《二人の少女の密かな楽しみ》【第六部】
長く続いた雨がやみ、タイデルの街に青空が戻って来ました。
そして、同時にキーナ達の無役な日々も終わりを告げました。
アラニンさんの依頼を受けて、ラバンに向かうのです。
今日はその出発の日、皆は早くから準備に取り掛かっています。
そんな中、キーナとブランシュはこっそりと<緑のさざなみ亭>の裏庭に出ました。
久しぶりに使えるようになった"二人のトイレ"を使うためです。
何せここは自分達の職場、見られるとしたら確実に知っている人です。
もしかしたら"家族"に見られてしまうかもしれないのです。
昨日久しぶりにやった"街の縄張り付け"とは違ったスリルと興奮が味わえます。
そしてこれが最後と言うことで、二人は初めての"大"の方に挑戦しました。
自分のイニシャルを刻んだ木の根元で、陽光に照らされ風に吹かれながらながらその独特の
匂いに包まれる行為は、二人の背筋に興奮の震えを引き起こします。
さすがに恥ずかしくて、すぐに埋めて土をかけてしまいましたが…
そして二人は気付いてしまいました。 街中でそれをやったら、隠すことが出来ない事に。
自分の出したものがずっと人目に晒される。 その匂いを嗅がれ続ける。 それを想像しただけで
二人の少女は太腿を擦り合わせ、熱い目でお互いを眺めるのでした。
ラバンでは絶対にやろう、そう誓い合う二人でした。
それから部屋に戻って、二人の少女は旅装を整えます。
全裸になって、まずはお互いのプラグの挿入。
いまや二人とも指二本の太さのものは難なく収められるまでになっています。
キーナはいぼつき、ブランシュはちょっと曲がったモノを選択しました。
しばらくプラグを出し入れして楽しんでから、しっかり収めて次に縄を取り出します。
一部が何度も濡れて変色している縄を、二人とも慣れた手つきで捌いていきます。
ブランシュの方は体の前面に幾つもの菱形が並んだ綺麗な縛りです。 秘所も二本の縄で菱形に
拡げられ、、その内容を曝け出しています。 縄で絞ってもたいして胸に変化が無いのが残念ですが…
キーナは服装の関係でかなり省略した縛りです。 不満そうなキーナですが、股間縄一本を
食い込ませた上から二本の縄で押さえつけるというきつい縛り方にすることで我慢するようです。
もちろん食い込む縄は結び目付、胸の方もしっかり絞りだします。
そして、キーナはブランシュの尻溝の二本の縄の間から、尻尾房を取り付けてあげます。
キーナの改良によって、プラグの尻に小さな螺子で尻尾房を取り付ける機構が装備されているのです。
取り付けられるアタッチメントは鈴、曳き紐を通す輪、フックなどが用意されています。
ずべてキーナの自信作です。
それらの道具と残りのプラグ、首輪と曳き紐はブランシュの"秘密の女の子ポーチ"に隠され、
荷物の奥底に大事に収納されました。
二人は服を着ると、お互いに変なところが無いか確認しあった上で、荷物を持って階下に降りました。
お世話になった<緑のさざなみ亭>のバソンさんとおカミさんに見送られ、キーナたちはラバンに
向けて出立します。
キーナ「お世話になりました。いってきまーす(手を振る)」
アイル「久しぶりの街の外だから、ドキドキするなあ」
GM/バソン「気をつけてな〜(手を振り返す)…看板娘が一度に三人ともいなくなると、さすがに
人を探さないと」
一同「ホントだね(笑)」
【二人の少女の密かな楽しみ 完】