引き上げました。  
「ふーっ」  
キーナが大きく息をつきます。   
仕事自体はきつくなかったのですが、何度も小さい絶頂を迎えた体は、特に下半身はくたくたです。  
「さて〜 ほどいちゃいましょう」  
ブランシュはそう言うと、着衣を脱ぎ始めました。  
「え… う、うん」  
もうちょっと味わっていたい思いと、これ以上締めていると大変なことになりそうな恐れとで複雑な思いの  
キーナですが、結局素直にブランシュの縄を解いていきます。  
 
胸の方を解いて、股間縄を解くためにしゃがみ込むと、大量の蜜をまぶした粘膜が縄によって全貌をあらわに  
されています。 そんな様子に、思わず惹きこまれるようにキーナは指を伸ばしました。  
「あ…うん」  
キーナの指が軽く粘膜をなぜると、連動するようにブランシュの甘い声が挙がり、キーナの肩に置かれた  
手に力が込められます。  
そんなブランシュの反応をしばらく楽しんでから、キーナは湿った縄をほどきはじめました。  
左右からの引っ張りからようやく開放された柔肉が、ゆっくりとその口を閉じていきます。 しかし完全に戻ることは  
無く、その隙間から皺の寄った肉襞をはみ出させてフルフルと震えています。  
まるで物足りなさを表しているような様子に、小さくクスリと笑ったキーナは、その部分全体をくわえ込むように  
口をつけ、一気に吸い上げました。 ズズーッと大きな音とともに  
「う、きゃうっ!」  
悲鳴を挙げたブランシュの手がキーナの頭を押さえ、そのキーナの口中に夥しい粘液が放出されました。  
しばらく硬直していたブランシュは、やがてストンと腰を落としてしまいました。  
「ふにゃ〜」  
力の抜けた顔でそんな声を漏らすブランシュに、  
「うん、ブランシュちゃんって美味しいね」  
口の周りを粘液でてからせて、キーナが笑顔でのたまいます。  
「う〜 キーナちゃんのいじわる〜」  
ブランシュはキーナの頭を拳でぽかぽかと叩き始めました。 ぜんぜん痛くありませんが、頭を抑えて逃げるキーナ。  
ようやくブランシュが落ち着いたところで  
「んじゃあ、次は私ね」  
立ち上がったキーナが服を脱いでいきます。 その背後でブランシュの目がキラーンと光りました。  
ブランシュは、いそいそとキーナの縄を解いていきます。  
胸の縄を解いて、下に取り掛かったところで  
「えい!」  
ブランシュは股縄の前後をぐっとつかむと、思いっきり持ち上げました。  
彼女の体力ではキーナの体を浮かせることは出来ませんでしたが  
「…っ!」  
その力で存分にキーナに食い込んできた縄の強烈な刺激に、キーナは悲鳴も挙げられずに蹲ってしまいました。  
「ふっふっふ〜」  
全裸で腰に手を当てて薄い胸を張り、勝ち誇ったように笑うブランシュ。 もっともその笑いは女の子座りから  
見上げるキーナの、涙を溜めた視線に途切れました。  
「…えと〜 ち、ちよっとやりすぎちゃったかな〜?」  
額に汗玉なんぞを浮かべながら、焦った様にブランシュが言います。  
 
「こ、今度はちゃんと解くから〜 ほら立って」  
腕を掴んで引っ張り挙げようとするブランシュ、そんなブランシュに腰をもじもじとさせたキーナが  
「あの… 立てない… 脚の力が…」  
「え? もしかしてキーナちゃん、あれでいっちゃったの?」  
どうやら積もり積もった刺激に、ブランシュの悪戯がとどめになったようです。  
涙目のまま赤い顔で頷くキーナに、ブランシュはくすくすと笑いながら  
「しょーがない、んじゃ〜そのままほどいてあげましょ〜」  
キーナちゃんは〜 縄でいっちゃう〜 とってもかわいい〜 すけべいさん〜  
と珍妙な歌でキーナの赤面に追い討ちをかけながら、座り込んだキーナの腰縄をほどいて行き、縦縄を  
どうするかでふと手が止まってしまいました。  
床に押し付けられたキーナの臀部、その下を濡れた肉に食い込むように走る縦縄、それを外す手段は…  
「えい!」  
ちょっと考えた後、ブランシュは後ろ側から勢い良く縦縄を引き抜きました。  
その結果、ぐずぐずに濡れそぼった縄は、先ほど達したばかりで非常に敏感になっている女性の女性たる部分と、  
その後ろにある窄まり、その間にある敏感な部分も激しくこすりたてながら抜けていきした。 しかも縄には  
結び目が施されているのです。  
「…!」  
今度こそ決定的な刺激を受けたキーナは、胸を抱くようにして腰を浮かし、そのまま数瞬硬直した後  
「ほえ?」  
そのまま、キーナの体が後ろに傾いて  
「むぎゅ!」  
ブランシュを枕にするように倒れこんでしまいました。  
「うきゅ〜 キーナちゃん、重い〜」  
失礼なことをのたまいつつじたばたする枕を無視するように、キーナはうっとりした表情で天井を見上げています。  
膝が立てられた足ははしたなく広げられ、その間には彼女の吐き出した盛大な液溜まり。 そんな彼女の秘所は、  
ちょっと赤く腫れながら、更なる涎を垂れ流してひくひくと動き続けているのでした。  
 
その後、体が落ち着いた一人とようやく解放された一人は、服を着て後始末に取り掛かりました。  
もちろん、下着なんて着けません。  
恥ずかしい水溜りを拭き取って、縄を片付けます。 そのあまりの湿り具合に、これは干すべきか否か  
真剣に悩んだりもしましたが。  
「ね、ブランシュ、明日は私が開く方ね」  
「あれ大変だよ〜 せき止めるものが無いからぽたぽた垂れちゃって〜」  
話し合う必要も無く、明日も縛ることが決定しているようです。  
と、ガチャとドアが開いて  
「ふいー 慣れない仕事はつらいぜ」  
ディケイが疲れた顔で入ってきました。  
「あ、ディケイ兄やん、おかえりー」  
「おう、お? なんだ、縄なんて出して?」  
二人の手の縄に気が付いたディケイの質問に、キーナは慌てました。  
「あ… これは…」  
「ちょっと、縄の結び方の練習をしようと思って〜」  
ブランシュのほうが機転を利かせた返事を返します。  
「おう、それなら俺が教えてやる、ちょっと貸せ」  
さすがは専業シーフ、ブランシュの手からあっさりと縄を取り上げて捌き始めると  
「何だこれ? 濡れてるぞ?」  
(あ… それ私の!)  
思わず悲鳴を挙げそうになるキーナ、そんな横からブランシュが  
「キーナちゃんが濡らしたんだよ〜」  
(いやー 言わないでー! ばれちゃうー!!)  
ディケイの不振そうな視線に半ばパニックになりながら、キーナは  
「な、なんか! 濡らした方が良いって書いてあったから! ちゃんと水で濡らしたよっ!」  
なんか語るに落ちる寸前な台詞ですが  
「そ、そうか。 まあ確かに濡らした方が結び目が締まるし…」  
赤くなったり青くなったりしているキーナの顔色と、台詞の勢いに首を捻りながらも、ディケイは疑いもせず  
キーナの愛液が染み込んだロープでロープワーク講座を始めました。  
ディケイの指がロープを捌くたびに、恥ずかしさに襲われて腰をもじ付かせるキーナ。 そんなキーナの横顔に  
面白そうな視線を投げるブランシュ。  
結局、ロープワーク講座は二人の耳には大して入らず、ディケイのくたびれ損になるのでした。  
 
   【第四部 完】  
 
 

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